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恋愛をススメる
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しおりを挟むコミュニケーション能力が高いってどういう奴の事をいうのだろうか?
周りの奴らからよく言われるけど、要は俺が彼と会話出来るのが彼らには理解が
出来ないのだろうけど、俺にしてみればどうしてこんな事ぐらい出来ないのかと
思ってしまうのです。
でもまあそういう認識をしてもらっている事は俺にとってけっしてマイナスには
ならないのだし、俺は適当にはぐらかす事にしているのだ。自分の優位性をわざ
わざ捨てるなんて事をする意味がない。別に簡単な事なのだ、少しばかりのコツは
あるとしてもカロリーを使えば、頭を働かさせれば理解出来る。
「それなりに楽しいと思えるんじゃないかな? 」
俺なんかよりも楽しめると思うのだ、いろいろなものが体験出来るのだから。
どんな感情が生まれるかとか実際に経験した方がよりリアルだと思えるのに、
それすらも必要ないと言い切ってしまうのだろうな、きっと。
意味だの何だのと考えれば切りが無い事は俺にだって分かるけど、そんな事など
無視して欲しいし、どう感じるのかを俺は知りたい。俺とは違うその感覚を教え
て欲しいから俺は彼に恋愛をススメるのです。
結構な変化があるのではと俺は期待している。
違うな。変化というよりは壊れて欲しいと思っている。
何があったとて変わらず、揺るがず、そこにある彼に対しての憧れはもう
壊したいという感情へ変わってしまっていた。
「誰か紹介しようか? 」
無理やりにでも、強引にでもそうしたいという願望が抑えきれなくて、溢れ出し
てしまった結果がどうなったのかと言えば、
「今すぐ死ぬのが一番コスパが良いと思わないか? 」
彼からの返事は一体何個会話を飛ばしたのだろうか?
あまりにも不用心だった、今からついていけるのだろうか?
必死に会話を巻き戻して、何処かにヒントは無かったかと思い返す。
高カロリーなその質問に俺は『 』と答えた。
でもそれが正しかったのかと言えば……
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