76 / 146
♯76 予想外の方向で終了のお知らせ【ビタロ編】
しおりを挟む
「おい。ふざけるなよお前。」
ルミナーレ公爵様の書斎を出てルディの部屋にむかって廊下を歩いていると、ルディが俺の耳元で不機嫌そうに囁いた。
「お前のがそんなんだから父が何を思ったのか一瞬お前のソレをちらっと見たあと僕のモノにも視線を向けてきてたんだけど?変な勘違いされたらどうしてくれるんだよ。」
ルディが俺の固くなってズボンを突っ張らせているソレを睨みつけた。
「いや、そんなこと言われたってお前があんな苦行を強いるからこーなってんだぞ?!むしろこっちのセリフだわ!!一生戻んなかったらどうしてくれんだよこれ!!」
俺が涙目になりながら小声で訴えるとルディはフンと鼻を鳴らした。
「しらん。あんなことを勝手に始めたお前の自業自得だろ。」
「いや、にしたってアレはねーわ!!しかもおねー…アレ…もどうするつもりだよ?!あんな目立つ存在…あんなぶっ壊し方したら世間に誤魔化すのむりだろ?!」
俺が周りに人がいないかキョロキョロと確認しつつところどころぼかしながらルディに反論した。
「べつに。バレたらバレたで一緒に家を出てくだけだ。」
ルディはなんでもないことのように言い放ったが、その返答的に、想像以上にルディが何も考えていなかったことを理解して俺は愕然とした。
「はぁ?!おま、まさかノープランであそこまでしたの?!」
「僕の神経を逆撫でするようなことをするお前が悪い。」
「いや、まぁ、あれはちょっと俺も悪ノリが過ぎたけど!!でもあれはやりすぎだろ?!」
俺が不安になってルディの顔を覗き込むと、ルディはうざったそうに舌打ちをした。
「まぁ、実際にうまくいけばの話だよ。たぶん無理だよそんなこと。」
「は??」
ルディの少し含みのある言い方に一瞬なんのことを言っているかピンと来なかったが、よくよく考えて『バレたら一緒に家を出ていく』というのが簡単にはうまくいかないということを言っているのかと察して当たり前だろと思い呆れた。
「いや、そりゃそうだろ!!そんな簡単なことじゃねーよ?!お前のやらかしたことは!!お前ん家だけの問題じゃなくなっちまってるんだぞ?!『あっちの家』だって黙っちゃいねーよ?!」
俺が小声で捲し立てると、ルディは一瞬俺の方に何か言いたげな視線を向けたが、直ぐに逸らした。
「そうじゃない。それ以前の問題。」
「は??」
それ以前の問題とはなんのことを指しているのだろうか。
俺が意味がわからず首を傾げていると、ルディがまた口を開いた。
「ねぇ。あの薬って直接塗ると…出した後もなんか効果続くの?」
突然話題を変えられたので、あまりここでは言えない話だったのかと思いとりあえず部屋について続きは聞こうと思って諦め、ルディの質問に答える。
「だいぶやばいよ。前、試しにメイドと一緒に自分にもほんの少し塗ってしてみたら、ナマした後もしてもしてもしたりなくて丸一日ギンギンで寝れなくなってアホみたいに治るまで2人でやりまくったわ。もちろん一発だせば強制落ちの洗脳魔法みたいのはとけるよ?でもその後もしばらくふつうにシコりてーって感じが続くうえに、ちょっと擦っただけで直ぐいっちゃう。しかも飲んだ時よりムラムラが後引く感じがすげー長い。」
「は?お前バカなの?自分で試したの?」
俺が実体験をもとに詳しく説明すると、ルディが汚物を見るような視線を俺の方に向けたので、俺も反論する。
「いや、女の子に使うのに自分もどんなもんか知っとかないとだめだろ?」
「は?女の子って、メイドだろ?」
さも当然といったような口ぶりで差別発言をするルディに、俺は思わず苦笑いを返した。
普段の愛嬌たっぷりの外面バージョンのルディなら絶対こんなことは言わないが、ルディの本質はやはり少し古臭い貴族らしい思想だ。
貴族以外の平民をかなり下に見ている。
まぁ、ここまで歴史が長くて格式のある家に生まれてれば、『血筋』にもこだわりがあるだろうし、そういう思想になるのは仕方ないわなと思う。
俺の家も父が古臭い教育をするから気持ちは分からんでもないが、女性に対してだけは少し考えが寛容…というか割と現代寄りだと思う。
まぁ、『家族』がそもそもあんな感じだし。
流石におねーさんみたいにセフレを市井に漁りにいくなんてクレイジーなことはしないけど。
そう。
だからこそなのだ。
同じ家で育ったにも関わらずここまで思想に差が生まれるのが不思議でならないと改めて思うと同時に、もっと色々とおねーさんと話してみたかったなと言う気持ちが湧いてくる。
まあ…
残念ながら、今となってはおねーさんはあんな感じになってしまったし、まともだった時のおねーさんと会話できることはこの先ないだろう。
そう考えると、柄でもなく罪悪感のようなものが込み上げてきて、喉の奥が苦いような感じがしたので、俺はそれを打ち消すように首を横に振った。
「ちなみに直ぐに洗い流せばわりかし平気っぽい。現にお前今平気でしょ?あんな塗りまくったとこに入れてたけど。でも時間置くと粘膜からの吸収率いいからなのか全然だめだね。しばらく治んない。だからあんなに塗った挙句に散々あんな無茶して放置されたら…もう戻って来れないんじゃねーかなと…」
「ふーん。どうだろうね。」
俺が渋い顔をしながら呟くと、ルディは半信半疑といった感じで適当に返してきたので、俺は納得がいかずに念を押す。
「いや、冗談とかじゃねーって!だからやばいっつってんのよ。アレ使いすぎて廃人になって売り飛ばされた娘いるって話も聞いたことあるし!!だからあんなことしちゃってこの後どうすんのって話!俺責任取らねーからな??今から全部俺に罪なすりつけんの絶対なしな?!俺だけシネとかマジ勘弁な?!こんな形で人生終了はねーわ!!」
「まあ。とりあえず部屋帰ってみてみればわかるよ。」
「はぁ…?」
しかしルディは相変わらずしれっと返してきたので、俺は諦めてため息混じりに気の抜けた返事をした。
ルディの部屋の前につくとルディがポケットから鍵を取り出して開錠し、部屋の扉を開け中に一歩足を踏み入れたので、俺も続いて中に入ろうと足を踏み出した。
その瞬間。
突然ルディが立ち止まったので、俺は勢い余ってルディの背中にぶつかってしまった。
「いてっ。なにしてんだよ??早く入って部屋閉め…」
俺が中を誰かに見られるのはまずいだろと思って、ルディの背中を手で押して部屋の中に押し込みながら、ルディの肩越しに部屋を覗き込んだ瞬間、その視界に入ってきた情報に俺は思わず言葉が途切れた。
そこには、ソファに腰を下ろして腕を組み、俺たちの方を冷ややかな視線で睨みつけるおねーさんの姿があった。
「は?」
俺は状況が飲み込めず声を漏らすと、ルディはため息をつきながら苦笑いを浮かべた。
「はぁ…一応予想はしてたけど。まさかあそこまでしたのに本当にだめだとは。」
「え?!は?!ちょ、どういうこと?!」
俺は全くこの状況を理解できないが、ルディは理解しているようだったので、俺はルディの顔とおねーさんを交互に見ながら訪ねてみるが、ルディはうざったそうに顔を顰めると「うるさいな。騒ぐなよ。」と呟いて部屋の中に入ったので、俺も慌てて後を追って部屋に入り鍵を閉めた。
「中出しするべきじゃなかった。一生あのままにして鎖に繋いで部屋に閉じ込めておくべきだったよ。」
「いや、なんつー鬼畜なこと言うん?!ツーかそれしたら俺も終わりだからね?!ってか…お、おねーさん…どうしてそんな…」
俺はルディのやばい発言に思わずツッコミを入れながらも、おねーさんが何事もなかったかのようにソファに座ってることが依然として全く理解できずに、おねーさんをマジマジと見つめた。
よくよくみると、少し頬が赤いような気もするが、涙や鼻水でぐしょぐしょだった顔も、シャワーでも浴びたかのようにびしょびしょだった全身の汗も、汗でペットりと顔に張り付いてた髪も、何もかもがなかったかのようにすっきりとしていて、身だしなみも完璧だ。
ハッとしてベッドの方にも視線をやると、あんなに後片付けがめんどくさそうなほどおねーさんから出た水分でシーツがヒタヒタだったのに、まるで何事もなかったかのように綺麗になっている。
もちろん俺が散々撒き散らした避妊具のゴミも全く見当たらない。
俺は狐に摘まれたような気分でただただその場に立ち尽くすしかできなかった。
あまりにも何もかもが元通りすぎて、もしかしてあの時間は夢だったんじゃないかと思ってしまうほどだ。
でも確かに俺はおねーさんを散々犯した。
それはそれは本当に無慈悲に非道に好き勝手犯した。
薬の洗脳魔法が解けて鮮明になった頭にはっきりと記憶が残っている。
のに。
なんだこれ?
俺たちがこの部屋を出て15分から20分くらい…?
だよな?
シャワーを浴びて身だしなみを整えて部屋を出る時も、「本当にこのまま放置してくの?」とルディに聞きながらもう一度おねーさんを確認したが、確かに意識を失っていた。
それなのに。
この短い間にあの状態からこの何事もなかったような状態になってる意味が全くわからない。
「何か言うことはある?」
俺とルディが立ち尽くしていると、おねーさんが口をひらいた。
その声が明らかに冷たく低く、かなり怒っていることが一瞬で分かったので、俺は予想してた方向とは全く別の方向で『オワッタ』と思いごくりと唾を飲み込んだ。
ルミナーレ公爵様の書斎を出てルディの部屋にむかって廊下を歩いていると、ルディが俺の耳元で不機嫌そうに囁いた。
「お前のがそんなんだから父が何を思ったのか一瞬お前のソレをちらっと見たあと僕のモノにも視線を向けてきてたんだけど?変な勘違いされたらどうしてくれるんだよ。」
ルディが俺の固くなってズボンを突っ張らせているソレを睨みつけた。
「いや、そんなこと言われたってお前があんな苦行を強いるからこーなってんだぞ?!むしろこっちのセリフだわ!!一生戻んなかったらどうしてくれんだよこれ!!」
俺が涙目になりながら小声で訴えるとルディはフンと鼻を鳴らした。
「しらん。あんなことを勝手に始めたお前の自業自得だろ。」
「いや、にしたってアレはねーわ!!しかもおねー…アレ…もどうするつもりだよ?!あんな目立つ存在…あんなぶっ壊し方したら世間に誤魔化すのむりだろ?!」
俺が周りに人がいないかキョロキョロと確認しつつところどころぼかしながらルディに反論した。
「べつに。バレたらバレたで一緒に家を出てくだけだ。」
ルディはなんでもないことのように言い放ったが、その返答的に、想像以上にルディが何も考えていなかったことを理解して俺は愕然とした。
「はぁ?!おま、まさかノープランであそこまでしたの?!」
「僕の神経を逆撫でするようなことをするお前が悪い。」
「いや、まぁ、あれはちょっと俺も悪ノリが過ぎたけど!!でもあれはやりすぎだろ?!」
俺が不安になってルディの顔を覗き込むと、ルディはうざったそうに舌打ちをした。
「まぁ、実際にうまくいけばの話だよ。たぶん無理だよそんなこと。」
「は??」
ルディの少し含みのある言い方に一瞬なんのことを言っているかピンと来なかったが、よくよく考えて『バレたら一緒に家を出ていく』というのが簡単にはうまくいかないということを言っているのかと察して当たり前だろと思い呆れた。
「いや、そりゃそうだろ!!そんな簡単なことじゃねーよ?!お前のやらかしたことは!!お前ん家だけの問題じゃなくなっちまってるんだぞ?!『あっちの家』だって黙っちゃいねーよ?!」
俺が小声で捲し立てると、ルディは一瞬俺の方に何か言いたげな視線を向けたが、直ぐに逸らした。
「そうじゃない。それ以前の問題。」
「は??」
それ以前の問題とはなんのことを指しているのだろうか。
俺が意味がわからず首を傾げていると、ルディがまた口を開いた。
「ねぇ。あの薬って直接塗ると…出した後もなんか効果続くの?」
突然話題を変えられたので、あまりここでは言えない話だったのかと思いとりあえず部屋について続きは聞こうと思って諦め、ルディの質問に答える。
「だいぶやばいよ。前、試しにメイドと一緒に自分にもほんの少し塗ってしてみたら、ナマした後もしてもしてもしたりなくて丸一日ギンギンで寝れなくなってアホみたいに治るまで2人でやりまくったわ。もちろん一発だせば強制落ちの洗脳魔法みたいのはとけるよ?でもその後もしばらくふつうにシコりてーって感じが続くうえに、ちょっと擦っただけで直ぐいっちゃう。しかも飲んだ時よりムラムラが後引く感じがすげー長い。」
