蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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秘密の館の秘密の住人 12

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  倫side

 風と、心紀を見ていると、やさぐれそうになる心が、洗われる感じだ…

 涼也と、英士は年齢の割りに大人びて…まぁ、そうさせたのは周りの大人だもんな…

村人達「倫様、子供は子供らしくが一番だがや。なぁ?四人して、動物たちと戯れて遊んでる姿は、やっぱ年相応に見えるですだで」

倫「本当に…」

心紀「倫おいちゃんも遊ぼう?」

倫「おう!」

 心紀に掛かると、色々なシガラミで動けなくなっている、私達大人がバカみたいに思えてくる

 一遊びした後、英士と涼也が


英士「父上に聞きたい事があるし、4時(16時)には戻られるそうだから、行ってくる」

涼也「私も、父に話を聞きたい事があるので、行きますけど…」

心紀「任せて!風ちゃんはボクが送るから!」

風「そんな… 悪いよ。心紀くん。僕一人で帰れるから…」

倫「諦めろ風。過保護な3人に掛かったら… お前は少し人に甘えなさい。な?」

 ウンウン。と頷いている3人を見ながら、村人達と笑っていたのだが

 この余りに、のほほんとした時間のせいで

 忘れていた…

私は兄の本当の想いを話す為に、ここへ来たんだった

 だが、恐らく兄と、涼也の父親が二人に話す事は同じ内容の筈だから

 夜にでも3人で話す事にしよう…

 
風side

風「ありがとう。心紀くん」

心紀「いいよ。そんなの!それより少しだけ風ちゃんの部屋に上がってもいい?」

風「いいよ。吾妻(あずま)さんに、鍵もらって来るね!」

 僕が部屋から、心紀くんと倫さんの家に行く時、ある場所に鍵を掛けて、その鍵はお屋敷で働いている、メイドの吾妻さんに預けてるんだけど…

 吾妻さんは、僕がこのお屋敷に住むようになってから、ずっと僕の味方をしてくれた人で…

 僕はとっても感謝してるんだ

吾妻「風ちゃん…」

風「吾妻さん?どうしたの?凄く顔色悪いよ?具合悪いなら休んだ方が…」

美貴子(みきこ)「私は大丈夫よ。風ちゃん… それより… あの…」

凄く歯切れの悪い吾妻さんが、気になったけど… 僕は心紀くんと部屋に入ろうとして

風「開いてる… 掛け忘れたかな?」

心紀「風ちゃん… ボクやな予感するんだけど…」

心紀くんの、やな予感が的中したみたい…

 
 部屋に入ると、そこには…






 

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