本編完結:淫魔の好きな人

加速・D・歩

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・本編完結

10 ピンク色のお城

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「この部屋も可愛いなー、あっ、こっちもー!」
「すごく悩んでるね」
「あんまり来ないからね~、迷っちゃうなぁ。お菓子の内装だって! 変わってるぅ」
「あはは、お菓子! 落ち着かねぇ~!」

 お菓子の内装に笑ってたらなんかテレビで話題になったとか書いてあった。え、そんなに有名なの?

 予算的に少し安めな部屋を取り部屋に入ると意外にも悪くない。ここが女子会用にも利用できると書いてたから結構椅子が多い。

「部屋広いな」
「本当だよね、上着脱いで、ほら」
「ああ、」
「どっちが先に入る?」
「あー、俺にしとくか」

 お風呂を沸かしつつもシャワーを浴びる。カナさんがどっちで入るのか分からなかったのとあとから入浴するかもだし。
 バスローブに着替えて部屋に戻る。

「んーいい匂いだねぇ~お花の匂い? シャンプーかな?」
「あー、どれ使ったか忘れちゃったけど色んな種類があったよ」
「ほんとぉ? 行ってくるね!」

 花の匂いか。冬馬さんにも言われたなぁ。数日前の事なのにホント夢じゃん。彼も新しい恋人と連絡取れたのかなぁ。




 ベッドに寝転んでウトウトしてると足の間に違和感があって目を開けると──

「んっ、なに、して……」
「んー? ふぇらだよ?」
「んんっ、出そう、口外してぇ……ッ」

 カナさんが俺の足の間でバスローブを開き前開きの下着の穴から俺のちんこを出してそのままフェラしてた。意外と慣れてるのか上手い舌の動き、吸い方でたまってた欲が白い液体となって出た。

「はあっ、んんっ」
「大山くん、かわいい喘ぎ方。もっといじめたくなっちゃうけど……1回抜いたんだから私も気持ちよくして?」
「ん、分かった。」

 彼女は透けてるネグリジェを着てて持ってきてたのかな? と思いつつ少し彼女の目を見る。

「んあっ、なんか変……大山くんの目ぇ見てると──……」
「んー? ただ気持ちいい事食事をするだけだよ」

 彼女の目を見て《魅了》をかける。ま、念の為。淫魔が狩りをする時はこれをかけて相手の記憶をちょっとあやふやにする。

「お、おやまくんっ、キスして」
「ん、ちゅ」
 
 長い舌を絡ませ彼女の口の中を舐め回してると気持ちよさそうにあんあん喘ぐ。目はトロトロしてるし、良いなぁ。俺もそうしたいけど女性とヤるときはどうしても挿れる側にならないと行けないし。

「あれ、潮吹いた? パンツの中グチョグチョなんだけど、」
「ふにゃ、だってぇ……気持ちよかったんだもんっ、あんなに気持ちいいキスはじめてぇ」
「そっか。」

 ズリおろしたパンツのクロッチ部分がドロドロネバネバになってて、これは濡らさなくても入りそう。

「きすぅ、キスしながら挿れてぇ」
「んん、わかった」
「ぁは、きたぁ……ッ!」
「んっ、くっ、」

 彼女のトロトロになってる膣にちんこを挿れ、俺も自分の尻の穴に尻尾を挿れる。同時にグチョヌチョとピストンしてうねる膣の彼女のイイところを突くと嬉しそうに中が痙攣して良い声で喘ぐ。《感覚共有》で自分も気持ちいい。
 
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