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9章 集う思い
錬金術師
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革命軍が行動をはじめ、王国の思惑は大きく狂わされていた。
当初の予定では、巨鎧兵の力を見せつけ、他国を恐怖に陥れようという策であった筈が、向かう国は悉くが無人となっていて、その力を振るう機会が潰されている状況だ。
バルドリンガ国の王ハルクエルは、そういった報せを受ける度、苛立ち、声を荒げた。
「ご報告申し上げます!北西の国スカイアインを無事制圧いたしました。……ですが、やはり中は蛻の殻でして」
「どういうことなのだこれは!!人が突然消えるだと!?これで八つ目だぞ!」
予定通り進んでいれば、今回の侵攻が終了した時点で、巨鎧兵の力によって滅んだ国は、総計十四にも及ぶ筈であった。
だが終わってみればその半分以上が、戦闘を一切行わずに占領したことになる。
確かに、戦闘することなく領地が手に入るのは嬉しいことだ。いらぬ経費は削減できるし、崩壊した町の修繕などに掛かる手間も省ける。
だがハルクエルは、まるで誰かに掌の上で踊らされているような気がして、気味悪がった。
そんな荒んだ王を宥めるのは何時も、傍に仕える老人の役目だ。
「恐らく……何らかの魔法なのでしょう」
「魔法だと?確かに魔法は便利な力だ。国から国への転移も十分やって見せよう。だが決して万能ではない。十や二十ではないのだぞ?千だ。千もの人間が、誰にも見つかることなく消え去る?そんな都合の良い魔法が果たして存在するのか?」
バルドリンガに属する魔法使いたちも、肩書だけの馬鹿ではない。
多種多様な攻撃魔法に加え、治癒魔法、補助魔法にまで精通し、幅広く網羅している。
当然『空間転移』のような転移魔法も扱うことが出来るのだが、そんな優秀な魔法使いからも、魔法かもしれない、という声が上がらない程に、千に及ぶ人間が消えるというのは異常なことであった。
取り乱すハルクエルとは対照的に、ジェイクは落ち着いた様子で提言する。
「魔導砲と同様に、魔法学校が編み出した秘匿技術なのでしょう」
「魔法学校だと?ふぅむ……確かに、死亡した人間、捉えた人間の殆どが兵士で、随分極端だとは思ったが……ということは……もしやあの人形使いも?クロヴァトの話は与太でも何でもなかったというわけか」
ハルクエルの頭には、一人の女の顔が浮かんだ。
魔法道具を使って傀儡状態だった傀儡師。先の戦いで行方不明となっていたが、生き延びている可能性も十二分にあるようだ。
不可解な現象の原因が解明できると、ハルクエルは落ち着きを取り戻しいつもの姿に戻る。
「ジェイク。人を集めろ。魔法使いだと都合がいいな。それと……」
「……畏まりました。直ぐに用意いたします」
王の我儘に、老人は頷き従順に従う。
一方、人形の館周辺は多くの人でごった返していた。
それもその筈。魔法都市オージェスの民に加え、かれこれ八つの国から、それぞれ千に近い民を受け入れているのだ。
おかげでテントが集う空き地も増え、次第に賑やかになってきていた。
この時すでに、森の中には一万に近しい数の人間が犇めいていた。
これだけ数が増えれば、そもそも生活できるのかも怪しいものだが、意外にもどうにかなっているようだ。
森の中は幸いなことに、寒さに震える程寒く無く、厚さに苦しむほど暑くもない。
加えて実りは豊かで、果物類ならば幾らか手に入る。とはいえ、全てに行き渡る程ではないが。
更に近くには小さいながらも川が流れているし、少々危険だが日帰りできる距離に町まである。
多少……いや、大分不便ではあるが、皆何とか生活していた。
他国を武力によって滅ぼそうとしていた王国に対し、革命軍は、王国が攻め入りそうな国を訪れると、そこにいる避難が難しい者達を転送魔法によって保護していたのだ。
出来ることなら全ての民を転送してしまいたかったが、当然の事ながら、国中全ての人間を転送することなど不可能。
そこで彼女らは、体が不自由な人や、妊婦や子供など、長距離移動に適さない者らを優先して引き受けることで、健常者が直ぐ逃げられる体制を国と共に作っていた。
この働きかけによって、八つの国々は、死者数ゼロで王国の侵攻から逃げることが出来たのだ。
当然この運動に、反対の声を上げるものも多かった。
中でも年老いた兵士たちは、負けるとわかっていても国と共に死ぬことを望む者が殆どだ。
兵士はそれでもいいだろう。国を守るという大義名分のもと、満足して死ねるのだから。
だが、残された人はどうなる?
例え国から逃げたとしてもその先、守ってくれる者もいなければ、愛する者もいなくなってしまうのだ。
やがて、彼らが進むだろう道は高が知れている。
誇りと共に死んだ結果がそれでは、あまりにも悲しすぎるではないか。
そういった大きな声が上がり、最終的には皆、断腸の思いで国を捨てる選択肢を選んだ。
逃走を選んだ兵士らは出来るだけ潜伏し、散り散りに人形の館を目指すことになる。
全ては妥当王国の為に。
既に館には、無事にたどり着いた兵士も幾らかいて、再会を喜び合う姿も見ることが出来た。
賑わうのは何も外だけではない。
人形の館の中でも、傀儡師たちが思い思いに日々を過ごしていた。
勿論その大部分は、来るべき時に備えての物ではあるが、以前にもまして明るい雰囲気が漂っている。
館の中でも一番大きな部屋で、シャルルは気分良く口を開く。
「新型は十分戦えるみたいですね。あーあ、そろそろ思いっきり暴れまわりたいなぁ」
過激な発言を受け、直ぐにローゼリエッタが窘めた。
「こら、変な気は起こしちゃ駄目よ?相手が少数だから上手くいってたけど、百も攻めてきたら太刀打ちできないんだから」
「わ、分かってますよ!ロゼお姉さまの言う通り、もう人は殺さないし、無茶もしませんって」
こういったやり取りも一度や二度じゃなく、ローゼリエッタは呆れたように笑って、大きな地図に視線を落とす。
(残す国は後二つ……でも、それが終わったら私たちは一体どうすれば……王国の兵力は圧倒的……それでも、力で勝つしかないの?)
最近の少女の頭の中は、小難しい策略で一杯だ。本音を言えばセリアあたりに丸投げしたいところなのだが、性格上それが出来ない彼女は、いつも頭を抱えている。
まるでそれを助けるかのように、人形の館に新たな客人がやってきた。
ある日の午後、ローゼリエッタのいる部屋の戸が、唐突に開け放たれた。
入ってきたのはアルストロイ。息を荒げ、ひどく慌てているように見える。
「ロゼ!ちょっと来てくれないか!?」
その切羽詰まった声に驚き、ローゼリエッタは部屋を飛び出した。
案内されたのは人形の館の入り口だ。
玄関の戸が開かれると、そこには見覚えのある顔。
「あ……貴女は……」
「あら、お久しぶり。仮面とったのね」
その顔は、かつて人形大会でローゼリエッタと相対した魔法使い、ジェシーであった。
長い髪に白い服。傍らにはあの異形の魔法人形を従えている。
「どうして貴女がここに!?」
少女が驚くのも無理はなかった。
なんせジェシーは、王国で巨鎧兵を作り上げた技師の一人だったのだ。
本来であれば彼女は今、王国の自室にて優雅なティータイムを取っている筈なのだ。
「とりあえず、中に入れてもらえないかしら?ここまで歩き詰めて疲れちゃって」
その要求に応じ、ローゼリエッタは館の中に客人を招き入れる。
ジェシーの話はこうだ。
当初王国は、彼女の作る他とは一風変わった魔法人形の技術に目を付け、兵器を作る際に協力してくれるよう要請したのだという。
その技術は大層素晴らしく、こうして立派な巨鎧兵が作られた。
ここまでは順風満帆。何処にも不満はない。
問題はその後だ。
バルドリンガ国の王ハルクエルは、巨鎧兵の構造開発が落ち着くと、開発陣からジェシーを排除したのだ。
それまで国の名の下に続けていた魔法人形の研究も儘ならなくなり、遂に彼女は国を飛び出し、革命軍の下へとやってきたのだった。
「研究が出来てれば文句は無かったんだけど、資金も工房も取り上げられちゃったのよ。だ、か、ら、存分に力が振るえそうな貴女の下に来たってわけ」
艶っぽい声を出しながら、その手をローゼリエッタの頬に伸ばす。
だがその手は、ちゃっかり傍に寄り添うシャルルに掴まれ、頬に触れることは無かった。
自ら危険な場所に赴くほど、ジェシーには魔法人形に並々ならぬ思いがあるようだ。
態度は飄々としているが、連ねるその言葉に嘘は感じられない。
また、革命軍は現在幾らでも戦力が欲しい状態だ。つまりジェシーの申し出は、ローゼリエッタにとっても渡りに船だった。
「分かりました。貴女の研究の為に、出来る限りの援助をさせていただきます。代わりに、私たちに力を貸していただけると嬉しいです」
返事を受け、ジェシーは色っぽく笑う。
「くふふふ……やっぱり貴女、仮面をつけてない方がいい女ね。勿論協力させて頂くわ。改めて自己紹介しましょう。錬金術師の“ジェシリカ・ファルトナード”よ。今まで通りジェシーでいいわ。宜しくね」
こうして、革命軍に新たな力と仲間が加わった。
当初の予定では、巨鎧兵の力を見せつけ、他国を恐怖に陥れようという策であった筈が、向かう国は悉くが無人となっていて、その力を振るう機会が潰されている状況だ。
バルドリンガ国の王ハルクエルは、そういった報せを受ける度、苛立ち、声を荒げた。
「ご報告申し上げます!北西の国スカイアインを無事制圧いたしました。……ですが、やはり中は蛻の殻でして」
「どういうことなのだこれは!!人が突然消えるだと!?これで八つ目だぞ!」
予定通り進んでいれば、今回の侵攻が終了した時点で、巨鎧兵の力によって滅んだ国は、総計十四にも及ぶ筈であった。
だが終わってみればその半分以上が、戦闘を一切行わずに占領したことになる。
確かに、戦闘することなく領地が手に入るのは嬉しいことだ。いらぬ経費は削減できるし、崩壊した町の修繕などに掛かる手間も省ける。
だがハルクエルは、まるで誰かに掌の上で踊らされているような気がして、気味悪がった。
そんな荒んだ王を宥めるのは何時も、傍に仕える老人の役目だ。
「恐らく……何らかの魔法なのでしょう」
「魔法だと?確かに魔法は便利な力だ。国から国への転移も十分やって見せよう。だが決して万能ではない。十や二十ではないのだぞ?千だ。千もの人間が、誰にも見つかることなく消え去る?そんな都合の良い魔法が果たして存在するのか?」
バルドリンガに属する魔法使いたちも、肩書だけの馬鹿ではない。
多種多様な攻撃魔法に加え、治癒魔法、補助魔法にまで精通し、幅広く網羅している。
当然『空間転移』のような転移魔法も扱うことが出来るのだが、そんな優秀な魔法使いからも、魔法かもしれない、という声が上がらない程に、千に及ぶ人間が消えるというのは異常なことであった。
取り乱すハルクエルとは対照的に、ジェイクは落ち着いた様子で提言する。
「魔導砲と同様に、魔法学校が編み出した秘匿技術なのでしょう」
「魔法学校だと?ふぅむ……確かに、死亡した人間、捉えた人間の殆どが兵士で、随分極端だとは思ったが……ということは……もしやあの人形使いも?クロヴァトの話は与太でも何でもなかったというわけか」
ハルクエルの頭には、一人の女の顔が浮かんだ。
魔法道具を使って傀儡状態だった傀儡師。先の戦いで行方不明となっていたが、生き延びている可能性も十二分にあるようだ。
不可解な現象の原因が解明できると、ハルクエルは落ち着きを取り戻しいつもの姿に戻る。
「ジェイク。人を集めろ。魔法使いだと都合がいいな。それと……」
「……畏まりました。直ぐに用意いたします」
王の我儘に、老人は頷き従順に従う。
一方、人形の館周辺は多くの人でごった返していた。
それもその筈。魔法都市オージェスの民に加え、かれこれ八つの国から、それぞれ千に近い民を受け入れているのだ。
おかげでテントが集う空き地も増え、次第に賑やかになってきていた。
この時すでに、森の中には一万に近しい数の人間が犇めいていた。
これだけ数が増えれば、そもそも生活できるのかも怪しいものだが、意外にもどうにかなっているようだ。
森の中は幸いなことに、寒さに震える程寒く無く、厚さに苦しむほど暑くもない。
加えて実りは豊かで、果物類ならば幾らか手に入る。とはいえ、全てに行き渡る程ではないが。
更に近くには小さいながらも川が流れているし、少々危険だが日帰りできる距離に町まである。
多少……いや、大分不便ではあるが、皆何とか生活していた。
他国を武力によって滅ぼそうとしていた王国に対し、革命軍は、王国が攻め入りそうな国を訪れると、そこにいる避難が難しい者達を転送魔法によって保護していたのだ。
出来ることなら全ての民を転送してしまいたかったが、当然の事ながら、国中全ての人間を転送することなど不可能。
そこで彼女らは、体が不自由な人や、妊婦や子供など、長距離移動に適さない者らを優先して引き受けることで、健常者が直ぐ逃げられる体制を国と共に作っていた。
この働きかけによって、八つの国々は、死者数ゼロで王国の侵攻から逃げることが出来たのだ。
当然この運動に、反対の声を上げるものも多かった。
中でも年老いた兵士たちは、負けるとわかっていても国と共に死ぬことを望む者が殆どだ。
兵士はそれでもいいだろう。国を守るという大義名分のもと、満足して死ねるのだから。
だが、残された人はどうなる?
例え国から逃げたとしてもその先、守ってくれる者もいなければ、愛する者もいなくなってしまうのだ。
やがて、彼らが進むだろう道は高が知れている。
誇りと共に死んだ結果がそれでは、あまりにも悲しすぎるではないか。
そういった大きな声が上がり、最終的には皆、断腸の思いで国を捨てる選択肢を選んだ。
逃走を選んだ兵士らは出来るだけ潜伏し、散り散りに人形の館を目指すことになる。
全ては妥当王国の為に。
既に館には、無事にたどり着いた兵士も幾らかいて、再会を喜び合う姿も見ることが出来た。
賑わうのは何も外だけではない。
人形の館の中でも、傀儡師たちが思い思いに日々を過ごしていた。
勿論その大部分は、来るべき時に備えての物ではあるが、以前にもまして明るい雰囲気が漂っている。
館の中でも一番大きな部屋で、シャルルは気分良く口を開く。
「新型は十分戦えるみたいですね。あーあ、そろそろ思いっきり暴れまわりたいなぁ」
過激な発言を受け、直ぐにローゼリエッタが窘めた。
「こら、変な気は起こしちゃ駄目よ?相手が少数だから上手くいってたけど、百も攻めてきたら太刀打ちできないんだから」
「わ、分かってますよ!ロゼお姉さまの言う通り、もう人は殺さないし、無茶もしませんって」
こういったやり取りも一度や二度じゃなく、ローゼリエッタは呆れたように笑って、大きな地図に視線を落とす。
(残す国は後二つ……でも、それが終わったら私たちは一体どうすれば……王国の兵力は圧倒的……それでも、力で勝つしかないの?)
最近の少女の頭の中は、小難しい策略で一杯だ。本音を言えばセリアあたりに丸投げしたいところなのだが、性格上それが出来ない彼女は、いつも頭を抱えている。
まるでそれを助けるかのように、人形の館に新たな客人がやってきた。
ある日の午後、ローゼリエッタのいる部屋の戸が、唐突に開け放たれた。
入ってきたのはアルストロイ。息を荒げ、ひどく慌てているように見える。
「ロゼ!ちょっと来てくれないか!?」
その切羽詰まった声に驚き、ローゼリエッタは部屋を飛び出した。
案内されたのは人形の館の入り口だ。
玄関の戸が開かれると、そこには見覚えのある顔。
「あ……貴女は……」
「あら、お久しぶり。仮面とったのね」
その顔は、かつて人形大会でローゼリエッタと相対した魔法使い、ジェシーであった。
長い髪に白い服。傍らにはあの異形の魔法人形を従えている。
「どうして貴女がここに!?」
少女が驚くのも無理はなかった。
なんせジェシーは、王国で巨鎧兵を作り上げた技師の一人だったのだ。
本来であれば彼女は今、王国の自室にて優雅なティータイムを取っている筈なのだ。
「とりあえず、中に入れてもらえないかしら?ここまで歩き詰めて疲れちゃって」
その要求に応じ、ローゼリエッタは館の中に客人を招き入れる。
ジェシーの話はこうだ。
当初王国は、彼女の作る他とは一風変わった魔法人形の技術に目を付け、兵器を作る際に協力してくれるよう要請したのだという。
その技術は大層素晴らしく、こうして立派な巨鎧兵が作られた。
ここまでは順風満帆。何処にも不満はない。
問題はその後だ。
バルドリンガ国の王ハルクエルは、巨鎧兵の構造開発が落ち着くと、開発陣からジェシーを排除したのだ。
それまで国の名の下に続けていた魔法人形の研究も儘ならなくなり、遂に彼女は国を飛び出し、革命軍の下へとやってきたのだった。
「研究が出来てれば文句は無かったんだけど、資金も工房も取り上げられちゃったのよ。だ、か、ら、存分に力が振るえそうな貴女の下に来たってわけ」
艶っぽい声を出しながら、その手をローゼリエッタの頬に伸ばす。
だがその手は、ちゃっかり傍に寄り添うシャルルに掴まれ、頬に触れることは無かった。
自ら危険な場所に赴くほど、ジェシーには魔法人形に並々ならぬ思いがあるようだ。
態度は飄々としているが、連ねるその言葉に嘘は感じられない。
また、革命軍は現在幾らでも戦力が欲しい状態だ。つまりジェシーの申し出は、ローゼリエッタにとっても渡りに船だった。
「分かりました。貴女の研究の為に、出来る限りの援助をさせていただきます。代わりに、私たちに力を貸していただけると嬉しいです」
返事を受け、ジェシーは色っぽく笑う。
「くふふふ……やっぱり貴女、仮面をつけてない方がいい女ね。勿論協力させて頂くわ。改めて自己紹介しましょう。錬金術師の“ジェシリカ・ファルトナード”よ。今まで通りジェシーでいいわ。宜しくね」
こうして、革命軍に新たな力と仲間が加わった。
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