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グレンの言葉に困惑したが、面映くもある。
何があっても味方だと公言する心意気が嬉しいのかもしれない。
アルフレッドはどうしても、陛下が基準であるのが透けてみえる。
その点、グレンの忠誠は自分だけに向けられている。
たとえ、王族と国を敵に回しても守ると、最初に紹介された際に告げられている。
陛下も承認済みだ。その事実を知るのは陛下とグレンのみだが、秘密文書を公文書で残してある。
私の信頼を得る為だけの、その場凌ぎと捉えていただけに、改めて口にされて驚かされた。
仮に約束を違えたところで、誰も責めはしないだろう。
魔力量の異常さに質の濃さ、挙句に全属性持ちを守護する必要性は本来ないはずだ。
血筋には確かに価値があるが、陛下よりも優先されるほどではない。
精霊の子というのは世界的に価値があるが、歴代の精霊の子達よりも魔力量が多く、精霊を凌ぐほどという前代未聞の存在だ。
全精霊を抑え込める者など、畏怖されるだけで済んでいるのが不思議なくらいだ。
そんな事を纏めて告げても態度は変わらず、護衛が要ると言えるグレンには呆れもした。どれほど言葉を尽くしても意見を曲げない頑固さに腹も立てた。
そして、私が折れる形で、一生護衛して貰うという結論に首肯され、完敗した。
だが、何処か肩から力が抜ける感じもするのだ。
決して一人にはならないと、保証されたからかもしれない。
アルフレッドは微妙な顔をするが、精霊たちは何故か生暖かい目で見てくる。
騎士団長は、顔を痙攣らせている。恐らくグレンの腕をよく知っているからだろう。
寡黙で穏やかだが、戦場において戦鬼と怖れられるほどの腕を持っている。
一人で騎士団を殲滅可能だという、まことしやかな噂まである。
そんな騎士が私側に居れば戦力過剰もいいところだ。
普通なら絶対に敵にはまわしたくない相手だ。
それこそ、回避に努める方を選ぶのが妥当な判断だといえる。
他国の間諜が王宮内にいても、この組み合わせのいる緑雲宮には、関わりたくもないだろう。
余程の愚か者でも回避一択だが、上からの命令で仕方なくなら可能性としてある。
だが、それも精霊の子だと知っていればありえない指示だ。
精霊の報復は指示した国や人へいくのは周知の事実。
その昔、出し抜けると判断した国が、報復され消滅している。
そこまで考えて、自国内にあり得ない判断をしている者がいるのには、正気かと問いたい。
何を持って大丈夫だと過信しているのか、理解に苦しむ思考回路をしているようだ。
これで二度目だ。今のところ穏便に処理する予定だが、後は相手次第だ。
精霊王達は、もし次に何かあれば、私が気付く前に報復するだろう。
要は、気付かれなければいいと、人知れずに闇に葬りそうだ。
下の方は既に、勝手に暴走し出している。
王達が何とか抑止して、事なきを得ているだけで、お尻に火が着いているのだ。
何があっても味方だと公言する心意気が嬉しいのかもしれない。
アルフレッドはどうしても、陛下が基準であるのが透けてみえる。
その点、グレンの忠誠は自分だけに向けられている。
たとえ、王族と国を敵に回しても守ると、最初に紹介された際に告げられている。
陛下も承認済みだ。その事実を知るのは陛下とグレンのみだが、秘密文書を公文書で残してある。
私の信頼を得る為だけの、その場凌ぎと捉えていただけに、改めて口にされて驚かされた。
仮に約束を違えたところで、誰も責めはしないだろう。
魔力量の異常さに質の濃さ、挙句に全属性持ちを守護する必要性は本来ないはずだ。
血筋には確かに価値があるが、陛下よりも優先されるほどではない。
精霊の子というのは世界的に価値があるが、歴代の精霊の子達よりも魔力量が多く、精霊を凌ぐほどという前代未聞の存在だ。
全精霊を抑え込める者など、畏怖されるだけで済んでいるのが不思議なくらいだ。
そんな事を纏めて告げても態度は変わらず、護衛が要ると言えるグレンには呆れもした。どれほど言葉を尽くしても意見を曲げない頑固さに腹も立てた。
そして、私が折れる形で、一生護衛して貰うという結論に首肯され、完敗した。
だが、何処か肩から力が抜ける感じもするのだ。
決して一人にはならないと、保証されたからかもしれない。
アルフレッドは微妙な顔をするが、精霊たちは何故か生暖かい目で見てくる。
騎士団長は、顔を痙攣らせている。恐らくグレンの腕をよく知っているからだろう。
寡黙で穏やかだが、戦場において戦鬼と怖れられるほどの腕を持っている。
一人で騎士団を殲滅可能だという、まことしやかな噂まである。
そんな騎士が私側に居れば戦力過剰もいいところだ。
普通なら絶対に敵にはまわしたくない相手だ。
それこそ、回避に努める方を選ぶのが妥当な判断だといえる。
他国の間諜が王宮内にいても、この組み合わせのいる緑雲宮には、関わりたくもないだろう。
余程の愚か者でも回避一択だが、上からの命令で仕方なくなら可能性としてある。
だが、それも精霊の子だと知っていればありえない指示だ。
精霊の報復は指示した国や人へいくのは周知の事実。
その昔、出し抜けると判断した国が、報復され消滅している。
そこまで考えて、自国内にあり得ない判断をしている者がいるのには、正気かと問いたい。
何を持って大丈夫だと過信しているのか、理解に苦しむ思考回路をしているようだ。
これで二度目だ。今のところ穏便に処理する予定だが、後は相手次第だ。
精霊王達は、もし次に何かあれば、私が気付く前に報復するだろう。
要は、気付かれなければいいと、人知れずに闇に葬りそうだ。
下の方は既に、勝手に暴走し出している。
王達が何とか抑止して、事なきを得ているだけで、お尻に火が着いているのだ。
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