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魔術師シルヴィア・ラヴクラフト編
小さな宴と小夜嵐
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「ごちそうさまでした」
「見た目の割に健啖だな。たくさん作った甲斐があるぜ」
「は、はしたない真似をしてしまって申し訳ありません! あまりに美味しくて……」
「気にするな。景気良く平らげてくれる方が俺も気分がいい」
「あ、あはは。そう言って頂けると……」
男物のローブに身を包んだシルヴィアは、俺とのやり取りに身を縮こまらせる。
顔が真っ赤なのは単に恥ずかしいからか、風呂上がりだからなのか、そのどちらもなのかは知る由もない。
「ところで、この串に刺さったお肉は何のお肉なのですか」
「これか? 熊だよ」
「クマ!!??」
「野性味溢れる味だろ? 慣れれば病みつきになるぜ……って、どうした? 今度は顔が真っ青だぞ」
「だ、だってっ。わたくしは、生まれてこの方、お肉と言えば牛や鶏などしか――」
「あー、これだから温室育ちは困るぜ。山奥で暮らしてる以上、食い物に関してあれこれ文句を言うのは無粋だ。腹に入っちまえば全部同じだからな」
「では、先程の温製スープの具材は……」
「蛇だ」
毒蛇の、とはあえて言わなかった。
たとえ毒抜き状態であるとは言え、知らぬが仏。この名家出身のお嬢様魔術師にはさすがに刺激が強すぎると思うからな。
「へ、へびっ!? あ、あわわっ! ヘビのお肉がわたくしのお腹に……ぃひぃっ! ぁっ、ぁぁっ、急に胃が重く……へびぃぃになって、きました、わぁあぁっ!?」
「ったく、いちいちうるせぇヤツだな。ほれ、酒を飲めば胃痛も収まる」
「本当ですかっ? それを先に言ってくださいまし……ごくっ、ん゛くっ、ゴクッ! ぷはーーーーーーーーっっ♥」
「お前……。食うだけじゃなくて、酒もかなりいけるクチなんだな。もうボトル三本目だぞ」
たしか、たしなむ程度とか言ってなかったか?
「ドナルド様もぉ、もっと飲みまししょうよ~~ぉ? さっきから手が止まってますわよ~? くふ、くふふふっ♪」
「お、おう」
「まぁ♥ 男らしい飲みっぷり……。そんな姿を見せられては、わたくしも負けていられませんわね!」
よく食べ、よく飲み、よく笑う。
何もこんなところまで姉に似なくても……とは思ったが、この予期せぬ酌み交わしは、かつて充実していた日々を思い出す良いきっかけにもなった。
それからゆうに数時間。
たった二人で繰り広げられる、小さくも賑やかな宴は滞りなく続き、嵐の夜も更けていくのである――。
◇◆◇
「すーっ、くぅぅ、すや……はふッん」
「食うだけ食って飲むだけ飲んで寝ちまいやがったか。いい気なもんだぜ」
「あぁんっ♪ もう、これ以上は飲めませんにゃぁっ……ん」
「夢の中でも飲んでやがるのか、コイツ」
古典的な寝言をほざきながらテーブルに突っ伏して眠る、俺のローブをまとったシルヴィア。
正直、呆れはする。だが、どこか憎めない、あどけない寝顔。
「このまま朝まで放置して、風邪で寝込まれちまっても困るからな。ひとまず木箱ベッドに運んでやるか……っと!」
肩を貸すよりも、こうやってお嬢様抱っこをした方が俺にとっては楽だ。
「そういや、酔いつぶれたサブリナを介抱するのも俺の役目だったなぁ。アイツ、酒がそれほど得意じゃねーのに、わざわざこっちのペースに合わせてくるんだもんな」
しかし、二日酔いなどおくびにも出さず、翌日以降に引きずらないところがサブリナの強みでもあった。
性格も含め、サバサバしていると言う点を称えサバリナとからかっては、よく叱られたっけな。
「ああ、それにしてもそっくりだ……」
眼下に広がる、姉と瓜二つの妹。
改めて全身を見直すと、必ず……と言うか、やはりどうしてもこの部分に視線が集中してしまう。
ぷるんっ、ぽよんッ、ふよふよんっ♪
(クソッ。本当にどうでもいいところまで似やがって……)
ローブ越しに上下する、今にもはち切れんばかりの胸部に思わず生唾を飲み込む。
(イヴェットはどっちかと言えば手のひらにすっぽり収まるサイズだったからな)
こっちは着やせも相まって相当なモンだ。
揉みがいのありそうな、それはそれはスケベな乳房をしてやがる。
(たっぷり乳調教して、俺の手垢をこれでもかと染み込ませてやりてぇ)
酒の残り香に混じって広がる女特有の甘い匂いに、つい男としての劣情が刺激されてしまう。
(これだけ酔ってるんだ。犯ろうと思えば簡単に犯れる……)
そもそもシルヴィアも、嫌な顔ひとつせずに俺のローブを着こんだのだ。
きっと彼女自身も、多かれ少なかれ覚悟のようなものをしているはずである。
「いいのか、逃げなくても。本当に犯っちまうぞ?」
ギシッ……。
「ぁっ、ぁぁんっ。ひぅッ、きゃふ、ぁッくぅぅん……♥」
「――っ!」
木箱ベッドに横たわらせた途端、シルヴィアは身をよじって艶っぽい喘ぎを漏らす。
その声に、俺は身をこわばらせた。
(待て。俺はいったい何をしようとしてるんだ?)
