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第1章~邂逅~
告白
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昨日学年のマドンナ的存在である倍部美結から手淫部という謎の部活動に勧誘されたことなどすっかり忘れ、増田部翔は男子トイレで授業中の自分磨きに取り組んでいた。いつも通りゴールインを迎えると、後片付けを済ませてトイレの個室のドアを開ける。すると、
「今日もお勤めご苦労様」
ドアの向こうに立っていたのは倍部である。
「昨日の話覚えてる?部活に入ってくれるかどうかの返事まだもらってないんだけど」
「ああ、すまん。すっかり忘れてたわ」
昨日と同じ状況だ。
「普通の人がこれを見たらどこからつっこめばいいのか見当もつかないだろうな。おっとつっこむっていうのは下ネタじゃないから安心してくれ」
女子を前にして口が滑り、下品なことを言ってしまった。
「す、すまん!そういうつもりじゃないんだ!」
「別に気にしてないから大丈夫。ところで返事はどうなの?」
「いやぁ、実はあんまり部活に興味なくて」
倍部を傷つけてしまわないようにできるだけ気を使って断ろうとする。
「そう。ところで増田部君に伝えたいことがあるの」
倍部は少し言いづらそうにしてこちらの様子を上目使いでうかがっている。
「え?伝えたいこと?」
(なんだこの展開!?もしかして告白されるのか俺??)
「その、ええと」
いまだに言葉にする決心ができないようでスカートのすそをつまんでもじもじしている。こちらから何か言うこともできず無言の時間が少し続いた。しかし突然倍部は意を決して口を開いた。
「あなた授業中にオ〇ニーをしてることバレてるって知ってる?」
まさかの質問に驚きが隠せない。増田部を気付つけてしまうかもしれないということからこの質問をためらっていたようだ。
「え?嘘だろ?そんなこと誰にも言われたことないぜ」
「だってそもそもあんた友達いないでしょ?だから誰にも言われないの」
「そ、そ、そ、そんなことねえし!」
考えたくもない真実をストレートに言われ、つい口調が強くなってしまう。
「でも安心して。全員が気付いてるわけではないの。私を含めた一部の人が察知してるだけ。正確に言えば、ほとんどの人には気付かれないようにすることができている」
「気付かれないようにすることができている?どういうことだ?まるで俺の力のおかげで気付かれていないとでも言いたいのか?」
「その通りよ」
「まるで意味が分からんぞ!もっと詳しく教えてくれ」
「これ以上のことは教えられない。あなたが手淫部に入らない限りはね」
「分かった。入るから教えてくれ」
(こんなことをしていのがみんなにバレないためには仕方ない。秘密が分かった後、すぐにやめればいいだろう)
「それじゃあ教えてあげる。あなたは普通の人とは違う。あなたは異性人なの」
「俺が宇宙人だと?笑わせるなよ」
「そうじゃないの。あなたは地球人。異星人じゃなくて異性人なの」
「いや分かりにくいな。星じゃなくて性なのか。でも一体その異性人って何なんだよ?」
「異星人は普通の人が持っていない特殊な性能を使うことができるの」
「つまり超能力者ってことか?」
増田部は自分に思わぬ才能が眠っていることに期待して尋ねる。
「まあ、そういうことね。ただしその性能はすべて性欲に関連したものになっている」
「はあああああああああ。なんだよそれ!」
「今日もお勤めご苦労様」
ドアの向こうに立っていたのは倍部である。
「昨日の話覚えてる?部活に入ってくれるかどうかの返事まだもらってないんだけど」
「ああ、すまん。すっかり忘れてたわ」
昨日と同じ状況だ。
「普通の人がこれを見たらどこからつっこめばいいのか見当もつかないだろうな。おっとつっこむっていうのは下ネタじゃないから安心してくれ」
女子を前にして口が滑り、下品なことを言ってしまった。
「す、すまん!そういうつもりじゃないんだ!」
「別に気にしてないから大丈夫。ところで返事はどうなの?」
「いやぁ、実はあんまり部活に興味なくて」
倍部を傷つけてしまわないようにできるだけ気を使って断ろうとする。
「そう。ところで増田部君に伝えたいことがあるの」
倍部は少し言いづらそうにしてこちらの様子を上目使いでうかがっている。
「え?伝えたいこと?」
(なんだこの展開!?もしかして告白されるのか俺??)
「その、ええと」
いまだに言葉にする決心ができないようでスカートのすそをつまんでもじもじしている。こちらから何か言うこともできず無言の時間が少し続いた。しかし突然倍部は意を決して口を開いた。
「あなた授業中にオ〇ニーをしてることバレてるって知ってる?」
まさかの質問に驚きが隠せない。増田部を気付つけてしまうかもしれないということからこの質問をためらっていたようだ。
「え?嘘だろ?そんなこと誰にも言われたことないぜ」
「だってそもそもあんた友達いないでしょ?だから誰にも言われないの」
「そ、そ、そ、そんなことねえし!」
考えたくもない真実をストレートに言われ、つい口調が強くなってしまう。
「でも安心して。全員が気付いてるわけではないの。私を含めた一部の人が察知してるだけ。正確に言えば、ほとんどの人には気付かれないようにすることができている」
「気付かれないようにすることができている?どういうことだ?まるで俺の力のおかげで気付かれていないとでも言いたいのか?」
「その通りよ」
「まるで意味が分からんぞ!もっと詳しく教えてくれ」
「これ以上のことは教えられない。あなたが手淫部に入らない限りはね」
「分かった。入るから教えてくれ」
(こんなことをしていのがみんなにバレないためには仕方ない。秘密が分かった後、すぐにやめればいいだろう)
「それじゃあ教えてあげる。あなたは普通の人とは違う。あなたは異性人なの」
「俺が宇宙人だと?笑わせるなよ」
「そうじゃないの。あなたは地球人。異星人じゃなくて異性人なの」
「いや分かりにくいな。星じゃなくて性なのか。でも一体その異性人って何なんだよ?」
「異星人は普通の人が持っていない特殊な性能を使うことができるの」
「つまり超能力者ってことか?」
増田部は自分に思わぬ才能が眠っていることに期待して尋ねる。
「まあ、そういうことね。ただしその性能はすべて性欲に関連したものになっている」
「はあああああああああ。なんだよそれ!」
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