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お花見デート
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「俺が着けてやるよ」
ファスナーを摘まんでいる雅臣の掌に手を重ね、ニヤリと口の端を上げる。聞き間違いではないかと思っているのが丸分かりの顔で、目を瞠る雅臣。
普段だったら恥ずかしくてこんなこと絶対に言わないが、桜の魔力にやられたのだろうか。意外とムードに流されやすかったんだな、俺。でも、相手が雅臣でなければ流されることはないだろう。
こんなことでも雅臣が特別な相手なのだということが再確認できて、なんだかおかしくて笑ってしまう。ククッと鼻を鳴らしながら、余裕を取り戻していやらしい視線を送ってきた雅臣に唇を近付けていき、口移しで銀色の包みを受け取る。
雅臣の掌を掴んで退かし、きつそうに膨らんで盛り上がっているファスナーを摘まんで下げていく。現れた薄いグレーのボクサーパンツは、興奮した雄の形がはっきり浮かび上がっている。下着を押し上げているソレを欲しがっている後ろが、ズクンと疼く。
「フフ、食いしん坊のお口が早く食べたいって騒いでいますよ」
蕾を弄られていた姿のままソコを見せ付ける格好でいたので、雅臣を欲してキュウキュウと収縮するところを見られてしまった。一気に押し寄せてきた羞恥心に慌てて足を閉じようとするが、一足早く雅臣の長い指がソコに挿し込まれた。
「あぁぁっ!」
快楽の痼りをグリッと抉られ、甲高い声が漏れてしまう。
「早く着けて」
我慢の限界だといった感じで、片手で下着をずり下げ、興奮の液でてらてら光る雄の象徴を突き出してくる雅臣。
「ゆび……ぬけ、よっ」
ただ挿っているだけでも感じてしまって、指に力が入らない。
俺の頼みを聞いてくれた長い指が、クプッと音を立てて素直に出ていく。出ていく刺激と立てられた音に反応した俺の中心からじわりと零れた快感の涙を、楽しげに先端に塗り広げようとしてくる雅臣の手を払う。
「さっさと着けるぞ」
「着け方、分かりますか?」
「普通に被せりゃいいんだろ?」
意地悪く聞いてくる雅臣を睨み付ける。
「フフフ、正しい着け方をしっかり教えてあげますね」
「な、なんでそんな嬉しそうに笑ってんだよ? 馬鹿にしてんのか?」
「違いますよ。使った経験がないんだと分かって嬉しいんです」
「アンタとしかこういうことやってないんだから当たり前だろ」
「そうですね」
嬉しくて堪らないと分かる満面の笑みを浮かべる雅臣の指示に従い、逞しい雄にコンドームを被せていく。
「拓也には僕が着けてあげますね」
満足そうにゴムを被った股間を確認した雅臣が、さっき俺がしたみたいに銀色の包みを指に挟んで左右に振る。
「自分でやるからいい」
指の間のソレを奪い取り、ビリっと包みを破って中身を先端に宛がう。先を摘まんで空気を入れないようにして、引っ掻けないようにゆっくり下げていって……。今さっき雅臣に教わった通りに着けようとすると、熱すぎる視線がソコに浴びせられていることに気付いて顔を上げる。
「なにガン見してんだよ」
「修行の成果を確認するのは師匠の役目でしょ?」
「おっ勃てた一物にゴム着けた師匠なんて御免だな」
「でも、そんな師匠の一物が欲しいんでしょ?」
「うるせぇっ!」
あぁ、欲しくて堪らないさ。股間部分だけ服を開けさせて興奮した雄を出している姿はとんでもなく卑猥で、さっきから後ろが疼いて仕方がない。そんな格好でも下品さを感じさせず、大人の余裕を見せる雅臣が小憎らしくて、怒鳴り付けて後ろを向く。
