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第一話 青春とは(前編)
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俺は21世紀の最初の年に生まれた。
この年は世界的に悲しい事件が多い年だった。
家族構成は精神科医である父、元OLの母、そして俺より5つ離れた妹がいた。
俺は4歳の頃からピアノを習い始めた。親の勧めなのか自分でやりたいと言ったのか全く覚えていないが、本当にピアノが好きで、幼稚園に置いてあるピアノを休み時間いつも占領していたそうだ。
中学校に上がると、これは親の勧めなのだが、バスケットボール部に入った。今まで習慣的に運動するということはなかったので、これもまた最初はすごくしんどく、地味な基礎練習やコーチの厳しい指導に耐えなければなかった。もともと興味があってやったものではなかったので、すぐ辞めたかったが、スポーツならではの楽しさももちろんあったため、結局3年間続けた。そのおかげもあり中学生のうちに身長が30センチも伸びた。
高校に入学すると、今度はバンド部に入り、ドラマーになった。元々ピアノをやっていたので、キーボード志望だったが、ドラマーが不足していてドラマーにならないとバンドを組まないということになって、しぶしぶドラムを選んだ。
高校一年生のとき、やや遅めの初恋を経験する。
相手は至って普通の女の子だったが、その頃は優しくて、スポーツできて、お勉強できて、という完璧な女子にすごく惹かれやすかった。同じクラスの女友達の紹介で仲良くなり、頻繁に連絡を取り合うようになった。
週に2、3回夜電話しながら宿題をやったり、世間話したりと、ほぼカップルさながらだった。
結局、時は流れ、高3になりたてで、その子の誕生日の前日に、電話で告白した。結果はすぐに言えないと言われ、数日間待ったが、「友達のままでいたい」という振りの常套句を貰ってしまった。
その子は告白した後も、普段と変わらない様子で接してくれたので、今までの2年間で俺のことを恋愛対象として見てくれてはいなかったのかと、勝手に落ち込んだ。でもその子のことが好きだった。
夏になり、学年全体が受験を意識し始める。
この年は世界的に悲しい事件が多い年だった。
家族構成は精神科医である父、元OLの母、そして俺より5つ離れた妹がいた。
俺は4歳の頃からピアノを習い始めた。親の勧めなのか自分でやりたいと言ったのか全く覚えていないが、本当にピアノが好きで、幼稚園に置いてあるピアノを休み時間いつも占領していたそうだ。
中学校に上がると、これは親の勧めなのだが、バスケットボール部に入った。今まで習慣的に運動するということはなかったので、これもまた最初はすごくしんどく、地味な基礎練習やコーチの厳しい指導に耐えなければなかった。もともと興味があってやったものではなかったので、すぐ辞めたかったが、スポーツならではの楽しさももちろんあったため、結局3年間続けた。そのおかげもあり中学生のうちに身長が30センチも伸びた。
高校に入学すると、今度はバンド部に入り、ドラマーになった。元々ピアノをやっていたので、キーボード志望だったが、ドラマーが不足していてドラマーにならないとバンドを組まないということになって、しぶしぶドラムを選んだ。
高校一年生のとき、やや遅めの初恋を経験する。
相手は至って普通の女の子だったが、その頃は優しくて、スポーツできて、お勉強できて、という完璧な女子にすごく惹かれやすかった。同じクラスの女友達の紹介で仲良くなり、頻繁に連絡を取り合うようになった。
週に2、3回夜電話しながら宿題をやったり、世間話したりと、ほぼカップルさながらだった。
結局、時は流れ、高3になりたてで、その子の誕生日の前日に、電話で告白した。結果はすぐに言えないと言われ、数日間待ったが、「友達のままでいたい」という振りの常套句を貰ってしまった。
その子は告白した後も、普段と変わらない様子で接してくれたので、今までの2年間で俺のことを恋愛対象として見てくれてはいなかったのかと、勝手に落ち込んだ。でもその子のことが好きだった。
夏になり、学年全体が受験を意識し始める。
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