「は?お前バカなの?自分で試したの?」
俺が実体験をもとに詳しく説明すると、ルディが汚物を見るような視線を俺の方に向けたので、俺も反論する。
「いや、女の子に使うのに自分もどんなもんか知っとかないとだめだろ?」
「は?女の子って、メイドだろ?」
さも当然といったような口ぶりで差別発言をするルディに、俺は思わず苦笑いを返した。
普段の愛嬌たっぷりの外面バージョンのルディなら絶対こんなことは言わないが、ルディの本質はやはり少し古臭い貴族らしい思想だ。
貴族以外の平民をかなり下に見ている。
まぁ、ここまで歴史が長くて格式のある家に生まれてれば、『血筋』にもこだわりがあるだろうし、そういう思想になるのは仕方ないわなと思う。
俺の家も父が古臭い教育をするから気持ちは分からんでもないが、女性に対してだけは少し考えが寛容…というか割と現代寄りだと思う。
まぁ、『家族』がそもそもあんな感じだし。
流石におねーさんみたいにセフレを市井に漁りにいくなんてクレイジーなことはしないけど。
そう。
だからこそなのだ。
同じ家で育ったにも関わらずここまで思想に差が生まれるのが不思議でならないと改めて思うと同時に、もっと色々とおねーさんと話してみたかったなと言う気持ちが湧いてくる。
まあ…
残念ながら、今となってはおねーさんはあんな感じになってしまったし、まともだった時のおねーさんと会話できることはこの先ないだろう。
そう考えると、柄でもなく罪悪感のようなものが込み上げてきて、喉の奥が苦いような感じがしたので、俺はそれを打ち消すように首を横に振った。
「ちなみに直ぐに洗い流せばわりかし平気っぽい。現にお前今平気でしょ?あんな塗りまくったとこに入れてたけど。でも時間置くと粘膜からの吸収率いいからなのか全然だめだね。しばらく治んない。だからあんなに塗った挙句に散々あんな無茶して放置されたら…もう戻って来れないんじゃねーかなと…」
「ふーん。どうだろうね。」
俺が渋い顔をしながら呟くと、ルディは半信半疑といった感じで適当に返してきたので、俺は納得がいかずに念を押す。
「いや、冗談とかじゃねーって!だからやばいっつってんのよ。アレ使いすぎて廃人になって売り飛ばされた娘いるって話も聞いたことあるし!!だからあんなことしちゃってこの後どうすんのって話!俺責任取らねーからな??今から全部俺に罪なすりつけんの絶対なしな?!俺だけシネとかマジ勘弁な?!こんな形で人生終了はねーわ!!」
「まあ。とりあえず部屋帰ってみてみればわかるよ。」
「はぁ…?」
しかしルディは相変わらずしれっと返してきたので、俺は諦めてため息混じりに気の抜けた返事をした。
ルディの部屋の前につくとルディがポケットから鍵を取り出して開錠し、部屋の扉を開け中に一歩足を踏み入れたので、俺も続いて中に入ろうと足を踏み出した。
その瞬間。
突然ルディが立ち止まったので、俺は勢い余ってルディの背中にぶつかってしまった。
「いてっ。なにしてんだよ??早く入って部屋閉め…」
俺が中を誰かに見られるのはまずいだろと思って、ルディの背中を手で押して部屋の中に押し込みながら、ルディの肩越しに部屋を覗き込んだ瞬間、その視界に入ってきた情報に俺は思わず言葉が途切れた。
そこには、ソファに腰を下ろして腕を組み、俺たちの方を冷ややかな視線で睨みつけるおねーさんの姿があった。
「は?」
俺は状況が飲み込めず声を漏らすと、ルディはため息をつきながら苦笑いを浮かべた。
「はぁ…一応予想はしてたけど。まさかあそこまでしたのに本当にだめだとは。」
「え?!は?!ちょ、どういうこと?!」
