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村造りシミュレーション
第46話 チュートリアル(エネルギー)
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「まず、使用できるエネルギーについてです。
現在の拠点規模による生成量が500、消費量が200。
所属妖怪の生成量が140、消費量が330になります。
トータルは、640引く550で1日辺りの収支はプラス90ほど」
以上。
ワクワクと喜び勇んでやって来た俺を初撃で撃沈してくれた結のご説明である。
何故撃沈なのかと言うと、
「何かの間違いじゃなくて?
たった90?」
ゲームだと1日の収支はプラス1000くらいあったのに、1/10以下の計算だ。
「間違いありません。
まず、拠点消費量ですが、私の維持コストが20、温泉が50、食料生産設備が50、妖精維持コストが0.1掛ける500体で50、家の光熱費等が合計30です」
「確かに200だね。
て、言うか光熱費とかも掛かるのか……」
ゲームだと、妖精の維持コストしか出てきていなかったけど、住人が住むことで彼らが食料生産とか薪拾いのような仕事をしてたからかな?
「次に所属妖怪の消費量ですが……」
「あ、そっちは分かるから良いよ。
雛菊がプラス50、紅葉がマイナス40だろう?」
生産系はプラス、戦闘系はマイナス。
消費量は、SSRが50、SRが40だった。
朧と朔は、本来仲間にならない鬼族だけど、EXクラスだと予想が付く。
『夢幻千年京』の主人公相棒である紗智は、EXクラスでプラス100だった。
「その通りですが、これまで龍脈エネルギーに触れてみえなかったのに、良くご存知でしたね……」
「いや、これでも一応妖怪と関わりのある家柄だから!」
ヤバい。
めっちゃ疑われてる。
ゲーム知識があるからと、知らないはずの情報を開示したのが間違いだった。
「……そんなものなのですね。
続けます。
現状では、7000ほどのエネルギーが貯まっておりますので、ある程度は整備を整えられるかと思いますが、妖精を増やすのと食料生産設備を増設する場合は、維持コストが上がるので注意して下さい」
一応、スルーはしてくれるようだ。
……初期ポイントは結構あるな。
下手な使い方をすると詰むけど……。
「まず、生成量を増やしたいと思うんだけど?」
資源消費型ゲームでの基本行動。
1日の供給量を上げることで、後々大きな差が生じる。
「龍穴のランクアップですね?
1段階上げるには、5000ほどのエネルギーを消費します。
ランクアップ後は50ほど、生成量が増えますね」
「収支が黒字化するまで100日ってこと?!
そんなに、効率が悪いの?」
ゲームだとそんな悪い効率じゃなかったはずだけど……。
どうしようかな?
「……まずは柵を防壁に変更しませんか?
防壁は最初に作成コストを掛けるだけで、維持コストが必要ありませんよ?」
「……それしかないか。
どれくらいのコストが必要?」
薬屋のような店系は、妖精を従業員として配置する必要があったはず。
誰が買いに来るんだとは思うけど、その仕様が適用されるなら、妖精を増やす分維持コストが増える。
「一番弱い耐久力30ですと、1メートル辺り30消費します。
そこから10刻みで耐久力の高いものがあり、同数のエネルギー消費となってます」
「本当に低コスト……」
「ちなみに、今ある柵を入れ換える場合ですと、34足す22の2倍で116メートル分が必要です」
「全然安くないじゃないか!」
一番耐久力の低い防壁でも現在の貯蔵量の半分を使用することになる。
雛菊達が自力で、柵を作るわけだよ!
「この拠点には空き地がありますので、そこを省きますと、23足す22の2倍で90メートルで済みますよ?」
「それでも2700も消費するじゃないか!」
ゲーム世界なら3日で補填できるけど、こっちじゃ、1ヶ月も掛かるだろうに!
何でこんなハードモード異世界転生なんだろう?
「では、採掘場を用意するのはどうでしょう?
採掘場で石材を準備すると、防壁の生産コストが1/3になります。
その代わり採掘場に30人、防壁作成に30人の妖精を増やす必要がありますが、妖精の維持コストは10人で1です。
よって、1メートルの防壁作成に必要なコストは、初期コストとして、採掘場100と妖精召喚60掛かりますが、それ以降は、1メートル辺り12になる試算です」
頭を抱えていた俺に結が提案したのは、補助施設設置の案。
確かに採掘場は、石材使用系の施設作成コストを1/3にする強力な補助施設だった。
「一応、90メートル防壁を作る予定で試算できる?」
「はい。
……160プラス1080で1240ですね」
「おお!
じゃあそれで行こう。
防壁を作成し終わった妖精は薬屋にも回せるだろうし……」
意外となんとかなりそうじゃないか?
やっぱ、こういうあれこれを考えるのが、町造りシミュレーションの醍醐味だよな。
……今回は、結に助けてもらったけど!
さあ、色々とやるぞ!
「……妖精召喚と採掘場の準備で大量にリソースを使用しますので、本日はここまでですね」
「え……」
せっかく、やる気になったのにあっさりと仕事が終わった。
そういえば、雛菊も朝少し指示をして終わりだった。
マジでクリエイトモードのノートパソコン要らないじゃん!
