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第一章 知り合いが どんどん増える 一週間
第12話 俺とエルフと、時々ソフィア
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さて、昨日の今日で、さっそく通信用の魔道具を買いに行こうとしたのだが……
「ほう、それに目を付けるとは。他の奴とは違い、見る目がありそうだな」
魔道具のお店に向かう途中の店先で気になる物を見つけ、それを興味深く観察していると、変な眼鏡のエルフの男性に捕まってしまった。
もとい、普通の眼鏡をかけた、エルフである変な男性だ。
エルフといえば若い見た目で顔立ちが整っているイメージだが、彼も見た目は金髪イケメンの青年だった。
「あ、ああ。等身大で精巧に作られた感じの女性の人形があってすごいな、と思って。しかもリアルな女性って感じじゃなくって、なんというか、いい塩梅に抽象化されているというか」
表現が難しいが、実在の人物を絵画として書き、それを再度立体化したような感じ、だろうか?
「分かるか! これは私がある目的を追い求め作成したものだ。だが、何かが違う、何かが足りないという感じがしてな。……ふむ、ちょっと意見が欲しい。こっちに来てくれ」
なんて言われながら彼に店へ引っ張られていった。
助けてソフィア。
◇
~一方その頃~
「?」
「ソフィア様、どうかされましたか?」
「いえ、気のせいだと思います。それで、感想をお聞きしたいのが、こちらの焼肉弁当、というものです。たれの味はハクトさんと調整したのですが、その時にハクトさんが、モニカさんにも味の感想を聞いてはどうだろう? とのことでしたので」
「本当ですか! わかりました、お昼にいただきます! ……あ、あとハクトさんにもお礼を言っておいてください」
「わかりました。伝えておきますね」
~閑話休題~
◇
「さて、まずはこっちの人形から意見を。……む、客か?」
彼に反応し俺も後ろを見ると、昨日出合った少女、アキナがいた。
「ふむ、アキナか。また依頼でも持ってきたか? だが、今は取り込み中でな。後で出直してくれ」
「いやいやいや。外から見てたけど、そこのお兄さんをお店に強引に引っ張っていたのが見えて急いで駆けつけたのよ!」
「アキナ、来てくれて助かった。逃げようと思えば逃げられたんだろうけど、妙な圧力に屈してしまってな」
何というか、情熱? 執念? そういったものを感じた。
「む、そうか? まあ行き詰っていていたのは確かだが。ふむ、そういえば自己紹介をしていないか。私の名前はイズレンウェ。エルフ語が発音しにくい者はイズレと呼ぶな。それと、アキナは偶に依頼を持ってくる客だ」
「そうよ! 昨日のゴブリンの駒も、原型をイズレに依頼したの」
なるほど。
この店の人形のように精巧に出来ている駒が多かったが、それらもここに依頼したのだろう。
「それでハクトは何か目的があってここら辺に来てたのかしら?」
「ああ、通信用の魔道具を見に行こうと思ってな。その道中、店先に会った人形に興味を惹かれて立ち止まって、まあ今に至るって感じだ」
「あ! もしかして最近発売されたリンフォンかしら? それとも異世界人の安藤さんが考案したアンドーフォン? どっちも従来品よりは高いけれど便利よね!」
アンドーフォン……。
名字のせいで魔道具の名前が大変なことに!
いや、安藤さんは悪くないんだけどさ……。
ちなみに後で聴いたところ、アンド―フォンは設定しておくと留守番電話のように音声を自動的に録音してくれるものらしい。
従来品からの着信も録音できるため、結構人気だそうだ。
発売されたのは30年ほど前で、リンフォンは5年前に発売されたらしい。
それでも最近発売されたと言われるくらい、魔道具を開発してから量産するまでには時間がかかるみたいだな。
「いや、資金があればリンフォンがよかったけど、正直そこまで手持ちに余裕がなくてな。従来品の中から見繕って買おうかと」
「ふむ。それなら条件次第で私が購入資金を出そう。その条件として、この店の人形の配置を変更して見栄えを良くすること、先ほど行おうとした、人形への意見を貰うことだ。制作に集中していたら、見ての通り人形の配置が乱雑になってしまった」
うーん。
つまり、アルバイトをして魔道具を手に入れる、みたいなことか。
というか、10万円以上するものをそれだけで買ってもらえるとか、いろいろと大丈夫なのだろうか?
なんて悩んでいると、
「あ、そんなに貰えるのが気になっている感じかな? 彼はこう見えて凄腕の職人だから、結構稼いでるのよ! そんなイズレの手伝いをするんだし、まあ妥当な条件だと思うわ」
「こう見えては余計だ。だがまあ、そういうことだ」
確かに、商品棚に並んでいる人形は素人な俺でも高そうに見える。
アキナもこう言ってるし、大丈夫かな?
「意見が役に立つかわからないけど、それでもいいならやってみようかな」
「ふむ、決まりだな」
「それなら、わたしも買い物を済ませた後でお邪魔していいかな? 今日は買い物とアイディア探しに街でも散策しようかと思っていたけど、わたしのカンがここに居ると良いことがあるって言ってるわ!」
「別にかまわんが、お茶くらいしか出さんぞ?」
「むしろ、お茶は出してくれるのね……」
俺もそう思った。
◇
まずは店内のレイアウトを整えた。
日本で見かけた、プラモデルとかを綺麗にディスプレイしている店を参考に配置してみた。
イズレからは
「ふむ。これはいい配置だ。今後の参考にさせてもらおう」
と良い評価を貰えた。
買い物を終えて戻ってきたアキナからも
「ただいまー! ん? おー、かなり見やすくなったね! わたしも参考にさせてもらうわね!」
と絶賛してもらえた。
◇
「ところでもうすぐお昼だけど、みんなで食べに行かない? イズレのお店は午前のみの営業で、午後は制作の時間よね? お店を一旦締めて行きましょう!」
「ふむ、今日は納品するものもない、客もおそらく来ないだろう。店は私の行きつけでいいか? ああ、一部のエルフが行く、菜食主義《ベジタリアン》向けの店ではないので安心するといい」
「俺はそれで大丈夫だ」
エルフの行きつけの店というは気になるしな。
それと、イズレは違うみたいだが、異世界お決まりの菜食主義なエルフはやっぱりいるんだな。
「決まりね! 行きましょ! イズレ、案内よろしく!」
そういうことになった。
「ほう、それに目を付けるとは。他の奴とは違い、見る目がありそうだな」
魔道具のお店に向かう途中の店先で気になる物を見つけ、それを興味深く観察していると、変な眼鏡のエルフの男性に捕まってしまった。
もとい、普通の眼鏡をかけた、エルフである変な男性だ。
エルフといえば若い見た目で顔立ちが整っているイメージだが、彼も見た目は金髪イケメンの青年だった。
「あ、ああ。等身大で精巧に作られた感じの女性の人形があってすごいな、と思って。しかもリアルな女性って感じじゃなくって、なんというか、いい塩梅に抽象化されているというか」
表現が難しいが、実在の人物を絵画として書き、それを再度立体化したような感じ、だろうか?
「分かるか! これは私がある目的を追い求め作成したものだ。だが、何かが違う、何かが足りないという感じがしてな。……ふむ、ちょっと意見が欲しい。こっちに来てくれ」
なんて言われながら彼に店へ引っ張られていった。
助けてソフィア。
◇
~一方その頃~
「?」
「ソフィア様、どうかされましたか?」
「いえ、気のせいだと思います。それで、感想をお聞きしたいのが、こちらの焼肉弁当、というものです。たれの味はハクトさんと調整したのですが、その時にハクトさんが、モニカさんにも味の感想を聞いてはどうだろう? とのことでしたので」
「本当ですか! わかりました、お昼にいただきます! ……あ、あとハクトさんにもお礼を言っておいてください」
「わかりました。伝えておきますね」
~閑話休題~
◇
「さて、まずはこっちの人形から意見を。……む、客か?」
彼に反応し俺も後ろを見ると、昨日出合った少女、アキナがいた。
「ふむ、アキナか。また依頼でも持ってきたか? だが、今は取り込み中でな。後で出直してくれ」
「いやいやいや。外から見てたけど、そこのお兄さんをお店に強引に引っ張っていたのが見えて急いで駆けつけたのよ!」
「アキナ、来てくれて助かった。逃げようと思えば逃げられたんだろうけど、妙な圧力に屈してしまってな」
何というか、情熱? 執念? そういったものを感じた。
「む、そうか? まあ行き詰っていていたのは確かだが。ふむ、そういえば自己紹介をしていないか。私の名前はイズレンウェ。エルフ語が発音しにくい者はイズレと呼ぶな。それと、アキナは偶に依頼を持ってくる客だ」
「そうよ! 昨日のゴブリンの駒も、原型をイズレに依頼したの」
なるほど。
この店の人形のように精巧に出来ている駒が多かったが、それらもここに依頼したのだろう。
「それでハクトは何か目的があってここら辺に来てたのかしら?」
「ああ、通信用の魔道具を見に行こうと思ってな。その道中、店先に会った人形に興味を惹かれて立ち止まって、まあ今に至るって感じだ」
「あ! もしかして最近発売されたリンフォンかしら? それとも異世界人の安藤さんが考案したアンドーフォン? どっちも従来品よりは高いけれど便利よね!」
アンドーフォン……。
名字のせいで魔道具の名前が大変なことに!
