メイスオブクリスティア

桜bysen

文字の大きさ
43 / 106
5話 月曜の章 「最初の試練と互いの劣等感」

ミラ編&リューマ編 3&ゴードル編

しおりを挟む
ーーー

その翌朝の土曜日、職員室で7人は制服でユキムラに無断外出やその他諸々についてを説教されてしまう。他の教官たちも勿論、学園長もややカンカンだった。

ミラ
「...全く、こんなことがこれからくるのかと思うと不安だわ...。」

アユミ「まぁまぁ♪」

ユーレン「仲間想いの良い子達じゃありませんか♪」

ナオマサ「どうですかな...。」

教職員達は各々の席に座りながら以上の事を駄弁った。

ミラ
(それにユキムラさんから聞いた入学式の時の男もそうだったけど、あのレヴィアユーレって女も"ssrリボルバー"を狙っているのね。今の所は気づいていないようだけど、それの存在をあいつらに気付かれてしまったら”あの子”の命が危ないわね。その事柄含めて全て知っているのは私とユキムラさん、学園長と一部の生徒二人だけ、どうにかユキムラさんと一緒に守って行かないと...。)

 ーー


ーーー

生徒達は説教が終わって職員室を出ていくと、

リューマ
「皆、本当にすまねぇ!!これは全部俺の責任だ!俺のせいで迷惑かけて...!この通りだ!」

リューマはヒロタ達に申し訳なと言わんばかりの表情で謝罪の言葉を口にし、言い終わりかけた所で顔を俯かせ、頭を下げるのだった。

エース「気にするなよ、過ぎた話だ。」

カスミ「うんうん♪」

マリカ
「アタシにとっては理不尽な説教されたけどね。」

とマリカは少々不愉快そうに言うも全員そんな誠実なリューマを優しく、寛大な態度で励ました。リューマも、とても安心したような顔で"本当にありがとう"と礼を言った。

ヒロタ
「じゃあ俺らそろそろいくわ。折角の休みだし..。」

ゲイル
「けど、これからが暇なんだよな。出禁喰らってるし..。」

マリカ
「そうだあたしらで雑談しない?エースとかカスミも混ぜて!」

エース
「ありがとう、他のやつらも連れていっていいか?」

カスミ
「私の部活の知り合いも連れていっていい?」

時間を確認した後、ヒロタは他の四人と会話をしながら、寮へと戻るために先に歩いて行く。

俺もと、五人の後について行こうとすると、突然、カグツチに呼び止められ、

カグツチ「本日の夜、もし差し支えなければリューマ殿の部屋にお邪魔してもよろしいか?」

と言われ、特にやることもないと自身はは、「俺の部屋でよければ」と言葉を返す。やがて、カグツチはそれに対して礼を言う。リューマはカグツチと共に他愛ない話をしながら、ヒロタ達についていくように寮へと移動するのであった。

ーー


ーーー

紫の空に覆われている真っ黒な大地に、ただ武器が刺さっていて戦場の傷痕以外なにもない辺境の地の中、1つだけ城らしき建物がぽつんと建っていた。

レヴィアユーレ
「申し訳ございませんゴードル様!!一人の人間を脅迫して聞き出すつもりだったのに、私の従えていた怪物が見知らぬ小娘にあっけなく倒されて...もう、何もかも信じられないわ!!」

ヤヌス
「俺も失敗しちまった。まさか、ここがばれるとは思わねーが2度とカルマ城に浸入できなくなっちまったかもしれねー。ほんとにすまねぇ!!」

そのなかに王座に座っている一人の男にひざまずく

レヴィアユーレとヤヌスの姿があった。

その男は二人の謝罪に対してこう返した。

ゴードル「顔をあげてくれ?」

レヴィアユーレ&ヤヌス「?」

仮面の中の男の顔はなんとも不気味な笑みだった。

ゴードル
「やってしまったことは仕方ない、元々セシルライム家とは表立って敵対してる身、今回は奴等に単なる余興試しでお前達を送ったに過ぎない。にてヤヌス、ssrリボルバーの所在は?」

ヤヌス
「それはバッチリ聴けたぜ、実はな...カルマ城にはねぇらしい、一人兵士を脅して聞き出したぜ。」

レヴィアユーレ
「学園の方もないと言っていましたわ。..正確には知らないといった方が正しいかと...。」

ゴードルは突然黙りだし、しばらくすると目を見開いてこう言う。

ゴードル
「いや?あるはずだ。我にはわかる。クリスティア学園は何か秘密を隠している。リボルバーの存在の有無はともかく、我等の本当の目的に関することだろうと感じている...。(..覚悟しろレヴァニス、必ず我が理想をこの手に....)」

ーー
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある

柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった 王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。 リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。 「わかりました。あなたには、がっかりです」 微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

思いを込めてあなたに贈る

あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

処理中です...