転生転移転禍為福〜こんなクソゲー作るんじゃなかった⁈〜

やた

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♯4 寝ずに考えた案は大概良くない【エイトリウス編】

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コイツの初めてはこの俺だ。

いつもなんでもできてすましているコイツの苦痛に顔を歪める様子を見て俺の征服欲が満たされていく。

コイツのこんな顔も俺しか知らない。

悲鳴にも似たリグの声が部屋に響き渡る。

彼女に包まれている感覚がそこから全身を伝わり脳に到達した。

全身の血液が沸騰して頭がおかしくなりそうな感覚に鳥肌が立ち身震いした。

あぁ。すごい。

好きな人と繋がれると言うのはこんなにも満たされるものなのか。

はぁはぁと肩で息をする彼女をぎゅっと抱きしめ優しいふれるだけのキスをおとす。

すると彼女は痛みを紛らわせるかのように俺の口に必死に吸い付いてくる。

だめだ、可愛すぎる。

愛しすぎる。

こんなに愛していているのだから、手放してたまるものか。

◼︎◼︎◼︎

彼の屋敷に向かう馬車の中で、昨日うちの屋敷を物凄い剣幕で出て行った彼を頭にうかべてため息をついた。

理想は話し合いで解決したい。
でも、わざわざ自分の屋敷に呼び出すってことは…


いやいやいや、そうならないために私はちゃんと今日は頭を使わなくてはいけないと気合いをいれる。


彼、エイトリウスは、ゲームの中では私、リグの『元婚約者』であり、ヒロインである私の妹の『現婚約者』のはずだった。

ゲームのシナリオはこうだ。

彼の家である『アルゼンハイト家』が、魔力が強すぎるリグのことを『伝説の大聖女様』が500年前に預言したとされる『新時代の聖女』と間違えて裏工作し次男のエイトリウスと婚約させたのだが、後に生まれた妹が『本物の聖女』だとわかると即鞍替えする。
そして彼は、見た目が『伝説の封印されし魔王』似で、ただでさえ家や世間からの風当たりが強かったリグを、周りの者たちと一緒になってけちょんけちょんにいじめ倒す、性格が非道でねじれこじれな設定だ。
しかしゲーム本編がスタートする頃、ヒロインに興味をもった攻略対象者たちに、婚約者であるエイトリウスは邪魔に思われる。
そこにちょうど良くアルゼンハイト家の不正の事実が見つかり、早々に『アルゼンハイト家』はザマァされ退場するのである。

キャラのポジション的にはリグを虐め抜き、リグが『人間に絶望し魔族に身を落とし魔王を復活させるに至る』ための助走をさせる役割と、家の不当な恩のために婚約させられたという『ヒロインをより不遇に見せるためのスパイス』要因で、いわばゲームでは使い捨てのご都合モブキャラなのだ。

だから私は前世を思い出した当初は、どうせコイツはこの後妹に鞍替えした挙句に早々に退場するんだからと、適当に自分に好感を持たせるように接してしまったのである。

それがまさか、妹が生まれて婚約破棄されるはずのストーリーを捻じ曲げるほどに私のことを好きになってしまうだなんて。

完全に誤算だった。

それにもう一つ誤算だったことがある。

彼と接していくうちに、『モブだから』とかそう言う気持ちはすぐになくなってしまったのだ。
彼もこの世界でちゃんと生きていて、貴族として色々考え、悩み、そして成長していく一人の人間だった。

だから余計に私は頭を抱えるハメになった。
私の一番嫌いな『情』が芽生え始めてしまったのだ。

前世でも一度『情』の類で命を落としているのに。
ましてやこの世界で『情』など、私の境遇からして捨て去らなければ、もっと非情にならなければ、自分の命すら怪しいと言うのに。


でも私は非情になりきれずに結局アルゼンハイト家を没落させずに円満に罪を認めさせ、婚約破棄をする方法を模索していた。
まあ、『表にせずにこの詐欺事件を解決すること』は、ゲームのクソメインストーリー改変においてもそこそこ重要に関わってくるのだが。

でも、やはり、『彼の為』という気持ちは少なからず抱いてしまっていた。


後ちょっとだった。
後ちょっとだったのに。


あの悪魔め・・・


いや、でもまだわからない。
彼とちゃんと話し合えばなんとかなるかもしれない。

私は大きく深呼吸して目を閉じた。


◇◇◇


彼の屋敷に着くと執事が出迎えてくれた。
幼い頃から何度も訪れたことのある彼の屋敷では、私はもう顔パスだった。
そのまま無言で彼の部屋へ通される。
この執事も長年顔を合わせてはきたが、一度も笑ったところは見たことがないし、会話もほとんどしたことがなかった。

彼の部屋の前に着くと執事は頭を下げて無言で下がって行った。

私はゆっくりと深呼吸してドアをノックする。

「リグです。」

「入れ。」

中からいつもよりもトーンの低い私の婚約者であるエイトリウスの声が聞こえた。


大丈夫。
まだ挽回の余地はある。
まずは話し合いを提案しよう。
落ち着いて彼の出方を見るんだ。


ドアを開けて入ると部屋の真ん中にあるソファーに足を組んでエイトリウスが偉そうに座っていた。
そしてその少し離れた後ろに、幼い頃から彼の従者をしていたジークが立っていた。

「鍵を閉めろ。何があっても俺が呼ぶまで開くな。」
エイトリウスが後ろにいるジークに命令するとジークは「かしこまりました」と言って頭を下げて部屋を出ていき、ドアを閉め鍵を外からかけた。


しばらく沈黙の時間が続く。


沈黙の時間がメンタルにじわじわと響くが先に手札をたくさん見せた方が不利だと自分に言い聞かせ口をつぐんでいるとエイトリウスが口を開いた。

「逃げずにちゃんと来るとはな。」

そう言うとにやっと口の端を釣り上げた。

いつもの隠しきれないツンデレが見えるような、心が読みやすいエイトリウスはどこにもいない。

一瞬『昨日の一件』で彼の心から自分が切り捨てられた可能性も頭によぎる。


我がルミナーレ家としてはエイトリウスの『アルゼンハイト家』に『表向き』では恩がある手前、完全に突き放せはしなかったが、今までもさんざん『婚約破棄をしたい』と本人に伝えていたし、彼に対しても敬った態度を取らないできたので、ここで愛想を尽かされてもなんの疑問もない。

むしろなぜ昨日まで自分を好いてくれていたかの方がよくわからなかった。

例え幼少の頃、思わせぶりな態度をとってたとしても、そう思うくらいには私はこの十年間、嫌われるような嫌な態度をとっていたのだ。


でもだからと言って今、私が愛想を尽かされて切り捨てられ、このまま全てを彼の父にばらされるのは一番痛い。
今までコツコツと集めてきた証拠の資料をもとに証拠を隠滅が図られ今より交渉が難しくなるのは絶対に避けたい。

必死に今どうするべきかの思考を巡らせる。

「1日猶予をやったけど。もう一度聞く。俺との婚約…破棄を撤回するつもりは無いんだな?」
エイトリウスが私を鋭い眼光で睨みながらゆっくりと口を開いた。

きた。

こうやって聞いてくると言うことはまだ条件次第では話し合いができる可能性があると瞬時に考える。

ここでもし撤回すると言ったら、丸く治るだろうかと一瞬頭によぎる。


いや、でも、やはり昨日もずっと考えていたが、私にはそんな相手の気持ちをうまく利用するようなこと、絶対にうまくできないと本気で思う。

途中で絶対辛くなってボロが出る。
この現状ですら私の罪悪感がぐしぐしと心の中で主張をしているのに。

それにやはり、この後、いつどのタイミングであの悪魔が仕掛けてくるかもわからない現状で、彼の気持ちを早急に切り離せなかったことで、彼がこちら側に巻き込まれることは避けたかった。

自分の身だけを守るので今は精一杯なのに彼のことも守るとなるとその分リスクは増える。
ならば、やはりはっきりと気持ちを伝えた上で、交渉するべきだ。

「撤回するつもりはないよ」

そう言うとエルの瞳が少し揺らいだ気がした。

「わかった。」

そう言って彼がしばらく目を瞑って黙る。

どうするつもりだろうか。
これから彼が条件を提示してくるのだろうか?

もしここですぐ父親にバラすような行動にでたら最悪魔法で拘束しようか?とかんがえる。
私は今この世界最強の魔力の持ち主なので、エル一人くらいねじ伏せるのはどうとでもなるのだ。

昨日も魔法で拘束して書類を取り上げることも考えなくはなかったが、あの悪魔が私を監視している手前、私が下手な行動を取ればすぐに家のものを呼ばれて『私が恩人に酷い仕打ちをする奴』というレッテルが貼られて、昔のようにお父様に罰を与えられることになっただろう。

それに昨日の時点で書類を奪ったとて、そのあとエルが帰って自分の父に告げ口したら全く無意味だ。

しかし、こんな中でも昨日より状況がマシなのは、あの悪魔は我が家から出られないという点だ。
なぜならあの家の周りには悪魔にとって致命的な光の結界が張り巡らされているからだ。
だからヤツはここにいない。
それだけでも気を配るものが一つ減って、だいぶマシなのだ。

思考を巡らせているとエルが目を開いた。

「お前がそれを望むなら仕方ないな。恨むなら自分の選択を恨めよ?」

そう言うとエルはにやりとわらった。

今までもイタズラっぽく笑うことはあったが、それとは全く別物で。

何か腹を括ったような、まるで別人…
すこしあの悪魔の笑みが頭をよぎった。

背中がぞくっとする。

彼にもこんな一面があったのかと嫌な汗が背中を伝う。

色々と覚悟はしてきたが、いつもの読みやすい感情的な彼を想像していた分、少し戸惑いはある。

しかし交渉を有利にさせるために、そんな気持ちの揺らぎを相手に気取られないように平静を装って相手の出方を待った。


◇◇◇


昨日あれから自室に帰ってから、何をするにもずっとさっき起こったことが頭から離れずぐるぐるとしていた。
全て用を済ませベッドに倒れ込むもそのままずっと考え込む。

布団に顔を埋めながら今まで彼女に対してとってきた態度や浴びせてきた言葉を反芻した。

改めて思うが何度考えても俺が彼女に好かれる要素なんて一つもなかった。
そりゃ婚約破棄したいと思うのは仕方ないとは思う。

でも今更言い訳になるかもしれないが、俺なりにリグへの気持ちを伝えてきたつもりもあった。

が、それも思い返すと、悪くないとか、いいんじゃないか?とか、そんな曖昧な言葉だった。

「あーーー!!!」

誰もいない部屋で1人布団に顔を埋めて叫ぶ。


でも、自分たちは公爵家だ。

家の都合で好きでもない相手と結婚するなんてありふれていた。

それでもなおあそこまで頑なに婚約破棄をしたがっている。

そう思うとそんなに俺を拒絶するのか?と余計にダメージがでかい。

確かにうちの父がしたことは許されないし大罪だ。
それを理由に婚約破棄するには当然すぎる理由だが。

でも、その罪を問うのではなく、あくまでもそれを交渉材料に婚約破棄を提示すると言うのだ。

まあ、借金チャラ、恩義チャラっていうのもセットだが。

でもそこに婚約破棄をわざわざねじ込まなくてもいいじゃないか。
それほどまでにあいつは俺を嫌いということなのか?

そう思考してまた落ち込む。

ばんばんと布団を殴りつける。

でもどんなにいまさらあいつに好かれる方法を模索したとしても、俺の中に回答は見つからなかった。


だからと言って俺の中で彼女を諦める選択肢はない。



それならもう一層のこと・・・。



ずっと頭の片隅にあったこと。
でもそれだけはやったら人としてどうかと思いずっと否定し続けてきた。

これをやったら、もう、確実にあいつの心を手に入れるのは難しい。

でもだからと言ってあいつが他の男の隣で笑っているのは想像すらもしたくなかった。



もしそうなるくらいなら、あいつから笑顔が消えたとしても…。



あいつの家でカッとなった時はすぐにそれしかないと結論を出したけど、やはり自分の屋敷に帰って冷静さが増すにつれ躊躇は生まれた。

あいつのことが好きだし手に入れたいとは思う。

だけど好きだからこそ、自分の手で不幸にしてしまうかもしれないこともまた辛くもあった。


こんなふうにこの俺が相手を思いやるなんてな、とおかしくなる。

自分で言うのもなんだが、俺は自分勝手な方だ。
他人の気持ちなどどうでもいいと思って生きてきた。
自分さえ良ければ。
そう、うちの父のように。

ただ、あいつに触れ合うにつれ、あいつの思いやりや心に触れるにつれ、価値観が変わっていくのは感じていた。

だが、いまでも大概のことは自分優先で考えるのは変わらない。
でもあいつに至ってはその思考が鈍るのだ。

父がリグの家にしたことも、もしリグが相手じゃなかったらこんなに罪の意識を持たなかったかもしれないとさえ思う。


でもそれのせいで親から体罰をうけたり辛い思いをしているリグを見て、自分の家がしてしまったこと、それを見て見ぬ振りをすることによって起こる事態をだんだんと重く捉えるようになっていった。



そんな時に昨日のあの事件だ。




だからこそ、これは己の今までの行いへの罰なのかもしれないと素直に思ってしまった。



もっと早くあいつに手を出すことを考えていたことも何度もあった。

でもその度に、嫌われたらどうする?あいつの顔を曇らすんじゃないか?という俺らしくもない感情が頭を支配する。


そうしてそういうモヤモヤが溜まるたびに屋敷にいるメイド達に手をつけた。


父が昔からよくしていたことだったから自分がするにもなんの抵抗もなかった。

喜んで身を捧げてくるやつもそうでないやつも。
あいつを思ってあいつの代わりにしまくった。


あいつ以外にはこんなに淡白に接せられるのに。



これが恋というやつなのかと情けなくなる。

でも。

俺は拳を握った。

やっぱり俺の人生に、あいつの存在は大きすぎる。

どんな結果になろうとも、あいつを手放す後悔に勝るものはないと思う。


これは通過点に過ぎない。


あいつから選択肢を無理やり奪って仕舞えば、もしかしたらあいつの性格上、そんな中でも前向きに真っ直ぐ生きていくことを決断するかもしれない。

そうしたら俺はお前だけを一生大事にするし、お前の幸せを見つけられるように努力しようと誓う。

だからこれはそのための通過点に必要なことだと自分に言い聞かせる。

明日もう一度だけ、あいつの気持ちを聞こう。

それでもしダメだったら。

俺はもう迷わない。

あいつを手に入れるために人手なしと言われようが悪魔と言われようが絶対に揺るがない。

最後の望みにかけて俺はあいつを必ず俺のものにする。




けっきょくそのまま一睡もできずに朝が来た。




早めに身支度を済ませソファーに腰を下ろす。
約束の時間が近づくにつれ鼓動が早くなる。

「本当に、後悔なされませんか?」
従者のジークがボソッと俺につぶやいた。

昨日の帰り際から俺の様子がおかしいと察していただろうジークは、昨日は結局何も言わず無言だったけど。
やはりこれだけ長く俺のことを見ていたら、俺が何をこれからしようとしているのかは察したのだろう。

昔から出来が良すぎる従者だったから。

だが、俺はもう決めたのだ。
あいつに対する迷いの心を全て捨て去るように深く深呼吸をしてジークの質問を無視で返す。


そして。

メイドがあいつの到着を知らせた。
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