21 / 27
21話 ギルドで孤児院のことを話す
しおりを挟む
そうして、僕達は鋼の心の皆さんと一緒に街に戻ったのだが僕達が魔物の買取をお願いしにギルドに向かうと言ったら鋼の心の皆さんもついてきているようだ。
ギルドについて、いつもの受付に向かったらアイランさんが笑顔で迎えてくれた。
「皆さん、お疲れ様です。それに、鋼の心スティールハートの皆さんも一緒だったんですね。」
「ああ、危ないところをショウに助けられてな。」
「そうなんですか。それで、ショウさん達は魔物の買取ですよね。」
「はい、お願いします。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そうして、また倉庫に連れてきてくれた。鋼の心の皆さんも、僕達が何の魔物を倒したのかが興味があるらしく見たいと言ってきたのでついてきた。
「おう、兄ちゃんじゃねえか今回は何を持ってきてくれたんだ。」
まず、声をかけてくれたのはガンドンさんだ。
「じゃあ、少しずつ出しますね。」
そう言ってまずは、ボーアボアを出していった。
「おう、これはボーアボアだな。」
「はい、ボーアボアが12匹ですね。」
そう言って1匹1匹出しながら答えていると。
「え、12匹ーー」
「私達に会う前からそんなに倒していたんですね。」
鋼の心の皆さんも驚いていた。そして次はオーク達を出していった。
「オークを43匹とハイオークが7匹そして、ジェネラルオークが1匹ですね。」
「兄ちゃん達オークの集団に会ったのか?」
「いえ、俺達が先に出会い逃げた先にショウ達がいて助けてもらった。」
僕が話そうと思ったのだが、ラズインさんが事情を説明してくれた。
「兄ちゃん本当か?」
「はい、偶然ですけど助けれて本当に良かったです。」
「そ、そうかそれにしてもこの数は凄いな。しかも、ジェネラルオークなんてこの近くには普通はいないからな久々に見た。」
やはり、ジェネラルオークは強い魔物らしいシャニには、本当に感謝しかないな。
後は、解体をしてもらい買取してもらわなければいけないのだがどのくらいだろうか。
「あの、これってどのくらいで解体が終わって買取してもらえますか。」
「うーん、そうだな他の魔物も解体しなければならないからな。3日は欲しいな。」
3日か、それでは時間に間に合わない。僕は、無理に言ってガンドンさんにお願いしてみた。
「あの、もう少し早くしてもらうことって可能ですか?」
「あ、何か事情があるのか兄ちゃん。」
あまり、騒ぎ大きくしたくないのだが事情を話さないと多分早く解体してもらえないだろう。
どうせ、後で話すつもりだったしここにはあまり人がいないので僕は、事情を話すことにした。
そうして僕は、アイランさんとガンドンさん鋼の心の皆さんに孤児院のことについて話をした。
「そんなことがあったのですか。」
「なるほどな、兄ちゃん達はそれで早くし解体してくれって事か今回は特別だ。明日の夕方には終わらせるからその時間に取りに来い。」
「はい、ありがとうございます。」
「ショウ俺達にも手伝いはできないか?」
「いいんですか、それでは当日に一緒に来てくれませんか。」
「ああ、分かった。」
アイランさんは、心配そうに言った。ガンドンさんは、事情が事情なので解体を早くしてくれるようだ。
そうして、鋼の心の皆さんは手伝いをしたいと言ってきてくれた。
皆心配をしてくれて、すごくありがたい。
「あと、あまり騒ぎを大きくしたくないのでこの事は内密にしてください。」
「貴族が相手だからな、分かった。ギルドマスターにも話しておくが他には言わないようにする。」
「ありがとうございます。」
ガンドンさんが、そう言い他の皆さんも頷いてくれた。
「そういえば、兄ちゃん貴族相手にどうするつもりだ。」
「確かに、ショウさん何か考えがあるのですか?」
僕は、貴族相手にどうするかを前から考えていた事を話すことにした。
「相手は貴族で他の国のそして男爵という事なのですが、一応考えがあります。前にあった騎士のハール様やルイド様に来てもらうことにしようと思ってます。」
そう、前に会った時に何かあったらここに来てくれと紙がいつの間にかポケットに入っていた。
本当は、他の人に迷惑をかけたくないのだが騎士であるハール様は伯爵家の次男でルイド様は子爵家の三男ということも紙に書いてあったので男爵より当然上なので頼ることにした。
「なるほど、前に会った騎士様ですか。ですが、それでは証拠をつかめないのではないですか。」
シャニの言う通り最初から表に出ていたら言葉を変えるだろう。
「うん、だから最初は鋼の心の皆さんと一緒に隠れてもらう。そして、裏が出てきたらすぐに出てきてもらう。」
「なるほどな、それなら証拠をつかんだ上に暴れても大丈夫ということか。だが、その騎士には会えるのか?」
「それは、大丈夫です。」
「そうか、なら一応言っとくが気をつけろよ兄ちゃん達。」
「はい、ありがとうございます。」
そうして、僕が改めて考えていた作戦を話し終えて外に出ようとしたがアイランさんに話しかけられた。
「ショウさん、私だけ役に立てず申し訳ないです。」
「何を言ってるんですか。アイランさんがビラの森を教えてくれなければこの作戦は考えられなかったんですよ。だからアイランさんには、すごく感謝しています。」
これは、本当の事だ。ガンドンさんは、金貨100枚は余裕で越えられると言っていたので、約束のお金を払えるので多分その貴族は、また別の嘘を言い裏を見ることが出来るだろう。
だから、本当に感謝をしている。
「そ、そうですか。ありがとうございます。それでは、本当に皆さん気をつけてください。」
「「はい」」
「「うん」」
そうして、アイランさんは頭を下げてくれた。僕達も頷いて答えた。
今度こそ僕達は、本当に外に出た。
「とりあえず、今日は疲れたし帰ろうか。」
「そうですね。」
「「はーい」」
ちょうど夕方ぐらいになったので僕達は、宿に帰ることにした。
ギルドについて、いつもの受付に向かったらアイランさんが笑顔で迎えてくれた。
「皆さん、お疲れ様です。それに、鋼の心スティールハートの皆さんも一緒だったんですね。」
「ああ、危ないところをショウに助けられてな。」
「そうなんですか。それで、ショウさん達は魔物の買取ですよね。」
「はい、お願いします。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そうして、また倉庫に連れてきてくれた。鋼の心の皆さんも、僕達が何の魔物を倒したのかが興味があるらしく見たいと言ってきたのでついてきた。
「おう、兄ちゃんじゃねえか今回は何を持ってきてくれたんだ。」
まず、声をかけてくれたのはガンドンさんだ。
「じゃあ、少しずつ出しますね。」
そう言ってまずは、ボーアボアを出していった。
「おう、これはボーアボアだな。」
「はい、ボーアボアが12匹ですね。」
そう言って1匹1匹出しながら答えていると。
「え、12匹ーー」
「私達に会う前からそんなに倒していたんですね。」
鋼の心の皆さんも驚いていた。そして次はオーク達を出していった。
「オークを43匹とハイオークが7匹そして、ジェネラルオークが1匹ですね。」
「兄ちゃん達オークの集団に会ったのか?」
「いえ、俺達が先に出会い逃げた先にショウ達がいて助けてもらった。」
僕が話そうと思ったのだが、ラズインさんが事情を説明してくれた。
「兄ちゃん本当か?」
「はい、偶然ですけど助けれて本当に良かったです。」
「そ、そうかそれにしてもこの数は凄いな。しかも、ジェネラルオークなんてこの近くには普通はいないからな久々に見た。」
やはり、ジェネラルオークは強い魔物らしいシャニには、本当に感謝しかないな。
後は、解体をしてもらい買取してもらわなければいけないのだがどのくらいだろうか。
「あの、これってどのくらいで解体が終わって買取してもらえますか。」
「うーん、そうだな他の魔物も解体しなければならないからな。3日は欲しいな。」
3日か、それでは時間に間に合わない。僕は、無理に言ってガンドンさんにお願いしてみた。
「あの、もう少し早くしてもらうことって可能ですか?」
「あ、何か事情があるのか兄ちゃん。」
あまり、騒ぎ大きくしたくないのだが事情を話さないと多分早く解体してもらえないだろう。
どうせ、後で話すつもりだったしここにはあまり人がいないので僕は、事情を話すことにした。
そうして僕は、アイランさんとガンドンさん鋼の心の皆さんに孤児院のことについて話をした。
「そんなことがあったのですか。」
「なるほどな、兄ちゃん達はそれで早くし解体してくれって事か今回は特別だ。明日の夕方には終わらせるからその時間に取りに来い。」
「はい、ありがとうございます。」
「ショウ俺達にも手伝いはできないか?」
「いいんですか、それでは当日に一緒に来てくれませんか。」
「ああ、分かった。」
アイランさんは、心配そうに言った。ガンドンさんは、事情が事情なので解体を早くしてくれるようだ。
そうして、鋼の心の皆さんは手伝いをしたいと言ってきてくれた。
皆心配をしてくれて、すごくありがたい。
「あと、あまり騒ぎを大きくしたくないのでこの事は内密にしてください。」
「貴族が相手だからな、分かった。ギルドマスターにも話しておくが他には言わないようにする。」
「ありがとうございます。」
ガンドンさんが、そう言い他の皆さんも頷いてくれた。
「そういえば、兄ちゃん貴族相手にどうするつもりだ。」
「確かに、ショウさん何か考えがあるのですか?」
僕は、貴族相手にどうするかを前から考えていた事を話すことにした。
「相手は貴族で他の国のそして男爵という事なのですが、一応考えがあります。前にあった騎士のハール様やルイド様に来てもらうことにしようと思ってます。」
そう、前に会った時に何かあったらここに来てくれと紙がいつの間にかポケットに入っていた。
本当は、他の人に迷惑をかけたくないのだが騎士であるハール様は伯爵家の次男でルイド様は子爵家の三男ということも紙に書いてあったので男爵より当然上なので頼ることにした。
「なるほど、前に会った騎士様ですか。ですが、それでは証拠をつかめないのではないですか。」
シャニの言う通り最初から表に出ていたら言葉を変えるだろう。
「うん、だから最初は鋼の心の皆さんと一緒に隠れてもらう。そして、裏が出てきたらすぐに出てきてもらう。」
「なるほどな、それなら証拠をつかんだ上に暴れても大丈夫ということか。だが、その騎士には会えるのか?」
「それは、大丈夫です。」
「そうか、なら一応言っとくが気をつけろよ兄ちゃん達。」
「はい、ありがとうございます。」
そうして、僕が改めて考えていた作戦を話し終えて外に出ようとしたがアイランさんに話しかけられた。
「ショウさん、私だけ役に立てず申し訳ないです。」
「何を言ってるんですか。アイランさんがビラの森を教えてくれなければこの作戦は考えられなかったんですよ。だからアイランさんには、すごく感謝しています。」
これは、本当の事だ。ガンドンさんは、金貨100枚は余裕で越えられると言っていたので、約束のお金を払えるので多分その貴族は、また別の嘘を言い裏を見ることが出来るだろう。
だから、本当に感謝をしている。
「そ、そうですか。ありがとうございます。それでは、本当に皆さん気をつけてください。」
「「はい」」
「「うん」」
そうして、アイランさんは頭を下げてくれた。僕達も頷いて答えた。
今度こそ僕達は、本当に外に出た。
「とりあえず、今日は疲れたし帰ろうか。」
「そうですね。」
「「はーい」」
ちょうど夕方ぐらいになったので僕達は、宿に帰ることにした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる