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10章 救出作戦
コーンウェル救出作戦 2
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兵士が指さす先には開け放たれた門が見える。
本来であればそこには、堅牢な落とし戸が落とされ、敵の侵入を防ぐ防壁が出来ている筈だった。
だというのに今は、その口を開き来るもの拒まずの状況だ。
兵からの報せを受け、実際にその光景を目の当たりにした王は、慌てふためく。
「なぜ門が開いているのだ!?国の民に限らず、兵士もこの場に集めてある筈……ぬぅ!?」
困惑しながらも門の麓を凝視してみれば、僅かに動く二つの人影が目に入った。
コーンウェルの民が身に着ける衣服と同じ物を身に着け、門を開く機構に手を伸ばしている。
その人影こそが、門を開け放ち、敵兵を招き入れようとしていた愚か者たちだ。
セリアは漆黒の騎士と共に大地を蹴った。
距離は相当ある。だが愚か者は、頻りに外を気にしているようで、迫るセリアに気付かない。
家屋が何十件と立ち並ぶ通りを、傀儡師は瞬く間に駆け抜ける。
近づいてしまえば一瞬の事。ずらりと抜き放った巨大な黒剣の腹で、一人の男の頭を殴り飛ばした。
気絶した男は受け身を取ることも出来ずに吹き飛び地を転がる。
続けて剣の切っ先を、残った男の喉元に突きつけた。
「ひぃっ!!」
弱弱しい悲鳴。男は両手を上げると自分よりも大きな傀儡人形に恐怖する。
「何をしているの!?」
糾弾する金切り声が響くが、余裕のないセリアの顔がお気に召したのか、男は卑しく笑って見せた。
「へへ……お前たちはもう終わりさ!見な!もうすぐバルドリンガの兵がなだれ込んでくる!」
叫び声と同時に、男の顔がぶれ初め、中から脂汗をだらだらと流した醜い顔が現れた。
「なっ!魔法使い!?」
二人の男が敵国の者だと悟り、セリアはもう一人の男も殴り飛ばす。
一連の出来事を遠くから呆然と眺めている、二千のコーンウェルの民。
そこには警戒のけの字も無く、敵からすればやりたい放題な状況だ。
その隙をついて、二人三人と群れを外れ、それぞれ北と南に駆け出した。
敵の動きに気づいたのは、王都中央に集まる一同を遠くから見るセリアだけだった。
彼女は門を閉めようと画策しながらも、大きな声を張り上げて仲間たちに指示をだす。
「傀儡師隊!集団から離れる者を処理なさい!」
防壁の外では相変わらず巨鎧兵同士の戦いにより金属音が鳴り響き、彼女の声は碌に届きもしない。
だがたった一人……彼女の守護者であるウルカテだけが、その声を聞き取り行動に移す。
「こっちは俺が行く!お前たちはあっちを頼む!」
そう叫ぶと、ウルカテは北へ伸びる大通りを駆けだし、指示を受けた若い傀儡師は、南へと伸びる大通りを走りだした。
二人を追うウルカテは、距離が縮まると愛刀に手を伸ばした。逃げる二人の男は、その身の熟し、身に着けている装備から、どうやら剣士の類ではないらしい。
その証拠に、一人の男は立ち止まると、振り向きざまに魔法を発動した。
青色の魔法陣。そこから水の弾が高速で飛び出す。水属性の下級魔法『水弾』だ。
ウルカテ自身水弾に向かっていることもあって、その速度は尋常ではない。
だが軌道は直線。曲がるわけでもなければ速度が変わるわけでもない単調な攻撃である。
ウルカテは流れるような足さばきで、速度を落とすことなくその魔法を交わして見せた。
魔法使いは次いで、二本の氷の槍を召喚すると、迫る剣士に向かって投擲する。
速度は先程よりも遅いが、氷槍自体が巨大で、広範囲を補っている。
しかしウルカテは怯まない。
左右から迫る氷槍に対し、更に速度を上げ突っ込むと、雄たけびと共に剣を振るった。
「舐めるなよおおお!」
日の光を浴びた鉄剣は、白の軌跡を残し、男の腹部を断ち切る。
傷口から血があふれ、内容物をまき散らしながら魔法使いは絶命した。
返り血によってウルカテの服が真っ赤に染まる。
だが彼は今、そんなことを気にしている場合ではない。
振り下ろした剣を引き戻し、体勢を立て直すと次の標的に向かって駆け出した。
ウルカテが二人目の魔法使いを処理し終える頃、南に駆けていった魔法使いも無事処理される。
二つの門に異常はなく、どうやら余計な傷口は開かなかったようだ。
しかし、二人が王都中央に戻る頃、開け放たれた門から、バルドリンガの軍勢がなだれ込んでくるのが見えた。
数は二千を優に超え、三千にも迫る大群だ。
これに抗う戦力を、小国コーンウェルは持ち合わせていない。
傀儡と共に戻ったセリアが叫ぶ。
「転送魔法は!?まだできないの!?」
「も、もうすぐ完成します!……ですがっ、このまま起動してはあの軍勢を巻き込む可能性が!」
迫るバルドリンガ軍を指さし、生徒は声を震わせた。
セリアは頭の中で、高速で作戦を成功させる手を模索する。
第一に、転送魔法によりバルドリンガ軍諸共転送するのはありえない。
人形の館周辺には、十分な戦力が確保されているとはいえ、戦えない人間はその何倍もいるのだ。
敵兵諸共という事情を知らぬ彼らの下に、唐突に兵が転送されてしまえば、どれほど被害が出るかわからない。
第二に、残された者達の逃走経路だ。
彼女らはこれまで、長距離移動に適さない者達を転送魔法で送り、移動に耐えうる者には人形の館までの道のりを伝え、後日合流する手法を取ってきた。
今ここで、運よくコーンウェルの民を千人移動できたとして、果たして残りの千人がバルドリンガ兵の追従を振り払い、人形の館まで逃げ果せることは出来るだろうか。
セリアの決断は早かった。
いまだ閉じたままの西門を指さし、狼狽える民の先導を計る。
「西門へ走って!門を開け、私たちの仲間の下へ!」
敵軍が迫る東とは反対の、西にある門を開け、巨鎧兵隊と合流。
その後は可能であれば転送魔法を発動し、残りを鉄の箱舟に押し込め離脱すればよい。
これが現状取り得る最上手であり、唯一残された手段でもあった。
だがこれには、ある条件が課せられる。……迫る軍の足止めだ。
「傀儡師隊は前へ!あの軍を止めるわよ!」
セリアの号令に従い、五人の傀儡師とその守護者、そして五つの傀儡人形が、バルドリンガ軍の前に立ちふさがる。
革命軍十五に対し、バルドリンガ軍は三千。
絶望的な戦いが始まろうとしていた。
本来であればそこには、堅牢な落とし戸が落とされ、敵の侵入を防ぐ防壁が出来ている筈だった。
だというのに今は、その口を開き来るもの拒まずの状況だ。
兵からの報せを受け、実際にその光景を目の当たりにした王は、慌てふためく。
「なぜ門が開いているのだ!?国の民に限らず、兵士もこの場に集めてある筈……ぬぅ!?」
困惑しながらも門の麓を凝視してみれば、僅かに動く二つの人影が目に入った。
コーンウェルの民が身に着ける衣服と同じ物を身に着け、門を開く機構に手を伸ばしている。
その人影こそが、門を開け放ち、敵兵を招き入れようとしていた愚か者たちだ。
セリアは漆黒の騎士と共に大地を蹴った。
距離は相当ある。だが愚か者は、頻りに外を気にしているようで、迫るセリアに気付かない。
家屋が何十件と立ち並ぶ通りを、傀儡師は瞬く間に駆け抜ける。
近づいてしまえば一瞬の事。ずらりと抜き放った巨大な黒剣の腹で、一人の男の頭を殴り飛ばした。
気絶した男は受け身を取ることも出来ずに吹き飛び地を転がる。
続けて剣の切っ先を、残った男の喉元に突きつけた。
「ひぃっ!!」
弱弱しい悲鳴。男は両手を上げると自分よりも大きな傀儡人形に恐怖する。
「何をしているの!?」
糾弾する金切り声が響くが、余裕のないセリアの顔がお気に召したのか、男は卑しく笑って見せた。
「へへ……お前たちはもう終わりさ!見な!もうすぐバルドリンガの兵がなだれ込んでくる!」
叫び声と同時に、男の顔がぶれ初め、中から脂汗をだらだらと流した醜い顔が現れた。
「なっ!魔法使い!?」
二人の男が敵国の者だと悟り、セリアはもう一人の男も殴り飛ばす。
一連の出来事を遠くから呆然と眺めている、二千のコーンウェルの民。
そこには警戒のけの字も無く、敵からすればやりたい放題な状況だ。
その隙をついて、二人三人と群れを外れ、それぞれ北と南に駆け出した。
敵の動きに気づいたのは、王都中央に集まる一同を遠くから見るセリアだけだった。
彼女は門を閉めようと画策しながらも、大きな声を張り上げて仲間たちに指示をだす。
「傀儡師隊!集団から離れる者を処理なさい!」
防壁の外では相変わらず巨鎧兵同士の戦いにより金属音が鳴り響き、彼女の声は碌に届きもしない。
だがたった一人……彼女の守護者であるウルカテだけが、その声を聞き取り行動に移す。
「こっちは俺が行く!お前たちはあっちを頼む!」
そう叫ぶと、ウルカテは北へ伸びる大通りを駆けだし、指示を受けた若い傀儡師は、南へと伸びる大通りを走りだした。
二人を追うウルカテは、距離が縮まると愛刀に手を伸ばした。逃げる二人の男は、その身の熟し、身に着けている装備から、どうやら剣士の類ではないらしい。
その証拠に、一人の男は立ち止まると、振り向きざまに魔法を発動した。
青色の魔法陣。そこから水の弾が高速で飛び出す。水属性の下級魔法『水弾』だ。
ウルカテ自身水弾に向かっていることもあって、その速度は尋常ではない。
だが軌道は直線。曲がるわけでもなければ速度が変わるわけでもない単調な攻撃である。
ウルカテは流れるような足さばきで、速度を落とすことなくその魔法を交わして見せた。
魔法使いは次いで、二本の氷の槍を召喚すると、迫る剣士に向かって投擲する。
速度は先程よりも遅いが、氷槍自体が巨大で、広範囲を補っている。
しかしウルカテは怯まない。
左右から迫る氷槍に対し、更に速度を上げ突っ込むと、雄たけびと共に剣を振るった。
「舐めるなよおおお!」
日の光を浴びた鉄剣は、白の軌跡を残し、男の腹部を断ち切る。
傷口から血があふれ、内容物をまき散らしながら魔法使いは絶命した。
返り血によってウルカテの服が真っ赤に染まる。
だが彼は今、そんなことを気にしている場合ではない。
振り下ろした剣を引き戻し、体勢を立て直すと次の標的に向かって駆け出した。
ウルカテが二人目の魔法使いを処理し終える頃、南に駆けていった魔法使いも無事処理される。
二つの門に異常はなく、どうやら余計な傷口は開かなかったようだ。
しかし、二人が王都中央に戻る頃、開け放たれた門から、バルドリンガの軍勢がなだれ込んでくるのが見えた。
数は二千を優に超え、三千にも迫る大群だ。
これに抗う戦力を、小国コーンウェルは持ち合わせていない。
傀儡と共に戻ったセリアが叫ぶ。
「転送魔法は!?まだできないの!?」
「も、もうすぐ完成します!……ですがっ、このまま起動してはあの軍勢を巻き込む可能性が!」
迫るバルドリンガ軍を指さし、生徒は声を震わせた。
セリアは頭の中で、高速で作戦を成功させる手を模索する。
第一に、転送魔法によりバルドリンガ軍諸共転送するのはありえない。
人形の館周辺には、十分な戦力が確保されているとはいえ、戦えない人間はその何倍もいるのだ。
敵兵諸共という事情を知らぬ彼らの下に、唐突に兵が転送されてしまえば、どれほど被害が出るかわからない。
第二に、残された者達の逃走経路だ。
彼女らはこれまで、長距離移動に適さない者達を転送魔法で送り、移動に耐えうる者には人形の館までの道のりを伝え、後日合流する手法を取ってきた。
今ここで、運よくコーンウェルの民を千人移動できたとして、果たして残りの千人がバルドリンガ兵の追従を振り払い、人形の館まで逃げ果せることは出来るだろうか。
セリアの決断は早かった。
いまだ閉じたままの西門を指さし、狼狽える民の先導を計る。
「西門へ走って!門を開け、私たちの仲間の下へ!」
敵軍が迫る東とは反対の、西にある門を開け、巨鎧兵隊と合流。
その後は可能であれば転送魔法を発動し、残りを鉄の箱舟に押し込め離脱すればよい。
これが現状取り得る最上手であり、唯一残された手段でもあった。
だがこれには、ある条件が課せられる。……迫る軍の足止めだ。
「傀儡師隊は前へ!あの軍を止めるわよ!」
セリアの号令に従い、五人の傀儡師とその守護者、そして五つの傀儡人形が、バルドリンガ軍の前に立ちふさがる。
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