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現地調達
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「ふふふふ......愛い奴よのぉ......まさかその様なスキルを有しておるとはの。あの子が焦って禁術を行使してまで坊主を蘇生させようとか言い出すとは......くふふふ、長生きはしてみるモノじゃ」
鎧の元へと赴いた自身の眷属がそのままにしていた遠見で匠を見続け、左右に分断された匠の身体が蠢く様を感心しながら見守る。ここまでひ弱な人間である匠が生命の危機に瀕したサインが、彼に与えた加護から一度も送られて来なかったのは今見ているスキルと思しきモノのバカげた再生力だと理解したのだ。
それに眷属にして永いがあそこまで暴走するとは......と、ババアは初めて見せたであろうポンコツとも云える眷属の姿を思い出し、一人嗤う。
「ヒヒヒヒッ、全く......生き物の生死ならすぐに判断出来る筈じゃというのに、それすらせずに取り乱しおって」
匠が罠に引っ掛かりまくって時間を浪費した事により到着がババアたちが想定していた以上に遅くなった。心配になったバエルがババアの渡した会員証を通じて遠見を発動すると、丁度鎧に真っ二つにされていた所が映る。
ババアは加護で生きているのは把握出来ていたので心配要らないと、それとなく宥めてはみたが錯乱したバエルには聞く耳を持たれずに遠見を強行されたのだ。
「......さて面白いモノも見せてもらったし、ちょいとばかし動くとするかの。それにアレの暴走を読めなかったこちらに非があるからの」
一頻り笑った後、そう呟きながら緩慢な動きで立ち上がりながら虚空へと手を翳す。
翳した手の先には匠がこのダンジョンへと堕ちた時の穴にそっくりなモノが顕現していた――
◆◆◆◆◆
「......くっそがぁぁぁぁぁ!! ......あ゛?」
目が覚めた。寝起きの気分は最悪。
どうやらあのクソ鎧、本当に俺にトドメを刺さずに投棄したらしい。
周囲を見渡してみると、落下で死亡したのとは明らかに違う白骨死体がゴロゴロしていた。どうやら運良く生き延びるもクソ鎧にサクッと殺られてしまった可哀想な死体が遺棄される部屋に俺は居る。
出入口と見られるモノは三つあった。どれかが鎧の部屋行きなのだろう。
――それにしてもお前ら口惜しいよな、寂しいよな......成仏、出来ているのか?
落下していった先の部屋とは明らかに違う腰辺りから上下に分断された死体たち、首の取れた死体たちへと心で語りかける。安らかに眠ってくれ。今はまだ無理だけど何れヤツは必ず俺が撲殺してやるからな。
生き延びたと思って満身創痍ながら先へと進んだら、本来はもっと奥でカチ合うようなボスが部屋の先で鎮座していたんだ。それは無念だろう。
落下で生き延びるような装備は風化して物も多い事から、あそこで死んだモノたちよりもかなり入念に準備してこのダンジョンへ挑んだとわかる。
だがそんな死者への哀悼の念は強いモノの、俺の現状は切羽詰まっている。故に背に腹はかえられない。
「墓を作るから、この後する事は許して欲しい」
荷物袋や武器は無事だったが、身体を覆い隠せるような布類がもう無い。荷物を諦めるのならばまだイケるんだが流石に......という事で、この死体たちから失敬する事にした。
〈火山鼠革ローブ〉
〈聖銀の手甲〉
〈夢魔蚕糸の服一式〉
〈魔法袋・小〉
これらに加え少しだけ一般の品より上っぽい着替えの類を手に入れた。多少の解れや汚れに目を瞑り、着れそうなモノを選別した。ホクホクである。
今より一層強くなってあのクソ鎧を殺してやるからなという念が強くなったのは、この何となく見ても良さそうなのがわかるラインナップを見れば言うまでもないでしょう。何よりこの魔法袋という巾着袋に似たモノ!! これはきっとあの時鑑定にするか最後まで自分が迷ったていたアレ。自分が欲してやまなかったアレの様なので敵討ちは期待していてほしい。
〈元魔法袋・中〉ってモノも転がっていたが、名前の通りで使用不可だった。当然鎧に対しての殺意が天元突破した。
「どれくらいの容量があるか、サイズや重量の検証もしないといけないな......中サイズが入手出来なかったのは悔しいけど、小サイズが有ったのを喜ぼう」
悔しさを噛み殺しながら毛皮袋を解いて中に入れていた魔石、その中で破損していないものを選別して魔法袋に詰めていく。これまでは拾ったっきりちゃんと数えていなかったが、これは検証なのでしっかりと数えてから詰める。
デカめの魔石も含まれていたが、全て中に詰め込む事が出来た。これだけでもかなり助かるが、次は嵩張るし破れやすい服類を詰めていく。
......順調に入れられていったが最後の最後、すぐ着る分を除いたシャツ二枚分が入らなかった。シャツを諦めて汚い皮袋に詰め込むか、知らない人の使用済下着を諦めて放棄or皮袋に詰め込むか悩む。
