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♯2 婚約破棄したくない人としたい人【エイトリウス編】
しおりを挟むあいつは俺のものなのに。
全然思い通りにならない。
あいつの妹である『本物の聖女』が生まれてからは勝手に婚約破棄させられそうになるし。
やっとの思いで父を思いとどまらせて、
やっとまたあいつの婚約者の座を手に入れたと思ったのに。
今度はコソコソとあいつは俺の父親を陥れる書類を集めていた。
わかってる。
わかってはいた。
父が『聖女』の件であいつの家に権力が集中することを恐れて裏で陥れて、表では何食わぬ顔で恩を売ってつながりをもったことを。
でも俺は知らないふりをした。
癪に障るけど、あいつを繋ぎ止めておく方法はコレしかないと思ったから。
なのに、あいつは俺には何も相談せず裏では着々と俺との婚約破棄に向けて証拠を集めていた。
本当にムカつくやつだ。
俺も今までさんざん素直になれなくてつらく当たったりしたけど。
でも俺はあいつのことが好きだったんだ。
たとえあいつが『偽物の聖女』だとしても。
たとえあいつが伝承の魔王に似た見た目だったとしても。
そんなのは関係ない。
俺はあいつがずっとずっと好きだった。
あいつだって俺の気持ち知ってるくせに。
それなのに、婚約…破棄だなんて。
こんなのあんまりだ。
だから俺は悪くない。
俺から離れようとするあいつが悪いんだ。
◼︎◼︎◼︎
その日も俺はいつものように王都にあるリグの家である『ルミナーレ公爵家の屋敷』を訪れていた。
俺たちは13年前に婚約してからずっと、月に一度お互いの家を行き来していて、この日はちょうど俺がリグの家に行く日だった。
学校ではめんどくさい奴らがあいつ目的でわらわらとまとわりついてくるし、なんだかんだで時間が奪われる。
だから毎月のこの日は、リグとボードゲームをしたりお茶をしたり散歩をしながらたわいもないはなしをするだけの時間だが、俺にとっては誰にも邪魔されない二人だけの大切で楽しみな時間となっていた。
今日はチェスの日。
「チェックメイト」
俺はドヤ顔でリグのキングが逃げられない位置にクイーンをおいてやった。
「あー、、今日はいけると思ったのになぁー、、くーー、、エルのゲームの才能はほんとにすごいよねー。私も自信ある方なんだけどなぁ」
そう言って頭をガシガシとかいた。
『あの一件』以来、俺の前では令嬢として取り繕うのをやめたリグ。
公爵令嬢としてはどうかとは思うが、俺にだけ素を見せてるのかと思うとそれはそれで、認めたくはないが、嬉しい自分もいる。
それに目の前で本当に悔しそうにするリグを見るのは気分がいい。
「おまえは詰めが甘いところがあるんだよ。」
俺がそういうとリグは少しムッとした顔をして「なるほどなぁ」といってため息をついた。
もともとゲーム系には自信があったが、初めてコイツと対戦して負けた日以来、こいつを負かすために日々努力したと言っても過言ではない。
そして最近は9割近く俺が勝利を収めていた。
あいつの悔しがる顔を見るのはなんとも気分が良い。
「まぁ、当然の結果だな。」
そう言うとリグがじっとコチラを見つめてくる。
そして一瞬目を瞑ってからふぅ、と小さく息を吐き目を開いて笑顔を作った。
「そうだね。本当にエルは才能があると思うよ。」
そう言ってリグは俺から視線を逸らす。
たまにこいつが何を考えているかわからない時がある。
ゲームをやってる時だけは、本気で向き合えている気がするが、それ以外は何を考えてるか本当に読めない。
ムカつくがそう言うところに不安になる自分がいる。
メイドがチェス版を片付けてお茶の準備をする。
沈黙の時間がながれる。
リグは優雅に紅茶を飲みながら目前のお菓子をもぐもぐと食べている。
カップが皿に当たるカチャンと言う小さな音が静かな部屋に響く。
自分も紅茶を飲む動作で誤魔化しながらチラチラとリグの様子を伺うが、何も喋り出す気配もない。
まるで俺がいないかのように平然としている。
まあこんなのいつものことだが、別に気分がいいものでもない。
俺も喋ることもないので紅茶だけがすすむ。
リグ付きのメイドが俺のあいたカップに新しいお茶を追加する。
そのタイミングで「お茶が切れたので新しいものをお持ちします」と言って部屋を出ていった。
一瞬メイドと目が合った気がするが気のせいか。
あのメイドは無表情でいつも何を考えてるかわからないから不気味だ。
2人きりの時間が訪れる。
相変わらずこいつは俺が話しかけないと基本だんまりだ。
「おい。なんか喋れよ。」
そう言うとリグがちらっとコチラを見た。
「今日もいいてん」
「天気の話じゃなく」
こう言うところがほんとムカつく。
「お前本当にいい加減にしろよ?」
ちょっとカッとなって立ち上がり身を乗り出すと
「これ美味しいよ」と言って開いた口にリグの食べかけの焼き菓子を詰め込まれた。
リグはニコッと笑ってまた紅茶を口にする。
いっつもこんな感じで誤魔化されるけど、こう言うやりとりが嫌じゃない自分もいて、そんな自分もコイツもムカつく。
どうせこいつは俺のこと好きじゃない。
そんなのはわかってる。
けど、こいつは俺の婚約者だ。
昔から何かと目立つあいつの周りにはよけいな虫が着きまくってイラっとはするが、所詮あいつらにはこいつを手に入れる権利がない。
許せるわけではないが、そう考えて哀れな奴らだと思い、ぶん殴りたい気持ちを我慢する。
あと少しの我慢だ。
学園を卒業して成人したらすぐ結婚しよう。
そしたらもうこんな無駄な感情を抱かなくても良くなる。
口の中に詰め込まれたお菓子のせいでくちがぱさぱさになったので紅茶を口に含む。
お菓子が甘いせいか、なんだか紅茶が苦い感じがした。
さっき最後の紅茶だったから、茶葉が濃くなりすぎたのか。
出来の悪いメイドだな。
紅茶を飲み干して机に置くと急に尋常じゃないくらいに尿意を催した。
まあさっきから喋りもせず紅茶を飲んでるから仕方ないか。
「化粧室借りる。」
そう言って立ち上がると急いでドアを出た。
◇◇◇
あぶなかった。
ギリギリ間に合った。
この歳になって婚約者の家で盛大に死にたくなるような粗相をするところだった。
なんだって急にこんなにしたくなったのか。
わりとさっきもしたばっかりなのに、などと考えながら歩いていると。
「キャ!」
曲がり角で誰かとぶつかった。
その拍子に目の前に大量の紙がまった。
「大丈夫ですか?」
そう言って転びそうになる相手を咄嗟に手で抱き寄せるとリグつきのメイドだった。
「た、大変失礼いたしました!」
慌てて俺から離れると深々と頭を下げ、あたりに散らばった紙をかき集める。
手を洗ったばかりで地面に落ちてるものを拾うのは迷ったが、ここで手伝っておけばリグにこいつから一言伝わるかも、なんておもって笑顔を作って拾うのを手伝う。
「お気になさらず。転ばなくてよかったです。」
そう言ってメイドを見ると少し驚いた顔をして固まったが、すぐに顔を下げ紙を拾い始める。
なんとなく失礼なやつだなと思ったが俺も無言で拾う。
落ちている紙を手に取ってふと目を落とすと。
「なっ…」
思わず声が出てしまった。
そこには自分の父が行った不正に関する情報が記されていた。
リグの家に恩をうり、うちが優位に立つために父が行った「裏の情報」のことの全てが。
そしてそれはリグの婚約を取り付ける要となっている事件に関する情報だ。
慌ててメイドをみると、メイドは驚いた顔をして俺の持っている紙を奪い取った。
「これはどういうことだ?」
そう言って睨みつけるとメイドはビクッと肩を振るわせる。
「なんでこのようなものをお前が持っていると聞いている」
今にも胸ぐらを掴みたい気持ちを抑えドスを効かせた声でメイドを脅す。
「これは、、その、、」
「答えろ!」
怒りに任せて声を荒げる。
「お、お嬢様が婚約破棄…あっ!」
メイドは俺の声に驚いた拍子に言葉を口にしたが途中でハッとして口を押さえた。
「ちが…これは、、その、、」
途中で言い淀んだが俺ははっきりと聞き逃さなかった。
怒りで目の前が真っ黒になりそうなのを必死に堪えメイドからかき集めた資料を奪い取るとリグのいる部屋に向かった。
ドアを思いっきりあけズカズカとリグの前へ歩いていくとリグが俺の形相を見て少し目を見開いた。
「説明しろ」
そう言ってリグの目の前に資料を叩きつけた。
机に乗ってる食器が地面に散らばった。
リグは沈黙してその紙をじっと見つめてため息をついた。
「なんのこと?」
はぁ?コイツはこんな状況でしらばっくれるのか?!
冷静な顔をしやがって本当にムカつく!!
「ふざけるな!!こんな状況でシラをキリとおせると思ってるのか?!」
怒りで頭がおかしくなりそうなのに、リグはここまで怒鳴ってもまだ冷静にお茶を口にした。
「あのなぁ?!お前のメイドが全部ゲロったんだぞ?!婚約…破棄のためにお前がこれをあつめたって!!」
自分で言って胸が締め付けられるような痛みにおそわれて途中で喉が詰まった。
リグはゆっくりと紅茶を机に置いた。
「はぁ… うちのメイドは優秀すぎてこまるわ…」
こいつ、なにいってんだ?!
もう一度怒鳴りつけようと思った瞬間。
「あなたは知っていたんでしょ?」
りぐにまっすぐと見つめられて言われた言葉に
おれは思わず口をつぐんでしまった。
知っていた?何を?
ああ、確かに父がしたことを知っていたさ。
だからなんだと言うんだ?俺に関係ないだろ?
「それで取り付けた婚約のこと、エルはどう思ってるの?」
そう言われて返す言葉を失ってしまった。
確かに俺は父のしたことを知っていたし、それのおかげでこの関係を維持していることを知っていた。
でも俺がしたことじゃない。
父が勝手にしたことだ。
俺は何も関係ない。
「関係なくはないよね?さんざんあなたが言ってきた言葉を借りるなら、あなたは『公爵家』の人間なのだから。俺の意思は『公爵家』の意思だ。と。」
はっと息を呑んだ。
リグに心を読まれたかと思った。
なんなんだよ。
本当にコイツはムカつくんだよ。
そもそも何で俺が責められてるんだ?
今は俺が質問しているのに。
「うるさい!!話を逸らすな!!俺が今聴いてるのは、こんなものがこの家にある理由をお前の口から説明しろと言っているんだ!!」
そう言って話をぶった斬ってまた攻め立てる。
しばらくリグは俺をじっと見つめて目を閉じた。
ため息をついてそっとめをひらく。
「うちの財産を奪った詐欺の真相をあなたの父親に突きつけてあなたの家から借りてる借金を無効にし、返済してもらった上で、婚約破棄をしてもらうために私が集めた資料だよ」
はっきりとリグの口から聞いた瞬間目の前が真っ暗になった気がした。
わかってはいた。
わかってはいたけど。
いつかこんな日が来るんじゃないかと。
ガンッ
思い切り机を拳で叩いた。
机の上の食器がゆれてまた皿が一枚落ちて割れる。
これも、コイツとコイツの家を苦しめてることを知りながら、コイツを繋ぎ止める唯一の方法だったから、縋りついてしまった俺への罰なのか。
もっと早く、俺が自分で父の、我が家の過ちを正すべきだったのかもしれない。
ただ、本人の口から聞くと破壊力は抜群だった。
俺はいったい散々捲し立ててコイツの口からこれを聞いてどうするつもりだったのだろうか。
本人から真実を肯定されて、そのあと俺はどうするつもりだった?
