32 / 43
「俺はマメちゃんが好き」
しおりを挟む『頑張ったね会』の後から。拓眞とマミは お疲れ様会の後から。拓眞とマミは 少しずつ話す機会が増えていった。
本当に悲しい事に。
流行りの風邪は、再び増加傾向にあるから 。こんな時に直接会って。
マミが。誰かに何かを言われたら嫌だから。
拓眞が。誰かに何かを言われたら嫌だから。
お互いにお互いを思いやって いた。
その中で見つけた形 。
メールでやり取りをすること。
特に拓眞は、会ってマミと話をしたかった 。
もう確信している。
「俺はマメちゃんが好き」
この好きの二文字を 。
メールでなんか、絶対にしたくないし 、直接伝えたいし。
「 何かきっかけないかな?」
っては拓眞思ってた。
《「なかよし3兄弟と子犬のブーリャ」って、 マメちゃんが体験したこと?》
〈 体験したことに。ちょっと付け足しました。私が後悔したことと 。こんな風な出会いがあったらな。っていう願望がこめられてます〉
《後悔?》
〈母と、まだ元気だった父のそばから。鳥を見つけて、駆け出して。はぐれてしまったのは本当で。 両親は『目を離してごめんね』って何度も謝まってくれたんです 。けっして怒らないで。 私を責めたりしないで
《うん》
〈私、両親の声が聞こえなくて。その時に両親は、将来私が苦労しないように。この前お話しした先生を、付けてくれる決心をしたそうなんです 。私が約束していたことを守らなくて。やぶったのが悪いのに……私は両親が涙を流して。ぎゅっ。て抱きしめてくれてくれた時、 たくさん泣いて後悔したんです〉
《 素敵な、優しいご両親だね》
〈はい。 両親をもう悲しませたくないって思って 。言葉を頑張って覚えて。でも、時々悲しいことを言われたりすると 。耳が聞こえにくいことは 『しょうがないじゃない』って思うそばから、どうしても卑屈になっていって〉
《マメちゃんは、 悪くない。悪いのは 理解しようとしない 回りなんだから》
〈ヴィントは、 いつも助けてくれる愛朱実であり、拓眞さん。ルーナは、 いつも優しく見守ってくださる拓眞さんであり、愛朱実。私は、ベルク。いつも、 助けてくれる優しいお兄ちゃんたちを。いつかボクも助けたいって願っている。 デイジーちゃんは 、ベルクが。 私がこれから出会う人。助けを必要とする人を。助けられる人間になれますように。って願った。そういう存在の女の子。 すいません 中庭さんはちょっと……出会ったばっかりでよく分からなくて……〉
《 あいつはいいよ。登場させなくて》
〈アハハ、ひどい拓眞さん! 〉
《 これからも、よく知る必要もないからね? それから、ベルクはヴィントとルーナを助けてるからね》
こんなやり取りが楽しかった。
マミは、拓眞の 『よく知る必要ない』っていう言葉。ちょっと意味が分からなかったけど。
ベルク……マミも拓眞と愛朱実を助けてるからね。
その言葉が嬉しかった。
拓眞は、マミの『時々悲しいことを言われたりすると…… 』その言葉に、心が痛くなってしまって。 耳が聞こえにくいことで、どんなに辛い思いしてきたんだろう。って 。思うと、心がぎゅっ。て痛くなった。
それでも 、二人の距離は少しずつ 。
「近づいてるよね?」
拓眞は、 幸せを感じてた。
けど……そんな時に……
0
あなたにおすすめの小説
『愛が切なくて』- すれ違うほど哀しくて
設楽理沙
恋愛
砂央里と斎藤、こじれてしまった糸(すれ違い)がほどけていく様子を描いています。
◆都合上、[言う、云う]混合しています。うっかりミスではありません。
ご了承ください。
斉藤准一 税理士事務所勤務35才
斎藤紀子 娘 7才
毒妻: 斉藤淳子 専業主婦 33才 金遣いが荒い
高橋砂央里 会社員 27才
山本隆行 オートバックス社員 25才
西野秀行 薬剤師 22才
岡田とま子 主婦 54才
深田睦子 見合い相手 22才
―――――――――――――――――――――――
❧イラストはAI生成画像自作
2025.3.3 再☑済み😇
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。
クラゲ散歩
恋愛
私。ユリアナ=オリーブ(17)は、自然豊かなオータム国にあるグローパー学院に在籍している。
3年生になって一ヶ月が経ったある日。学院長に呼ばれた。技術と魔術の発展しているフォール国にある。姉妹校のカイト学院に。同じクラスで3年生の男子3名と女子3名(私を含め)。計6名で、半年の交換留学をする事になった。
ユリアナは、気楽な気持ちで留学をしたのだが…まさか学院で…あの二人に会うなんて。これは…仕組まれていたの?幼い頃の記憶。
「早く。早く。逃げなきゃ。誰か〜私を…ここから…。」
マッチ率100%の二人だが、君は彼女で私は彼だった
naomikoryo
恋愛
【♪♪♪第19回恋愛小説大賞 参加作品♪♪♪ 本編開始しました!!】【♪♪ 毎日、朝5時・昼12時・夕17時 更新予定 ♪♪ 応援、投票よろしくお願いします(^^) ♪♪】
出会いサイトで“理想の異性”を演じた二人。
マッチ率100%の会話は、マッチアプリだけで一か月続いていく。
会ったことも、声を聞いたこともないのに、心だけが先に近づいてしまった。
――でも、君は彼女で、私は彼だった。
嘘から始まったのに、気持ちだけは嘘じゃなかった。
百貨店の喧騒と休憩室の静けさの中で、すれ違いはやがて現実になる。
“会う”じゃなく、“見つける”恋の行方を、あなたも覗いてみませんか。
あなたの片想いを聞いてしまった夜
柴田はつみ
恋愛
「『好きな人がいる』——その一言で、私の世界は音を失った。」
公爵令嬢リリアーヌの初恋は、隣家の若き公爵アレクシスだった。
政務や領地行事で顔を合わせるたび、言葉少なな彼の沈黙さえ、彼女には優しさに聞こえた。——毎日会える。それだけで十分幸せだと信じていた。
しかしある日、回廊の陰で聞いてしまう。
「好きな人がいる。……片想いなんだ」
名前は出ない。だから、リリアーヌの胸は残酷に結論を作る。自分ではないのだ、と。
恋と首輪
山猫
恋愛
日本屈指の名門・城聖高校には、生徒たちが逆らえない“首輪制度”が存在する。
絶対的支配者・東雲財閥の御曹司、東雲 蓮の「選んだ者」は、卒業まで彼の命令に従わなければならない――。
地味で目立たぬ存在だった月宮みゆは、なぜかその“首輪”に選ばれてしまう。
冷酷非情と思っていた蓮の、誰にも見せない孤独と優しさに触れた時、みゆの心は静かに揺れはじめる。
「おめでとう、今日から君は俺の所有物だ。」
イケメン財閥御曹司
東雲 蓮
×
「私はあなたが嫌いです。」
訳あり平凡女子
月宮 みゆ
愛とか恋なんて馬鹿らしい。 愚かな感情だ。
訳ありのふたりが、偽りだらけの学園で紡ぐカーストラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる