蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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ずっと一緒……24

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  心紀.倫side

某日 PM20:00-Bar-

倫「ナンデ、アンタがいるんだよ?」

心紀「明日休みなんだ。俺がどこで羽伸ばそうと勝手じゃん。アンタこそ何でここに来んだよ?」

倫「俺だって明日休みなんだ。アンタにとやかく言われたくないね」

 心紀(…)

 倫(…)

 心紀side

 急に運命が回りだして… ホント頭付いていかないよ

 基本24時間、消防署に詰めていて。翌日休み のパターンなんだけど

 この人と勤務サイクルが1日ずれてるから

 顔合わせなくて良くてホッとしてたのに

 何で、明日休み!っていう開放な気分の時にまで 会っちゃうのさ?

 倫side

 先輩に勤務を変わってくれ。って言われて

 変わった途端、運の尽きと言うか

 この人と、勤務時間が被る様になって

 それだけでもキツイってのに

 何で、明日休み!っていう開放な気分の時にまで 会っちまうんだよ?


心紀「…あのさ… いつかは話ししなきゃなって。話し合わなきゃいけないんだから… お互い歩み寄ろっか?」

倫「ああ… そうだな」

心紀「俺、色んな事が… 記憶がゴッチャになってて。父方と母方の祖父と祖母達に話聞きに行ったんだ。一緒に事故に合った弟が大学を卒業した時に『きちんと真実を話しつもりだった』『今まで黙っていてごめんなさい』って謝らせてしまって」

倫「俺も同じ。母方の祖父母に真実を聞きに行ったんだ。多分アンタのおじいさんと、おばあさん達も同じ思いだったと思うけど… 俺が社会に出たタイミングで『自分の人生を安定して歩み始めたな。ってタイミングできちんと真実を話すつもりだった』『今まで黙っていてごめんなさい』って謝らせてしまって」


 心紀side

 その後は、俺達は特に話す事もなく… 一人で グラスを傾けてた

けど互いに、相手方に抱いていた恨みみたいな気持ち

それを持つ事で、必死に自分のモチベーションをあげてた感じが…

倫side

 その後は、俺達は特に話す事もなく… 一人で グラスを傾けてた

けど互いに、相手方に抱いていた恨みみたいな気持ち

それを持つ事で、必死に自分のモチベーションをあげてた感じが…

心紀「俺達、前を向いて生きて行けるかな?… 源本くん?」

倫「生きて行けると思う… 冴多くん…」

倫「俺達、前を向いて生きて行けるかな?… 冴多くん?」

心紀「生きて行けると思う… 源本くん…」

  心紀.倫(互いに、泣いてた静かに… 視線を合わす事無く前を見据えて…)

 少しずつ… ゆっくり溶けていく感覚がしたんだ…

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