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王道無糖
エロなし:とある世界の『聖女』の話
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77 砂クエ:西:救助なうと聖女スキルの聖女の話
(. ❛ ᴗ ❛.)さすがにダイジェスト気味
技を考えるの面倒くさくてオールランダム生成なう。
+
『ユイ! ユイッ!』
目の前に居る赤い髪の少年──そうだ、思い出した。
『どーしたんだよ、ボーッとして。俺めっちゃ呼んだんだけど?』
『ワリィ……ごめんなさいね』
『その喋り方なんか嫌だ。いつも通りに昔みたいにさ喋ってよ』
『いやいや、オレ……わ、私は聖女に選ばれたのよ? ナウルだって“勇者”なんだから』
『無理すんなって! 勇者なのも村の近くの剣を引っこ抜いた“だけ”だろ!』
ふと目の前の少年、ナウルの呼び声で意識が浮上する。オレの名前は『結人』。この【世界】では女に産まれて『ユイ』と呼ばれてる。意識が浮上するまでの記憶が断片的だけどよみがえる──……
ナウルと同じ村出身で幼馴染。ある日村近くの洞窟内に遊びに行ったら古びた剣が岩に刺さってて彼が触れたら抜けたせいで村中大騒ぎと自分が王都に居る司祭の予言? 占い? で『聖女』だと言われはるばるこんな田舎に王都からの使者がやってきて調べたら本当に適正があったと。
トントン拍子で北の地方にある魔王を倒すべく、仲間になる2人と会う約束で【ヴィル街】にある酒場に向かう。
「お、噂をすれば勇者様と聖女様が来たにゃ」
「あ、本当ですね」
それなりに人数が入ってる店の中で背の高い猫の獣人と逆に背が低いノーム族の方がこちらを見ていた。それに気づいたナウルはササーッと近づく。オレと違って陽キャだからな。
「俺の名前はナウル! よろしくな!」
「ちょ、待ってって、わ、私は「いつもみたいに喋れって!」……もう」
「いつもみたいにって?」
「オレの名前は『ユイ』これでいいかよ」
「聖女様って女性だよにゃ?」
「はぁ、だから嫌だって言ったんだよ、コイツの一人称が移ったんだ。乱暴な言葉遣いでワリィけど」
「「いやいや、逆に良いよ!」」
まぁ、実際は元々【ここ】に生まれて来る前は男だったしま、色々とナウルのせいにしとこ。そして何故か簡単に受け入れられた。いや、こんな喋り方の聖女なんて居ねぇだろ。
「ワイ達の自己紹介にゃ! 名前はシンギィ! ワイはめっちゃ森の中出身の猫の獣人! 盗賊してたら腕を買われたにゃ! 勇者パーティーに盗賊~? って思うかもしれにゃいけど迷宮とかでは活躍するにゃ! ふふん!」
「僕の名前はトトです。ノーム族で長老から協力してやれと言われてやってきました。」
軽く自己紹介がすんで早速、近くの迷宮に挑む事になった。
「さっき下見してきたけどそんにゃに危なくにゃかったにゃ!」
「ええ、お互いの戦い方が分かればやりやすいですからね」
「んじゃま! 行くか!」
トトの《テレポート》で近くの迷宮に飛ぶ。盗賊のシンギィが一応警戒しつつ、前衛のナウル、後衛のトト、回復のオレの順で進むことになった。
「とりあえずバフかけるから、ナウル突っ込んで行くなよ?」
「わーてるって! 心配性だな!」
「毎回毎回敵に突っ込んで行くからだよッ!」
「「仲いいな二人とも」」
「腐れ縁ですよ《聖なる祈りの神の祝福》これでしばらくは大丈夫なはず」
「おお! すごく力が湧いてきたにゃ!」
「本当だ。敵に突っ込んで行きたい気持ちが分かるかも、って冗談ですよ」
「ゴーゴー!」
《聖なる祈りの神の祝福》は攻撃、防御、スピードとかまぁ複数のバフがかかる《聖女兼用スキル》他の《支援スキル》だと単体でかけていかないと駄目らしい。あってよかった。
シンギィが薄暗い岩壁と苔や蔦がはってある壁を軽く叩きながら罠を調べてる。
バフがかかってるからって無断は大敵。無駄に突っ込んで行くヤツも居るしな。
「おっ! 敵ー!」
「あっ、コラ! 勝手に行くな!!」
魔物の影が見えた瞬間にはもうナウルは遠くに行ってる。走るたびに床スイッチを押してるんだろカチ、カチと音がして間髪入れずに罠が発動して追いかけるオレ達が被害被る。
「たくっ、《神聖な盾》! 走り切るぞ!!」
「ええ!」
「了解にゃ!」
「うおぉぉおお!! テンション上がってきた! やっぱ冒険って言ったらこうだよな!!《仲間の鼓舞》」
「すごい、ナウルもバフ使えるんだ」
「あっちはあっちで《勇者専用スキル》がありますからね、回復等任せて、存分に戦ってください!!」
意識が浮上する前の自分と小さい時のナウルの会話でいつか大きくなったら2人で村を出て冒険者になろうなんて話してたらしい。だからナウルは勇者よりも冒険者になって冒険したかったみたい。
オレは──……『オレたち』は──くっ、まだ頭が痛くなる。
「数が多いなッ!《旋風斬り》」
「彼の者達にイカヅチの嵐を巻き起こせ!《サンダーストーム》」
「《スリープ・ダーツ》よし、眠ったにゃ!」
「彼の者達を癒せ《祝福の雨》」
スライムやゴブリン雑魚魔物しか居ないけど無駄に置くからワラワラと湧いてくる。ナウルとトトは範囲攻撃で、シンギィは範囲から外れた相手を眠らせオレは《リジェネ》っていう接続回復系のを唱えておく。切り傷や打撲ぐらいなら即回復するし年の為《神聖な盾》もかけ直しておく。
その後はそこを抜けきってなんやかんや一番奥のボス部屋についた。そこにはデカいゴーレムが鎮座してて。また調子に乗ったナウルが不用意に近づいてゴーレムが軌起動。戦闘開始して攻撃されるも《神聖な盾》の攻撃無効化のおかげで怪我はしなかった。
んで、戦闘の最初はゴーレムの硬さが尋常じゃなくてどう倒すんだ? ってなったらシンギィが隠れつつゴーレム弱点を調べてくれて、それが同時に各属性を与えるって言うものだった。
「僕の技で倒す、弱点を見えるように敵を引きつけて!」
「こっちだにゃ!《バックステップ》ほれ! こっちにゃ!《トリック・アタック》ほれほれにゃ!《フェイント》」
「すげぇ! 俺も負けてらんねぇ!」
シンギィの華麗なステップ、フェイントでゴーレムの注意を引き寄せる。何故かそれに対抗心をむき出しにして向かっていくナウルに《天使の護り》をかけ直し、オレもゴーレムに敵の動きを止める《神聖なる鎖》に《聖光の矢》を弱点近くに撃つこれは魔法耐久を下げる技それと《霊的導き》皆のクリティカルを上げる。
「ノッて来たぜ!《連続斬り》からの~《バリアブレイク》! トト、そろそろ良いか?!」
ナウルの《バリアブレイク》にゴーレムが膝をつく。トトの詠唱が──
「妖精の王たちよ──我の元に力を──《エレメンタルバースト》」
一瞬精霊王達の姿が見えた気がした──魔法使いや精霊達に愛された人達は見えるらしいけど。ゴーレムの弱点に当たったキラキラと4元素の光が散る。とその瞬間──ゴーレムの体は崩れ落ち砂になった。トトはその中にあった魔石を取り出す。
「良い魔石ですよ、こんな迷宮でよくありましたね」
「ボスを倒すと迷宮が消滅するんだっけ?」
「でもワイたち勇者パーティーだからいいにゃ?」
ボスのゴーレムを倒すと近くに出口に繋がるワープが出現しゴゴゴッ──と迷宮内が揺れ砂ぼこりがたつ。とりあえずオレたちは外に出ると入り口が崩れ落ちた。
「あ、迷宮が──」
「ないなったにゃ?」
「迷宮の主が居るはずだから準備に一旦入り口を閉じたんだろ」
「ユイさんは詳しいね」
「あー、昔読んだ本に書いてあったんだわ」
この【世界】でも迷宮にダンジョンマスターは居るはずだから。
初めての顔合わせから、幾度の旅に、人との出会い、そして──魔王と対峙して、勝利──……
「ナウル、起きて」
「っ、……ユイか。ずいぶん昔の夢を見てたよ」
「今日は2人に会う日でしょ。」
「あれから40年ぶりか、シンギィはひ孫が生まれたんだっけな。」
「トトは変わってなさそうだよね」
魔王を倒して勇者と聖女はお役御免になり地元ではないけど片田舎でノンビリ暮らしてる。ナウルは魔王討伐後に姫と結婚して子供が成人してから何故か俺の住む村に来た。『王族生活が慣れねぇ』って言ってたけ。
シンギィは少し前の手紙でひ孫が産まれたって書いてあったまた全員揃って会いたいって事で久しぶりに。初めて会った街、【ヴィル街】の酒場で待ち合わせしたらあの日と姿が変わらないトトが手を振った。
+メモ
名前:ナウル
種族:人間
見た目:赤い髪赤い目男性
一人称:俺
二人称:あんた
背:180
歳:30代前半
武器:大剣
《剣術マスター》《防御の構え》《戦闘の直感》《仲間の鼓舞》《剣撃》《旋風斬り》《バリアブレイク》《連続斬り》
名前:ユイ
種族:人間
見た目:黒髪黒目女性
一人称:オレ
二人称:キミ
背:170
歳:20代前半
武器:杖
《癒しの光》《聖なる祈りの神の祝福》《天使の護り》《神聖な盾》《聖なる浄化》《祝福の雨》《神からの祝福されし聖水》《神聖なる鎖》《聖光の矢》《霊的導き》《神聖なる鎖》
名前:トト
種族:ノーム
見た目:褐色肌茶髪緑目男性
一人称:僕
二人称:あなた
背:140
歳:見た目40代
武器:杖
《ファイアボール》《アイススピア》《サンダーストーム》《ウィンドカッター》《ダークマジック》《ライトニングボルト》《エレメンタルバースト》《メテオストライク》《フレイムスラッシュ》《クリスタルシャワー》《テレポート》
名前:シンギィ
種族:猫獣人
見た目:黄色目女性
一人称:ワイ
二人称:ねぇ
背:2m
歳:見た目20代前半
武器:短剣
《スラッシュ》《バックステップ》《スニーキング》《ディスアーム》《ポイズン・ブレード》《シャドウ・ダンス》《スリープ・ダーツ》《アサシン・ストライク》《トリック・アタック》《フェイント》
+勇者スキル
《剣術マスター》…高い攻撃力を誇り、通常攻撃が強化されるスキルです。敵に大ダメージを与えることができます。
《防御の構え》…一定時間、受けるダメージを軽減するスキルです。仲間を守るためにも使える防御的な能力です。
《戦闘の直感》…戦闘中に敵の攻撃を回避する確率が上がるスキルです。これにより生存率が向上します。
《仲間の鼓舞》…仲間の攻撃力や防御力を一時的に上昇させるスキルです。パーティ全体の戦力を強化できます。
《剣撃》…基本的な物理攻撃。敵に直接ダメージを与える。
《旋風斬り》…自身を中心に旋回する斬撃を放ち、周囲の敵にダメージ。
《バリアブレイク》…敵の防御を無視して攻撃する特殊スキル。
《連続斬り》…連続で攻撃を行い、一度のターンで複数回ダメージを与える。
+聖女スキル
《癒しの光》…味方の怪我を回復する。
