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アキとハル
初恋 sideA
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幸か不幸か練習が終わるまで、ハルと言葉を交わす機会に恵まれなかった。
昨日のハルの態度が急変した理由を寝ずに一晩考えたが、全く分からなかった。
俺の言動がハルを傷つけたんだと思うんだけど、どれがいけなかったのか見当もつかない。
疑いだしたら、もう何もかも全部いけなかったような気がして、ハルを誘った事を後悔し、しまいには俺自身の存在まで否定し始めてしまった。
睡眠不足の重い体も、練習で無理矢理すっきりさせられ、気分も少し明るくなり、とにかく謝って俺のいけなかった部分を直接聞こうって気になった。
嫌がられるかもしれないけど、ちゃんと悪かった所は直すから、また飯食いに行こうって誘おう。
あんなに楽しくて幸せな時間を、もう過ごせなくなるなんて絶対に嫌だ。
失うのは、ハルに否定された時だけでいい。
何のアクションも起こさずに自ら終わりにするのは、もうやめだ。
折角飛び立った足を、自ら再び地に着ける事はしたくない。
真っ青な空を見上げ、誓いを立てるように一度頷いてから、広がる鮮やかな緑のピッチを見渡す。
チームメイトの去ったピッチの上で、一人黙々とシュート練習をしている後ろ姿を見つけて鼓動が早くなる。
頭の中で会話のシミュレーションしながら、ゆっくりと近付いていく。
脳内のハルが口を開く。
申し訳なさそうな顔をしてるのに、無理矢理「サンキュ」とか言わせちゃっている自分に動揺する。
「アキ?」
やっぱりやめようかなって引き返そうとすると、ボールを抱えたハルが不思議そうに俺を見つめてきた。
「いや……あの……」
「座らねぇ?」
あれだけシミュレーションしたのに言葉が出てこず、頭を掻いて立ち尽くしてる俺に、やんわりと笑ったハルは、フェンスの前に出来た木陰を指さす。
練習後の体にはとても心地良い風により、フェンスの後ろに立つ木がザワワと揺れる。
二人が座る影も、一緒に揺れる。
「気持ち良いな」
「あぁ……」
しばしの沈黙。
大通りを通る車の音が微かに聞こえるけど、木々の揺れる音に包まれたここは、静かにゆっくりと時を刻んでいる。
横目でハルを見ると、流れ落ちる汗を手の甲で拭い、それを太陽にかざしてキラキラと光る様をぼんやりと眺めている。
その姿があまりに綺麗で、息を呑む。
「あのさ……」
「ん?」
やっと決心して喋りだした俺に、かざしていた手を顎に置き、こちらに顔を向けるハル。
「昨日さ、俺、気付かないうちに、ハルが嫌な気分になる事しちゃったかな? 昨日一晩考えたんだけど、俺馬鹿だから何がいけなかったのか分かんねぇんだ。俺が何気なくした事がハルを傷つけちゃったんなら、本当ごめんな。駄目なとこ教えてくれたらちゃんと直すから、その……また一緒に飯食いに行ってくれない?」
想いが伝わるように一言一言心を込めて話す俺を、最初はちゃんと見つめていたハルなのに、言葉が進むにつれて顔は背けられ、話し終わる頃には立てられた膝に埋まり、表情が分からないようになっていた。
あーあ、これで全て思い出になっちゃうのかな。
最後に気持ち伝えて、この長かった想いに終止符を打とうかな。
でも、ハルとはこれからも『チームメイト』として接していく訳だし、ハルの重荷になるような事だけはしたくないから、誰にも言わずに一人で飲み込んでいくべきだろう。
「アキ、これさ……」
『チームメイト』として、この場から立ち去る言葉を考えていると、本当に小さな声と共に差し出された掌。
震えるその上には、白いセロファンに包まれた飴玉が一つ、ちょこんと載っている。
ドクンと体が波打つ。この光景、いつかどこかで体験した事があるような……。
急に突風が吹き、砂埃があがる。
反射的に目を閉じて、それが通りすぎたのを確認した脳が再び瞼を開くと、ちっちゃくて生意気な顔をした男の子が目の前に立っていた。
「あっ! ごめん、初めて会ったのって、小五の時だ」
「思い出したか?」
勢い余って、ハルの両肩をがしっと掴んで大声で叫ぶ俺に、顔をあげたハルはやんわり笑う。
あげられた顔の頬が濡れていなかった事に安心したら体の力が抜け、ハルの両肩に置いた手が、するっと地面に落ちた。
「飴、舐めねぇ?」
「あぁ」
ハルの掌の上のそれを掴み、口の中にほおり込む。
久々の味に、二人が初めて会ったあの日の事が、徐々に思い出される。
あの時の記憶は、ちゃんと頭の中にあった。
凄い上手い奴だなって、初めて認めた相手だし、別れ際の笑顔が可愛かったのが印象的だったからだ。
でも、それがハルだとは、ついさっきまで気付かなかった。だって……
「あのさ、言い訳していい?」
「あぁ、聞いてやる」
立てた膝の上に絡めた両手を置き、その上に顎を乗せて飴玉を転がすハルが、興味深そうに俺を見つめてくる。
「小五の時のハルとU―17の時のハルって全然別人だから、同一人物だって気付かなかったんだよ。小五ん時はさ、確かに凄く上手くて、本当にこいつは止められねぇかもって思ったけど、なんか自分勝手で生意気で、しなくてもいい勝負をしてきたから勝てたんだ。でもU―17ん時のハルはさ、今と一緒で凄い上手かったのに、すげー謙虚で素直で一生懸命で、あぁ、こういうのが一流の選手なんだなって思ったんだ。だから、初めて会ったのはU―17の時だと思っちゃってたんだよ」
U―17のハルには、夢の中の女神と同じ雰囲気があったが、小五のハルにはそれがなかった。だから、気付かなかったんだ。
だからって、初めての出会いを忘れられてたら傷つくよな。って、突然帰ってしまうほど傷つくか、普通?
こういう場合に傷つくって事は、ただの『チームメイト』じゃあり得ないよな……。
変な期待を抱き、暴走しちゃ駄目だ。俺とハルでは、ものの捉え方が違うんだ。
俺の基準で判断して、良い方にハルの気持ち考えちゃいけない。
「それさ、その……アキに会ったからだ」
「へ?」
心が暴走しないように必死で耐えている俺に、照れ臭そうに頬を染めて話し始めるハル。
「アキと対戦するまで、オレの事を止められる奴なんていなくて、自分が世界一なんだって勘違いしてたんだ。初めてアキに止められて、最初はスゲームカついて、こんなの悪い夢だとか自分勝手な事ばっか思ってたんだけど、アキが褒めてくれて、やっと目が覚めた。それから本当の自分と向き合う事が出来て、ここまで来れたんだ」
「サンキュな」と動く唇を奪ってしまいそうな位、伏し目がちにはにかむハルが愛しくてたまらない。
「俺も、ありがと」
「何が?」
「いや……なんかハルを見てるとさ、俺も前向きに頑張らなきゃなって思うんだよ」
「え……」
再び訪れた沈黙。
でも、焦って言葉を探さなきゃっていう沈黙ではない。
風の音を聞き、太陽の光を感じ、二人の会話をゆっくり思い返し、次の言葉をゆっくり探す大切な時間だ。
「初めて会った時の事を忘れてたお詫びに奢るからさ、今晩、飯食いに行かない?」
「あぁ。オレ、ラーメンが食いてぇ」
「じゃ、キャプテンお薦めの店、連れてってやるな」
「キャプテンのお薦めなら間違いねぇな。楽しみにしてる」
後ずさりしなかったお陰で、二人の距離はまた少し縮まった。
小生意気なガキんちょが、悩み苦しみ努力して今の女神があるという事に、あの微笑みが俺を魅了する理由が分かった気がする。
どんな事があっても、この微笑みは守っていかなければならないと思う。
例え、ずーっと『チームメイト』のままでも。
昨日のハルの態度が急変した理由を寝ずに一晩考えたが、全く分からなかった。
俺の言動がハルを傷つけたんだと思うんだけど、どれがいけなかったのか見当もつかない。
疑いだしたら、もう何もかも全部いけなかったような気がして、ハルを誘った事を後悔し、しまいには俺自身の存在まで否定し始めてしまった。
睡眠不足の重い体も、練習で無理矢理すっきりさせられ、気分も少し明るくなり、とにかく謝って俺のいけなかった部分を直接聞こうって気になった。
嫌がられるかもしれないけど、ちゃんと悪かった所は直すから、また飯食いに行こうって誘おう。
あんなに楽しくて幸せな時間を、もう過ごせなくなるなんて絶対に嫌だ。
失うのは、ハルに否定された時だけでいい。
何のアクションも起こさずに自ら終わりにするのは、もうやめだ。
折角飛び立った足を、自ら再び地に着ける事はしたくない。
真っ青な空を見上げ、誓いを立てるように一度頷いてから、広がる鮮やかな緑のピッチを見渡す。
チームメイトの去ったピッチの上で、一人黙々とシュート練習をしている後ろ姿を見つけて鼓動が早くなる。
頭の中で会話のシミュレーションしながら、ゆっくりと近付いていく。
脳内のハルが口を開く。
申し訳なさそうな顔をしてるのに、無理矢理「サンキュ」とか言わせちゃっている自分に動揺する。
「アキ?」
やっぱりやめようかなって引き返そうとすると、ボールを抱えたハルが不思議そうに俺を見つめてきた。
「いや……あの……」
「座らねぇ?」
あれだけシミュレーションしたのに言葉が出てこず、頭を掻いて立ち尽くしてる俺に、やんわりと笑ったハルは、フェンスの前に出来た木陰を指さす。
練習後の体にはとても心地良い風により、フェンスの後ろに立つ木がザワワと揺れる。
二人が座る影も、一緒に揺れる。
「気持ち良いな」
「あぁ……」
しばしの沈黙。
大通りを通る車の音が微かに聞こえるけど、木々の揺れる音に包まれたここは、静かにゆっくりと時を刻んでいる。
横目でハルを見ると、流れ落ちる汗を手の甲で拭い、それを太陽にかざしてキラキラと光る様をぼんやりと眺めている。
その姿があまりに綺麗で、息を呑む。
「あのさ……」
「ん?」
やっと決心して喋りだした俺に、かざしていた手を顎に置き、こちらに顔を向けるハル。
「昨日さ、俺、気付かないうちに、ハルが嫌な気分になる事しちゃったかな? 昨日一晩考えたんだけど、俺馬鹿だから何がいけなかったのか分かんねぇんだ。俺が何気なくした事がハルを傷つけちゃったんなら、本当ごめんな。駄目なとこ教えてくれたらちゃんと直すから、その……また一緒に飯食いに行ってくれない?」
想いが伝わるように一言一言心を込めて話す俺を、最初はちゃんと見つめていたハルなのに、言葉が進むにつれて顔は背けられ、話し終わる頃には立てられた膝に埋まり、表情が分からないようになっていた。
あーあ、これで全て思い出になっちゃうのかな。
最後に気持ち伝えて、この長かった想いに終止符を打とうかな。
でも、ハルとはこれからも『チームメイト』として接していく訳だし、ハルの重荷になるような事だけはしたくないから、誰にも言わずに一人で飲み込んでいくべきだろう。
「アキ、これさ……」
『チームメイト』として、この場から立ち去る言葉を考えていると、本当に小さな声と共に差し出された掌。
震えるその上には、白いセロファンに包まれた飴玉が一つ、ちょこんと載っている。
ドクンと体が波打つ。この光景、いつかどこかで体験した事があるような……。
急に突風が吹き、砂埃があがる。
反射的に目を閉じて、それが通りすぎたのを確認した脳が再び瞼を開くと、ちっちゃくて生意気な顔をした男の子が目の前に立っていた。
「あっ! ごめん、初めて会ったのって、小五の時だ」
「思い出したか?」
勢い余って、ハルの両肩をがしっと掴んで大声で叫ぶ俺に、顔をあげたハルはやんわり笑う。
あげられた顔の頬が濡れていなかった事に安心したら体の力が抜け、ハルの両肩に置いた手が、するっと地面に落ちた。
「飴、舐めねぇ?」
「あぁ」
ハルの掌の上のそれを掴み、口の中にほおり込む。
久々の味に、二人が初めて会ったあの日の事が、徐々に思い出される。
あの時の記憶は、ちゃんと頭の中にあった。
凄い上手い奴だなって、初めて認めた相手だし、別れ際の笑顔が可愛かったのが印象的だったからだ。
でも、それがハルだとは、ついさっきまで気付かなかった。だって……
「あのさ、言い訳していい?」
「あぁ、聞いてやる」
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「小五の時のハルとU―17の時のハルって全然別人だから、同一人物だって気付かなかったんだよ。小五ん時はさ、確かに凄く上手くて、本当にこいつは止められねぇかもって思ったけど、なんか自分勝手で生意気で、しなくてもいい勝負をしてきたから勝てたんだ。でもU―17ん時のハルはさ、今と一緒で凄い上手かったのに、すげー謙虚で素直で一生懸命で、あぁ、こういうのが一流の選手なんだなって思ったんだ。だから、初めて会ったのはU―17の時だと思っちゃってたんだよ」
U―17のハルには、夢の中の女神と同じ雰囲気があったが、小五のハルにはそれがなかった。だから、気付かなかったんだ。
だからって、初めての出会いを忘れられてたら傷つくよな。って、突然帰ってしまうほど傷つくか、普通?
こういう場合に傷つくって事は、ただの『チームメイト』じゃあり得ないよな……。
変な期待を抱き、暴走しちゃ駄目だ。俺とハルでは、ものの捉え方が違うんだ。
俺の基準で判断して、良い方にハルの気持ち考えちゃいけない。
「それさ、その……アキに会ったからだ」
「へ?」
心が暴走しないように必死で耐えている俺に、照れ臭そうに頬を染めて話し始めるハル。
「アキと対戦するまで、オレの事を止められる奴なんていなくて、自分が世界一なんだって勘違いしてたんだ。初めてアキに止められて、最初はスゲームカついて、こんなの悪い夢だとか自分勝手な事ばっか思ってたんだけど、アキが褒めてくれて、やっと目が覚めた。それから本当の自分と向き合う事が出来て、ここまで来れたんだ」
「サンキュな」と動く唇を奪ってしまいそうな位、伏し目がちにはにかむハルが愛しくてたまらない。
「俺も、ありがと」
「何が?」
「いや……なんかハルを見てるとさ、俺も前向きに頑張らなきゃなって思うんだよ」
「え……」
再び訪れた沈黙。
でも、焦って言葉を探さなきゃっていう沈黙ではない。
風の音を聞き、太陽の光を感じ、二人の会話をゆっくり思い返し、次の言葉をゆっくり探す大切な時間だ。
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「あぁ。オレ、ラーメンが食いてぇ」
「じゃ、キャプテンお薦めの店、連れてってやるな」
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小生意気なガキんちょが、悩み苦しみ努力して今の女神があるという事に、あの微笑みが俺を魅了する理由が分かった気がする。
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