私事ですが勇者を肥料に大量の最強スライムで世界を獲ることを決めました

ジミー凌我

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プロローグ③

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 意識がはっきりしてきくると、体の一つの変化に気づいた。
 僕の体の真ん中らへんに白く薄く光る星のマークが浮かび上がっていた。
 そして、僕の下にあった勇者の死体は綺麗に無くなっていた。
 どうやら本当に吸収してしまったみたいだ。この星のマークが勇者を吸収したというシルシなのだろうか。
 そして、僕は特殊能力を使えるようになったみたいだ。
 意識が戻った時、不思議と特殊能力の詳細が脳で理解出来ていた。
 僕の、「コスモスライム」の特殊能力は〈スライム創造〉というらしい。
 モノは試しだ。とりあえず、やってみよう。
 頭の中で、僕の仲間になってくれるスライムを想像して創造する。
 そして、目の前に意識を集中して、想像したスライムの名を叫ぶ。
「フェニックススライム!召喚!」
 そこには、金色のブヨブヨした翼に大きなブヨブヨした体、鋭く尖ったブヨブヨした爪、相手を威圧するようなブヨブヨした眼光を持った大きな鳥、の姿をしたスライムが現れた。
「お、お、おー!すごい!本当に出来た…」
 これが、僕の特殊能力。〈スライム創造〉。
 この能力は、勇者や冒険者を吸収するたびに、強化され、発動回数を増やすことが出来る能力。自分の想像したスライムを現実に創造して仲間にすることが出来る。意思はあるが忠誠心のみで、コミュニケーションはとれない。
 今回吸収した冒険者はレベル1だったようだが、勇者だったから強力なスライムを1体創造出来た。
 冒険者のレベルと職業が創造出来るスライムに影響してしまうみたいだ。
 しかし、他にもたくさん仲間が欲しいけど仲間を集めるには冒険者の死体を見つけるか死体を作るしか…。
 その時、フェックススライムが僕に向けて鋭い爪のある脚を伸ばしてきた。
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