不定期∶ごっちゃもろもろ

加速・D・歩

文字の大きさ
5 / 10
・【完結】ラブドールをゲットした話

3 鈴木

しおりを挟む
『ラブドールを注文検討してみませんか?』と通知が届いた。

[空気嫁]が脳裏をよぎる。
 通知に書かれてるアドレスをクリックすると、サイズやら見た目の内容が事細かく書かれていた。
 まぁ、書いてあることは対象の顔を登録すると実物大の大きさのが届くから本人としてる感じになるらしい。

 ここでまた俺は悩んだ。確かに、オグラのナカは気持ちよかった。今まで使ってきた[オナホ]の中では。
 でも俺はやっぱ、女性が好きな訳で。[男のラブドール]ってもなぁ……ハードルが高い。

・・・よし、行ってみるか。




【電車】に乗って【風俗店】に来た。
 初めて使う。デリヘルでも良かった気がしたが、まぁいいや。こんな事で童貞卒するとはなぁ。
【店】に入ると意外とインテリアとか拘ってそうで、さすがレビューの星も高い所だと思った。
 予約の名を伝えて、【個室】に案内される。今日の相手は公式サイトに今日いる人の中で一応好みに近い女性を選んだ。
 出来るだけ、爪切ったり、一応風呂に入ってから来たりした。
 ドキドキはする。こんな中年なんか何度も相手してるだろうから。

「こんばんわぁ。マナでーす」
「ああ、スズキです」
「スズキさん、こーいう所は初めて?」
「っすね」

 脳内シュミレーションは完璧だったのにいざ、若い女性を目の前にすると緊張して上手く喋れなくて相槌する様な会話になってしまう。
 それでも、こんな客は他にも居るんだろう。彼女は、テキパキと俺との会話を続けながらも【ベッド】へ誘ってくれる。

 見た目は黒髪ロングの清楚系。こんな所で働いてて清楚はないだろうが、見た目は、だ。
 やっぱこういう女性と恋人や妻に……そんな人生にしたかった。
 で、ヤった感想。
 気持ちよかった。膣のナカってこんなんだったのか! って。エロ本読む時にリアリティ出るわ。
 まぁ、気持ちよかったし、最高の接客だと思ったよ。リップサービスで「また、来てくださいねぇ」と言う彼女と別れながら【夜道】を歩く。


[オナホ]を取り出してがむしゃらに、オグラの中に射精した。
 彼女のナカは気持ちよかったけど、イケなかった。でも、どうだ、オグラのナカじゃ即イキ。しかも大量。

 ああ、買うか[ラブドール]を。




──ピンポーン

「大荷物ですよ、よいしょ」
「ご苦労さまです」

【玄関】に届いた長方形の大きな箱。それを開ければ、全裸のオグラが居た。
 といっても[コレ]は[オグラの見た目をしたラブドール]なんだが。
 箱から取り出し、[ラブドール]とヤル為の専用の[マット]も買ってそれを敷いてから彼を横たわらせる。
 と、[ローション]を彼の身体にかけ、全身をマッサージするように揉み込みながら愛撫を始めると彼の身体が少しづつ血行が良くなるように赤く染まる。
 彼の口に、激しく舌を入れながらAVで見たようなのを参考にして口の中も忠実に作ってあるのか歯並び、の奥にある舌を乱暴に俺の舌で嬲る。
 初めて触る乳首も取れるぐらいに思いっきりつねあげてそれから[ローション]まみれの指の腹でこねていく。
 彼のちんこは、まあまあ、平均ぐらいだった。
 色は少しくすんでて、確かそれって経験があるって事だよな。
 ふうん。

 彼のチンコをブンブン振り回すように動かしながら、シコシコすれば形の良い勃起したちんこになった。
 で、ネットで買った[フラット貞操帯]俺の[ラブドール]になるんだから、コレちんこはいらねぇよな?

 雑に扱いながらシコシコするとチンコが跳ね、多分射精したんだと思う。精液は出なかったが、萎えてくチンポのえーっと、片方を金玉も通して根元まで通す。フタ側になるやつには管がついてて、チンポのおしっこ穴に通してからさっきのに合わすようにチンポを小さくしてから[付属の鍵]をかける。
 
 目の前の[オグラの身体]は俺の唾液で汚れた口元、形がおかしくなった乳首に幼児ぐらいのサイズになった潰れたチンポ。
 顔が美形じゃないのが残念だけどまあ。いいか。

 そんな彼を四つん這いの形にして、バックから掘る。男のくせにムチッとしたケツしやがって! と叩きながらナカを堪能すると、叩く振動と、叩かれて感じてるのか自動的にキュウギュウ締まるケツにニヤリとする。
 散々中出ししたあと、まぁ[ラブドール]だしどうだって良いが口に持っていき、俺のチンポを挿入して、口マンもナカがグチグチャと汚ぇ水音を出しながら根元まで入れて胃の中に精液を出した。

[ラブドール]が来てから、昼夜問わず、時間も平日、休日関係なしに俺がシたい時に使う。道具なんだから当たり前だろ。

 四つん這いの時もそうだけど、色んなポーズが出来るんだよな、例えば……俺は体硬いから無理だけど、前に体操選手がやってた。Y字バランスとか。
 彼を立たせて片脚を持ち上げて、と。で、手は本来なら脚を持つんだが、まぁ[人形]だしな。手は金玉でも握ってろ。
 んで、これでY字バランスの出来上がりだ。
 こんな夜なら本人も寝てんだろ。
 挿入前に指で前立腺を弄くってやろう。
 それから、挿入してガタガタ言わせてやった。




 そんな日々が過ぎ去ったあと、ヤッた後に喉が渇いて近くの【コンビニ】に向かった。
【夜道】はまだ22時でたまーに人とすれ違うぐらい。
 テキトーに[飲料水][酒]とテキトーに[ツマミ]になるモノをカゴに入れて会計をする。

 あ~今の店員にヤりたかったけど、財布しか持ってきてなかったわ。
【来た道】をブラブラしながら歩くと、フラフラしながら目の前から向かってくる猫背の男。
 
「見つけた」

──スレ違う瞬間、男に手を掴まれ強い力で近くにある【公衆トイレ】に引っ張られる。[コンビニの袋]は途中で落とした。最悪だ。なんだこの男は──


【トイレ】に入ると自動で電気が付く。俺の腰にしがみつく男は何かを言ってるが聴こえづらい、殴ってその隙に逃げるか、なんか思ってたら男はこちらに顔を上げた。
 ぼさぼさの黒髪隈が酷い黒目……だけど、見覚えが──

「お、ぐら、……か?」
「やっぱり! ごしゅじんさま! ごしゅじんさまあ!」
「は? ご主人様ってなんだよ」
「だって! 臭いが、僕の探してた臭いがあああ!!」
「こ、こらっ、待てって!!」
「はやくはやくはやくはやく」

 ぶっちゃけ怖ぇ……あの、オグラだよ、な。
 爽やか系のオグラの見た目は何処にやら、どこかネジが飛んだようなずっと俺の股間の臭いを嗅いではその度に恍惚した表情をする。
 早くが何? と思ってると早くチャックを下ろせって事らしい。
 ズボンの前を開けるとオグラは、下着の布越しに思いっきり吸ったりそれを下ろそうとして俺のチンポをしゃぶろうとした。さっき、【家】を出る時に軽く拭いたぐらいでオナニー臭があるだろうに。

「てかさっきから、マジでどういう事? ちゃんと説明しろ」
「僕の貴方の、ご主人様のおちんちん欲しいです、僕に恵んでください、お願いしますっっ!! なんでも、望みがあればしますから!」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

処理中です...