桜の立派な幹に額を付けて、興奮で震える指先に四苦八苦しながらも、根元までコンドームを被せていく。上手く着けられたことに安堵の息を吐くと、途端に冷静さが戻ってきて、あまりに酷い自分の姿に唖然とする。
上半身はTシャツとジャケットを普通に着ているのに、下半身は靴下しか身に付けていない。さっきもこの格好で中心を聳えさせて変質者みたいだと絶句したが、ソコにゴムを一枚被せただけでこんなに卑猥さが増すとは……。
恥ずかしすぎて、雅臣には見せられない。
「拓也……」
熱を孕んだ声で囁きながら、肩に手を載せてきて振り返らせようとする雅臣。
「花見しながらやるんだろ?」
その手を払いのけて立ち上がり、幹に手を突いて臀部を突き出す。卑猥な姿を見られたくなくてとった行動だが、ゴムを被った前を見られるよりも恥ずかしいことしてしまったんじゃないかと気付いた時には、乱暴に腰を掴まれて凶器のような杭を挿れられていた。
「っ……くはっ」
慌ただしい挿入の後、頭に上った血を冷やす時間でも取っているのか、微動だにせず俺の背中にぴったりとくっ付いていた雅臣が抽挿を始めた。煮え滾る衝動に必死で耐えているようなゆっくりとした律動だが、周りの風景や互いの格好というプラスアルファの要素に煽られ、軽めの刺激でも全身が痺れるほどに感じてしまう。
「くっ……あ、はぁっ……」
崩れ落ちないように目の前の幹に抱きつき、徐々に激しくなっていく律動に耐える。
「あぁっ!?」
快楽の痼りを先端で抉られ、背筋を駆け抜けた電流に仰け反ると、後ろに埋まっていた杭が抜けてしまった。咥えていたモノが突然消えて、どこに行ったんだと肉襞がざわめきだす。
激しく反り返って抜けてしまったのだろうか? 視界を染める薄紅色の先に覗く、肉襞が探し回っている杭の持ち主の瞳と同じ色の空を見つめ、ぼんやりと思う。
すると、強い力で腰を掴まれ、体を回転させられて視界が変わった。満開の桜の間から覗いていた空と同じ青い瞳が、嫉妬の炎を燃やして俺を睨んでいる。
もしかして杭を抜いたのはわざとだったのか? 何に対して妬いたのだろうかと考えていると、息が止まるほどきつく抱き締められた。
「拓也に抱き締められていいのは僕だけです」
「え?」
泣き出しそうな声で、自分以外は抱き締めないでくれと懇願するように呟く雅臣に、目が点になる。
雅臣以外と抱き合ったことなどない。一体、何のことを言っているんだ?
今朝からのことを思い返してみて、はっとする。さっきまで、桜の幹に抱きついていた。まさか……
「桜のことか?」
「えぇ。僕の拓也に抱き締められるなんて許せません」
「桜に嫉妬って……」
あまりに馬鹿馬鹿しい嫉妬に、思い切り吹き出してしまう。
「桜に見せてやるって言ってなかったか?」
「見せるのと触れさせるのは別です」
雅臣のガキ丸出しの拗ねた声に、横隔膜が破れるんじゃないかってくらい笑いこけてしまう。
きつく抱き締められていて、肩口に埋まっている顔を動かせないので雅臣の表情を見られないが、ちょっと悔しそうな困惑顔で眉を下げているのが容易に想像できて、笑いはなかなか収まらない。爆笑する意味が分からないし納得できない、というような溜め息をつきながらも背中を摩ってくれる温かな掌に、徐々に笑いも収まっていった。
「独占欲が強すぎて呆れてしまいましたか?」
「呆れたけど、別に嫌ってわけじゃないから安心しろ」
不安げに呟く雅臣の腕の中から抜け出し、自己嫌悪に陥っているのか、悔しそうに伏せられている瞳を覗き込んで微笑んでやる。沈んだ瞳が雨上がりの空のように澄んでき、嬉しそうに細められていく。
ファスナーを摘まんでいる雅臣の掌に手を重ね、ニヤリと口の端を上げる。聞き間違いではないかと思っているのが丸分かりの顔で、目を瞠る雅臣。
普段だったら恥ずかしくてこんなこと絶対に言わないが、桜の魔力にやられたのだろうか。意外とムードに流されやすかったんだな、俺。でも、相手が雅臣でなければ流されることはないだろう。
こんなことでも雅臣が特別な相手なのだということが再確認できて、なんだかおかしくて笑ってしまう。ククッと鼻を鳴らしながら、余裕を取り戻していやらしい視線を送ってきた雅臣に唇を近付けていき、口移しで銀色の包みを受け取る。
雅臣の掌を掴んで退かし、きつそうに膨らんで盛り上がっているファスナーを摘まんで下げていく。現れた薄いグレーのボクサーパンツは、興奮した雄の形がはっきり浮かび上がっている。下着を押し上げているソレを欲しがっている後ろが、ズクンと疼く。
「フフ、食いしん坊のお口が早く食べたいって騒いでいますよ」
蕾を弄られていた姿のままソコを見せ付ける格好でいたので、雅臣を欲してキュウキュウと収縮するところを見られてしまった。一気に押し寄せてきた羞恥心に慌てて足を閉じようとするが、一足早く雅臣の長い指がソコに挿し込まれた。
「あぁぁっ!」
快楽の痼りをグリッと抉られ、甲高い声が漏れてしまう。
「早く着けて」
我慢の限界だといった感じで、片手で下着をずり下げ、興奮の液でてらてら光る雄の象徴を突き出してくる雅臣。
「ゆび……ぬけ、よっ」
ただ挿っているだけでも感じてしまって、指に力が入らない。
俺の頼みを聞いてくれた長い指が、クプッと音を立てて素直に出ていく。出ていく刺激と立てられた音に反応した俺の中心からじわりと零れた快感の涙を、楽しげに先端に塗り広げようとしてくる雅臣の手を払う。
「さっさと着けるぞ」
「着け方、分かりますか?」
「普通に被せりゃいいんだろ?」
意地悪く聞いてくる雅臣を睨み付ける。
「フフフ、正しい着け方をしっかり教えてあげますね」
「な、なんでそんな嬉しそうに笑ってんだよ? 馬鹿にしてんのか?」
「違いますよ。使った経験がないんだと分かって嬉しいんです」
「アンタとしかこういうことやってないんだから当たり前だろ」
「そうですね」
嬉しくて堪らないと分かる満面の笑みを浮かべる雅臣の指示に従い、逞しい雄にコンドームを被せていく。
「拓也には僕が着けてあげますね」
満足そうにゴムを被った股間を確認した雅臣が、さっき俺がしたみたいに銀色の包みを指に挟んで左右に振る。
「自分でやるからいい」
指の間のソレを奪い取り、ビリっと包みを破って中身を先端に宛がう。先を摘まんで空気を入れないようにして、引っ掻けないようにゆっくり下げていって……。今さっき雅臣に教わった通りに着けようとすると、熱すぎる視線がソコに浴びせられていることに気付いて顔を上げる。
「なにガン見してんだよ」
「修行の成果を確認するのは師匠の役目でしょ?」
「おっ勃てた一物にゴム着けた師匠なんて御免だな」
「でも、そんな師匠の一物が欲しいんでしょ?」
「うるせぇっ!」
あぁ、欲しくて堪らないさ。股間部分だけ服を開けさせて興奮した雄を出している姿はとんでもなく卑猥で、さっきから後ろが疼いて仕方がない。そんな格好でも下品さを感じさせず、大人の余裕を見せる雅臣が小憎らしくて、怒鳴り付けて後ろを向く。
桜の立派な幹に額を付けて、興奮で震える指先に四苦八苦しながらも、根元までコンドームを被せていく。上手く着けられたことに安堵の息を吐くと、途端に冷静さが戻ってきて、あまりに酷い自分の姿に唖然とする。
上半身はTシャツとジャケットを普通に着ているのに、下半身は靴下しか身に付けていない。さっきもこの格好で中心を聳えさせて変質者みたいだと絶句したが、ソコにゴムを一枚被せただけでこんなに卑猥さが増すとは……。
恥ずかしすぎて、雅臣には見せられない。
「拓也……」
熱を孕んだ声で囁きながら、肩に手を載せてきて振り返らせようとする雅臣。
「花見しながらやるんだろ?」
その手を払いのけて立ち上がり、幹に手を突いて臀部を突き出す。卑猥な姿を見られたくなくてとった行動だが、ゴムを被った前を見られるよりも恥ずかしいことしてしまったんじゃないかと気付いた時には、乱暴に腰を掴まれて凶器のような杭を挿れられていた。
「っ……くはっ」
慌ただしい挿入の後、頭に上った血を冷やす時間でも取っているのか、微動だにせず俺の背中にぴったりとくっ付いていた雅臣が抽挿を始めた。煮え滾る衝動に必死で耐えているようなゆっくりとした律動だが、周りの風景や互いの格好というプラスアルファの要素に煽られ、軽めの刺激でも全身が痺れるほどに感じてしまう。
「くっ……あ、はぁっ……」
崩れ落ちないように目の前の幹に抱きつき、徐々に激しくなっていく律動に耐える。
「あぁっ!?」
快楽の痼りを先端で抉られ、背筋を駆け抜けた電流に仰け反ると、後ろに埋まっていた杭が抜けてしまった。咥えていたモノが突然消えて、どこに行ったんだと肉襞がざわめきだす。
激しく反り返って抜けてしまったのだろうか? 視界を染める薄紅色の先に覗く、肉襞が探し回っている杭の持ち主の瞳と同じ色の空を見つめ、ぼんやりと思う。
すると、強い力で腰を掴まれ、体を回転させられて視界が変わった。満開の桜の間から覗いていた空と同じ青い瞳が、嫉妬の炎を燃やして俺を睨んでいる。
もしかして杭を抜いたのはわざとだったのか? 何に対して妬いたのだろうかと考えていると、息が止まるほどきつく抱き締められた。
「拓也に抱き締められていいのは僕だけです」
「え?」
泣き出しそうな声で、自分以外は抱き締めないでくれと懇願するように呟く雅臣に、目が点になる。
雅臣以外と抱き合ったことなどない。一体、何のことを言っているんだ?
今朝からのことを思い返してみて、はっとする。さっきまで、桜の幹に抱きついていた。まさか……
「桜のことか?」
「えぇ。僕の拓也に抱き締められるなんて許せません」
「桜に嫉妬って……」
あまりに馬鹿馬鹿しい嫉妬に、思い切り吹き出してしまう。
「桜に見せてやるって言ってなかったか?」
「見せるのと触れさせるのは別です」
雅臣のガキ丸出しの拗ねた声に、横隔膜が破れるんじゃないかってくらい笑いこけてしまう。
きつく抱き締められていて、肩口に埋まっている顔を動かせないので雅臣の表情を見られないが、ちょっと悔しそうな困惑顔で眉を下げているのが容易に想像できて、笑いはなかなか収まらない。爆笑する意味が分からないし納得できない、というような溜め息をつきながらも背中を摩ってくれる温かな掌に、徐々に笑いも収まっていった。
「独占欲が強すぎて呆れてしまいましたか?」
「呆れたけど、別に嫌ってわけじゃないから安心しろ」
不安げに呟く雅臣の腕の中から抜け出し、自己嫌悪に陥っているのか、悔しそうに伏せられている瞳を覗き込んで微笑んでやる。沈んだ瞳が雨上がりの空のように澄んでき、嬉しそうに細められていく。
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