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9話 月曜の章「イヤハルオオトカゲを探しに」
カスミ編&レヴィアユーレ編
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ーー
ローゼ「!うあっ!?」
ランス「危ない!」
道中、カスミ達は向かい岸を渡るために少し広い川の間にぽつんとあるやや平たい1枚の岩を渡るがふとローゼがそこで転びそうになりその後ろにいたランスが肩を掴んで彼女を支え、事なきを得た。
ランス「大丈夫かい?」
ローゼ
「ええ、ありがとう。おかげで怪我をせずに済んだわ。」
ランス
「ここの岩はよく滑るから気をつけて進まなきゃね。」
ローゼ「ええ。」
アギト「....。」
カスミ「....。」
(やっぱりまだ慣れないな...。うう、終わらないかな...、落ち着かない。)
カスミが目の前にいる彼の背中を見て、砂利石の上を歩きながらそう思った時、「うあっ!?」と不意に比較的大きい砂利石に躓き、転びそうになると、アギトに右手を掴まれために自力で体勢を取り戻した。
その後彼は、サッと視線を前に戻し、そのまま歩いていく。
その様子を間近で見ていたソウタとダイスケはすぐさまカスミの元へ駆け寄ると、ソウタが「大丈夫?」と聞く。
「大丈夫だよ」と愛想笑いにも似た表情でそう答えると、ダイスケは「けど、変わってるよな。」 と言った。
そして、アギトに聞こえないくらいの小さい声で以下の事を話し合った。
カスミ
「変わってる?確かにルックスもいいし、頭も良さそうだし、性格も格好いいから他の皆とは違って完璧なイメージはあるけど...。」
ダイスケ
「あ、いや、...それに小耳に挟んだ事なんだけど、どうやらあいつ、出身地と家族構成を偽ってるらしい。先輩達の間で噂になっててな。」
カスミ「噂?」
ダイスケ
「そう、何でも先輩達は、”あいつは実はダーキル帝国の国民でずっと一人で過ごしてた”んじゃないかって言ってた。あと、能力面についても異常なまでに恐ろしい力を持っているって。それも分からないけどな。」
ソウタ
「...でも、鍛練の授業であいつの動きを時々見ていてそんな怪しいオーラとかそう言うものは感じなかったけど?」
ダイスケ
「特定の奴に力を使ってるんじゃないか?例えばそいつの心を操ったり、人を殺させたりとか。」
カスミ
(確かにあの時のキスを交わした時、驚きはしたけど全然ドキドキしなかった。あれもダイスケ君のいうアギト君の力、なのかな?)
ソウタ
「けど、たかが噂だろ?気にしたってしょうがないんじゃない?」
ダイスケ
「そうだな、...ただのカリスマ優等生なのかも知れないし、悪い、変な話をして...。」
カスミ
「え、...ううん、気にしないで、...さぁ、噂のイヤハルオオトカゲを見つけて退治して、帰って晩ごはんを食べれるように皆で頑張ろう!」
ソウタの言葉にダイスケは二人に対して申し訳なさそうにそう言うと、カスミは気にせずに自分と二人に対して渇を入れるように、明るく前向きな態度でそう言いながらどんどんと前へ進んでいくのだった。
アギト「....。」(筒抜け、だね。)
ーー
ーー正午を過ぎたころ、渓谷の中の1本の木の大きく太い枝の上に座り、赤い水晶玉をとりだし、可愛らしいと思う目でじっと水晶玉の写っている姿を眺めていた。
レヴィアユーレ
「うふふ♪さぁ、楽しませてもらうわよ?どんな風に暴れるか..ね?1体目投入♪」
そう言って水晶を落とすと底の方にぶつかったとたんにそれが突如光だし、徐々に大きくなる。
レヴィアユーレ
「ふふふ♪2体目3体目4体目。...さぁ、目一杯楽しんで来なさい。私の子・供・達♪」
口をにやっと口角を上げて恨むように水晶の中から解放される光を見つめながらそう言ったのだった。ーー
ローゼ「!うあっ!?」
ランス「危ない!」
道中、カスミ達は向かい岸を渡るために少し広い川の間にぽつんとあるやや平たい1枚の岩を渡るがふとローゼがそこで転びそうになりその後ろにいたランスが肩を掴んで彼女を支え、事なきを得た。
ランス「大丈夫かい?」
ローゼ
「ええ、ありがとう。おかげで怪我をせずに済んだわ。」
ランス
「ここの岩はよく滑るから気をつけて進まなきゃね。」
ローゼ「ええ。」
アギト「....。」
カスミ「....。」
(やっぱりまだ慣れないな...。うう、終わらないかな...、落ち着かない。)
カスミが目の前にいる彼の背中を見て、砂利石の上を歩きながらそう思った時、「うあっ!?」と不意に比較的大きい砂利石に躓き、転びそうになると、アギトに右手を掴まれために自力で体勢を取り戻した。
その後彼は、サッと視線を前に戻し、そのまま歩いていく。
その様子を間近で見ていたソウタとダイスケはすぐさまカスミの元へ駆け寄ると、ソウタが「大丈夫?」と聞く。
「大丈夫だよ」と愛想笑いにも似た表情でそう答えると、ダイスケは「けど、変わってるよな。」 と言った。
そして、アギトに聞こえないくらいの小さい声で以下の事を話し合った。
カスミ
「変わってる?確かにルックスもいいし、頭も良さそうだし、性格も格好いいから他の皆とは違って完璧なイメージはあるけど...。」
ダイスケ
「あ、いや、...それに小耳に挟んだ事なんだけど、どうやらあいつ、出身地と家族構成を偽ってるらしい。先輩達の間で噂になっててな。」
カスミ「噂?」
ダイスケ
「そう、何でも先輩達は、”あいつは実はダーキル帝国の国民でずっと一人で過ごしてた”んじゃないかって言ってた。あと、能力面についても異常なまでに恐ろしい力を持っているって。それも分からないけどな。」
ソウタ
「...でも、鍛練の授業であいつの動きを時々見ていてそんな怪しいオーラとかそう言うものは感じなかったけど?」
ダイスケ
「特定の奴に力を使ってるんじゃないか?例えばそいつの心を操ったり、人を殺させたりとか。」
カスミ
(確かにあの時のキスを交わした時、驚きはしたけど全然ドキドキしなかった。あれもダイスケ君のいうアギト君の力、なのかな?)
ソウタ
「けど、たかが噂だろ?気にしたってしょうがないんじゃない?」
ダイスケ
「そうだな、...ただのカリスマ優等生なのかも知れないし、悪い、変な話をして...。」
カスミ
「え、...ううん、気にしないで、...さぁ、噂のイヤハルオオトカゲを見つけて退治して、帰って晩ごはんを食べれるように皆で頑張ろう!」
ソウタの言葉にダイスケは二人に対して申し訳なさそうにそう言うと、カスミは気にせずに自分と二人に対して渇を入れるように、明るく前向きな態度でそう言いながらどんどんと前へ進んでいくのだった。
アギト「....。」(筒抜け、だね。)
ーー
ーー正午を過ぎたころ、渓谷の中の1本の木の大きく太い枝の上に座り、赤い水晶玉をとりだし、可愛らしいと思う目でじっと水晶玉の写っている姿を眺めていた。
レヴィアユーレ
「うふふ♪さぁ、楽しませてもらうわよ?どんな風に暴れるか..ね?1体目投入♪」
そう言って水晶を落とすと底の方にぶつかったとたんにそれが突如光だし、徐々に大きくなる。
レヴィアユーレ
「ふふふ♪2体目3体目4体目。...さぁ、目一杯楽しんで来なさい。私の子・供・達♪」
口をにやっと口角を上げて恨むように水晶の中から解放される光を見つめながらそう言ったのだった。ーー
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