ぼっちの吸血鬼は“世界”を知らない

黒部

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ドンのお兄さんとお風呂

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クレン目線


流石に三千年も風呂に入ってないと…

やっぱり汚い

髪はボッサボサで髪の色がなんかくすんでるし

さっきの飯のせいで口も服もベッタベタ

世話役に頼み、この屋敷にある風呂を掃除させて湯を沸かしてもらった

あとこのガキ…じゃなくてレインの新しい服も

別にコイツと住む為とかじゃない

一時保護みたいな感じだ…

うん、保護だ

ーーー

チャポン…

「先に頭洗うぞ」

まずはこの頭だ

俺と違って短い髪だから洗うのは楽

‥だと思ってた

「ギッシギシだな、この髪!」

「三千年ぶりだもん」

一回すすいだがまだギシギシ

もう一回洗ったらやっと元の髪に戻った

そのあと一気に顔と体洗って

歯を磨かせて全部キレイになった

ザバァ‥

「よし、もうあがっていいぞ。ちゃんと体拭いて髪乾かせよ」

~~~

レイン目線


久しぶりのお風呂

クレンお兄さんに頭も体も洗ってもらってスゴくさっぱり!

「スッキリ~!」

お風呂あがったばっかりだから暑くて裸のまま歩いてたら

「おい!風邪ひくだろうが!早く体拭け!」

クレンお兄さんがタオル持ちながら追いかけてきた

僕、自分で拭くの面倒だからお兄さんに任せちゃお~

「クレンお兄さん拭いて~?」

あ、でも流石にまだ会ったばっかりの人だし‥ダメかな?

「全く…こっち来い。拭いてやる」

お兄さんが軽くしゃがんで僕を手招きする

優しいな、クレンお兄さん


next?
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