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魔法都市
転送魔方陣
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翌朝も早くから、二人と二匹はそろって宿を出る。この日の目的地は町はずれにある巨大な魔方陣だ。カイネルが仕入れた情報によれば、その魔方陣を用いることで遠く離れた町に転移することができるのだという。
「魔方陣はそれぞれ、ほかの町がある方角に作られているようです。僕たちが行くのはサウススフィア……つまりこの町の南方面にある筈」
「……筈?」
「何人かに場所を聞いたんですけどね。みんな揃って『行けばわかると』言われて」
カイネルの気弱な発言に湧き上がる不安感。その蟠りを抱えたまま、一行は南方の町のはずれを目指す。
近場で飯を食うのとは訳が違うので、今回は二人とも武器を持参している。何せ今から向かうのは鍛冶師が集う町だ。あわよくば、愛用の武器の強化を、と願うのも戦士ならば当然のこと。それまで王国、貿易都市と見て回ったラインハルトだったが、彼もまた戦士。こういった目的に胸を高鳴らせるのも実に彼らしいと言えた。
目的地には程なくついた。カイネルの言った通り、宿を出てとりあえず南へ南へと歩いていたらすぐに見つかった。
ここを訪れる者たちがまず目にするのは、巨大な巨大な台座だ。岩で作られたそれには階段が一筋伸びており、台座の上まで上がることができるようになっていた。また台座の周囲は広大な空き地となっていて、外周にも岩で出来た小さな塔のようなものが乱立している。
ラインハルトたちがその広場に入ると、恐らく利用者であろう人らが数人屯っているのが見えた。
それらしきものが見えてきて漸く、二人の心に浮かんだ蟠りが解消され、幾分か足取りが軽くなる。
「……取り合えずあの集団に近寄ってみようか」
ラインハルトはそう言って、先導するように人の輪に近づいていった。
近寄るにつれ、人々の会話が聞こえてくる。
「今日はなにか掘り出し物があるかなぁ」
「そうそう毎日見つかるかい。それよりもそろそろ時間だろ? 魔法使い様はまだか?」
「ああ、もう上で準備を始めているそうだぞ」
盗み聞いた会話によれば、やはりここが目的地であったようだ。話しぶりでは常時使えるようなものではなく時間が決まっていたようだが、幸運なことにラインハルトらは時間通りに来ることができた。
「お、お前さんたちもサウススフィアに?」
近寄るラインハルトたちに気付いた痩せ男が、そう語りかけてくる。
「うひゃあ! なんてバカでかい狼だ!」
その男と話していた大男がパルシオを指さし大きな声を上げた。
その場にそぐわぬ大きな声だったので、思いのほか周囲の人らの注目を集めることになった。見たこともない大きさの狼を従え、肩にこれまた大きな猛禽類を乗せた少年。余りに珍しい光景に、忽ちその場にいた者らで垣根が出来上がる。どうやら彼らにとってパルシオらは、魔物ではなく良く躾けられた家畜と思われたようだ。皆恐々と触る許可を求め、パルシオ、エアーの体を撫でまわす。
寄り添ってくるものを拒み続けていたカイネルにとって、このような経験は初めてのことだった。故にどう対応したらよいのかわからない。
矢継ぎ早に投げかけられる問いかけに対し、しどろもどろと答えるカイネル。そんなことを続けていると、ラインハルトの遥か頭上……高台の上から凛とした女の声が響いた。
「転送魔法起動の時間です! ご利用の方は台座の上へ。お急ぎください!」
時間に余裕がないのか、少々強めの口調だ。
頭上から降りかかった声に本来の目的を思い出し、苦笑いをする町人たち。それに便乗する形で、ラインハルトらも階段を駆け上がる。
台座の頂上には巨大な円形の魔方陣が描かれていた。さらに台座の端には、下の空き地にもあったような岩の塔が等間隔で積み上げられている。
「どうぞこちらへ」
それらをゆっくり観察する間もなく、ラインハルトは誘われるまま魔方陣の中心へ。利用者全員が魔方陣の中に入ったことを確認すると、ローブで顔も体も隠した魔法使いたちが、四方に散り始めた。
「ではそのままじっとしていてくださいね」
言われるがまま身じろぎ一つやめる。
そして次の瞬間。まばゆい閃光が視界を埋め尽くした。
咄嗟に閉じた瞼の上から、光が徐々に収まるのを感じる。やがて光の明滅が完全に収まったのを確認すると、ラインハルトは恐る恐る目を開けた。
「……これは……」
小高い台座の上から見える景色に衝撃を受ける。西に見えていた大霊峰が北に見え、近くの町からは幾本もの黒い煙が立ち上っていた。
続けて金属がかち合う音や、焦げ臭いにおいも仄かに漂ってくる。
「皆様、お疲れ様でした。足元にお気をつけてお降りください」
放心するラインハルトに掛けられる声も、先ほどの女の声ではない。
「あ、ああ」
ラインハルトは、取り合えず台座から降りるために足を動かした。
サウススフィアは鍛冶師、細工師が集う工場町だ。魔法都市のお膝元であるこの町には、この町にしかない特殊な道具が多々ある。高度な魔法が付与された魔法道具、特殊な加工が施された武具、真っ白な紙もこの町の名産であり、使用する鋼一つをとっても他所のものより寒さに若干強い等の性質を持っている。
こうした特殊な武具道具を求め、大陸中の冒険者たちはこの町の訪問を一度は夢見る。たとえ平和になったこの時世においても、求める者は後を絶たない。
転送魔法を体験した興奮冷めやらぬまま、ラインハルトらはサウススフィアの通りに入った。
イーストスフィアでは通りの両側に宿屋、軽食の出店が立ち並んでいたが、ここでは少々物騒だ。右を見れば剣が並ぶ武器店。左を見れば多種多様な鎧が置いてある防具店。その隣には腕輪、手袋、首輪、耳飾りといった細工品を扱う店が並んでいる。
「ラインさん! すごいよあれ!」
幼くとも戦士であるカイネルも、高揚を隠せない。その指の先を見ればラインハルトも、少年のように胸を高鳴らせる。
「よし、自由行動にしよう。それぞれ求める物も違うしな」
「賛成、賛成!」
「じゃあ集合は……昼にしようか。なんでも一つの町に一つ時計塔なるものがあるらしい。今は崩れてしまっているらしいが、集合場所にはうってつけだろう」
「わかりました! いくよ、パルシオ! エアー!」
可愛らしく手を上げ飛び跳ねるカイネルは、あっという間に人混みに紛れてしまった。ラインハルトは呆れ交じりのため息をつくと、腰の道具袋から軽くなった財布を取り出す。
(これだけ活気があると知っていれば、もう少し自粛できただろうにな)
ちゃらちゃらと財布を手で弄ぶと、再びため息をついて道具袋に戻す。それから頭を振って気持ちを切り替えると、足取り軽く歩き出した。
「魔方陣はそれぞれ、ほかの町がある方角に作られているようです。僕たちが行くのはサウススフィア……つまりこの町の南方面にある筈」
「……筈?」
「何人かに場所を聞いたんですけどね。みんな揃って『行けばわかると』言われて」
カイネルの気弱な発言に湧き上がる不安感。その蟠りを抱えたまま、一行は南方の町のはずれを目指す。
近場で飯を食うのとは訳が違うので、今回は二人とも武器を持参している。何せ今から向かうのは鍛冶師が集う町だ。あわよくば、愛用の武器の強化を、と願うのも戦士ならば当然のこと。それまで王国、貿易都市と見て回ったラインハルトだったが、彼もまた戦士。こういった目的に胸を高鳴らせるのも実に彼らしいと言えた。
目的地には程なくついた。カイネルの言った通り、宿を出てとりあえず南へ南へと歩いていたらすぐに見つかった。
ここを訪れる者たちがまず目にするのは、巨大な巨大な台座だ。岩で作られたそれには階段が一筋伸びており、台座の上まで上がることができるようになっていた。また台座の周囲は広大な空き地となっていて、外周にも岩で出来た小さな塔のようなものが乱立している。
ラインハルトたちがその広場に入ると、恐らく利用者であろう人らが数人屯っているのが見えた。
それらしきものが見えてきて漸く、二人の心に浮かんだ蟠りが解消され、幾分か足取りが軽くなる。
「……取り合えずあの集団に近寄ってみようか」
ラインハルトはそう言って、先導するように人の輪に近づいていった。
近寄るにつれ、人々の会話が聞こえてくる。
「今日はなにか掘り出し物があるかなぁ」
「そうそう毎日見つかるかい。それよりもそろそろ時間だろ? 魔法使い様はまだか?」
「ああ、もう上で準備を始めているそうだぞ」
盗み聞いた会話によれば、やはりここが目的地であったようだ。話しぶりでは常時使えるようなものではなく時間が決まっていたようだが、幸運なことにラインハルトらは時間通りに来ることができた。
「お、お前さんたちもサウススフィアに?」
近寄るラインハルトたちに気付いた痩せ男が、そう語りかけてくる。
「うひゃあ! なんてバカでかい狼だ!」
その男と話していた大男がパルシオを指さし大きな声を上げた。
その場にそぐわぬ大きな声だったので、思いのほか周囲の人らの注目を集めることになった。見たこともない大きさの狼を従え、肩にこれまた大きな猛禽類を乗せた少年。余りに珍しい光景に、忽ちその場にいた者らで垣根が出来上がる。どうやら彼らにとってパルシオらは、魔物ではなく良く躾けられた家畜と思われたようだ。皆恐々と触る許可を求め、パルシオ、エアーの体を撫でまわす。
寄り添ってくるものを拒み続けていたカイネルにとって、このような経験は初めてのことだった。故にどう対応したらよいのかわからない。
矢継ぎ早に投げかけられる問いかけに対し、しどろもどろと答えるカイネル。そんなことを続けていると、ラインハルトの遥か頭上……高台の上から凛とした女の声が響いた。
「転送魔法起動の時間です! ご利用の方は台座の上へ。お急ぎください!」
時間に余裕がないのか、少々強めの口調だ。
頭上から降りかかった声に本来の目的を思い出し、苦笑いをする町人たち。それに便乗する形で、ラインハルトらも階段を駆け上がる。
台座の頂上には巨大な円形の魔方陣が描かれていた。さらに台座の端には、下の空き地にもあったような岩の塔が等間隔で積み上げられている。
「どうぞこちらへ」
それらをゆっくり観察する間もなく、ラインハルトは誘われるまま魔方陣の中心へ。利用者全員が魔方陣の中に入ったことを確認すると、ローブで顔も体も隠した魔法使いたちが、四方に散り始めた。
「ではそのままじっとしていてくださいね」
言われるがまま身じろぎ一つやめる。
そして次の瞬間。まばゆい閃光が視界を埋め尽くした。
咄嗟に閉じた瞼の上から、光が徐々に収まるのを感じる。やがて光の明滅が完全に収まったのを確認すると、ラインハルトは恐る恐る目を開けた。
「……これは……」
小高い台座の上から見える景色に衝撃を受ける。西に見えていた大霊峰が北に見え、近くの町からは幾本もの黒い煙が立ち上っていた。
続けて金属がかち合う音や、焦げ臭いにおいも仄かに漂ってくる。
「皆様、お疲れ様でした。足元にお気をつけてお降りください」
放心するラインハルトに掛けられる声も、先ほどの女の声ではない。
「あ、ああ」
ラインハルトは、取り合えず台座から降りるために足を動かした。
サウススフィアは鍛冶師、細工師が集う工場町だ。魔法都市のお膝元であるこの町には、この町にしかない特殊な道具が多々ある。高度な魔法が付与された魔法道具、特殊な加工が施された武具、真っ白な紙もこの町の名産であり、使用する鋼一つをとっても他所のものより寒さに若干強い等の性質を持っている。
こうした特殊な武具道具を求め、大陸中の冒険者たちはこの町の訪問を一度は夢見る。たとえ平和になったこの時世においても、求める者は後を絶たない。
転送魔法を体験した興奮冷めやらぬまま、ラインハルトらはサウススフィアの通りに入った。
イーストスフィアでは通りの両側に宿屋、軽食の出店が立ち並んでいたが、ここでは少々物騒だ。右を見れば剣が並ぶ武器店。左を見れば多種多様な鎧が置いてある防具店。その隣には腕輪、手袋、首輪、耳飾りといった細工品を扱う店が並んでいる。
「ラインさん! すごいよあれ!」
幼くとも戦士であるカイネルも、高揚を隠せない。その指の先を見ればラインハルトも、少年のように胸を高鳴らせる。
「よし、自由行動にしよう。それぞれ求める物も違うしな」
「賛成、賛成!」
「じゃあ集合は……昼にしようか。なんでも一つの町に一つ時計塔なるものがあるらしい。今は崩れてしまっているらしいが、集合場所にはうってつけだろう」
「わかりました! いくよ、パルシオ! エアー!」
可愛らしく手を上げ飛び跳ねるカイネルは、あっという間に人混みに紛れてしまった。ラインハルトは呆れ交じりのため息をつくと、腰の道具袋から軽くなった財布を取り出す。
(これだけ活気があると知っていれば、もう少し自粛できただろうにな)
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