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第20話『恋を結いて』
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「好きです! 私と付き合ってください!」
私が沙耶先輩に好きだと言おうとしたのに、そんな声が聞こえてしまったので何も言えなくなってしまった。
周囲を見渡しても生徒さんの姿は全然見えないから、沙耶先輩や私に対して告白したわけではないだろう。ちょっと安心した。
「……あそこの2人かな」
「えっ?」
沙耶先輩はベンチ後方を指さす。
振り返るとちょっと遠くの方に2人の生徒がいる。黒髪ロングヘアの女の子と、茶髪のショートボブの女の子。茶髪の子が目を見開いている様子からして、黒髪ロングヘアの女の子の方が告白したのかな。
「黒髪ちゃんが告白したみたいだね」
「そうみたいですね。茶髪さんの方が戸惑っているように見えますが」
「いきなりの告白だったのかもね。それか、茶髪ちゃんにとって予想外だったのか。しっかし、私達がここにいることを承知の上で告白したのかな。あんなに大きな声で告白しちゃって。まあ、私はそういう思い切りのいい子も割と好きだけれど」
「どうでしょうね。告白しようと思うと、その相手以外は見えなくなるんじゃないですか」
「おっ、随分と可愛らしい考えだね。まるで、その手の経験があるようなにも思える」
「べ、別に告白した経験はありませんよ」
告白しようとした経験は何度もあるけど。あなたにね。
もし、今……ここで沙耶先輩に告白していたら、茶髪さんのように沙耶先輩も戸惑ったのかな。
「琴実ちゃん。あの2人をカップルにするよ」
「えっ? どうしてですか?」
「茶髪ちゃんも戸惑っているようだけれど、きっと黒髪ちゃんのことが好きだと思う。でも、女の子同士で恋愛をしていいのかどうか迷っているようだ」
「こんなに短い時間でそこまで分かっちゃうんですか?」
「いや、ただの勘だよ」
「勘だったんですか……」
けれど、女性同士の恋愛にここまで関心を向けているところをみると、沙耶先輩……女の子と付き合うことに抵抗はないみたい。
「それに、ここで茶髪ちゃんが振ったら、黒髪ちゃんがぐれてしまうかもしれない。もしかしたら、茶髪ちゃんにも影響があるかもしれないね」
「2人の間に気まずい空気ができるとは思いますが、さすがにぐれたりはしないかと……」
「行くよ、琴実ちゃん。生徒に幸せな高校生活を送ることができるようにするのも、風紀委員の立派な務めだからね!」
人の話を全然聞いていないよ、まったく。
沙耶先輩はベンチから立ち上がって、颯爽と2人の所に向かっていく。ここで見守っているだけじゃ駄目なのかなぁ。
「お2人さん。恋について悩んでいるのなら、風紀委員の私達がお助けするよ」
ああ、堂々と2人の前に姿を現してしまった。しかも、さっきの告白を聞いていたことも言っちゃっているし。そのせいなのか、告白した黒髪さんだけじゃなくて、告白を受けた茶髪さんまで顔を赤くし始めている。
「さっきの私の告白、聞かれていたんだ……」
「ううっ、恥ずかしいよ。告白されてどうすればいいか、もっと分からなくなっちゃった……」
沙耶先輩が姿を現したから2人とも恥ずかしがっているじゃない。これじゃ、変な空気になって茶髪さんの考えが纏まらなくなりそう。
「2人とも、ごめんなさい。私達、風紀委員の仕事で校内の見回りをしていて、その……さっきの告白は休憩中にたまたま聞いちゃったんです。ですから、私達のことは気にせずに続けてください! ほら、沙耶先輩、仕事に戻りますよ!」
「琴実ちゃん。黒髪ちゃんは頑張って告白したんだよ。彼女の告白が成功するようにフォローしないと!」
「私達がいることで、茶髪さんが本音を言えなくなるかもしれないじゃないですか。頼まれてもないのにフォローするなんて単なるお節介ですよ。2人ともごめんなさい。私達、今すぐにいなくなりますので……」
それに、これは2人の問題なんだし、万が一、このことが原因で2人がぐれたとしても、そのときは風紀委員としてしっかりと対応すればいいんじゃないかと思う。
「……あたしだって好きだよ。でも、女の子同士で付き合ってもいいのかどうかがよく分からなくて」
茶髪さんは顔を真っ赤にしながらそう言った。
そうか。茶髪さんは黒髪さんのことが好きなんだ。でも、女の子同士で付き合うことがいいことなのかどうか分からなくてとっても不安なんだ。
そういえば、私……あまりそういうことは考えたことがなかったな。沙耶先輩と付き合いたいとばかり。
「そっか。茶髪ちゃんと黒髪ちゃんは両想いだったんだね。それなら、恋人として付き合う資格は十分にあると思うよ。性別が同じだから付き合っちゃいけないなんてことはないよ。好きだという気持ちが重なっているなんて、とても素敵なことだと私は思うよ」
「確かに、沙耶先輩の言うとおりですね。好きという気持ちさえ一緒なら、付き合うことにおいて性別のことで悩む必要はないと思いますね」
私だって沙耶先輩のことが好きだし。
「付き合うかどうか悩んでいるなら、黒髪ちゃんのパンツを堪能すればきっと決断できると思うよ。好きな人のパンツならきっと最高だって思えるし!」
「それは沙耶先輩だけだと思いますよ」
目を輝かせて何を言っているんだか。パンツで付き合うかどうか決めるなんて、きっと沙耶先輩だけだと思うけど。
でも、沙耶先輩は好きな人のパンツなら最高だって思えるんだ。私のパンツも前にいいって言ってくれたから、脈があると思っていいのかな?
「ふふっ。噂通り、朝倉先輩ってパンツが大好きなんですね」
茶髪さんはくすくすと笑っている。
きっと、黒髪さんはこういう笑顔を見て、茶髪さんのことが好きになったのかもしれない。
もしかして、先輩がパンツのことを言ったのは茶髪さんの緊張をほぐすため……じゃないよね。あの時の目は本気だったから。
「……性別なんて、関係ないんですよね。好きだって言われて嬉しいですし、あたしも前から好きなので……その気持ちを信じて彼女と付き合おうと思います」
「本当に……いいの?」
「うん」
「……ありがとう」
そう言うと、黒髪さんは涙を流して茶髪さんのことを抱きしめた。もしかしたら、彼女は女の子相手に好きだという気持ちを伝えるのが不安だったのかもしれない。
「朝倉先輩と……あなたは?」
「1年の折笠です」
「折笠さん。ありがとうございます。告白して良かったです」
「私と琴実ちゃんは風紀委員として告白のお手伝いをしただけさ。2人とも、幸せな高校生活を送ってね。でも、校則はしっかりと守ること。節度ある楽しい交際をしてね」
『はいっ!』
声が揃うなんてさっそくカップルらしいところを見せてくれる。この2人なら、きっといいカップルになれると思う。
「じゃあ、私と琴実ちゃんは仕事があるから、これで失礼するよ」
「お、お幸せに」
「何かあったら風紀委員会に遠慮なく相談しに来てね」
バイバイ、と沙耶先輩は手を振って2人の元から離れる。私も先輩について行く形で離れていく。
「告白が成功して良かったね、琴実ちゃん」
「そうですね。まさか、沙耶先輩がこういうことに首を突っ込むとは思いませんでした」
「……まあ、2人の様子を見たら互いに相手を想っていることは一目で分かったからね」
「へ、へえ……?」
それにしては、私が沙耶先輩を好きだと想っていることは気付いてないみたいだけど。自分のことに関しては鈍感なのかなぁ?
「じゃあ、巡回に戻ろうか」
「すみません、その前に……お手洗いに行ってきていいですか? さっき、レモンティーを飲んだのでちょっと……」
「……分かった。私も行こうかな。さっき、ブラックコーヒーを飲んだし」
「そうですか」
コーヒーにはカフェインがたくさん入っているもんね。
「……一緒の個室に入ろうか?」
「嫌ですよ!」
「……見られるのはお互い様だけど」
「パンツを見せるだけならまだしも、そ、その……パンツの中は見せたくありませんから! それに、その……」
沙耶先輩でも用を足しているところなんて見られたくないし。
でも、一緒の個室に入ろうって言ったってことは、沙耶先輩は私にパンツの中身や、用を足しているところを見られてもいいと思っているの?
「……ごめん。冗談で言ったつもりだったんだけど」
「冗談には聞こえませんよ! まったくもう!」
見られるのはお互い様とか言われたら、本気で一緒の個室に入りたいんだって思うに決まっているじゃない!
ただ、そこまで重度な変態じゃなかったことにちょっと安心している。
「ほら、さっさと行きますよ。私、けっこう我慢しているんですから」
「奇遇だね。私もけっこう我慢しているんだ」
「それなら、別々の個室に入った方がお互いのためでしょう? 我慢は体に毒ですから」
「そうだね」
こんなところで気持ちが重なってしまうなんて。どうせなら、好きだという気持ちが重なってほしいよ。
沙耶先輩の案内で、私達はここから一番近くにあるお手洗いへと急ぐのであった。
私が沙耶先輩に好きだと言おうとしたのに、そんな声が聞こえてしまったので何も言えなくなってしまった。
周囲を見渡しても生徒さんの姿は全然見えないから、沙耶先輩や私に対して告白したわけではないだろう。ちょっと安心した。
「……あそこの2人かな」
「えっ?」
沙耶先輩はベンチ後方を指さす。
振り返るとちょっと遠くの方に2人の生徒がいる。黒髪ロングヘアの女の子と、茶髪のショートボブの女の子。茶髪の子が目を見開いている様子からして、黒髪ロングヘアの女の子の方が告白したのかな。
「黒髪ちゃんが告白したみたいだね」
「そうみたいですね。茶髪さんの方が戸惑っているように見えますが」
「いきなりの告白だったのかもね。それか、茶髪ちゃんにとって予想外だったのか。しっかし、私達がここにいることを承知の上で告白したのかな。あんなに大きな声で告白しちゃって。まあ、私はそういう思い切りのいい子も割と好きだけれど」
「どうでしょうね。告白しようと思うと、その相手以外は見えなくなるんじゃないですか」
「おっ、随分と可愛らしい考えだね。まるで、その手の経験があるようなにも思える」
「べ、別に告白した経験はありませんよ」
告白しようとした経験は何度もあるけど。あなたにね。
もし、今……ここで沙耶先輩に告白していたら、茶髪さんのように沙耶先輩も戸惑ったのかな。
「琴実ちゃん。あの2人をカップルにするよ」
「えっ? どうしてですか?」
「茶髪ちゃんも戸惑っているようだけれど、きっと黒髪ちゃんのことが好きだと思う。でも、女の子同士で恋愛をしていいのかどうか迷っているようだ」
「こんなに短い時間でそこまで分かっちゃうんですか?」
「いや、ただの勘だよ」
「勘だったんですか……」
けれど、女性同士の恋愛にここまで関心を向けているところをみると、沙耶先輩……女の子と付き合うことに抵抗はないみたい。
「それに、ここで茶髪ちゃんが振ったら、黒髪ちゃんがぐれてしまうかもしれない。もしかしたら、茶髪ちゃんにも影響があるかもしれないね」
「2人の間に気まずい空気ができるとは思いますが、さすがにぐれたりはしないかと……」
「行くよ、琴実ちゃん。生徒に幸せな高校生活を送ることができるようにするのも、風紀委員の立派な務めだからね!」
人の話を全然聞いていないよ、まったく。
沙耶先輩はベンチから立ち上がって、颯爽と2人の所に向かっていく。ここで見守っているだけじゃ駄目なのかなぁ。
「お2人さん。恋について悩んでいるのなら、風紀委員の私達がお助けするよ」
ああ、堂々と2人の前に姿を現してしまった。しかも、さっきの告白を聞いていたことも言っちゃっているし。そのせいなのか、告白した黒髪さんだけじゃなくて、告白を受けた茶髪さんまで顔を赤くし始めている。
「さっきの私の告白、聞かれていたんだ……」
「ううっ、恥ずかしいよ。告白されてどうすればいいか、もっと分からなくなっちゃった……」
沙耶先輩が姿を現したから2人とも恥ずかしがっているじゃない。これじゃ、変な空気になって茶髪さんの考えが纏まらなくなりそう。
「2人とも、ごめんなさい。私達、風紀委員の仕事で校内の見回りをしていて、その……さっきの告白は休憩中にたまたま聞いちゃったんです。ですから、私達のことは気にせずに続けてください! ほら、沙耶先輩、仕事に戻りますよ!」
「琴実ちゃん。黒髪ちゃんは頑張って告白したんだよ。彼女の告白が成功するようにフォローしないと!」
「私達がいることで、茶髪さんが本音を言えなくなるかもしれないじゃないですか。頼まれてもないのにフォローするなんて単なるお節介ですよ。2人ともごめんなさい。私達、今すぐにいなくなりますので……」
それに、これは2人の問題なんだし、万が一、このことが原因で2人がぐれたとしても、そのときは風紀委員としてしっかりと対応すればいいんじゃないかと思う。
「……あたしだって好きだよ。でも、女の子同士で付き合ってもいいのかどうかがよく分からなくて」
茶髪さんは顔を真っ赤にしながらそう言った。
そうか。茶髪さんは黒髪さんのことが好きなんだ。でも、女の子同士で付き合うことがいいことなのかどうか分からなくてとっても不安なんだ。
そういえば、私……あまりそういうことは考えたことがなかったな。沙耶先輩と付き合いたいとばかり。
「そっか。茶髪ちゃんと黒髪ちゃんは両想いだったんだね。それなら、恋人として付き合う資格は十分にあると思うよ。性別が同じだから付き合っちゃいけないなんてことはないよ。好きだという気持ちが重なっているなんて、とても素敵なことだと私は思うよ」
「確かに、沙耶先輩の言うとおりですね。好きという気持ちさえ一緒なら、付き合うことにおいて性別のことで悩む必要はないと思いますね」
私だって沙耶先輩のことが好きだし。
「付き合うかどうか悩んでいるなら、黒髪ちゃんのパンツを堪能すればきっと決断できると思うよ。好きな人のパンツならきっと最高だって思えるし!」
「それは沙耶先輩だけだと思いますよ」
目を輝かせて何を言っているんだか。パンツで付き合うかどうか決めるなんて、きっと沙耶先輩だけだと思うけど。
でも、沙耶先輩は好きな人のパンツなら最高だって思えるんだ。私のパンツも前にいいって言ってくれたから、脈があると思っていいのかな?
「ふふっ。噂通り、朝倉先輩ってパンツが大好きなんですね」
茶髪さんはくすくすと笑っている。
きっと、黒髪さんはこういう笑顔を見て、茶髪さんのことが好きになったのかもしれない。
もしかして、先輩がパンツのことを言ったのは茶髪さんの緊張をほぐすため……じゃないよね。あの時の目は本気だったから。
「……性別なんて、関係ないんですよね。好きだって言われて嬉しいですし、あたしも前から好きなので……その気持ちを信じて彼女と付き合おうと思います」
「本当に……いいの?」
「うん」
「……ありがとう」
そう言うと、黒髪さんは涙を流して茶髪さんのことを抱きしめた。もしかしたら、彼女は女の子相手に好きだという気持ちを伝えるのが不安だったのかもしれない。
「朝倉先輩と……あなたは?」
「1年の折笠です」
「折笠さん。ありがとうございます。告白して良かったです」
「私と琴実ちゃんは風紀委員として告白のお手伝いをしただけさ。2人とも、幸せな高校生活を送ってね。でも、校則はしっかりと守ること。節度ある楽しい交際をしてね」
『はいっ!』
声が揃うなんてさっそくカップルらしいところを見せてくれる。この2人なら、きっといいカップルになれると思う。
「じゃあ、私と琴実ちゃんは仕事があるから、これで失礼するよ」
「お、お幸せに」
「何かあったら風紀委員会に遠慮なく相談しに来てね」
バイバイ、と沙耶先輩は手を振って2人の元から離れる。私も先輩について行く形で離れていく。
「告白が成功して良かったね、琴実ちゃん」
「そうですね。まさか、沙耶先輩がこういうことに首を突っ込むとは思いませんでした」
「……まあ、2人の様子を見たら互いに相手を想っていることは一目で分かったからね」
「へ、へえ……?」
それにしては、私が沙耶先輩を好きだと想っていることは気付いてないみたいだけど。自分のことに関しては鈍感なのかなぁ?
「じゃあ、巡回に戻ろうか」
「すみません、その前に……お手洗いに行ってきていいですか? さっき、レモンティーを飲んだのでちょっと……」
「……分かった。私も行こうかな。さっき、ブラックコーヒーを飲んだし」
「そうですか」
コーヒーにはカフェインがたくさん入っているもんね。
「……一緒の個室に入ろうか?」
「嫌ですよ!」
「……見られるのはお互い様だけど」
「パンツを見せるだけならまだしも、そ、その……パンツの中は見せたくありませんから! それに、その……」
沙耶先輩でも用を足しているところなんて見られたくないし。
でも、一緒の個室に入ろうって言ったってことは、沙耶先輩は私にパンツの中身や、用を足しているところを見られてもいいと思っているの?
「……ごめん。冗談で言ったつもりだったんだけど」
「冗談には聞こえませんよ! まったくもう!」
見られるのはお互い様とか言われたら、本気で一緒の個室に入りたいんだって思うに決まっているじゃない!
ただ、そこまで重度な変態じゃなかったことにちょっと安心している。
「ほら、さっさと行きますよ。私、けっこう我慢しているんですから」
「奇遇だね。私もけっこう我慢しているんだ」
「それなら、別々の個室に入った方がお互いのためでしょう? 我慢は体に毒ですから」
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