BLUE DREAMS

オトバタケ

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アキとハル

初めて繋がった日

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 眩いばかりの空一面に広がる、積乱雲。
 今日も夕立が、涼を与えてくれるのだろうか?
 真っ青な晴天が急速に闇に包まれ、昂った感情を吐き出すように雷雨になり、すぐに何もなかったように穏やかな晴天に戻っていく。そんな夏の夕暮れ時。
 オレの心の中も同じだ。だけど、オレに訪れる夜は穏やかなものではなく、真っ暗な闇。

 ちらっと腕時計に目をやる。四時を少し回ったところだ。
 今日の練習は五時から。いつもは車で向かう練習場だけど、今日はゆっくり歩きながら向かっている。

 一昨日の事だ。
 久々に高校時代の仲間と飲みに行った。

「俺、彼女が出来てさー」

 高校時代は寝ても覚めてもバスケの事ばかり考えていて、バスケ三昧の日々を送っていたそいつ。
 競技は違えど夢に対する情熱は一緒で、よく将来について熱く語り合ってたそいつが、嬉しそうに彼女の写真を見せびらかす。

「可愛いじゃん」
「あっ、本当だー」
「だろ? めっちゃいい娘でさ、もうめっちゃ幸せなんだって」

 愛しそうに写真を見つめ、頬を染めるそいつ。
 仲間同士の近況報告会は、そいつの彼女の自慢話会になった。

「大学入って初めて見た時から、あれ?ってなんか心に引っかかる感じがしてさ、彼女もバスケやってて結構講義も同じもんとってたから、自然と親しくなったって感じで段々惹かれていってさ。あっ俺、彼女の事好きなんだなーって気付いたんだけど……」
「バスケ馬鹿だから告り方が分からなかった、と」
「だー、うるさいなぁー」

 突っ込んだ仲間の頭を、真っ赤な顔をしてバシバシと叩くそいつ。
 笑いに包まれる一角。あの頃と変わらない風景。

「で、この前ついに決心して告ったらさ、彼女も初めて会った時から俺の事好きだったって言ってくれて、初めて恋人が出来たその日にファーストキスに初エッチと、人生最良の日を過ごしちゃった訳よ」
「えーいいなー。なぁ、今度彼女の友達と合コンしよーぜ」
「あっ、それいい!」

 楽しそうに合コンの計画を立て始める仲間達。
 オレはモヤモヤする心に耐えながら、必死で笑顔を作っていた。

 アキと付き合い始めて、二ヶ月が過ぎた。
 アキの隣にいると本当に幸せで楽しくて、心が満たされていく。
 付き合って一週間目に、オレの体を抱きしめて「愛してるよ」と囁いて、優しく唇を包んでくれたアキ。
 アキの心みたいに暖かくて幸せな感触に、恥ずかしい話だが嬉しくて涙が出てしまった。
 それから時折、唇を重ねるようになった。
 オレ達の時間で、ゆっくり関係を深めていけばいいと思っていた。だけれど……

『初めて恋人が出来たその日にファーストキスに初エッチと……』

 人は人、オレはオレだろ?
 別に焦る必要なんてないのに、どうしてこんなにも心がもモヤモヤするのだろう。
 同性同士という世間には歓迎されない関係だから、見えない心だけではなく、見えて触れられて感じられる形で繋がりたいと思ってしまうのに、アキはオレに触れてこない。
 オレの心は愛してくれても、自分と同じ仕組みの体は愛せないのだろうか……。
 部屋にいてもずっとその事ばかりを考えてしまうから、どうにか気分を変えようと思い、こうやって歩いて練習場に向かっているのだ。

「あ……」

 いつもより少し遅れてクラブハウスに入っていくと、キャプテンと笑い合ってるアキがいた。
 そんなに楽しそうな顔をして、一体何の話をしているんだ? そんなにキャプテンと話すのが楽しいのか?
 何だろう、凄く寂しくて悔しいこの感覚は。

 アキの目がオレを捉える。
 じゃあ、とキャプテンに軽く右手を挙げると笑顔で近寄ってきた。
 オレだけに向けられる、優しい表情だ。
 幸せが、モヤモヤ感を吸い取っていく。

「今日遅かったじゃん。何かあった?」
「いや、今日さ、歩いて来たんだ」
「え、マジで? 何でまた?」
「何か歩きたい気分だったからさ」
「ふーん、暑かったろ?」

 汗一杯かいて、とオレの額に浮かぶ汗をアキの指が拭ってくれる。
 普通なら冷房によって体は冷えていくはずなのに、あの眩しくて強い太陽の光よりあつい熱が体を包む。
 火傷しそうな熱のはずなのに、何故か心地好いと感じている。

「帰り、送ってやるからな」
「サンキュ」

 アキの笑顔を見たら、アキの声を聞いたら、アキに触れられたら、焦りなのか不安なのかよく分からないモヤモヤは、オレ自身がその存在を忘れてしまう程、跡形もなく消えていった。

 練習を終え、アキの車で家まで送ってもらう。

「俺んち来ない?」
「え……」

 呟くようなその声に運転席を見ると、真っすぐに道の先を見つめる横顔があった。
 そういえば、アキの部屋に行くのは初めてかもしれない。
 何ともいえない期待感と緊張感が沸いてくる。

「行ってやってもいい……」

 照れ臭くて、可愛いげのない答え方をしてしまう。
 その後、なかなか言葉を発する事が出来なかったふたり。
 カーラジオから、軽快なテンポで喋るDJの明るい声だけが聞こえていた。

「へー、結構綺麗じゃないか」
「その結構って何だよ?」
「だってさ、アキって、いっつも出したら出しっぱなしじゃん?」
「まぁ、そうだけどさ……」

 座りなよ、と通されたソファーの上から、もう一度じっくり部屋の中を見渡す。
 アキの生活空間、アキの匂いが染みついた部屋だ。

「昨日掃除したからさ。いつもは、誰にも見せられねーって感じだけど」
「だから連れてきてもらえなかったのか?」
「まぁ、そんなとこかな」

 へへ、と笑ったアキがコーヒーを渡してくれる。
 いつもオレの部屋でしているようなたわいのない話をしているのに、アキの部屋でしているというだけで、なんだか凄く新鮮な感じだ。

「ハル……」

 コーヒーを持って来て、そのまま立って話をしていたアキがオレの横に座り、肩を引き寄せて口付けをくれた。
 肌と肌が触れ合うと、あぁアキはここにいるんだな、と上手く言えないけれど、その存在を凄く感謝したい気持ちになる。
 いつもなら、少し触れ合って、離れた互いの真っ赤な顔を見合って照れ笑いして、またいつもの風景に戻るのだが、今日は違った。
 温かくてねっちょりとした感触が、口の中に侵入してきたのだ。
 恐怖感はなかったけれど、反射的に体を押し返してしまった。
 だけど、今日のアキはちょっと強引で、オレを逃がさまいともっと力を込めて抱きしめ、激しく舌を絡めてくる。
 初めての事だから、どう応えたらいいのか分からなくてされるがままにされていたけど、アキがオレを求めてくれているのが嬉しくて、アキがオレをそういう事をしたい対象だと思ってくれているのが嬉しくて、少しずつ応え始める。
 どんどん鼓動が早くなっていき、体も熱くなっていく。

「俺だけのハルを見せてよ」

 耳元で囁かれる声。
 あぁ、見せてやるよ。
 頷いた首筋を、アキの唇が這う。

「……っ……」

 今まで感じた事のない、体の奥がゾクゾクと震える感じがした。
 頭が真っ白になっていき、体は熱くておかしくなりそうだ。

「あっ……あぁん」

 オレの中に、こんなに音が存在していたのかと驚くような、高くて艶やかな声が漏れる。
 ゆっくりと下がってくる唇に、段々と羞恥心が薄れていく。
 すると、急に、あの焦りなのか不安なのか良く分からないモヤモヤ感が現れ、快感と共に体中を包み始めた。
 オレは、こういう事をするのが初めてだから、アキの手つきでそれが初めての行為なのか、何度目かの行為なのか分別がつかない。
 もし、アキが誰かの肌にもこうやって唇を這わせ、その相手が今のオレみたいに体中をアキの愛しい熱で包まれて幸せを感じていたとしたら……。

 姿の見えない何かを、愛しそうに抱くアキ。
 いやらしい声だけが、鼓膜を震わす。

「……やめっ……」

 吐き気を覚えるような想像を振り払おうと、頭を振る。

「ハル……愛してる。怖がらないで」

 優しい声で告げてくるアキを見ると、その瞳には不安の色が宿っていた。
 自分が震えていて気付いていなかったけれど、オレに触れているアキの掌もオレと同じくらい、否、それ以上に震えている。

「俺、初めてだから、痛かったらごめんな」

 耳元で頼りない声が呟く。
 え……アキも初めて!?

「痛いのを承知で受け入れるんだから気にするな。オレが痛みに強いの知ってるだろ? 痛いのが苦手なアキなんかには受け入れさせられないからな。アキとひとつになれるならどんな我慢だって出来るから、さっさと突っ込め」

 誰もアキとひとつになっていないのだと分かり、嬉しくて泣きそうになってしまったのを誤魔化すように煽ると、雄の匂いを漂わせたアキがオレの体を激しく、でもとても優しく求め始めた。
 もうオレの中に、あのモヤモヤ感は存在しない。

「俺以外に、こんな姿を見せてないだろうな」
「アキだけだ」

 そう、全ての愛しい感情を抱いたのは、アキ唯一人。
 誰も知らない、オレの本当の心も体も知っているのは、アキ唯一人。
 初めて愛した人がアキで、本当に良かった。
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