礼(ゆき)

礼(ゆき)

異世界恋愛小説を主体に投稿しています。
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恋愛 連載中 長編 R15
王弟オーランドは、国を亡ぼす魅了の魔女と判明したリディアを断首するため、彼女を連れて鬼哭の森へ向かう。 途中で立ち寄った男爵領では出産の真っ只中。しかも、産まれた赤子は死産だった。 処刑されるリディアは命と引き換えに赤子をよみがえらせる。オーランドはリディアの魂を受け継いだ赤子を秘密裏に見守り続けることを決めた。 クリスティンと名付けられた赤子は、男爵夫妻に育まれすくすく育つ。 十六歳になったクリスティンは貴族学院に通うため王都に行く。 そこで、朝はパン屋の売り子ティン、平日は貴族学院の一年生クリスティン、休日は剣豪オーランドの直弟子クレスの三役をこなす生活が始まった。 ティンになれば、素性を隠した公爵令息ライアンと卸売業者の配達人レオに声をかけられる。 クリスティンになれば、王太子殿下デヴィッドと公爵令嬢マージョリーの板挟みになる。 クレスになれば、公爵令嬢マージョリーに慕われ、近衛騎士団長ネイサンから甥っ子である公爵令息ライアンを紹介される。 さらに学院でもおかしな噂が流れされ窮地に立つクリスティン。その黒幕はマージョリーだと疑うデヴィッドが「マージェリーとの婚約を破棄して、クリスティンと婚約する」と言い出した。 運命の新入生歓迎会。殿下を慕うマージョリーの本心を知るクリスティンは婚約破棄を阻止しようと魔法を使う。 周囲に気取られぬように、王太子を諫めると、その会場に突如オーランドが現れる。 クリスティンの後ろ盾がオーランドと知れ渡り、学院生活は落ち着いたものの、生徒会長のライアンに問題児扱いされ、デヴィッドとともに生徒会書記に任じられてしまう。 ライアンとは、パンを買いに来てはデートに誘われ、クレスになれば手合わせし、どの姿でも接点が生じ、困ってしまう。 父の友人だと思っていたオーランドもクリスティンを溺愛し、状況は複雑さを増す一方であった。 その中で、時代は動く。 瘴気は年々濃くなり、魔樹や魔獣に侵食されていく世界で、リディアの魔力を受け継いだクリスティンは世界の存続に関わる厄災に巻き込まれていく。
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小説 184,079 位 / 184,079件 恋愛 56,018 位 / 56,018件
文字数 4,151 最終更新日 2024.02.05 登録日 2023.07.14
恋愛 連載中 長編 R18
婚約者の不貞現場を押えた子爵令嬢のセシルは、二度と家には帰らない決意で飛び出した。 不貞の事実は前々から掴んでおり、計画通りに家を出たセシルは、安宿に泊まる。宿泊の交渉をしていると、背後から眼帯をつけた男に声をかけられる。男も宿を探していた。 宿には二人部屋しか空きがないという。仕方なく、二人は同室で泊まることにした。 眼帯の男は、セシルを男だと勘違いしており、旅人に扮したフード付きのコートを脱ぐと女が出てきて大いに驚く。 気にせず寝た翌朝、セシルは早々に宿をたつ。 王太子殿下が住まう御所は一年前から呪詛の霧に狙われていた。セシルはその霧を払う魔眼を持つ。太子が住まう御所を包む霧を一掃し、朝一番の仕事を終えた。 その日は前線で活躍した猛者が新任の近衛騎士副団長がやってくる予定であり、急いで近衛騎士団長の執務室へと向かう途中で、偶然、昨夜、宿を共にした男とぶつかってしまう。 彼こそが、新任の近衛騎士副団長。近衛騎士団長の弟であり、名をデュレクという。 恵まれない家で育った二人の振れ合いと王太子を狙う一件を追う物語。 褐色と紅の瞳を持つ光彩異常症(ヘテロクロミア)の男性騎士×菫色の瞳の女性騎士。
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文字数 129,437 最終更新日 2023.08.15 登録日 2023.06.03
孤児産まれの奴隷として死んだ俺は、はるか未来に生まれ変わる。 奴隷として死ぬ間際、仮面の男と目が合った。俺はその仮面の男に殺されたのだ。 未来に産まれた俺は歴史を学ぶ。 そうして、前世の俺がいつの時代に誰に殺されたか知った。 俺を殺したのは魔導士オーウェン。文献に残る最古の魔導士だ。 未来で長生きした俺は、歴史を学び、オーウェンの足跡をたどり異国の美術館へも足を運んだ。 そして、長寿をまっとうし、平凡でも家族に恵まれた素晴らしい人生に幕を閉じた。 もう一度生まれ変わるなら、平和な時代に、家族に囲まれ、長生きをしていきたい。どんな人生よりも、その平凡が尊いと学んで、未来の俺は人生を閉じた。 ところが、再び俺は生まれ変わった。 生まれ変わった先は、魔導士オーウェン、十八歳。 前回は誕生時から記憶があったというのに、今回は中途半端にも、なぜか十八歳に生まれ変わった。 未来で魔導士オーウェンの足跡を歴史を通して学んでいた俺は知っている。 オーウェンは、二十代半ばで、妻に暗殺される。 とんでもない。 前世で俺は長生きこそ人生の勝者という価値観を得ていた。 どんなに力があっても、長生きしなくては意味がない。 しかも、この時代はこれから戦乱に突入する。 暗殺を回避し、平和な時代を家族とともに長生きする。 俺はその目的のために、動き出した。 ※全60話執筆済
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文字数 76,734 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.04.27
恋人のアンリエット・ファーマンへ、タイラー・ダラスはプロポーズを考えつつ、うじうじと言い出せずに過ごしていた。 仕事帰りに待ち合わせたある日、合流したアンリは急に出張に行くことになったとタイラーに謝った。 出張先で悩ませても悪いと考えたタイラーはプロポーズを先送りしてしまう。 ところが、アンリは出張先で海難事故にあい、帰らぬ人となってしまう。 プロポーズがはたせなかった後悔に苛まれ、永遠の別れに打ちひしがれるタイラーは空っぽになった気持ちと時間を埋めるため仕事へと傾倒していく。 アンリだったらどうだろうと考え、今は亡き後姿を追いかけるように、彼女と自分を重ね合わせ努力するうちにあれよあれよと仕事で結果が出るようになる。 その過程で資産家のシーザー・グレミリオンと知り合った。 ある時、シーザーからの仕事の依頼で、出向いてほしい場所があると告げられる。その地は、アンリが海難事故にあった海辺の街であった。これも何かの縁だとタイラーはシーザーの誘いに乗る。 アンリを飲み込んだ海の傍にある、彼女が一緒に行きたいと言った海辺の街で、失った恋人と決別し、新たに人生を踏み出そうとタイラーは決意した。 海辺の街で、タイラーはシーザーの別荘に滞在する。 そこには、シーザーの妹のロビンと、使用人のソニアという二十歳前後の少女が二人で暮らしていた。 髪色も年齢も違うのにソニアはどことなくアンリに似ていた。 タイラーは、そんなソニアという少女に少しずつ惹かれていく。 二人が近づくごとに、アンリの消息と海辺の街から見える小島で伝わる人魚伝説が繋がっていき、海難事故の真相が明らかになっていく。 ※モチーフ、人魚姫。 ※本編40話。最終話予約投稿済。
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文字数 115,528 最終更新日 2023.05.24 登録日 2023.03.20
恋愛 完結 短編 R15
公爵家の息女マーガレットは王太子アダムからの婚約破棄を受けた瞬間、前世の記憶を思い出す。 彼女の前世は統一を果たした覇王ルース・グレンヴィルであった。 ルースの記憶を取り戻したマーガレット、公の場での子孫の愚行を嗜めようとした。 そところが、その瞬間、魔法使いリーレンが現れ、王太子に向けて、難病の特効薬を開発した褒美にマーガレットをゆずってほしいと言い出し、その場からマーガレットを連れ去ってしまう。 会場を離れる最中、リーレンはかつてルースの右腕であったジン・シェパードであったと明かす。 その翌日、さっそくジンことリーレンは大輪の薔薇の花を持ち、公爵家に挨拶に来るのだった。 こうして、現世での二人の交流は始まってゆく。
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文字数 13,041 最終更新日 2023.05.22 登録日 2023.05.22
恋愛 完結 短編 R15
酒場の娘アリシアは、つき合っていた男性に「貴族だから察してほしい」と突然ふられてしまう。 火遊びの相手だったとアリシアは落胆する。 心が落ち着いてきたある日、城から騎士達が酒場に押し寄せてきた。そこで、アイスブルーの瞳をしたジュリアンという騎士に出会う。 その場で、女王陛下の末弟が残した一粒種だと判明したアリシアは、女王の元に保護されることになり、教育を受ける。一年後、婚約者を決めるため、その候補者と会うことになる。 酒場に迎えに来て、その後アリシア専属の騎士となったジュリアンも候補であったが、一年前にアリシアをふったゲイリーも候補にあがっていた。 この一年間で、ゲイリーのことをすっかり忘れ、ジュリアンと心を通わせるようになったアリシア。 女王陛下はアリシアの希望を確認し、ジュリアンを婚約者にすると発表したことろ、その場でゲイリーが待ったをかけてきた。 話しの流れで、ジュリアンとゲイリーはアリシアの婚約者をかけて決闘することになってしまう。
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小説 37,211 位 / 184,079件 恋愛 16,420 位 / 56,018件
文字数 13,717 最終更新日 2023.05.19 登録日 2023.05.19
なかなか婚約者を定めない王太子ヴィクターに内緒で王妃が期先候補を選ぶ茶会を開いた。 秘密裏に茶会を開く母(王妃)に腹を立てるヴィクターが会場に乗り込んでいく。 「この場に集った令嬢のなかから伴侶を選ぶつもりはない」と言い切ったヴィクターは、後から追って来た秘書官アランを捕まえて、その場でキスすると、「俺の伴侶は、秘書官アラン、ただ一人である!」と宣言し、場を騒然とさせる。 実はアランの正体は元公爵家次女アリソン。 理由あって、公爵家と縁を切った彼女は、平民に身分を変えていた。 その上で、男装し、文官として働いていたのだった。
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文字数 9,061 最終更新日 2023.05.16 登録日 2023.05.16
老齢な男爵の後妻になった平民マギーは、使用人のジャックと暮らしていた。 ボードゲームを通じ、三人で穏やかに暮らし、男爵の最期を待つ。 男爵が亡くなると、三人の息子たちがやってきて、葬儀を取り仕切った。 そして、相続問題が起き、遺産を放棄したマギーはボードゲームの道具と日銭と日常品を持って、修道施設へと追い出される。 時は流れ、修道施設で孤児たちの世話をしながら、 穏やかに暮らしているマギーの元へ、ジャックが訪ねてきた。 ※全三話。23日17時半に最終話予約しています。
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小説 184,079 位 / 184,079件 恋愛 56,018 位 / 56,018件
文字数 7,758 最終更新日 2023.03.23 登録日 2023.03.21
毎朝学園の門前で繰り広げられる、王太子からの婚約破棄依頼の真相とは。
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小説 184,079 位 / 184,079件 恋愛 56,018 位 / 56,018件
文字数 4,668 最終更新日 2023.03.19 登録日 2023.03.19
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