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・本編完結
21 [亜人協会]のイベント1
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「へぇ、結構色んな種族が居るんだな!」
「あの狼さんかっこよ!」
「えへへ、皆楽しそうにしてくれて良かった!」
数日前に遊園地に行った皆に連絡して[亜人協会]のイベント日に会うことができた。
遠野さんは普段中々こんなに亜人がいっせいに集わないから興味津々で見てる。この前目力が強かった尾形さんはフミフミに優しい表情をしてる。うーん、やっぱ《魅了》使ったのかなぁ、でもなあ……
「クラーケン焼きはいかが~?」
「サクサクミミ焼き~!」
「世界樹の実をスムージーにした飲み物はいかが~?」
「ドラゴンステーキ入荷!!」
「新鮮な血だよ~! 水分補給にいかが~」
「ユメ入りわたがしで~す!」
普通のお祭り定番の屋台メニュー以外にも各亜人達の食べ物とか食材を使った料理も出てる。
「ど、ドラゴンの肉食べてみたい!」
「一つがでかいから2つ頼んでシェアしようぜ!」
「んじゃ俺らも気になったもの買ってきてあそこのテーブルで!」
「「了解!」」
皆それぞれ気になったものをチョイスと適当に普通の屋台からも食べたいものを買って持ってく。
「テーブルが料理でいっぱいだな」
「ああ! 手当たり次第持ってきた」
「それはウケる」
テーブルの上には、ドラゴンステーキ、世界樹のスムージー、宝石のケーキとか色々と並ぶ。
他にも何個か軽食、デザート多め。
「この魔法のワインって血とかじゃないよな……?」
「吸血鬼族が作ってるけど血に似せた成分で作ってるだけだからね」
「ん……っ、とろっとしてて喉にはりつく感じで不思議なワイン……」
「ノブくんエロカワだねぇ。とろとろ目で今すぐ食べちゃいたい」
「うん?」
フミフミ、尾形さんの事ノブくんって呼んでる。めっちゃ距離が近くなってるなぁ。
他には遠野さんが獣人族が好んで食べてるエネルギーバーっていう携帯食みたいなの気に入ってた。彼筋トレが趣味らしくて「コレいいな!」って言ってたよ。
「ふう、腹いっぱい。」
「結構食べたよね」
「少し休んでから色々見に行ってみよう!」
「おっけー!」
お腹を擦りながらまったりしてると冬馬がジッと見てくるからどうしたの? と声をかける。
「冬馬?」
「いや、なんか遥ってさ妊娠とかする?」
「「ブッ」」
いきなりの話で遠野さんと尾形さんがビックリしてる。フミフミは面白そうに見てるかな?
「妊娠……んー、まぁできない事は」
「マジで?!」
「「ちょちょ、待って!!」」
遠野さんたちはちんぷんかんぷんだろうし、カミングアウトする事にした。彼らに俺達が淫魔種族だって言うとポカンとしたあと、何故かうんうんと納得してた。
「まだ2回目だけど長い付き合いにもなるかも、だし種族言ったほうが良いかなって」
「淫魔って妊娠するんだ」
亜人種族って色々なタイプが居る。それこそ自然界に元々居るタイプの獣人は最低でも3人~ぐらいお腹の中で育ててそのまま出産だったり、人魚とか生物系は卵から孵ったり。淫魔は……現代系の生き物じゃないから分類的には妖精種みたいにお花から産まれる個体もあるけど、他種族とヤッて人間みたいに出産も出来る。
って話たら「色々あるんだな」って言われたよ。冬馬は俺の耳元で「孕ませたい」っていうから……堪んない。
「あの~? お二人さん。二人の世界に入ってるのは良いんだけどそろそろ見に行かね?」
「「ごめんごめんっ!」」
+メモ
魅力のチョコレート…淫魔族が作った食べると一時的に幸福感とモテ感が増す。
魔法のワイン…吸血鬼族が作った血に似た成分の飲み物。栄養もちゃんと摂れる。
不死の果実タルト…デュラハン族が作った、不死の果実と言われてるだけで実際は普通なんだが見た目がちょっとドクロみたいで…
木の実のパン…エルフ族が作った素朴なパンでもかなり美味しい。
エネルギーバー…獣人族が作った。色んな種族がいる中どんな種類の獣人でも食べれる一日の栄養分が詰ったもの。一応色んな味がある。
黒猫のミルク飴…魔女達が自分の飼い猫から集めた物、魔力が詰まってて不思議な味わい。
宝石のケーキ…ドワーフ族が作った、食べれる宝石が乗ってるあの見た目で繊細なお菓子でかなり人気。
ミミ焼き…ゴブリン族が作った、細い耳を焼いたもの。ゲテモノ枠なので人気はない。
ドワーフ…現代でも鍛冶場などで働いている。結構繊細な作業もできる為やっぱり職人だなぁと実感出来る。
ケンタウロス…配達員や現場仕事が多い。一部体育系の職業にも就いてる。
リザードマン…農作業系の職業、未開の地の開発などで働くことが多い。
ゴブリン…知能が無いと大昔から言われてきたが現代では背が低いだけで勉強も出来ていい仕事に就くものも。
マーメイド…水族館などテーマパークなどのキャストで働くものが多い。歌が得意なので歌手になりがち。
魔女…近年の魔法少女的なのに乗っかりおまじないグッズなどを売りかなり儲けてる。一時的に変身出来るアイテムも売ってる。
「あの狼さんかっこよ!」
「えへへ、皆楽しそうにしてくれて良かった!」
数日前に遊園地に行った皆に連絡して[亜人協会]のイベント日に会うことができた。
遠野さんは普段中々こんなに亜人がいっせいに集わないから興味津々で見てる。この前目力が強かった尾形さんはフミフミに優しい表情をしてる。うーん、やっぱ《魅了》使ったのかなぁ、でもなあ……
「クラーケン焼きはいかが~?」
「サクサクミミ焼き~!」
「世界樹の実をスムージーにした飲み物はいかが~?」
「ドラゴンステーキ入荷!!」
「新鮮な血だよ~! 水分補給にいかが~」
「ユメ入りわたがしで~す!」
普通のお祭り定番の屋台メニュー以外にも各亜人達の食べ物とか食材を使った料理も出てる。
「ど、ドラゴンの肉食べてみたい!」
「一つがでかいから2つ頼んでシェアしようぜ!」
「んじゃ俺らも気になったもの買ってきてあそこのテーブルで!」
「「了解!」」
皆それぞれ気になったものをチョイスと適当に普通の屋台からも食べたいものを買って持ってく。
「テーブルが料理でいっぱいだな」
「ああ! 手当たり次第持ってきた」
「それはウケる」
テーブルの上には、ドラゴンステーキ、世界樹のスムージー、宝石のケーキとか色々と並ぶ。
他にも何個か軽食、デザート多め。
「この魔法のワインって血とかじゃないよな……?」
「吸血鬼族が作ってるけど血に似せた成分で作ってるだけだからね」
「ん……っ、とろっとしてて喉にはりつく感じで不思議なワイン……」
「ノブくんエロカワだねぇ。とろとろ目で今すぐ食べちゃいたい」
「うん?」
フミフミ、尾形さんの事ノブくんって呼んでる。めっちゃ距離が近くなってるなぁ。
他には遠野さんが獣人族が好んで食べてるエネルギーバーっていう携帯食みたいなの気に入ってた。彼筋トレが趣味らしくて「コレいいな!」って言ってたよ。
「ふう、腹いっぱい。」
「結構食べたよね」
「少し休んでから色々見に行ってみよう!」
「おっけー!」
お腹を擦りながらまったりしてると冬馬がジッと見てくるからどうしたの? と声をかける。
「冬馬?」
「いや、なんか遥ってさ妊娠とかする?」
「「ブッ」」
いきなりの話で遠野さんと尾形さんがビックリしてる。フミフミは面白そうに見てるかな?
「妊娠……んー、まぁできない事は」
「マジで?!」
「「ちょちょ、待って!!」」
遠野さんたちはちんぷんかんぷんだろうし、カミングアウトする事にした。彼らに俺達が淫魔種族だって言うとポカンとしたあと、何故かうんうんと納得してた。
「まだ2回目だけど長い付き合いにもなるかも、だし種族言ったほうが良いかなって」
「淫魔って妊娠するんだ」
亜人種族って色々なタイプが居る。それこそ自然界に元々居るタイプの獣人は最低でも3人~ぐらいお腹の中で育ててそのまま出産だったり、人魚とか生物系は卵から孵ったり。淫魔は……現代系の生き物じゃないから分類的には妖精種みたいにお花から産まれる個体もあるけど、他種族とヤッて人間みたいに出産も出来る。
って話たら「色々あるんだな」って言われたよ。冬馬は俺の耳元で「孕ませたい」っていうから……堪んない。
「あの~? お二人さん。二人の世界に入ってるのは良いんだけどそろそろ見に行かね?」
「「ごめんごめんっ!」」
+メモ
魅力のチョコレート…淫魔族が作った食べると一時的に幸福感とモテ感が増す。
魔法のワイン…吸血鬼族が作った血に似た成分の飲み物。栄養もちゃんと摂れる。
不死の果実タルト…デュラハン族が作った、不死の果実と言われてるだけで実際は普通なんだが見た目がちょっとドクロみたいで…
木の実のパン…エルフ族が作った素朴なパンでもかなり美味しい。
エネルギーバー…獣人族が作った。色んな種族がいる中どんな種類の獣人でも食べれる一日の栄養分が詰ったもの。一応色んな味がある。
黒猫のミルク飴…魔女達が自分の飼い猫から集めた物、魔力が詰まってて不思議な味わい。
宝石のケーキ…ドワーフ族が作った、食べれる宝石が乗ってるあの見た目で繊細なお菓子でかなり人気。
ミミ焼き…ゴブリン族が作った、細い耳を焼いたもの。ゲテモノ枠なので人気はない。
ドワーフ…現代でも鍛冶場などで働いている。結構繊細な作業もできる為やっぱり職人だなぁと実感出来る。
ケンタウロス…配達員や現場仕事が多い。一部体育系の職業にも就いてる。
リザードマン…農作業系の職業、未開の地の開発などで働くことが多い。
ゴブリン…知能が無いと大昔から言われてきたが現代では背が低いだけで勉強も出来ていい仕事に就くものも。
マーメイド…水族館などテーマパークなどのキャストで働くものが多い。歌が得意なので歌手になりがち。
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