蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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ずっといっしょ…2番外編3

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 風&英士&涼也のマンション

涼也「皆、家族のありがたみが分かる年になったって事ですかね?」

 リョウくん本当だね……リョウくん、エイシくんにとってお姉ちゃんが10代半ばで恋愛して、妊娠して、結婚。相手の男性は病で倒れて。両親から離れて行った時は……何を感じたんだろうね? 

倫「だな。伯母さんや、特に従弟とわだかまりを捨てて付き合って行けそうだ。なんて思う日が来るとは思わなかったよ」

 倫さんは真っ直ぐな人だから。悲しい言葉を言われたりして、一人で生きて来た中でも、たくさん傷付いたんだろうね……

心紀「悠紀に、子供が出来て正直……良かったって思ったんだ」

 二人で頑張って来た悠紀さんに対しては、親みたいな感覚なんだろうね。ご両親への愛も深い心紀さんだもん。悩んだよね

英士「いつか……両親に打ち明けて……理解してもらえなくても……」

 エイシくんとリョウくんは、お母さんと僕がいなくなった後、悲しみにうちひしがれた、おじいちゃんとおばあちゃんを守ってくれていたんだもんね

心紀.倫「うん……」

心紀さん……倫さん

風「僕と、エイシくんとリョウくんは覚悟を持って。幸せな家族にならなくちゃなんだね」

英士.涼也「風ちゃん……そうだね」

 リョウくん……エイシくん

風「人それぞれ価値観や、考えは違うから絶対なんてないんだけどさ。お母さんなら分かってくれるんじゃないかな? なんて甘いよね……」

英士「いや……姉ちゃんなら」

涼也「いや……お姉ちゃんなら」

風.英士.涼也「なんて……夢見てないで……選択した人生は幸せなんです。って伝わるまで頑張るしかかないね」

心紀「俺達も、悠紀任せにしていないで、いつの日かの事を想いながら倫と、選んだ人生は……」

倫「心紀と選んだ人生は、幸せな選択でした。って分かってもらえるまで頑張るしかないよな」

 頑張って欲しい……

 捕らえ方や考えは皆違うもの
 伝えたい想いは伝わらないかもしれない

 けれど
 少しでも分かってもらえるまで
 想いを届けなくちゃなんだよね

風「僕は、幸せだ。両親に、祖父母達に愛されて。二人の叔父さんにも過剰に愛されて。心紀さん、倫さん、悠紀さん。生涯の親友に出逢えて」

英士「風ちゃん」

涼也「風ちゃん」

心紀「風ちゃん」

倫「風くん」

風「逃げたんだ……僕の目指したものから。幸いお母さんは体調も戻って来た。でも、癌で苦しむ人達は……新薬の開発の夢を諦めて。いつか後悔するような人生を送りたくないから……もう一度頑張ってみる」

涼也「風ちゃん、にぃは応援するよ」

英士「風ちゃん、にぃは応援するかんな」

心紀「風ちゃん、応援するからね」

倫「風くん、応援するからさ」

『ガンバです』

 の言葉に泣いちゃったんだ

 人は過ちの大きさから
 大切な物や事を失う事もある

 謝っても許されない事もある

 それでも誠意を尽くせば
 伝えわる何かもあるだろう

 人は一人でも
 味方がいてくれたら頑張れる

 例え
 皆に考えや想いが伝わらなくても

 家族の愛だけは
 この先も
 永遠に信じられる
 関係でいたいなって
 強く思ったんだ









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