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蜜月 ※
10
皇帝の配慮はいつも行き届いて、シェルを甘やかす。自身の欲望よりも、シェルを優先するほどに。
(このままでは、いけない)
伽の相手として、配慮ばかりをいただくわけにはいけない。
自身の務めを思い出し、そっと皇帝の肩に手を置く。そろそろと腰を持ち上げると、敏感な粘膜を硬い男根で擦り上げられる刺激に、切なく眉が寄った。
「あ、……はぁ、んっ……」
半分ほどを抜き出した状態で、もう腰が止まってしまった。熟れた中を、じりじりと炙られるような感覚がたまらない。
このような有り様では、とても皇帝の快楽にお仕えすることなどできない。恐ろしくても、もっと速く、深く何度も迎え入れて、極めていただかなければ──。
ぐっと一息に腰を落とそうとしたシェルを、皇帝の力強い腕が止めた。
「無理をするな。……努めるなどと、俺だけが快くても意味がない。シェルも欲しいだけ悦びを得て、何も隠さず感じてくれ。愛する者が我が手で艶やかに花開き、甘い蜜をこぼして鳴く。その艶姿に、男はこの上ない歓喜と満足を得るものだ」
(この上ない歓喜と……満足?)
「私が、その、……乱れると、エーヴは満足なさるのですか……?」
熱い吐息を堪えながら、シェルはおずおずと問い返した。
(このままでは、いけない)
伽の相手として、配慮ばかりをいただくわけにはいけない。
自身の務めを思い出し、そっと皇帝の肩に手を置く。そろそろと腰を持ち上げると、敏感な粘膜を硬い男根で擦り上げられる刺激に、切なく眉が寄った。
「あ、……はぁ、んっ……」
半分ほどを抜き出した状態で、もう腰が止まってしまった。熟れた中を、じりじりと炙られるような感覚がたまらない。
このような有り様では、とても皇帝の快楽にお仕えすることなどできない。恐ろしくても、もっと速く、深く何度も迎え入れて、極めていただかなければ──。
ぐっと一息に腰を落とそうとしたシェルを、皇帝の力強い腕が止めた。
「無理をするな。……努めるなどと、俺だけが快くても意味がない。シェルも欲しいだけ悦びを得て、何も隠さず感じてくれ。愛する者が我が手で艶やかに花開き、甘い蜜をこぼして鳴く。その艶姿に、男はこの上ない歓喜と満足を得るものだ」
(この上ない歓喜と……満足?)
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熱い吐息を堪えながら、シェルはおずおずと問い返した。
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