砂漠の女王と密林の女王

ジミー凌我

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プロローグ

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 いろんな大地に。いろんな海域に。女王がいました。
 それぞれがそれぞれの決意を持ち、自分の領域を守ってきました。
 その中で、2人の女王がある夢を持ちました。
 ある憧れを持ちました。
 砂漠の女王は、緑豊かな森を見てみたいと。
 密林の女王は、広大な広い大地を見てみたいと。
 その夢は、本来あってはならない夢でした。
 本来あってはならない憧れでした。
 それでも、お互いの女王がお互いの女王の領域を恋しく思っていました。
 それは2人が会う運命を決定づけるものでした。
 運命だったのです。
 運命だった…はず…だったのです。
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