ちなみに今の匠は全裸で思考中である。
「......使用済下着かなぁ」
たっぷり時間を使い悩みに悩んだ末、下着を諦めた。死亡時に緩んだのか明らかに出た形跡のあるヤツは元から除いてあるが、それ以外のモノは出した後に進んで死んだのか汚れは少ないがやっぱりちょっと汚れていたからだ。
近くに水場は無く洗えない事もあり、遺体が白骨化するほどの熟成を重ねたモノは超原始的スタイルの今でも気分的に履きたくなかった。今は我慢して店に着いたら多めに買うんだ! と決意する。
「......ババアの店に早く行きたい」
炎魔法を使い燃やさないよう遠火で衣類を加熱殺菌しながらボヤいてしまった。我慢すると決めたばかりなのに。原始的スタイルの今もだがノーパンでのダンジョン攻略は、経験上納まりが悪く何となくモヤモヤして気持ちが悪いのを思い出してしまったから。
加熱殺菌が終わるまで――いつ終わるかは自分の気持ち次第だが――まだ時間が掛かりそうなので、適当な場所を選び徐ろに地面を誰かの使っていた大剣をスコップの代替品にして掘っていき、掘った穴に亡骸や使用しない遺品を入れ穴を塞ぐ。
最後に穴の上にスコップ代わりに使った大剣を墓標に見立てて深く突き刺し、勝手に誓った墓の建立を終えた。
「勝手に誓って勝手に遺品を漁った墓荒らし野郎が言うのもなんだけど、絶対にあのクソ鎧を殺してやるから成仏してない人は成仏してくれ」
墓標に手を合わせ祈った後、火で暖められた服を着てその場を後にした。
三つある扉のうち二つが開かなくて悪態を吐き、残る一つの扉の先......クソ鎧が居るであろう場所へ厳戒態勢で進んだ。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
半悪魔
職業:血狂い
Lv:20
HP:100%
MP:100%
物攻:200
物防:1
魔攻:100
魔防:1
敏捷:170
幸運:10
残SP:10
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残52.1L
不死血鳥
部分魔化
血流操作
簡易鑑定
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv8
鈍器(統)Lv5
上級棒術Lv2
小剣術Lv6
空間把握Lv10
投擲Lv8
歩法Lv7
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv8
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
夢魔蚕の服一式
火山鼠革ローブ
再生獣革のブーツ
聖銀の手甲
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
迷宮鋼の棘針×2
魔法袋・小
ババアの加護ㅤ残高220
─────────────────────────────
鎧の元へと赴いた自身の眷属がそのままにしていた遠見で匠を見続け、左右に分断された匠の身体が蠢く様を感心しながら見守る。ここまでひ弱な人間である匠が生命の危機に瀕したサインが、彼に与えた加護から一度も送られて来なかったのは今見ているスキルと思しきモノのバカげた再生力だと理解したのだ。
それに眷属にして永いがあそこまで暴走するとは......と、ババアは初めて見せたであろうポンコツとも云える眷属の姿を思い出し、一人嗤う。
「ヒヒヒヒッ、全く......生き物の生死ならすぐに判断出来る筈じゃというのに、それすらせずに取り乱しおって」
匠が罠に引っ掛かりまくって時間を浪費した事により到着がババアたちが想定していた以上に遅くなった。心配になったバエルがババアの渡した会員証を通じて遠見を発動すると、丁度鎧に真っ二つにされていた所が映る。
ババアは加護で生きているのは把握出来ていたので心配要らないと、それとなく宥めてはみたが錯乱したバエルには聞く耳を持たれずに遠見を強行されたのだ。
「......さて面白いモノも見せてもらったし、ちょいとばかし動くとするかの。それにアレの暴走を読めなかったこちらに非があるからの」
一頻り笑った後、そう呟きながら緩慢な動きで立ち上がりながら虚空へと手を翳す。
翳した手の先には匠がこのダンジョンへと堕ちた時の穴にそっくりなモノが顕現していた――
◆◆◆◆◆
「......くっそがぁぁぁぁぁ!! ......あ゛?」
目が覚めた。寝起きの気分は最悪。
どうやらあのクソ鎧、本当に俺にトドメを刺さずに投棄したらしい。
周囲を見渡してみると、落下で死亡したのとは明らかに違う白骨死体がゴロゴロしていた。どうやら運良く生き延びるもクソ鎧にサクッと殺られてしまった可哀想な死体が遺棄される部屋に俺は居る。
出入口と見られるモノは三つあった。どれかが鎧の部屋行きなのだろう。
――それにしてもお前ら口惜しいよな、寂しいよな......成仏、出来ているのか?
