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4.向けられる敵意
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ジェイクと同じように前へと向き直ったものの、思わず視線を俯け考え込んでしまう。
そんな私の様子に、ジェイクはふっと息を吐くと、思いついたように「そうだ!」と声をあげた。
思わず私がジェイクの顔を見上げると、ジェイクは足を止め、体ごと私へ向き直り、ニッと笑った。
「ルイーズ!何か困ったことがあったり、寂しくなった時、訪ねて来れるよう、宿舎への道を教えてやるよ」
ジェイクの突然の言葉に、私は目を瞬いてしまう。
「…話聞いてた?」
寂しくないって言ったわよね?
思わず小さな呟きが漏れてしまう。
冗談だとは言ったけど、今の話の流れから、どう考えたらそうなるの?
しかし、ジェイクは私の呟きは聞こえなかったのか、私の手を握り「よし!行くぞっ」と歩き始めてしまった。
「…っちょっと待ってジェイク!も、もう少しゆっくり…」
この数日のやり取りで、ジェイクが譲ってくれないことは分かった。
私は握りしめられた手を、きゅっと握り返し、少しだけ自分の方へ引き、慌てて声をあげた。
大通りを職業紹介所の方へ歩き、そこから幾つか路地を曲がり、店が立ち並ぶ賑やかな道から外れると、私たちの家より少し良い造りの家が立ち並び始める。
それを眺めながら更に進むと、少し遠くに更に大きな屋敷が見え始める。
たぶん貴族の屋敷がある地区なのだろう、その遥か向こうにお城らしき建物も見えてきた。
貴族の屋敷が立ち並ぶ地区に入る少し手前まで来たところで、貴族の屋敷とも民家とも違う見た目の、大きな建物が建っていた。
門前には騎士らしき人が2人左右にわかれて立っている。
これが騎士たちの宿舎なのだろうか。
そう思って見上げると、門から少し離れた所でジェイクが立ち止まった。
そして建物を見上げてから、私へと視線を移した。
「ここが騎士の宿舎だ」
道は覚えたか?と訊ねられ「え、ええ…」と戸惑いながら答える。
道は覚えたけれど、ジェイクを訪ねてここへ来ることなどないだろうと思う。
「何かあったら、門の前にいる人たちに声をかければ呼んでくれるはずだ。まぁ、宿舎にいればだけどな」
よく考えれば宿舎にいることの方が少ないのではないだろうか。
思い付きで連れては来たけれど、それに今ジェイクも気づいたのだろう。
「ええ。ありがとう」
おそらく訪ねてくることなどないだろうけれど、まだこちらに慣れない私を気にかけてくれるジェイクの優しさに、私は素直にお礼を口にした。
それを受けて、ジェイクは優しく笑みを返してくれる。
「じゃあ、戻るか」
ジェイクがそう言って、私を方向転換させようと、肩に手を置いた瞬間、門の向こうから微かに話し声がして、門の方へと近づいてくる気配がした。
「──いよいよ明日来るんだよな」
「ああ。楽しみだな」
明るく弾んだ、少し大きな声と、落ち着いた、とても心地の良い声。
二つの声と共に、門の向こうから騎士の格好をした人物が姿を現す。
門の左右に立つ騎士と比べると、僅か豪華に見える騎士の団服に身を包む2人に、門番をしていた騎士たちが背筋を伸ばし、綺麗に頭を下げる。
「ユージン隊長、ケネス隊長、お疲れ様です」
「おう、お疲れさん」
「ああ、お疲れ様、カイン、グレッグ」
門番の2人の挨拶に、隊長と呼ばれた2人は軽く手を挙げて挨拶を返す。
帰るつもりだったはずなのに、ジェイクはすっかり出てきた2人に興味を持っていかれてしまったようだ。
ジェイクと2人その場で立ち尽くしていると、隊長2人が歩を進めながら、前へ向き直り、数歩進んだところでこちらに気がついたようだった。
「あれ?お前、確か明日から入る…」
ジェイクに気づくと、1人がそう言いながら、少し足を早めて私たちの前まで来て立ち止まった。
そのすぐ後に、もう1人も追いついて、足を止めた。
途中で途切れた言葉が、明らかに自分に向けられたものと判断したのだろう。
ジェイクが先ほどの門番と同じように、背筋を伸ばし、綺麗に頭を下げた。
「明日からお世話になります。ジェイク・クロフォードです。よろしくお願いします」
ジェイクが頭を下げると、「ああ!そうそう。ジェイクな!よろしく!」と言って、声をかけた騎士がジェイクの肩をポンと叩いた。
それを合図にジェイクが頭を上げると、2人は順にジェイクへと自己紹介する。
「俺は、ユージン・ザーカリー・ベックフォード。1番隊の隊長だ」
赤黒い茶褐色の短髪、深緑色の瞳で、人好きのする笑顔を浮かべる彼は、ジェイクともう1人の隊長よりも更に長身で、爽やかなスポーツ青年という感じだ。
「私は、ケネス・ウェスリー・マイクロフト。3番隊の隊長だ。歓迎する、ジェイク」
ケネスと名乗った、もう1人の隊長は、ユージン隊長とは対照的に、知的で優等生タイプといった感じだった。騎士というより貴族の方が似合っていそう。
紫みの暗い赤色の瞳に、赤銅のような艶のある暗い赤色の短髪で、少し長めの前髪を横へ流している。
平々凡々な庶民として生きていきたい私としては、ジェイクだけでも、騎士と知り合いということに気おくれしそうなのに、"騎士隊長"様の視界に入るのも勘弁して欲しい。
さっさと1人でこの場から立ち去りたい心境になりながら、私はジェイクの陰に隠れるように、一歩後退った。
そんな私の気持ちに反して、動きにつられたように、ユージン隊長の興味深げな視線と、ケネス隊長の鋭い視線が容赦なく私へと向けられる。
それを察したジェイクは私を振り返り、わざわざ私が彼らの視界に入るよう一歩横へ引いた。
「あ、彼女は俺の友人でルイーズと言います。まだこちらに来て日が浅いので、街を案内していました」
紹介されてしまっては、黙っている訳にもいかない。
逃げ出したい衝動に駆られながらも、私は俯き加減に隊長様たちへ挨拶をする。
「ルイーズ・クリスティです」
名前だけ告げ、小さく頭を下げ、その状態から2人の気配をさぐる。
ユージン隊長は、上から下まで軽く視線を流した後、ニカッとした笑みを浮かべている。
対して、ケネス隊長は…はっきり言って、怖い─。
ものすごく品定めするような目で精察されている。
敵意さえ感じそうな勢いで、これでは私でなくても、瞳が物語っていることが汲み取れそうだ。
こちらへ来てから、こんなにあからさまな視線を向けられたのは初めてで、私は思わずジェイクのシャツをつかんで彼の背後へと隠れた。
その様子を見て、ユージン隊長が苦笑いを浮かべながらケネス隊長を肘で小突く。
「おい。怖がられてるぞ。その目やめろって」
ユージン隊長に言われて、ケネス隊長は、私から一度視線を逸らすと「失礼」とだけ言葉を漏らした。
それからゆっくりとジェイクへ視線を向け、後ろの私をチラリと視線で指しながら、ジェイクへと問いかける。
「彼女は"転写者"か?」
ニュアンス的には、犯罪者か?と問われているようなその問いかけに、私は思わず眉根を寄せてしまった。
確かに、こちらへ来てから、"転写者"があまり良い目で見られていないような気はしていたけれど、ここまであからさまに嫌悪感を表わしたような人には出逢ったことがない。
何か"転写者"に嫌な思いでもさせられたのだろうか。
けれど、ジェイクはそんなことはお構いなしに「はい」と躊躇いなく返事を返す。
ジェイクは私が"転写者"であることを全く気にしていない様子。
ユージン隊長は少し興味ありげな様子。
ケネス隊長は…また視線が鋭くなった…。
三者三様の反応に私は若干の困惑を覚えながら、背後からジェイクのシャツを引いた。
…帰りたい。
流石に私の思いが伝わったのか、ジェイクはもう一度背筋を伸ばし頭を下げ、隊長たちに挨拶をして帰る意思を示してくれた。
「ユージン隊長、ケネス隊長、暗くなりますので、自分は彼女を送ってきます。明日からよろしくお願いします」
そう言って、2人の返事を待つと、2人はアッサリと別れの挨拶を返してくれた。
「ああ、気をつけてな。彼女をちゃんと送ってあげてくれ」
「ああ。楽しみに待っている」
ユージン隊長に続き、ケネス隊長も片手を挙げ、ジェイクへ返すと、ジェイクはそれに応え「失礼します」と言って、未だに彼のシャツを握っている私を振り返った。
「ルイーズ、帰ろう」
肩越しに優しい声をかけられ、ようやくジェイクのシャツを放すと、ジェイクは振り返って私の手を握った。
大きくて温かな手に少しだけホッとする。
背中に未だ鋭い視線を感じるものの、私は振り返らずにジェイクに手を引かれ帰路へとついた。
そんな私の様子に、ジェイクはふっと息を吐くと、思いついたように「そうだ!」と声をあげた。
思わず私がジェイクの顔を見上げると、ジェイクは足を止め、体ごと私へ向き直り、ニッと笑った。
「ルイーズ!何か困ったことがあったり、寂しくなった時、訪ねて来れるよう、宿舎への道を教えてやるよ」
ジェイクの突然の言葉に、私は目を瞬いてしまう。
「…話聞いてた?」
寂しくないって言ったわよね?
思わず小さな呟きが漏れてしまう。
冗談だとは言ったけど、今の話の流れから、どう考えたらそうなるの?
しかし、ジェイクは私の呟きは聞こえなかったのか、私の手を握り「よし!行くぞっ」と歩き始めてしまった。
「…っちょっと待ってジェイク!も、もう少しゆっくり…」
この数日のやり取りで、ジェイクが譲ってくれないことは分かった。
私は握りしめられた手を、きゅっと握り返し、少しだけ自分の方へ引き、慌てて声をあげた。
大通りを職業紹介所の方へ歩き、そこから幾つか路地を曲がり、店が立ち並ぶ賑やかな道から外れると、私たちの家より少し良い造りの家が立ち並び始める。
それを眺めながら更に進むと、少し遠くに更に大きな屋敷が見え始める。
たぶん貴族の屋敷がある地区なのだろう、その遥か向こうにお城らしき建物も見えてきた。
貴族の屋敷が立ち並ぶ地区に入る少し手前まで来たところで、貴族の屋敷とも民家とも違う見た目の、大きな建物が建っていた。
門前には騎士らしき人が2人左右にわかれて立っている。
これが騎士たちの宿舎なのだろうか。
そう思って見上げると、門から少し離れた所でジェイクが立ち止まった。
そして建物を見上げてから、私へと視線を移した。
「ここが騎士の宿舎だ」
道は覚えたか?と訊ねられ「え、ええ…」と戸惑いながら答える。
道は覚えたけれど、ジェイクを訪ねてここへ来ることなどないだろうと思う。
「何かあったら、門の前にいる人たちに声をかければ呼んでくれるはずだ。まぁ、宿舎にいればだけどな」
よく考えれば宿舎にいることの方が少ないのではないだろうか。
思い付きで連れては来たけれど、それに今ジェイクも気づいたのだろう。
「ええ。ありがとう」
おそらく訪ねてくることなどないだろうけれど、まだこちらに慣れない私を気にかけてくれるジェイクの優しさに、私は素直にお礼を口にした。
それを受けて、ジェイクは優しく笑みを返してくれる。
「じゃあ、戻るか」
ジェイクがそう言って、私を方向転換させようと、肩に手を置いた瞬間、門の向こうから微かに話し声がして、門の方へと近づいてくる気配がした。
「──いよいよ明日来るんだよな」
「ああ。楽しみだな」
明るく弾んだ、少し大きな声と、落ち着いた、とても心地の良い声。
二つの声と共に、門の向こうから騎士の格好をした人物が姿を現す。
門の左右に立つ騎士と比べると、僅か豪華に見える騎士の団服に身を包む2人に、門番をしていた騎士たちが背筋を伸ばし、綺麗に頭を下げる。
「ユージン隊長、ケネス隊長、お疲れ様です」
「おう、お疲れさん」
「ああ、お疲れ様、カイン、グレッグ」
門番の2人の挨拶に、隊長と呼ばれた2人は軽く手を挙げて挨拶を返す。
帰るつもりだったはずなのに、ジェイクはすっかり出てきた2人に興味を持っていかれてしまったようだ。
ジェイクと2人その場で立ち尽くしていると、隊長2人が歩を進めながら、前へ向き直り、数歩進んだところでこちらに気がついたようだった。
「あれ?お前、確か明日から入る…」
ジェイクに気づくと、1人がそう言いながら、少し足を早めて私たちの前まで来て立ち止まった。
そのすぐ後に、もう1人も追いついて、足を止めた。
途中で途切れた言葉が、明らかに自分に向けられたものと判断したのだろう。
ジェイクが先ほどの門番と同じように、背筋を伸ばし、綺麗に頭を下げた。
「明日からお世話になります。ジェイク・クロフォードです。よろしくお願いします」
ジェイクが頭を下げると、「ああ!そうそう。ジェイクな!よろしく!」と言って、声をかけた騎士がジェイクの肩をポンと叩いた。
それを合図にジェイクが頭を上げると、2人は順にジェイクへと自己紹介する。
「俺は、ユージン・ザーカリー・ベックフォード。1番隊の隊長だ」
赤黒い茶褐色の短髪、深緑色の瞳で、人好きのする笑顔を浮かべる彼は、ジェイクともう1人の隊長よりも更に長身で、爽やかなスポーツ青年という感じだ。
「私は、ケネス・ウェスリー・マイクロフト。3番隊の隊長だ。歓迎する、ジェイク」
ケネスと名乗った、もう1人の隊長は、ユージン隊長とは対照的に、知的で優等生タイプといった感じだった。騎士というより貴族の方が似合っていそう。
紫みの暗い赤色の瞳に、赤銅のような艶のある暗い赤色の短髪で、少し長めの前髪を横へ流している。
平々凡々な庶民として生きていきたい私としては、ジェイクだけでも、騎士と知り合いということに気おくれしそうなのに、"騎士隊長"様の視界に入るのも勘弁して欲しい。
さっさと1人でこの場から立ち去りたい心境になりながら、私はジェイクの陰に隠れるように、一歩後退った。
そんな私の気持ちに反して、動きにつられたように、ユージン隊長の興味深げな視線と、ケネス隊長の鋭い視線が容赦なく私へと向けられる。
それを察したジェイクは私を振り返り、わざわざ私が彼らの視界に入るよう一歩横へ引いた。
「あ、彼女は俺の友人でルイーズと言います。まだこちらに来て日が浅いので、街を案内していました」
紹介されてしまっては、黙っている訳にもいかない。
逃げ出したい衝動に駆られながらも、私は俯き加減に隊長様たちへ挨拶をする。
「ルイーズ・クリスティです」
名前だけ告げ、小さく頭を下げ、その状態から2人の気配をさぐる。
ユージン隊長は、上から下まで軽く視線を流した後、ニカッとした笑みを浮かべている。
対して、ケネス隊長は…はっきり言って、怖い─。
ものすごく品定めするような目で精察されている。
敵意さえ感じそうな勢いで、これでは私でなくても、瞳が物語っていることが汲み取れそうだ。
こちらへ来てから、こんなにあからさまな視線を向けられたのは初めてで、私は思わずジェイクのシャツをつかんで彼の背後へと隠れた。
その様子を見て、ユージン隊長が苦笑いを浮かべながらケネス隊長を肘で小突く。
「おい。怖がられてるぞ。その目やめろって」
ユージン隊長に言われて、ケネス隊長は、私から一度視線を逸らすと「失礼」とだけ言葉を漏らした。
それからゆっくりとジェイクへ視線を向け、後ろの私をチラリと視線で指しながら、ジェイクへと問いかける。
「彼女は"転写者"か?」
ニュアンス的には、犯罪者か?と問われているようなその問いかけに、私は思わず眉根を寄せてしまった。
確かに、こちらへ来てから、"転写者"があまり良い目で見られていないような気はしていたけれど、ここまであからさまに嫌悪感を表わしたような人には出逢ったことがない。
何か"転写者"に嫌な思いでもさせられたのだろうか。
けれど、ジェイクはそんなことはお構いなしに「はい」と躊躇いなく返事を返す。
ジェイクは私が"転写者"であることを全く気にしていない様子。
ユージン隊長は少し興味ありげな様子。
ケネス隊長は…また視線が鋭くなった…。
三者三様の反応に私は若干の困惑を覚えながら、背後からジェイクのシャツを引いた。
…帰りたい。
流石に私の思いが伝わったのか、ジェイクはもう一度背筋を伸ばし頭を下げ、隊長たちに挨拶をして帰る意思を示してくれた。
「ユージン隊長、ケネス隊長、暗くなりますので、自分は彼女を送ってきます。明日からよろしくお願いします」
そう言って、2人の返事を待つと、2人はアッサリと別れの挨拶を返してくれた。
「ああ、気をつけてな。彼女をちゃんと送ってあげてくれ」
「ああ。楽しみに待っている」
ユージン隊長に続き、ケネス隊長も片手を挙げ、ジェイクへ返すと、ジェイクはそれに応え「失礼します」と言って、未だに彼のシャツを握っている私を振り返った。
「ルイーズ、帰ろう」
肩越しに優しい声をかけられ、ようやくジェイクのシャツを放すと、ジェイクは振り返って私の手を握った。
大きくて温かな手に少しだけホッとする。
背中に未だ鋭い視線を感じるものの、私は振り返らずにジェイクに手を引かれ帰路へとついた。
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