いや、安藤さんは悪くないんだけどさ……。
ちなみに後で聴いたところ、アンド―フォンは設定しておくと留守番電話のように音声を自動的に録音してくれるものらしい。
従来品からの着信も録音できるため、結構人気だそうだ。
発売されたのは30年ほど前で、リンフォンは5年前に発売されたらしい。
それでも最近発売されたと言われるくらい、魔道具を開発してから量産するまでには時間がかかるみたいだな。
「いや、資金があればリンフォンがよかったけど、正直そこまで手持ちに余裕がなくてな。従来品の中から見繕って買おうかと」
「ふむ。それなら条件次第で私が購入資金を出そう。その条件として、この店の人形の配置を変更して見栄えを良くすること、先ほど行おうとした、人形への意見を貰うことだ。制作に集中していたら、見ての通り人形の配置が乱雑になってしまった」
うーん。
つまり、アルバイトをして魔道具を手に入れる、みたいなことか。
というか、10万円以上するものをそれだけで買ってもらえるとか、いろいろと大丈夫なのだろうか?
なんて悩んでいると、
「あ、そんなに貰えるのが気になっている感じかな? 彼はこう見えて凄腕の職人だから、結構稼いでるのよ! そんなイズレの手伝いをするんだし、まあ妥当な条件だと思うわ」
「こう見えては余計だ。だがまあ、そういうことだ」
確かに、商品棚に並んでいる人形は素人な俺でも高そうに見える。
アキナもこう言ってるし、大丈夫かな?
「意見が役に立つかわからないけど、それでもいいならやってみようかな」
「ふむ、決まりだな」
「それなら、わたしも買い物を済ませた後でお邪魔していいかな? 今日は買い物とアイディア探しに街でも散策しようかと思っていたけど、わたしのカンがここに居ると良いことがあるって言ってるわ!」
「別にかまわんが、お茶くらいしか出さんぞ?」
「むしろ、お茶は出してくれるのね……」
俺もそう思った。
◇
まずは店内のレイアウトを整えた。
日本で見かけた、プラモデルとかを綺麗にディスプレイしている店を参考に配置してみた。
イズレからは
「ふむ。これはいい配置だ。今後の参考にさせてもらおう」
と良い評価を貰えた。
買い物を終えて戻ってきたアキナからも
「ただいまー! ん? おー、かなり見やすくなったね! わたしも参考にさせてもらうわね!」
と絶賛してもらえた。
◇
「ところでもうすぐお昼だけど、みんなで食べに行かない? イズレのお店は午前のみの営業で、午後は制作の時間よね? お店を一旦締めて行きましょう!」
「ふむ、今日は納品するものもない、客もおそらく来ないだろう。店は私の行きつけでいいか? ああ、一部のエルフが行く、菜食主義《ベジタリアン》向けの店ではないので安心するといい」
「俺はそれで大丈夫だ」
エルフの行きつけの店というは気になるしな。
それと、イズレは違うみたいだが、異世界お決まりの菜食主義なエルフはやっぱりいるんだな。
「決まりね! 行きましょ! イズレ、案内よろしく!」
そういうことになった。
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