《聖なる祈りの神の祝福》…戦闘時に必要な攻撃、防御、速度など纏めたバフ。
《天使の護り》…普通の蘇生より場所や時間経過を選ばなくても蘇生できる。
《神聖な盾》…一定の時間敵から味方への攻撃を無効化する。
《聖なる浄化》…《キュアー》と同効果ではあるものの全ての状態異常を治す。
《祝福の雨》…いわゆる《リジェネ》と同効果のめちゃくちゃ効果範囲が広い
《神からの祝福されし聖水》…飲むと瀕死状態から全回復+無敵状態になる。
《神聖なる鎖》…対象を《聖魔法》付与された鎖が張り巡らされる。動きを封じる効果アリ
《聖光の矢》…敵にダメージを与え、魔法耐性を下げる。
《霊的導き》…味方のクリティカル率を上昇させる。
+魔法使いスキル
《ファイアボール》…炎の玉を放ち、敵に大ダメージを与える。
《アイススピア》…氷の槍を生成し、敵を貫通させる。
《サンダーストーム》…雷の嵐を呼び起こし、広範囲の敵にダメージを与える。
《ウィンドカッター》…風の刃を放ち、敵を切り裂く。
《ダークマジック》…闇の力を使い、相手の魔力を吸収する。
《ライトニングボルト》…雷の一撃を放ち、瞬時に敵を攻撃する。
《エレメンタルバースト》…四つの元素の力を集め、一度に放出する。
《メテオストライク》…天から隕石を降らせ、大規模なダメージを与える。
《フレイムスラッシュ》…炎をまとった剣で敵を斬りつける。
《クリスタルシャワー》…水晶の雨を降らせ、敵を攻撃する。
《テレポート》…知らない場所に飛ぶときはエネルギーが必要だが1回行ったことがある場所へは消費マナは少ない。
+盗賊スキル
《スラッシュ》…素早い一撃で敵を切りつける。
《バックステップ》…敵の攻撃を避けつつ反撃する。
《スニーキング》…隠れながら接近し、一撃必殺を狙う。
《ディスアーム》…敵の武器を奪い、無力化する。
《ポイズン・ブレード》…毒を仕込んだ刃で攻撃し、持続ダメージを与える。
《シャドウ・ダンス》…影の中に隠れ、一瞬で移動して攻撃。
《スリープ・ダーツ》…眠りの毒を使った矢で敵を眠らせる。
《アサシン・ストライク》…急所を狙って大ダメージを与える。
《トリック・アタック》…敵の注意を引きつけてから奇襲する。
《フェイント》…敵の攻撃を誘い込み、隙を突いて反撃する。
(. ❛ ᴗ ❛.)さすがにダイジェスト気味
技を考えるの面倒くさくてオールランダム生成なう。
+
『ユイ! ユイッ!』
目の前に居る赤い髪の少年──そうだ、思い出した。
『どーしたんだよ、ボーッとして。俺めっちゃ呼んだんだけど?』
『ワリィ……ごめんなさいね』
『その喋り方なんか嫌だ。いつも通りに昔みたいにさ喋ってよ』
『いやいや、オレ……わ、私は聖女に選ばれたのよ? ナウルだって“勇者”なんだから』
『無理すんなって! 勇者なのも村の近くの剣を引っこ抜いた“だけ”だろ!』
ふと目の前の少年、ナウルの呼び声で意識が浮上する。オレの名前は『結人』。この【世界】では女に産まれて『ユイ』と呼ばれてる。意識が浮上するまでの記憶が断片的だけどよみがえる──……
ナウルと同じ村出身で幼馴染。ある日村近くの洞窟内に遊びに行ったら古びた剣が岩に刺さってて彼が触れたら抜けたせいで村中大騒ぎと自分が王都に居る司祭の予言? 占い? で『聖女』だと言われはるばるこんな田舎に王都からの使者がやってきて調べたら本当に適正があったと。
トントン拍子で北の地方にある魔王を倒すべく、仲間になる2人と会う約束で【ヴィル街】にある酒場に向かう。
「お、噂をすれば勇者様と聖女様が来たにゃ」
「あ、本当ですね」
それなりに人数が入ってる店の中で背の高い猫の獣人と逆に背が低いノーム族の方がこちらを見ていた。それに気づいたナウルはササーッと近づく。オレと違って陽キャだからな。
「俺の名前はナウル! よろしくな!」
「ちょ、待ってって、わ、私は「いつもみたいに喋れって!」……もう」
「いつもみたいにって?」
「オレの名前は『ユイ』これでいいかよ」
「聖女様って女性だよにゃ?」
「はぁ、だから嫌だって言ったんだよ、コイツの一人称が移ったんだ。乱暴な言葉遣いでワリィけど」
「「いやいや、逆に良いよ!」」
まぁ、実際は元々【ここ】に生まれて来る前は男だったしま、色々とナウルのせいにしとこ。そして何故か簡単に受け入れられた。いや、こんな喋り方の聖女なんて居ねぇだろ。
「ワイ達の自己紹介にゃ! 名前はシンギィ! ワイはめっちゃ森の中出身の猫の獣人! 盗賊してたら腕を買われたにゃ! 勇者パーティーに盗賊~? って思うかもしれにゃいけど迷宮とかでは活躍するにゃ! ふふん!」
「僕の名前はトトです。ノーム族で長老から協力してやれと言われてやってきました。」
軽く自己紹介がすんで早速、近くの迷宮に挑む事になった。
「さっき下見してきたけどそんにゃに危なくにゃかったにゃ!」
「ええ、お互いの戦い方が分かればやりやすいですからね」
「んじゃま! 行くか!」
トトの《テレポート》で近くの迷宮に飛ぶ。盗賊のシンギィが一応警戒しつつ、前衛のナウル、後衛のトト、回復のオレの順で進むことになった。
「とりあえずバフかけるから、ナウル突っ込んで行くなよ?」
「わーてるって! 心配性だな!」
「毎回毎回敵に突っ込んで行くからだよッ!」
「「仲いいな二人とも」」
「腐れ縁ですよ《聖なる祈りの神の祝福》これでしばらくは大丈夫なはず」
「おお! すごく力が湧いてきたにゃ!」
「本当だ。敵に突っ込んで行きたい気持ちが分かるかも、って冗談ですよ」
「ゴーゴー!」
《聖なる祈りの神の祝福》は攻撃、防御、スピードとかまぁ複数のバフがかかる《聖女兼用スキル》他の《支援スキル》だと単体でかけていかないと駄目らしい。あってよかった。
シンギィが薄暗い岩壁と苔や蔦がはってある壁を軽く叩きながら罠を調べてる。
バフがかかってるからって無断は大敵。無駄に突っ込んで行くヤツも居るしな。
「おっ! 敵ー!」
「あっ、コラ! 勝手に行くな!!」
魔物の影が見えた瞬間にはもうナウルは遠くに行ってる。走るたびに床スイッチを押してるんだろカチ、カチと音がして間髪入れずに罠が発動して追いかけるオレ達が被害被る。
「たくっ、《神聖な盾》! 走り切るぞ!!」
「ええ!」
「了解にゃ!」
「うおぉぉおお!! テンション上がってきた! やっぱ冒険って言ったらこうだよな!!《仲間の鼓舞》」
「すごい、ナウルもバフ使えるんだ」
「あっちはあっちで《勇者専用スキル》がありますからね、回復等任せて、存分に戦ってください!!」
意識が浮上する前の自分と小さい時のナウルの会話でいつか大きくなったら2人で村を出て冒険者になろうなんて話してたらしい。だからナウルは勇者よりも冒険者になって冒険したかったみたい。
オレは──……『オレたち』は──くっ、まだ頭が痛くなる。
「数が多いなッ!《旋風斬り》」
「彼の者達にイカヅチの嵐を巻き起こせ!《サンダーストーム》」
「《スリープ・ダーツ》よし、眠ったにゃ!」
「彼の者達を癒せ《祝福の雨》」