「……果実の収穫が遅れ気味のようですので、そちらをお願いします」
「……マジか」
挙げ句、いつものお仕事を言い付けられる。
龍脈エネルギーによって年中収穫出来るのはありがたいけど、果実回収って大変なんだよな……。
現在の拠点規模による生成量が500、消費量が200。
所属妖怪の生成量が140、消費量が330になります。
トータルは、640引く550で1日辺りの収支はプラス90ほど」
以上。
ワクワクと喜び勇んでやって来た俺を初撃で撃沈してくれた結のご説明である。
何故撃沈なのかと言うと、
「何かの間違いじゃなくて?
たった90?」
ゲームだと1日の収支はプラス1000くらいあったのに、1/10以下の計算だ。
「間違いありません。
まず、拠点消費量ですが、私の維持コストが20、温泉が50、食料生産設備が50、妖精維持コストが0.1掛ける500体で50、家の光熱費等が合計30です」
「確かに200だね。
て、言うか光熱費とかも掛かるのか……」
ゲームだと、妖精の維持コストしか出てきていなかったけど、住人が住むことで彼らが食料生産とか薪拾いのような仕事をしてたからかな?
「次に所属妖怪の消費量ですが……」
「あ、そっちは分かるから良いよ。
雛菊がプラス50、紅葉がマイナス40だろう?」
生産系はプラス、戦闘系はマイナス。
消費量は、SSRが50、SRが40だった。
朧と朔は、本来仲間にならない鬼族だけど、EXクラスだと予想が付く。
『夢幻千年京』の主人公相棒である紗智は、EXクラスでプラス100だった。
「その通りですが、これまで龍脈エネルギーに触れてみえなかったのに、良くご存知でしたね……」
「いや、これでも一応妖怪と関わりのある家柄だから!」
ヤバい。
めっちゃ疑われてる。
ゲーム知識があるからと、知らないはずの情報を開示したのが間違いだった。
「……そんなものなのですね。
続けます。
現状では、7000ほどのエネルギーが貯まっておりますので、ある程度は整備を整えられるかと思いますが、妖精を増やすのと食料生産設備を増設する場合は、維持コストが上がるので注意して下さい」
一応、スルーはしてくれるようだ。
……初期ポイントは結構あるな。
下手な使い方をすると詰むけど……。
「まず、生成量を増やしたいと思うんだけど?」
資源消費型ゲームでの基本行動。
1日の供給量を上げることで、後々大きな差が生じる。
「龍穴のランクアップですね?
1段階上げるには、5000ほどのエネルギーを消費します。
ランクアップ後は50ほど、生成量が増えますね」
「収支が黒字化するまで100日ってこと?!
そんなに、効率が悪いの?」
ゲームだとそんな悪い効率じゃなかったはずだけど……。
どうしようかな?
「……まずは柵を防壁に変更しませんか?
防壁は最初に作成コストを掛けるだけで、維持コストが必要ありませんよ?」
「……それしかないか。
どれくらいのコストが必要?」
薬屋のような店系は、妖精を従業員として配置する必要があったはず。
誰が買いに来るんだとは思うけど、その仕様が適用されるなら、妖精を増やす分維持コストが増える。
「一番弱い耐久力30ですと、1メートル辺り30消費します。
そこから10刻みで耐久力の高いものがあり、同数のエネルギー消費となってます」
「本当に低コスト……」
「ちなみに、今ある柵を入れ換える場合ですと、34足す22の2倍で116メートル分が必要です」
「全然安くないじゃないか!」
一番耐久力の低い防壁でも現在の貯蔵量の半分を使用することになる。
雛菊達が自力で、柵を作るわけだよ!
「この拠点には空き地がありますので、そこを省きますと、23足す22の2倍で90メートルで済みますよ?」
「それでも2700も消費するじゃないか!」
ゲーム世界なら3日で補填できるけど、こっちじゃ、1ヶ月も掛かるだろうに!
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「では、採掘場を用意するのはどうでしょう?
採掘場で石材を準備すると、防壁の生産コストが1/3になります。
その代わり採掘場に30人、防壁作成に30人の妖精を増やす必要がありますが、妖精の維持コストは10人で1です。
よって、1メートルの防壁作成に必要なコストは、初期コストとして、採掘場100と妖精召喚60掛かりますが、それ以降は、1メートル辺り12になる試算です」
頭を抱えていた俺に結が提案したのは、補助施設設置の案。
確かに採掘場は、石材使用系の施設作成コストを1/3にする強力な補助施設だった。
「一応、90メートル防壁を作る予定で試算できる?」
「はい。
……160プラス1080で1240ですね」
「おお!
じゃあそれで行こう。
防壁を作成し終わった妖精は薬屋にも回せるだろうし……」
意外となんとかなりそうじゃないか?
やっぱ、こういうあれこれを考えるのが、町造りシミュレーションの醍醐味だよな。
……今回は、結に助けてもらったけど!
さあ、色々とやるぞ!
「……妖精召喚と採掘場の準備で大量にリソースを使用しますので、本日はここまでですね」
「え……」
せっかく、やる気になったのにあっさりと仕事が終わった。
そういえば、雛菊も朝少し指示をして終わりだった。
マジでクリエイトモードのノートパソコン要らないじゃん!
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