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番外編 後朝 ※
3
わななく内股を押さえつけられ、ぬめぬめとしたものが肉の輪をくぐり、体内に浸入してくる。
口腔で味わったことのある感触で、その異物が舌と知れた。それは熱い内襞を味わうように一つ一つ舐め回し、情交の名残を探っていく。
やがて、存分に体内を検分した舌は、内襞をなぞりながら名残惜しそうにぬるりと引き抜かれた。
石の床に爪を立て、溢れそうな嬌声を堪えながら異様な感覚に耐えていた梟は、ようやくこの湯殿での恥辱の時間が終わったことに、強張っていた体から力を抜く。
しかしそれは、気の早い思い違いだった。
蕾を塞いだままだった唇をさらに押し付けると、蜻蛉は再び舌でそこを開き、強く吸い上げたのだ。
じゅうぅっ、と聞くに堪えない淫らな音が、広い湯殿の隅々にまで響き渡った。
「いやああぁっ!」
内襞が外に引きずり出されそうな強烈な感覚に、梟は床を掻き毟った。
じゅるじゅると音を立てて肉筒を啜り上げられる愛技は、初めてだったこともあり、雄に蹂躙されるよりも鮮烈な生々しさで、はしたない体に新たな快楽の種を植え付ける。
そして、そんな己の不甲斐なさを嫌悪する梟の心に、また一つ傷をつけた。
歓喜に身悶える体はいつものように梟を裏切り、肉筒を口淫で嬲られて呆気なく果ててしまう。
その痴態を眺め、満足そうに蜻蛉が梟の下肢から顔を上げた。
「十分きれいになったようだ。そなたの味しかせぬ」
「……こっ、この、変態っ‼」
「そのような言葉、高潔な神聖騎士でも知っておるのか」
口腔で味わったことのある感触で、その異物が舌と知れた。それは熱い内襞を味わうように一つ一つ舐め回し、情交の名残を探っていく。
やがて、存分に体内を検分した舌は、内襞をなぞりながら名残惜しそうにぬるりと引き抜かれた。
石の床に爪を立て、溢れそうな嬌声を堪えながら異様な感覚に耐えていた梟は、ようやくこの湯殿での恥辱の時間が終わったことに、強張っていた体から力を抜く。
しかしそれは、気の早い思い違いだった。
蕾を塞いだままだった唇をさらに押し付けると、蜻蛉は再び舌でそこを開き、強く吸い上げたのだ。
じゅうぅっ、と聞くに堪えない淫らな音が、広い湯殿の隅々にまで響き渡った。
「いやああぁっ!」
内襞が外に引きずり出されそうな強烈な感覚に、梟は床を掻き毟った。
じゅるじゅると音を立てて肉筒を啜り上げられる愛技は、初めてだったこともあり、雄に蹂躙されるよりも鮮烈な生々しさで、はしたない体に新たな快楽の種を植え付ける。
そして、そんな己の不甲斐なさを嫌悪する梟の心に、また一つ傷をつけた。
歓喜に身悶える体はいつものように梟を裏切り、肉筒を口淫で嬲られて呆気なく果ててしまう。
その痴態を眺め、満足そうに蜻蛉が梟の下肢から顔を上げた。
「十分きれいになったようだ。そなたの味しかせぬ」
「……こっ、この、変態っ‼」
「そのような言葉、高潔な神聖騎士でも知っておるのか」
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