落下していった先の部屋とは明らかに違う腰辺りから上下に分断された死体たち、首の取れた死体たちへと心で語りかける。安らかに眠ってくれ。今はまだ無理だけど何れヤツは必ず俺が撲殺してやるからな。
生き延びたと思って満身創痍ながら先へと進んだら、本来はもっと奥でカチ合うようなボスが部屋の先で鎮座していたんだ。それは無念だろう。
落下で生き延びるような装備は風化して物も多い事から、あそこで死んだモノたちよりもかなり入念に準備してこのダンジョンへ挑んだとわかる。
だがそんな死者への哀悼の念は強いモノの、俺の現状は切羽詰まっている。故に背に腹はかえられない。
「墓を作るから、この後する事は許して欲しい」
荷物袋や武器は無事だったが、身体を覆い隠せるような布類がもう無い。荷物を諦めるのならばまだイケるんだが流石に......という事で、この死体たちから失敬する事にした。
〈火山鼠革ローブ〉
〈聖銀の手甲〉
〈夢魔蚕糸の服一式〉
〈魔法袋・小〉
これらに加え少しだけ一般の品より上っぽい着替えの類を手に入れた。多少の解れや汚れに目を瞑り、着れそうなモノを選別した。ホクホクである。
今より一層強くなってあのクソ鎧を殺してやるからなという念が強くなったのは、この何となく見ても良さそうなのがわかるラインナップを見れば言うまでもないでしょう。何よりこの魔法袋という巾着袋に似たモノ!! これはきっとあの時鑑定にするか最後まで自分が迷ったていたアレ。自分が欲してやまなかったアレの様なので敵討ちは期待していてほしい。
〈元魔法袋・中〉ってモノも転がっていたが、名前の通りで使用不可だった。当然鎧に対しての殺意が天元突破した。
「どれくらいの容量があるか、サイズや重量の検証もしないといけないな......中サイズが入手出来なかったのは悔しいけど、小サイズが有ったのを喜ぼう」
悔しさを噛み殺しながら毛皮袋を解いて中に入れていた魔石、その中で破損していないものを選別して魔法袋に詰めていく。これまでは拾ったっきりちゃんと数えていなかったが、これは検証なのでしっかりと数えてから詰める。
デカめの魔石も含まれていたが、全て中に詰め込む事が出来た。これだけでもかなり助かるが、次は嵩張るし破れやすい服類を詰めていく。
......順調に入れられていったが最後の最後、すぐ着る分を除いたシャツ二枚分が入らなかった。シャツを諦めて汚い皮袋に詰め込むか、知らない人の使用済下着を諦めて放棄or皮袋に詰め込むか悩む。
ちなみに今の匠は全裸で思考中である。
「......使用済下着かなぁ」
たっぷり時間を使い悩みに悩んだ末、下着を諦めた。死亡時に緩んだのか明らかに出た形跡のあるヤツは元から除いてあるが、それ以外のモノは出した後に進んで死んだのか汚れは少ないがやっぱりちょっと汚れていたからだ。
近くに水場は無く洗えない事もあり、遺体が白骨化するほどの熟成を重ねたモノは超原始的スタイルの今でも気分的に履きたくなかった。今は我慢して店に着いたら多めに買うんだ! と決意する。
「......ババアの店に早く行きたい」
炎魔法を使い燃やさないよう遠火で衣類を加熱殺菌しながらボヤいてしまった。我慢すると決めたばかりなのに。原始的スタイルの今もだがノーパンでのダンジョン攻略は、経験上納まりが悪く何となくモヤモヤして気持ちが悪いのを思い出してしまったから。
加熱殺菌が終わるまで――いつ終わるかは自分の気持ち次第だが――まだ時間が掛かりそうなので、適当な場所を選び徐ろに地面を誰かの使っていた大剣をスコップの代替品にして掘っていき、掘った穴に亡骸や使用しない遺品を入れ穴を塞ぐ。
最後に穴の上にスコップ代わりに使った大剣を墓標に見立てて深く突き刺し、勝手に誓った墓の建立を終えた。
「勝手に誓って勝手に遺品を漁った墓荒らし野郎が言うのもなんだけど、絶対にあのクソ鎧を殺してやるから成仏してない人は成仏してくれ」
墓標に手を合わせ祈った後、火で暖められた服を着てその場を後にした。
三つある扉のうち二つが開かなくて悪態を吐き、残る一つの扉の先......クソ鎧が居るであろう場所へ厳戒態勢で進んだ。
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吉持ㅤ匠
半悪魔
職業:血狂い
Lv:20
HP:100%
MP:100%
物攻:200
物防:1
魔攻:100
魔防:1
敏捷:170
幸運:10
残SP:10
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残52.1L
不死血鳥
部分魔化
血流操作
簡易鑑定
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv8
鈍器(統)Lv5
上級棒術Lv2
小剣術Lv6
空間把握Lv10
投擲Lv8
歩法Lv7
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv8
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
夢魔蚕の服一式
火山鼠革ローブ
再生獣革のブーツ
聖銀の手甲
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
迷宮鋼の棘針×2
魔法袋・小
ババアの加護ㅤ残高220
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