35 / 39
ちゃぼ茶のショートショート 「誘拐」
しおりを挟む
女の子「お願いします。ここから出してください。」
男「ダメだ、ここから出さない。」
女の子「なんで私たちが閉じ込められているの?」
男「だまれ、静かにしてろ」
女の子「こんな大人数の子供だけ集めて、そんなにお金が欲しい?」
男「うるさい、それより今日の分の食料はまだあったか?」
女の子「あったわよ。ショッピングモールなんだから。おもちゃだって、お菓子だってたくさんある。」
男「それならならいいだろ」
女の子「よくない!そんなことより家族に合わせて」
男「他のガキどもは?」
女の子「遊んでる、まだ小さいからね。私は知ってるんだから。身代金目当ての誘拐だって」
男「絶対に入口のシャッター開けるなよ」
女の子「開けれないの、開けないんじゃなくて。でもすぐに工具見つけてこじあけてやるんだから」
男「やめろ!やってみろ全員皆殺しだからな」
女の子「じゃあいつ家に帰してくれるのよ」
男「もう帰れない、ずっとな」
女の子「すぐに家族が見つけてくれるもん、心配してくれてる」
男「そんなことないもう忘れろ」
女の子「なんでそんなこと言うの」
男の子「お姉ちゃん!テレビ見つけた」
男「やめろ」
“現在宇宙からの未確認の飛行物体から発生したウイルスにより世界人口は激減しています。
対処する方法は見つかっておらずわかっていることは空気より重く地表に集まることのみです。
私も体調が悪くなってきました。まだこのテレビを見ているみなさん、お先に失礼いたします。”
男「ダメだ、ここから出さない。」
女の子「なんで私たちが閉じ込められているの?」
男「だまれ、静かにしてろ」
女の子「こんな大人数の子供だけ集めて、そんなにお金が欲しい?」
男「うるさい、それより今日の分の食料はまだあったか?」
女の子「あったわよ。ショッピングモールなんだから。おもちゃだって、お菓子だってたくさんある。」
男「それならならいいだろ」
女の子「よくない!そんなことより家族に合わせて」
男「他のガキどもは?」
女の子「遊んでる、まだ小さいからね。私は知ってるんだから。身代金目当ての誘拐だって」
男「絶対に入口のシャッター開けるなよ」
女の子「開けれないの、開けないんじゃなくて。でもすぐに工具見つけてこじあけてやるんだから」
男「やめろ!やってみろ全員皆殺しだからな」
女の子「じゃあいつ家に帰してくれるのよ」
男「もう帰れない、ずっとな」
女の子「すぐに家族が見つけてくれるもん、心配してくれてる」
男「そんなことないもう忘れろ」
女の子「なんでそんなこと言うの」
男の子「お姉ちゃん!テレビ見つけた」
男「やめろ」
“現在宇宙からの未確認の飛行物体から発生したウイルスにより世界人口は激減しています。
対処する方法は見つかっておらずわかっていることは空気より重く地表に集まることのみです。
私も体調が悪くなってきました。まだこのテレビを見ているみなさん、お先に失礼いたします。”
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる