蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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花(華)の屋敷 恋人達編 2

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 数日前

リョウ『フウナさんの留守を狙って… と話をして下さったのです。フウナさんはご自分には落ち度がないのに、後悔していると涙されて、お可哀想に…』

エイシ『実はフウを手込めに… とても言えぬ。忘れているなら、少し事実を曲げて話そう… 生涯思い出さないでくれと願うばかりだ… 』

リョウ『そうですね。本当に卑劣な男だっ。生涯賃金の払われる事無い重労働を課せられたとか…』

エイシ『本当卑劣な男だ… フウは花屋敷に来た時大人が怖くて、おどおどした様子だったと。そこで父は今の話し方、踊り、茶道、花道、道徳、立ち居振る舞いなど身に付けさせたんたそうだ』

リョウ『フウ様は、凛とした佇まいを身に付ける事で心を守り頑張って来られたのですね…』

エイシ「トビカゲも卑劣… 私の話に同意したのだ。話をする。芸の鑑賞が重。もしこの花屋敷の取り組みを良しとしたら… 何より春を売る事は基本してはおらぬ。と伝えそれでも良いと… それなのに…」

 生涯タダ働き… 普通に生きてたら生涯遊んでた筈の者には一番辛い刑やも知れぬ…


 フウ「うっ…」

 これまでフウ様を、守って下さっていたエイシ殿に敬意を…

 フウ様の初めては…

と言えば聞こえはいいが、フウ様のはだけた赤い襦袢から見える白き美しい肌に、接吻の雨を降らせているエイシ殿を

 切なき思いで見ていたのだが…

リョウ「フウ様?」

 いじらしく、必死に怖さを耐えているフウ様

 きっと声を上げる事は… いけないと思ったのか… ご自分の右腕を口許に持って行き… 噛もうとされていてっ

 私は慌てて、フウ様の右腕を口許から離すと…

 私の声に、エイシ殿も余裕がなかったのだろう

 ハッと気付いたように

エイシ「すまなんだフウ。私の想いを優先して、何一つ思いやってやらずに」
 
 私が、フウ様の手を取り… 自分の口許に運ぶと

 エイシ殿も得心がいったのか、再びゆっくりと味わう様に、唇で舌でフウ様の肌に接吻を… 再開して

フウ「やっ?」

 私も、フウ様の指先に接吻を… そして、 一本一本味わう様に舐めてみる…

フウ「やん、リョウ様っ、ゆびっ、エイシっ、そこはっ」

 フウ様の扇情的なお姿、声音に余裕が無くなり

夢中で、フウ様の指を

 それは甘く

 身体が、熱く痺れるような美味しさで…

フウ「あんっ… なにっ?ゾクゾクするよぅ」


 フウ様… 感じて下さっているのですね…

 やっと愛し合える

 私は、嬉しくて気持ち良くて…

リョウ「気持ち良いですか?フウ様… 愛しています」



 

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