ついカっとなって問い詰めたが、俺の中にその答えはなかった。
なぜなら否定して欲しかったからだ。
何かの間違いだと。
それが叶わなかったとしても、少しは動揺して欲しかった。
俺にこれがバレてしまったことを。
そしたらまだ、いくらでもひっくり返せるチャンスはまだきっとあった。
なのにこいつは冷静に俺のことを見つめてくる。
それがもう腹は決まっていると言われてるようで余計に俺の心臓は抉られた。
「ひとつ、勘違いしないで欲しいのは」
黙って下を俯く俺にリグが話しかけてきた。
「あなたを、あなたの家を貶めたいわけじゃない。だから、公にするつもりはないの。あなたの父と交渉しに行くだけ。」
なんだよそんな優しさ。
俺を同情してるのか?
普通だったらこんなこと露呈したらリグの父だったらブチギレて俺のうちを潰しにかかるだろう。
だからコイツがこう言うってことはおそらくこの件はリグ1人で動いているのだろう。
昔からコイツはヤバいやつだと思ってたけど、まさかここまでするとは。
でも俺にとっては、そんなことはもはやどうでもよかった。
欲しいのはそんな言葉じゃなかった。
たとえ家が没落しようが父が罰せられようが、俺はコイツと一緒にいたかった。
じゃあ逆に、俺の家に制裁を与えないっていうなら、余計に婚約破棄だけが目的だって言われてるみたいでそっちの方が余計に辛い。
まあもう一つの借金や恩義の部分を精算して権力を取り戻したいと言うことも重要ではあるんだろうけど。
「家に制裁を与えないつもりなら、父に交渉すると言うなら、こんな重要なこと俺にひとこと相談があっても良かったんじゃないのか?」
俺はもうリグの顔を見れなかった。
俯き気味に長めの前髪で視界を隠す。
自分が情けない顔をしていたのもあったし、覚悟を決めたリグの顔を見るのが怖かった。
こんな質問したら、自分のおそれていることをただ淡々とリグの口から吐かせるだけのことはわかりきっていた。
きっとリグは婚約破棄も目的だからお前に執着している俺に言わなかったのだろう。
それはわかっている。わかっているのに。
なのに、俺の口は勝手に言葉を紡いでしまったのだ。
リグからどんな言葉が返ってくるかなんて、容易に想像できたのに。
「婚約破棄をしたいといっても話を聞いてくれた?」
俯いた俺にはリグの表情はみえないがまっすぐな声色であいつの意思の硬さを知るには十分だった。
ぎゅっとまた心臓を抉られる気がした。
資料を持っている手に力を込める。
もうこの状態のコイツを前にして、威嚇や脅しが効かないことはわかった。
うちに非があるのも明らかだ。
俺も馬鹿じゃない。
頭では本当はわかっていたのだ。
伏線はたくさんあったし、彼女の口からも何回か婚約破棄の打診は受けていたし。
彼女の言動や所作の細かいところを全てをてんとてんでむすべばこの未来は導けたはずだった。
でも、信じたかった。
でもそれでも結局情けないほどに、俺は本当にコイツを好きだったし、愛していたし、愛されたいと、願ってしまっていた。
それが俺の頭を鈍くさせた。
みないよう、みないように、都合のいいように。
でもだから、コイツの気持ちを繋ぎ止めるのはむりだとわかっていたから。
父のやった不正に縋り付いてしまっていたのもある。
だから俺が言えたことじゃない。
だけど、父を軽蔑してる自分もいた。
いつかは精算されるべきだと。
でもそれは自分へのブーメランでもあるのだ。
「父の件は、俺も見て見ぬふりをしていたのは悪かった。それは、俺も公爵家のものとして、しっかりと誤りを正すべきだと思う。公にしないという配慮、情けないことだが我が家を代表して礼を言う。」
やっとの思いで言葉を振り絞る。
「俺も、父にはいつか話をつけるべきだとは思っていた。」
これは本当だ。
でも、コイツとの結婚が決まった後にするつもりだった。
ああ、情けない。
自分は狡くて醜いのはわかっている。
「でも。」
俺は拳を握り言葉を搾り出す。
「この資料だけじゃまだ、足りないんだろ?」
その言葉にリグは沈黙する。
おそらく俺の出方を待っているのだろう。
これだけ集めてるのにコイツがまだ決行せずにいる理由。
それはさっきサッと目を通して俺も思ったが、これだとまだ俺の父にでっちあげだなんだと言い逃れされてしまうと踏んでるからだろう。
おそらくここまで大掛かりな詐欺をはたらき、このルミナーレ家にバレないと言うことは、うちの父は同じ第二王子派閥の公爵家の我が家と権力が近しいあいつの家と手を組んでいる。
ルミナーレ家に『聖女』が生まれ権力が集中することを恐れたうちとあの家で。
だが、もともと手を組んだあそことはうちもライバル的な位置にあるわけで。
仲がいいわけでもない。
俺が察するにお互い裏切らないために絶対に契約書の類を交わしてると踏んでいる。
おそらく、リグもそれに値する決定打を手に入れるためにまだ様子を伺っていたのだろう。
「俺がこの件に手を貸すと言ったら」
そう言うとリグの眉がピクッと動いた。
手に持ってたカップを机に置いた。
何か言おうと口を開くのがみえたがおれはそれを静止するように言葉を続けた。
「だが、婚約破棄は反対だ。といったらお前はどうする。」
これが最後の賭けだ。
どう考えてもだれがみてもこのゲームは俺が詰んでいる。
でも、このゲームは負けたからと言って引き下がれるほど、俺はかっこいいわけでも聞き分けのいいできた人間でもない。
どんなに情けなくとも醜くとも、最後の最後まで勝ち筋があるのだとしたら無様に縋り付いてやる。
結局、おれはあの軽蔑した父と同じ血なんだと思い知る。
目的のためには手段を選ばない覚悟をいま、俺の中で決めた。
だからたのむから、俺にその情けなく醜い最後の選択をさせないでくれと心の中で思う。
まあ、それを最終的に選択するのはリグでもない、俺なのだが。
「それは…」
リグがすこし躊躇ったように口を開いた。
さっきまでの即決回答ではなく少し迷いがあることに情けなくもホッとする自分がいる。
たのむから、俺の話に乗っかると言ってくれ。
たとえ、嘘でも今はかまわないから。
答えは分かりきっていたけどそれでも俺は俺の中で強く念じた。
「ごめんなさい。」
リグから発せられたその一言に足元から崩れそうになるのを必死に堪える。
リグはやっぱりこう言うやつだ。
その場限りの嘘で俺を騙して動かせばいいものを。
それすらも良しとしない。
それくらい意思が固いということでもあるのだろう。
けれどその一言で俺の覚悟はもう決まった。
たとえそれが最悪の結末を迎えようとも。
もう手段はえらばない。
コイツを手に入れるために。
「そうか。わかった。」
俺は最後までちゃんと譲歩した。
それを選ばなかったお前が悪いんだからな?
そう自分を肯定して机に置いた資料をひとつにまとめてまるめて内胸ポケットに差し込みリグを見下ろす。
リグは無表情でじっと俺の目を見つめ返していた。
「明日、今日と同じ時間に俺の家に必ず来い。お前の態度次第ではこのことを全部父親にばらす。」
それだけ言い残すと俺はリグに背を向け部屋を出た。
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