その場の雰囲気と酒の力に後押しされた形とはいえ、当時サブリナを犯す勇気がなかった俺は数年後、たまたま現れた彼女の妹をサブリナに見立てて犯してしまった。
未練を解消させる結末としては、ひとりの男としてあまりに情けなさ過ぎる。
シルヴィア自身も、姉に代わりにレイプされたとなっては、ひとりの女として不本意であろう。ましてや、処女であるならなおさら――。
(どうせ犯るなら、コイツの方から膣を広げて犯してください、処女を奪ってくださいと懇願してくる方が俺にとっても都合がいい)
一切の感情を抜きにして、ひとりの雌奴隷として徹底的に犯る方が。
(よし。そうと決まれば、さっそく錬成に取り掛かるか)
サブリナのお古である、シルヴィアの錫杖に催淫属性を付与。
勝手は分かっているし、素材も潤沢にある。夜が明けるまでには完成するはずだ。
(……のんきに寝てられるのも今夜だけだぜ? 明日の今頃には、それまでの生活がウソであったかのように、ガラリと一変していることだろうしな)
そんなことはつゆ知らず、静かに寝息を立てるシルヴィアを横目に、俺は醜く口元を緩めるのであった――。
「見た目の割に健啖だな。たくさん作った甲斐があるぜ」
「は、はしたない真似をしてしまって申し訳ありません! あまりに美味しくて……」
「気にするな。景気良く平らげてくれる方が俺も気分がいい」
「あ、あはは。そう言って頂けると……」
男物のローブに身を包んだシルヴィアは、俺とのやり取りに身を縮こまらせる。
顔が真っ赤なのは単に恥ずかしいからか、風呂上がりだからなのか、そのどちらもなのかは知る由もない。
「ところで、この串に刺さったお肉は何のお肉なのですか」
「これか? 熊だよ」
「クマ!!??」
「野性味溢れる味だろ? 慣れれば病みつきになるぜ……って、どうした? 今度は顔が真っ青だぞ」
「だ、だってっ。わたくしは、生まれてこの方、お肉と言えば牛や鶏などしか――」
「あー、これだから温室育ちは困るぜ。山奥で暮らしてる以上、食い物に関してあれこれ文句を言うのは無粋だ。腹に入っちまえば全部同じだからな」
「では、先程の温製スープの具材は……」
「蛇だ」
毒蛇の、とはあえて言わなかった。
たとえ毒抜き状態であるとは言え、知らぬが仏。この名家出身のお嬢様魔術師にはさすがに刺激が強すぎると思うからな。
「へ、へびっ!? あ、あわわっ! ヘビのお肉がわたくしのお腹に……ぃひぃっ! ぁっ、ぁぁっ、急に胃が重く……へびぃぃになって、きました、わぁあぁっ!?」
「ったく、いちいちうるせぇヤツだな。ほれ、酒を飲めば胃痛も収まる」
「本当ですかっ? それを先に言ってくださいまし……ごくっ、ん゛くっ、ゴクッ! ぷはーーーーーーーーっっ♥」
「お前……。食うだけじゃなくて、酒もかなりいけるクチなんだな。もうボトル三本目だぞ」
たしか、たしなむ程度とか言ってなかったか?
「ドナルド様もぉ、もっと飲みまししょうよ~~ぉ? さっきから手が止まってますわよ~? くふ、くふふふっ♪」
「お、おう」
「まぁ♥ 男らしい飲みっぷり……。そんな姿を見せられては、わたくしも負けていられませんわね!」
よく食べ、よく飲み、よく笑う。
何もこんなところまで姉に似なくても……とは思ったが、この予期せぬ酌み交わしは、かつて充実していた日々を思い出す良いきっかけにもなった。
それからゆうに数時間。
たった二人で繰り広げられる、小さくも賑やかな宴は滞りなく続き、嵐の夜も更けていくのである――。
◇◆◇
「すーっ、くぅぅ、すや……はふッん」
「食うだけ食って飲むだけ飲んで寝ちまいやがったか。いい気なもんだぜ」
「あぁんっ♪ もう、これ以上は飲めませんにゃぁっ……ん」
「夢の中でも飲んでやがるのか、コイツ」
古典的な寝言をほざきながらテーブルに突っ伏して眠る、俺のローブをまとったシルヴィア。
正直、呆れはする。だが、どこか憎めない、あどけない寝顔。
「このまま朝まで放置して、風邪で寝込まれちまっても困るからな。ひとまず木箱ベッドに運んでやるか……っと!」
肩を貸すよりも、こうやってお嬢様抱っこをした方が俺にとっては楽だ。
「そういや、酔いつぶれたサブリナを介抱するのも俺の役目だったなぁ。アイツ、酒がそれほど得意じゃねーのに、わざわざこっちのペースに合わせてくるんだもんな」
しかし、二日酔いなどおくびにも出さず、翌日以降に引きずらないところがサブリナの強みでもあった。
性格も含め、サバサバしていると言う点を称えサバリナとからかっては、よく叱られたっけな。
「ああ、それにしてもそっくりだ……」
眼下に広がる、姉と瓜二つの妹。
改めて全身を見直すと、必ず……と言うか、やはりどうしてもこの部分に視線が集中してしまう。
ぷるんっ、ぽよんッ、ふよふよんっ♪
(クソッ。本当にどうでもいいところまで似やがって……)
ローブ越しに上下する、今にもはち切れんばかりの胸部に思わず生唾を飲み込む。
(イヴェットはどっちかと言えば手のひらにすっぽり収まるサイズだったからな)
こっちは着やせも相まって相当なモンだ。
揉みがいのありそうな、それはそれはスケベな乳房をしてやがる。
(たっぷり乳調教して、俺の手垢をこれでもかと染み込ませてやりてぇ)
酒の残り香に混じって広がる女特有の甘い匂いに、つい男としての劣情が刺激されてしまう。
(これだけ酔ってるんだ。犯ろうと思えば簡単に犯れる……)
そもそもシルヴィアも、嫌な顔ひとつせずに俺のローブを着こんだのだ。
きっと彼女自身も、多かれ少なかれ覚悟のようなものをしているはずである。
「いいのか、逃げなくても。本当に犯っちまうぞ?」
ギシッ……。
「ぁっ、ぁぁんっ。ひぅッ、きゃふ、ぁッくぅぅん……♥」
「――っ!」
木箱ベッドに横たわらせた途端、シルヴィアは身をよじって艶っぽい喘ぎを漏らす。
その声に、俺は身をこわばらせた。
(待て。俺はいったい何をしようとしてるんだ?)
その場の雰囲気と酒の力に後押しされた形とはいえ、当時サブリナを犯す勇気がなかった俺は数年後、たまたま現れた彼女の妹をサブリナに見立てて犯してしまった。
未練を解消させる結末としては、ひとりの男としてあまりに情けなさ過ぎる。
シルヴィア自身も、姉に代わりにレイプされたとなっては、ひとりの女として不本意であろう。ましてや、処女であるならなおさら――。
(どうせ犯るなら、コイツの方から膣を広げて犯してください、処女を奪ってくださいと懇願してくる方が俺にとっても都合がいい)
一切の感情を抜きにして、ひとりの雌奴隷として徹底的に犯る方が。
(よし。そうと決まれば、さっそく錬成に取り掛かるか)
サブリナのお古である、シルヴィアの錫杖に催淫属性を付与。
勝手は分かっているし、素材も潤沢にある。夜が明けるまでには完成するはずだ。
(……のんきに寝てられるのも今夜だけだぜ? 明日の今頃には、それまでの生活がウソであったかのように、ガラリと一変していることだろうしな)
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