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第三章 要するに この章ほとんど デートかい
第38話 date of the date(デートの日付)
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その後は俺、アオイ、レイも加わり、ゴーレムバトルをして楽しんだ。
ヒカリは応援側に回り、メイは「……これはこれで、面白いかも?」と、闇属性のゴーレムで色々試していた。
◇
何度かゴーレムバトルを行い満足したところで、アオイから、
「そういえばハクト君、今度ベイラと魔道具について色々議論したいと思うんだけど、ハクト君にも同席してもらえないかな? 異世界の知識を参考にしたいのと、ハクト君自身の意見を聞いてみたいと思ってね。都合のいい日があれば教えて欲しいな」
……正直ついていける気はしないけど、異世界の知識とかは色々出せるかな?
それに、新しい魔道具ができるかも、って考えると楽しそうだ。
「ソフィアの手伝いはあるけど、日付は調整できるし、いつでも大丈夫かな」
というか異世界に遊びに来ているようなものだし、予定なんてあってないようなものだな。
……なのに、なんでだろう。思い返すと元いた世界より色々やっている気がする。まあ、楽しかったけどさ。
「それじゃ、さっそく明日とかでもいいかな? もちろん、ベイラにも確認をしてからだけどね」
俺が問題ないことを伝えると、さっそくリンフォンで連絡をしていた。
やっぱり、ベイラに連絡できるよう登録していたんだな。
「ベイラも特に予定はないみたいだね。それじゃ、明日はよろしくお願いするよ」
と言う感じで、明日はベイラの店に集合ということになった。
すると、ハヤテが
「アオイはいいな~、ハクトと人間界でデートできて~」
なんて言い出した。
「で、デート!? そもそも、アオイだけじゃなくてベイラもいるし、魔道具についての話をするだけなんだけど……」
「? ハクトとアオイ、ベイラで趣味について楽しく話すんでしょ? それはもうデートって言ってもいいと思うな~」
んん? どういうことだ?
俺の翻訳がおかしくなったのか?
「そもそも、相手が二人いるって時点でデートじゃないと思うんだが……」
「もしかして、ハクトの世界は違うの? この世界だと、恋人や結婚相手が複数いるのが普通みたいだよ?」
異世界あるある、重婚ありの世界だった!
小説とかではよく見るけど、実際にそんな世界に来ていたとは……。
「そもそも、魔族は女の子が生まれることが多いからね! 理由ははっきりしていないけどね~」
な、なるほど。
そういった理由ならわからなくもない、かな?
それと、魔皇がわからないなら、神のみぞ知るって感じだな。
……そういえばこの世界、神様と天使、つまりソフィアは連絡を取っているし、聞こうと思えば聞けるんだな。
教えてくれるかはわからないけど。
「ま、まあ理由はわかったよ。……それでも、デートっていうのは違和感しかないけどさ」
「ということで、ボクともデートしよ~! というか、せっかくだし魔皇全員とそれぞれでデートしようよ!」
「ええっ!?」
ハヤテがすごいこと言い出した。
……まあでも、みんながその話に乗るとは限らないな。
「よく考えたら、ハクトと二人でどっかにいったことはないな。オレは乗ったぜ!」
「面白そうね。ハクトさえよければ、私ともデートしましょう?」
ホムラはともかく、まさかレイが乗ってくるとは……。
「ハクトさんにご迷惑ではないでしょうか?」
「……外、あんまり出歩きたくない」
二人はそれぞれ違う理由だけど、乗り気じゃないみたいだな。
「そういえば、ソフィアから聞いたよ~。なんでも、異世界の本を読ませてくれるって!」
「! ……それ、ほんと? ……ハヤテ、詳しく教えて」
メイがすっごく反応した。
そして、一瞬でハヤテのそばに移動すると、そのままハヤテにせまっていた。
……全然動きが見えなかったな。
「わっ! 詳しくって言われても、読みたいときに来てください、としか言ってなかったよ? あっ、それと、本を読んでわからないことがあれば、ハクトさんに聞いてください、って言ってたね~」
丸投げされた!
まあ、俺以外に聞けそうな人もいないけどさ。
「……ハクト、私とデートする。……ソフィアっていう人のところで」
それって、デートなのだろうか?
本を読みたいってことだし、別にいいんだけどさ。
魔皇《まこう》なら悪用とかもしないだろうし。
……あっ! せっかくだし、俺のおすすめ漫画をソフィアが持っていたら、メイに紹介しようかな。
そう考えると、ちょっと楽しみになってきたかも。
「それで、ヒカリはどうするの~? 皆のお姉ちゃんなのに、一人だけ参加しないの~?」
「! そうよね、姉としてそれはだめよね!」
……なんだろう。ヒカリは、お姉ちゃんでしょ? みたいに言えば、色々説得できてしまいそうな感じがする。
って、なんだか全員とデートする流れになってる!
「ちょ、ちょっと待って! 本当にそれぞれとデートするの?」
「……ハクトさん。やっぱり、私とのデートはご迷惑でしょうか?」
「え、いや、迷惑ってわけじゃないけど……」
そんな、捨てられた子犬みたいな目で見ないで欲しい。
「それに、この世界に来て一か月も経ってないから、案内できる場所とかもあんまり知らないよ?」
「オレはむしろ、ハクトを色々なとこに連れていくつもりだったぜ」
「私は、武具を売っている店に行ければ他は気にしないわ」
「……異世界の本、読む」
「って感じみだいだよ~? ハクト、観念してボクたちとデートしようよ~!」
……まあ、よく考えたら断る理由もあんまりないか。
「そうだな。これを機にもっと親睦を深める、ってのもいいかもしれないな」
「それじゃ、決まりだね~。それで、日程とかはどうしよっか? まず、アオイは明日でしょ~」
「オレはいつでもいいぜ。どうせ暇だしな」
「……私も。……でも、はやく本が読みたい、かも」
「……確か、直近で外せない予定はなかったはずね。私も、いつでも大丈夫よ」
「私は、どうしましょう? 予定を空けても、今日みたいになってしまいそうですし……」
「なら、その日は何かあればオレらが代理で解決するとすっか。 一日くらいなら、なんとかなるだろ」
「そうだね~。あ、ボクも予定は特にないよ~」
……魔界の統治はしていないとはいえ、ヒカリ以外はみんな暇そうに聞こえる。
「もしかして、ヒカリ以外の魔皇って、あんまり忙しくないの?」
「まあ、そうだな。もし金に困っても、適当に魔物でも倒せばいいしな」
「自由っていいよね~」
「できれば魔道具に専念したいからね」
「そうね。予定はあまり入れないようにしているわ」
「……本をたくさん読むので忙しい」
本当に暇だった!
まあ、わざわざ忙しくする理由もないけどさ。
全員がすぐに集まれなかったのは、主にヒカリが忙しかったからってことか。
皆いつでも大丈夫ってことで、すぐにスケジュールは決まった。
話し合いの途中、六連続デートになりそうなことに気づいて、間に何もしない日を入れることにした。
……気づいた俺、ぐっじょぶ。
ヒカリは応援側に回り、メイは「……これはこれで、面白いかも?」と、闇属性のゴーレムで色々試していた。
◇
何度かゴーレムバトルを行い満足したところで、アオイから、
「そういえばハクト君、今度ベイラと魔道具について色々議論したいと思うんだけど、ハクト君にも同席してもらえないかな? 異世界の知識を参考にしたいのと、ハクト君自身の意見を聞いてみたいと思ってね。都合のいい日があれば教えて欲しいな」
……正直ついていける気はしないけど、異世界の知識とかは色々出せるかな?
それに、新しい魔道具ができるかも、って考えると楽しそうだ。
「ソフィアの手伝いはあるけど、日付は調整できるし、いつでも大丈夫かな」
というか異世界に遊びに来ているようなものだし、予定なんてあってないようなものだな。
……なのに、なんでだろう。思い返すと元いた世界より色々やっている気がする。まあ、楽しかったけどさ。
「それじゃ、さっそく明日とかでもいいかな? もちろん、ベイラにも確認をしてからだけどね」
俺が問題ないことを伝えると、さっそくリンフォンで連絡をしていた。
やっぱり、ベイラに連絡できるよう登録していたんだな。
「ベイラも特に予定はないみたいだね。それじゃ、明日はよろしくお願いするよ」
と言う感じで、明日はベイラの店に集合ということになった。
すると、ハヤテが
「アオイはいいな~、ハクトと人間界でデートできて~」
なんて言い出した。
「で、デート!? そもそも、アオイだけじゃなくてベイラもいるし、魔道具についての話をするだけなんだけど……」
「? ハクトとアオイ、ベイラで趣味について楽しく話すんでしょ? それはもうデートって言ってもいいと思うな~」
んん? どういうことだ?
俺の翻訳がおかしくなったのか?
「そもそも、相手が二人いるって時点でデートじゃないと思うんだが……」
「もしかして、ハクトの世界は違うの? この世界だと、恋人や結婚相手が複数いるのが普通みたいだよ?」
異世界あるある、重婚ありの世界だった!
小説とかではよく見るけど、実際にそんな世界に来ていたとは……。
「そもそも、魔族は女の子が生まれることが多いからね! 理由ははっきりしていないけどね~」
な、なるほど。
そういった理由ならわからなくもない、かな?
それと、魔皇がわからないなら、神のみぞ知るって感じだな。
……そういえばこの世界、神様と天使、つまりソフィアは連絡を取っているし、聞こうと思えば聞けるんだな。
教えてくれるかはわからないけど。
「ま、まあ理由はわかったよ。……それでも、デートっていうのは違和感しかないけどさ」
「ということで、ボクともデートしよ~! というか、せっかくだし魔皇全員とそれぞれでデートしようよ!」
「ええっ!?」
ハヤテがすごいこと言い出した。
……まあでも、みんながその話に乗るとは限らないな。
「よく考えたら、ハクトと二人でどっかにいったことはないな。オレは乗ったぜ!」
「面白そうね。ハクトさえよければ、私ともデートしましょう?」
ホムラはともかく、まさかレイが乗ってくるとは……。
「ハクトさんにご迷惑ではないでしょうか?」
「……外、あんまり出歩きたくない」
二人はそれぞれ違う理由だけど、乗り気じゃないみたいだな。
「そういえば、ソフィアから聞いたよ~。なんでも、異世界の本を読ませてくれるって!」
「! ……それ、ほんと? ……ハヤテ、詳しく教えて」
メイがすっごく反応した。
そして、一瞬でハヤテのそばに移動すると、そのままハヤテにせまっていた。
……全然動きが見えなかったな。
「わっ! 詳しくって言われても、読みたいときに来てください、としか言ってなかったよ? あっ、それと、本を読んでわからないことがあれば、ハクトさんに聞いてください、って言ってたね~」
丸投げされた!
まあ、俺以外に聞けそうな人もいないけどさ。
「……ハクト、私とデートする。……ソフィアっていう人のところで」
それって、デートなのだろうか?
本を読みたいってことだし、別にいいんだけどさ。
魔皇《まこう》なら悪用とかもしないだろうし。
……あっ! せっかくだし、俺のおすすめ漫画をソフィアが持っていたら、メイに紹介しようかな。
そう考えると、ちょっと楽しみになってきたかも。
「それで、ヒカリはどうするの~? 皆のお姉ちゃんなのに、一人だけ参加しないの~?」
「! そうよね、姉としてそれはだめよね!」
……なんだろう。ヒカリは、お姉ちゃんでしょ? みたいに言えば、色々説得できてしまいそうな感じがする。
って、なんだか全員とデートする流れになってる!
「ちょ、ちょっと待って! 本当にそれぞれとデートするの?」
「……ハクトさん。やっぱり、私とのデートはご迷惑でしょうか?」
「え、いや、迷惑ってわけじゃないけど……」
そんな、捨てられた子犬みたいな目で見ないで欲しい。
「それに、この世界に来て一か月も経ってないから、案内できる場所とかもあんまり知らないよ?」
「オレはむしろ、ハクトを色々なとこに連れていくつもりだったぜ」
「私は、武具を売っている店に行ければ他は気にしないわ」
「……異世界の本、読む」
「って感じみだいだよ~? ハクト、観念してボクたちとデートしようよ~!」
……まあ、よく考えたら断る理由もあんまりないか。
「そうだな。これを機にもっと親睦を深める、ってのもいいかもしれないな」
「それじゃ、決まりだね~。それで、日程とかはどうしよっか? まず、アオイは明日でしょ~」
「オレはいつでもいいぜ。どうせ暇だしな」
「……私も。……でも、はやく本が読みたい、かも」
「……確か、直近で外せない予定はなかったはずね。私も、いつでも大丈夫よ」
「私は、どうしましょう? 予定を空けても、今日みたいになってしまいそうですし……」
「なら、その日は何かあればオレらが代理で解決するとすっか。 一日くらいなら、なんとかなるだろ」
「そうだね~。あ、ボクも予定は特にないよ~」
……魔界の統治はしていないとはいえ、ヒカリ以外はみんな暇そうに聞こえる。
「もしかして、ヒカリ以外の魔皇って、あんまり忙しくないの?」
「まあ、そうだな。もし金に困っても、適当に魔物でも倒せばいいしな」
「自由っていいよね~」
「できれば魔道具に専念したいからね」
「そうね。予定はあまり入れないようにしているわ」
「……本をたくさん読むので忙しい」
本当に暇だった!
まあ、わざわざ忙しくする理由もないけどさ。
全員がすぐに集まれなかったのは、主にヒカリが忙しかったからってことか。
皆いつでも大丈夫ってことで、すぐにスケジュールは決まった。
話し合いの途中、六連続デートになりそうなことに気づいて、間に何もしない日を入れることにした。
……気づいた俺、ぐっじょぶ。
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