俺は全くこの状況を理解できないが、ルディは理解しているようだったので、俺はルディの顔とおねーさんを交互に見ながら訪ねてみるが、ルディはうざったそうに顔を顰めると「うるさいな。騒ぐなよ。」と呟いて部屋の中に入ったので、俺も慌てて後を追って部屋に入り鍵を閉めた。
「中出しするべきじゃなかった。一生あのままにして鎖に繋いで部屋に閉じ込めておくべきだったよ。」
「いや、なんつー鬼畜なこと言うん?!ツーかそれしたら俺も終わりだからね?!ってか…お、おねーさん…どうしてそんな…」
俺はルディのやばい発言に思わずツッコミを入れながらも、おねーさんが何事もなかったかのようにソファに座ってることが依然として全く理解できずに、おねーさんをマジマジと見つめた。
よくよくみると、少し頬が赤いような気もするが、涙や鼻水でぐしょぐしょだった顔も、シャワーでも浴びたかのようにびしょびしょだった全身の汗も、汗でペットりと顔に張り付いてた髪も、何もかもがなかったかのようにすっきりとしていて、身だしなみも完璧だ。
ハッとしてベッドの方にも視線をやると、あんなに後片付けがめんどくさそうなほどおねーさんから出た水分でシーツがヒタヒタだったのに、まるで何事もなかったかのように綺麗になっている。
もちろん俺が散々撒き散らした避妊具のゴミも全く見当たらない。
俺は狐に摘まれたような気分でただただその場に立ち尽くすしかできなかった。
あまりにも何もかもが元通りすぎて、もしかしてあの時間は夢だったんじゃないかと思ってしまうほどだ。
でも確かに俺はおねーさんを散々犯した。
それはそれは本当に無慈悲に非道に好き勝手犯した。
薬の洗脳魔法が解けて鮮明になった頭にはっきりと記憶が残っている。
のに。
なんだこれ?
俺たちがこの部屋を出て15分から20分くらい…?
だよな?
シャワーを浴びて身だしなみを整えて部屋を出る時も、「本当にこのまま放置してくの?」とルディに聞きながらもう一度おねーさんを確認したが、確かに意識を失っていた。
それなのに。
この短い間にあの状態からこの何事もなかったような状態になってる意味が全くわからない。
「何か言うことはある?」
俺とルディが立ち尽くしていると、おねーさんが口をひらいた。
その声が明らかに冷たく低く、かなり怒っていることが一瞬で分かったので、俺は予想してた方向とは全く別の方向で『オワッタ』と思いごくりと唾を飲み込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
ブラック・スワン ~『無能』な兄は、優美な黒鳥の皮を被る~
碧
ファンタジー
「詰んだ…」遠い眼をして呟いた4歳の夏、カイザーはここが乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界だと思い出す。ゲームの俺様攻略対象者と我儘悪役令嬢の兄として転生した『無能』なモブが、ブラコン&シスコンへと華麗なるジョブチェンジを遂げモブの壁を愛と努力でぶち破る!これは優雅な白鳥ならぬ黒鳥の皮を被った彼が、無自覚に周りを誑しこんだりしながら奮闘しつつ総愛され(慕われ)する物語。生まれ持った美貌と頭脳・身体能力に努力を重ね、財力・身分と全てを活かし悪役令嬢ルート阻止に励むカイザーだがある日謎の能力が覚醒して…?!更にはそのミステリアス超絶美形っぷりから隠しキャラ扱いされたり、様々な勘違いにも拍車がかかり…。鉄壁の微笑みの裏で心の中の独り言と突っ込みが炸裂する彼の日常。(一話は短め設定です)
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる