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4話 月曜の章 「一人学園を出たものが...」
エース編 3
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ーー家庭科室をでたエースは筆箱をもって生徒会室へと急行した。開始までの猶予は残されておらず、廊下を走った。
エース
「本当は廊下は走っちゃいけないけどしょうがないよな。」
エースは南側校舎の2階から3階へと登って駿足に
生徒会室まで駆け抜けていく。
そして、足を止めて目的の部屋へとたどり着くと扉をノックして中へと入る。
エース「失礼します。?」
すると、中はセスルとクラウザー、2年生のバッジを着けた三人はじっとエースの方に目を向けてくる。
奥には生徒会長らしき銀髪の男性が机に両足を乗せて、頭に腕を組みじっとエースを睨み付けた。エースはなりふり構わず自己紹介をする。
エース
「...今日から生徒会役員として来ました、 エース・トラブデンと言います。会長達の迷惑にならないよう日々励んでいきます。これからどうか..。」
ギルティ
「おせー!このギルティ様を待たせやがって...、てめぇ何分遅れて来たと思ってる?鐘はなってんだよ!あぁん!?」
そういうとギルティはさらに顔を歪めた。
エース「え?チャイム?」
エースは思わずポカンとした。
セスル
「....ふん!全く、鐘の音にも気づかなかったなんて本当にバカね。」
踵を返してセスルは小声でエースを平然と罵倒する。
エース
(...別にそこまで言わなくても....。けど、遅れて迷惑をかけたのは事実だし、ここはしっかり詫びをいれなきゃな。)
とエースは改めて会長の顔をみてしっかりと謝罪をした。
エース
「俺が遅刻してきたことで会長達に迷惑をかけてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。もう二度としません。どうかお許しを!!」
とエースがいうと、眼鏡をかけた、真面目で、しかし少し気の弱いファリオが慌てて慰める。
ファリオ
「あーーわわわ!気にしないで、学校生活自体そんなに経ってないし、それにまだ色々慣れてないでしょ?大丈夫、会長は本心で言ってるわけじゃないよ、そうですよね!会ちょ...」
ギルティ
「本心だバーロー、うぇっへへへへへへ。」
するとギルティの顔がまたも歪んだ。
エース
(即答ーー!??しかも顔が見にくい...。)
ファリオ「え?ちょっと、それどういうこと!?」
ギルティに続いて緑髪の巻き髪セットの少女と水色と白メッシュの髪のアシンメトリーの男子もエースに対して悪口のような事を吐き捨てる。
ルビー
「だいたい遅れてきていきなり自己紹介とかーはははほはひひふははひほ?(頭おかしいんじゃないの?wwwwww)」
エース
(いやラチェットハンドルくわえてる人に言われたくありませんよ....。)
カズマ
「そうだぜ~!まずは土下座だろーが、ばーかってな!!こいつよくみたらなんか生意気なんだよな~~。髪色もナルシってるしwwww」
エース(いや、それはあんたでしょ...。)
いつのまにかルビーもカズマもこの世の悪魔のような歪んだ表情になっていた。ファリオもとにかく注意することに精一杯だ。
ファリオ
「みんなひどいこと言っちゃ駄目だって!ごめんね、普段はみんなこういうこと言わないんだけど...新入生がきて興奮してるんだきっと...けど君達は絶対にああいう先輩達になっちゃ駄目だy....。」
セスル「私も同じ考えです!!」
エース
(たかが興奮でああなるかばかやろー!!いや明らかに舐めてるよねこの人達.....。なんでこの部活選んだんだろ、誰か、助けて....。)
涙ながらにエースはそう思った。
クラウザー(...頑張れ。エース)
クラウザーはエースに密かに応援する。
そんなやりとりをした後に今日の為の一時間を使い部活動をし、何とか先輩達とまずまずと和気藹々と終わりにさしかかるだろうと言うところで、
今までの雰囲気がガラリと変わる。
ギルティ
「そんじゃあ、備品についての細かい事はまた明日.....!」
その時に、何かを察知したのかギルティが急に黙りこんだ。
それと同時に全員も静まり返る。
エース「どうかしましたか?」
ファリオ
「シッ!これは会長は何かを察知したみたいだ。会長の勘は侮れないからね。」
ギルティ
「....一人、学園を出たやつがいるな。」
クラウザー
「え?そんな人いるんですか?」
ギルティ
「基本は学園長に外出届を出せば一時は学園を出れるが..。」
セスル
「その学園を出た生徒はその届けを出さずにでたということですね。それを会長が把握した上でそう予感したと...。」
ギルティ「感じるんだ、風の音で...。」
エース(学園を出た?.........!!もしかして!)
と、何かに完全に気づいたのか、突然エースは生徒会室をでた。
クラウザー「エース!?」
ギルティ
「...ふぅん、前からずっと気づいてたみたいだな。」
ーーー
タッタッタッ
エース「......はぁはぁはぁ..!!」
カスミ「...はぁはぁ...!エース君!!」
エースが廊下を走って階段を2階まで降りていくと、その先に急ぎ足で駆け寄る部活着姿のカスミがいた。
エース「!?.....リューマは、リューマはどこ?」
エースが足を止め、すぐさまリューマの居場所を聞き出す。
すると、慌てて主張するような次のカスミの言葉にエースの予感は的中する。
そして、それはclass1、いや学園にとっての最初の犠牲者になるだろう。
...クリスティア学園今年度、最初の試練が訪れる。
カスミ
「リューマ君が、学園を出てしまって....手強い怪物のいる山奥に行ったの!このままじゃリューマ君....」
死んじゃう!!!!
ーー
エース
「本当は廊下は走っちゃいけないけどしょうがないよな。」
エースは南側校舎の2階から3階へと登って駿足に
生徒会室まで駆け抜けていく。
そして、足を止めて目的の部屋へとたどり着くと扉をノックして中へと入る。
エース「失礼します。?」
すると、中はセスルとクラウザー、2年生のバッジを着けた三人はじっとエースの方に目を向けてくる。
奥には生徒会長らしき銀髪の男性が机に両足を乗せて、頭に腕を組みじっとエースを睨み付けた。エースはなりふり構わず自己紹介をする。
エース
「...今日から生徒会役員として来ました、 エース・トラブデンと言います。会長達の迷惑にならないよう日々励んでいきます。これからどうか..。」
ギルティ
「おせー!このギルティ様を待たせやがって...、てめぇ何分遅れて来たと思ってる?鐘はなってんだよ!あぁん!?」
そういうとギルティはさらに顔を歪めた。
エース「え?チャイム?」
エースは思わずポカンとした。
セスル
「....ふん!全く、鐘の音にも気づかなかったなんて本当にバカね。」
踵を返してセスルは小声でエースを平然と罵倒する。
エース
(...別にそこまで言わなくても....。けど、遅れて迷惑をかけたのは事実だし、ここはしっかり詫びをいれなきゃな。)
とエースは改めて会長の顔をみてしっかりと謝罪をした。
エース
「俺が遅刻してきたことで会長達に迷惑をかけてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。もう二度としません。どうかお許しを!!」
とエースがいうと、眼鏡をかけた、真面目で、しかし少し気の弱いファリオが慌てて慰める。
ファリオ
「あーーわわわ!気にしないで、学校生活自体そんなに経ってないし、それにまだ色々慣れてないでしょ?大丈夫、会長は本心で言ってるわけじゃないよ、そうですよね!会ちょ...」
ギルティ
「本心だバーロー、うぇっへへへへへへ。」
するとギルティの顔がまたも歪んだ。
エース
(即答ーー!??しかも顔が見にくい...。)
ファリオ「え?ちょっと、それどういうこと!?」
ギルティに続いて緑髪の巻き髪セットの少女と水色と白メッシュの髪のアシンメトリーの男子もエースに対して悪口のような事を吐き捨てる。
ルビー
「だいたい遅れてきていきなり自己紹介とかーはははほはひひふははひほ?(頭おかしいんじゃないの?wwwwww)」
エース
(いやラチェットハンドルくわえてる人に言われたくありませんよ....。)
カズマ
「そうだぜ~!まずは土下座だろーが、ばーかってな!!こいつよくみたらなんか生意気なんだよな~~。髪色もナルシってるしwwww」
エース(いや、それはあんたでしょ...。)
いつのまにかルビーもカズマもこの世の悪魔のような歪んだ表情になっていた。ファリオもとにかく注意することに精一杯だ。
ファリオ
「みんなひどいこと言っちゃ駄目だって!ごめんね、普段はみんなこういうこと言わないんだけど...新入生がきて興奮してるんだきっと...けど君達は絶対にああいう先輩達になっちゃ駄目だy....。」
セスル「私も同じ考えです!!」
エース
(たかが興奮でああなるかばかやろー!!いや明らかに舐めてるよねこの人達.....。なんでこの部活選んだんだろ、誰か、助けて....。)
涙ながらにエースはそう思った。
クラウザー(...頑張れ。エース)
クラウザーはエースに密かに応援する。
そんなやりとりをした後に今日の為の一時間を使い部活動をし、何とか先輩達とまずまずと和気藹々と終わりにさしかかるだろうと言うところで、
今までの雰囲気がガラリと変わる。
ギルティ
「そんじゃあ、備品についての細かい事はまた明日.....!」
その時に、何かを察知したのかギルティが急に黙りこんだ。
それと同時に全員も静まり返る。
エース「どうかしましたか?」
ファリオ
「シッ!これは会長は何かを察知したみたいだ。会長の勘は侮れないからね。」
ギルティ
「....一人、学園を出たやつがいるな。」
クラウザー
「え?そんな人いるんですか?」
ギルティ
「基本は学園長に外出届を出せば一時は学園を出れるが..。」
セスル
「その学園を出た生徒はその届けを出さずにでたということですね。それを会長が把握した上でそう予感したと...。」
ギルティ「感じるんだ、風の音で...。」
エース(学園を出た?.........!!もしかして!)
と、何かに完全に気づいたのか、突然エースは生徒会室をでた。
クラウザー「エース!?」
ギルティ
「...ふぅん、前からずっと気づいてたみたいだな。」
ーーー
タッタッタッ
エース「......はぁはぁはぁ..!!」
カスミ「...はぁはぁ...!エース君!!」
エースが廊下を走って階段を2階まで降りていくと、その先に急ぎ足で駆け寄る部活着姿のカスミがいた。
エース「!?.....リューマは、リューマはどこ?」
エースが足を止め、すぐさまリューマの居場所を聞き出す。
すると、慌てて主張するような次のカスミの言葉にエースの予感は的中する。
そして、それはclass1、いや学園にとっての最初の犠牲者になるだろう。
...クリスティア学園今年度、最初の試練が訪れる。
カスミ
「リューマ君が、学園を出てしまって....手強い怪物のいる山奥に行ったの!このままじゃリューマ君....」
死んじゃう!!!!
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