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太陽と月の姉妹
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風果side
あの日から10日、3月に
お姉ちゃんの怪我、日常生活には殆ど影響無いって…
但し、絵筆…握るとか…医者は日常的にはって…嘘ばっか支障だらけ…箸、スプーン、洋服のボタンとか…リハビリで少しでも良くなって欲しいな…
って本気で思ったんだよ?
『妃那ちゃんはお喋り上手いけど、風果ちゃんは…大人しいね。太陽と月だ』
上手く話せないのって…ダメなの?
ーーーーーーー
倫「正当防衛だってさ」
(性格はそれぞれちが…)
心紀「サクラ決まった?悪い様にしないから、はいこれね」
(…私、皆に見えてる?)
リョウ「木田先生(リハビリ担当医)から、預かって来た、メニューとか…」
風果の母『全く、あの人と風花はつまら…居て楽だわ、妃那は私に似て…』
(つまらないって言おうとしたくせに…、と言ってお姉ちゃんはお喋りって…誉めたんじゃない、自分に似すぎてって…)
…何で?人の声がする…
風果の父『フン、アイツに性格の似た妃那に、顔の似た風果…』
つまらない子供可愛くない、お喋りな子供も、性格が似ていても、顔が似てるのもダメ
アナタ達が不仲なのは勝手、別れも仕方無いよ。でも、遠回しに相手の悪口とかさ、言って欲しくなかったよ
倫「~と言う事で彼女達は退学本決まり…ま、当たり前だけどな!」
風果「親にとって、お姉ちゃんと私は同等なのに… 他の人達にはお姉ちゃんしか見えてない…人とのコミュニケーションの取れない子はダメなの?!」
心紀「何?急にどうしたサクラ!?」
リョウ「スンゲー深いテーマで考え事してんのに、俺たちが脇からごちゃごちゃ言ってるから、つい声に出ちゃった感じ?ね、ふうちゃん?それにきっと俺たちが言った事一言も入ってないと思うよ」
空耳じゃあ無い?…何で?3人が居るの?!
ートントンー
心紀「ハーイ!」
ここは私の部屋…なぜに冴多先生が返事すんの?
もうこれ以上の人は…
病室の扉開いたドアの向こうに…
もうなんなの?
なんで??
日本へ帰って来たのか…お姉ちゃんと話し合うって言ってたもんね?
英士「ふうちゃん!」
英士さん…
あの日から10日、3月に
お姉ちゃんの怪我、日常生活には殆ど影響無いって…
但し、絵筆…握るとか…医者は日常的にはって…嘘ばっか支障だらけ…箸、スプーン、洋服のボタンとか…リハビリで少しでも良くなって欲しいな…
って本気で思ったんだよ?
『妃那ちゃんはお喋り上手いけど、風果ちゃんは…大人しいね。太陽と月だ』
上手く話せないのって…ダメなの?
ーーーーーーー
倫「正当防衛だってさ」
(性格はそれぞれちが…)
心紀「サクラ決まった?悪い様にしないから、はいこれね」
(…私、皆に見えてる?)
リョウ「木田先生(リハビリ担当医)から、預かって来た、メニューとか…」
風果の母『全く、あの人と風花はつまら…居て楽だわ、妃那は私に似て…』
(つまらないって言おうとしたくせに…、と言ってお姉ちゃんはお喋りって…誉めたんじゃない、自分に似すぎてって…)
…何で?人の声がする…
風果の父『フン、アイツに性格の似た妃那に、顔の似た風果…』
つまらない子供可愛くない、お喋りな子供も、性格が似ていても、顔が似てるのもダメ
アナタ達が不仲なのは勝手、別れも仕方無いよ。でも、遠回しに相手の悪口とかさ、言って欲しくなかったよ
倫「~と言う事で彼女達は退学本決まり…ま、当たり前だけどな!」
風果「親にとって、お姉ちゃんと私は同等なのに… 他の人達にはお姉ちゃんしか見えてない…人とのコミュニケーションの取れない子はダメなの?!」
心紀「何?急にどうしたサクラ!?」
リョウ「スンゲー深いテーマで考え事してんのに、俺たちが脇からごちゃごちゃ言ってるから、つい声に出ちゃった感じ?ね、ふうちゃん?それにきっと俺たちが言った事一言も入ってないと思うよ」
空耳じゃあ無い?…何で?3人が居るの?!
ートントンー
心紀「ハーイ!」
ここは私の部屋…なぜに冴多先生が返事すんの?
もうこれ以上の人は…
病室の扉開いたドアの向こうに…
もうなんなの?
なんで??
日本へ帰って来たのか…お姉ちゃんと話し合うって言ってたもんね?
英士「ふうちゃん!」
英士さん…
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