スライムやゴブリン雑魚魔物しか居ないけど無駄に置くからワラワラと湧いてくる。ナウルとトトは範囲攻撃で、シンギィは範囲から外れた相手を眠らせオレは《リジェネ》っていう接続回復系のを唱えておく。切り傷や打撲ぐらいなら即回復するし年の為《神聖な盾》もかけ直しておく。
その後はそこを抜けきってなんやかんや一番奥のボス部屋についた。そこにはデカいゴーレムが鎮座してて。また調子に乗ったナウルが不用意に近づいてゴーレムが軌起動。戦闘開始して攻撃されるも《神聖な盾》の攻撃無効化のおかげで怪我はしなかった。
んで、戦闘の最初はゴーレムの硬さが尋常じゃなくてどう倒すんだ? ってなったらシンギィが隠れつつゴーレム弱点を調べてくれて、それが同時に各属性を与えるって言うものだった。
「僕の技で倒す、弱点を見えるように敵を引きつけて!」
「こっちだにゃ!《バックステップ》ほれ! こっちにゃ!《トリック・アタック》ほれほれにゃ!《フェイント》」
「すげぇ! 俺も負けてらんねぇ!」
シンギィの華麗なステップ、フェイントでゴーレムの注意を引き寄せる。何故かそれに対抗心をむき出しにして向かっていくナウルに《天使の護り》をかけ直し、オレもゴーレムに敵の動きを止める《神聖なる鎖》に《聖光の矢》を弱点近くに撃つこれは魔法耐久を下げる技それと《霊的導き》皆のクリティカルを上げる。
「ノッて来たぜ!《連続斬り》からの~《バリアブレイク》! トト、そろそろ良いか?!」
ナウルの《バリアブレイク》にゴーレムが膝をつく。トトの詠唱が──
「妖精の王たちよ──我の元に力を──《エレメンタルバースト》」
一瞬精霊王達の姿が見えた気がした──魔法使いや精霊達に愛された人達は見えるらしいけど。ゴーレムの弱点に当たったキラキラと4元素の光が散る。とその瞬間──ゴーレムの体は崩れ落ち砂になった。トトはその中にあった魔石を取り出す。
「良い魔石ですよ、こんな迷宮でよくありましたね」
「ボスを倒すと迷宮が消滅するんだっけ?」
「でもワイたち勇者パーティーだからいいにゃ?」
ボスのゴーレムを倒すと近くに出口に繋がるワープが出現しゴゴゴッ──と迷宮内が揺れ砂ぼこりがたつ。とりあえずオレたちは外に出ると入り口が崩れ落ちた。
「あ、迷宮が──」
「ないなったにゃ?」
「迷宮の主が居るはずだから準備に一旦入り口を閉じたんだろ」
「ユイさんは詳しいね」
「あー、昔読んだ本に書いてあったんだわ」
この【世界】でも迷宮にダンジョンマスターは居るはずだから。
初めての顔合わせから、幾度の旅に、人との出会い、そして──魔王と対峙して、勝利──……
「ナウル、起きて」
「っ、……ユイか。ずいぶん昔の夢を見てたよ」
「今日は2人に会う日でしょ。」
「あれから40年ぶりか、シンギィはひ孫が生まれたんだっけな。」
「トトは変わってなさそうだよね」
魔王を倒して勇者と聖女はお役御免になり地元ではないけど片田舎でノンビリ暮らしてる。ナウルは魔王討伐後に姫と結婚して子供が成人してから何故か俺の住む村に来た。『王族生活が慣れねぇ』って言ってたけ。
シンギィは少し前の手紙でひ孫が産まれたって書いてあったまた全員揃って会いたいって事で久しぶりに。初めて会った街、【ヴィル街】の酒場で待ち合わせしたらあの日と姿が変わらないトトが手を振った。
+メモ
名前:ナウル
種族:人間
見た目:赤い髪赤い目男性
一人称:俺
二人称:あんた
背:180
歳:30代前半
武器:大剣
《剣術マスター》《防御の構え》《戦闘の直感》《仲間の鼓舞》《剣撃》《旋風斬り》《バリアブレイク》《連続斬り》
名前:ユイ
種族:人間
見た目:黒髪黒目女性
一人称:オレ
二人称:キミ
背:170
歳:20代前半
武器:杖
《癒しの光》《聖なる祈りの神の祝福》《天使の護り》《神聖な盾》《聖なる浄化》《祝福の雨》《神からの祝福されし聖水》《神聖なる鎖》《聖光の矢》《霊的導き》《神聖なる鎖》
名前:トト
種族:ノーム
見た目:褐色肌茶髪緑目男性
一人称:僕
二人称:あなた
背:140
歳:見た目40代
武器:杖
《ファイアボール》《アイススピア》《サンダーストーム》《ウィンドカッター》《ダークマジック》《ライトニングボルト》《エレメンタルバースト》《メテオストライク》《フレイムスラッシュ》《クリスタルシャワー》《テレポート》
名前:シンギィ
種族:猫獣人
見た目:黄色目女性
一人称:ワイ
二人称:ねぇ
背:2m
歳:見た目20代前半
武器:短剣
《スラッシュ》《バックステップ》《スニーキング》《ディスアーム》《ポイズン・ブレード》《シャドウ・ダンス》《スリープ・ダーツ》《アサシン・ストライク》《トリック・アタック》《フェイント》
+勇者スキル
《剣術マスター》…高い攻撃力を誇り、通常攻撃が強化されるスキルです。敵に大ダメージを与えることができます。
《防御の構え》…一定時間、受けるダメージを軽減するスキルです。仲間を守るためにも使える防御的な能力です。
《戦闘の直感》…戦闘中に敵の攻撃を回避する確率が上がるスキルです。これにより生存率が向上します。
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《バリアブレイク》…敵の防御を無視して攻撃する特殊スキル。
《連続斬り》…連続で攻撃を行い、一度のターンで複数回ダメージを与える。
+聖女スキル
《癒しの光》…味方の怪我を回復する。
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《聖光の矢》…敵にダメージを与え、魔法耐性を下げる。
《霊的導き》…味方のクリティカル率を上昇させる。
+魔法使いスキル
《ファイアボール》…炎の玉を放ち、敵に大ダメージを与える。
《アイススピア》…氷の槍を生成し、敵を貫通させる。
《サンダーストーム》…雷の嵐を呼び起こし、広範囲の敵にダメージを与える。
《ウィンドカッター》…風の刃を放ち、敵を切り裂く。
《ダークマジック》…闇の力を使い、相手の魔力を吸収する。
《ライトニングボルト》…雷の一撃を放ち、瞬時に敵を攻撃する。
《エレメンタルバースト》…四つの元素の力を集め、一度に放出する。
《メテオストライク》…天から隕石を降らせ、大規模なダメージを与える。
《フレイムスラッシュ》…炎をまとった剣で敵を斬りつける。
《クリスタルシャワー》…水晶の雨を降らせ、敵を攻撃する。
《テレポート》…知らない場所に飛ぶときはエネルギーが必要だが1回行ったことがある場所へは消費マナは少ない。
+盗賊スキル
《スラッシュ》…素早い一撃で敵を切りつける。
《バックステップ》…敵の攻撃を避けつつ反撃する。
《スニーキング》…隠れながら接近し、一撃必殺を狙う。
《ディスアーム》…敵の武器を奪い、無力化する。
《ポイズン・ブレード》…毒を仕込んだ刃で攻撃し、持続ダメージを与える。
《シャドウ・ダンス》…影の中に隠れ、一瞬で移動して攻撃。
《スリープ・ダーツ》…眠りの毒を使った矢で敵を眠らせる。
《アサシン・ストライク》…急所を狙って大ダメージを与える。
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