蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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夢でしか逢えない 恋人達編3

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 風&涼也&英士

 山乃先生と御厨さんに、話ししよって言われて、二人の顔見たら、なんか聞いて貰いたいって思っちゃって

 あれ?

 気が付いたら、この前みたいに僕の手を、2人が片方ずつ握ってて

涼也「風ちゃん、初めて会った時からずっと、恋人になりたいなって思ってた」

英士「風ちゃん、オイラ達は本気なんだ。 ずっと一緒にいて欲しい」

風「そんなの嘘だっ。ずっと一緒にいるとか、迎えに来るとか言って、守るからって一緒になったくせに、邪魔にして出て行けとか言い出して!」

涼也.英士「風ちゃん?」

 不思議な事を言って、その意味を聞いても、その大きな綺麗な瞳に涙を溜めて、固くな口を噤んじゃった風ちゃん

  しょうがないなぁ

しょうがないねぇ

 俺と英士くんは、暗黙の了解で同時に

 俺は、風ちゃんの唇にキスを落として、その魅惑的な唇に舌を這わせて、風ちゃんが苦しくなって口を開けた所に舌を差し込んでクチュクチュって

 オイラは、風ちゃんの右の耳たぶを食み、耳の穴をチュクチュクって舐めて、左手の人差し指と中指で風ちゃん左の耳たぶを触れるか触れないかの微妙なタッチで

 暫くして離してやると、風ちゃんは呼吸を整えながら

風「酷いよ。伯母さんの彼氏、倫ちゃんに出て行けって言うようになって。追い出したんだから。自分が追い出されたって文句言えないよね?伯母さん、戻って来たお母さんと暮らすとか、言い出してっ」

 さっきの言葉は その彼氏さんと お母さんの事をゴッチャにして話したって訳か…

涼也「それじゃあ、俺と英士くんの事も信じられないよね?」

風「倫ちゃんだって、ずっと自分の事を一番に伯母さんに見て欲しいって思ってたんだ。寂しい思いさせてたくせにっ!あっさりと恋人と別れたりさ。倫ちゃん泣いてたんだから」

英士「本当に大人の都合で… 風ちゃんも、倫くんも良く頑張ったね…」

風「山乃先生も、御厨さんも。僕ホントに信じて良いの?」

涼也「信じて欲しい。俺の事名前で呼んで欲しいな?」

英士「信じて欲しい。オイラの事名前で呼んで?」

 
『人が信じられない』

と泣く風ちゃん

 『信じて欲しい』

 と伝え続けるしかないんだ

 風「僕、リョウヤくんと、エイシくんを信じたい… 僕の事が、一番に大切って言って欲しい!」

 健気にさ泣いてないもん。って感じで
 
 体育座りで膝に顔を埋めて、ちっちゃく嗚咽を漏らしてる風ちゃんが愛しくて

涼也.英士「約束。大切にするよ。風ちゃん」
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