異世界露出少女

江呂川蘭子

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7話

陰核天魔教

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 ジキは、意識を無くした未来の横で浅い眠りに落ちていた。
 突然大きな振動と爆音で彼女の眠りは妨げられる。ホテルの窓から街を見下ろすと、あちこちで火の手が上がっていた。
「未来、起きろ街が燃えている」ジキは、よく眠っている未来を起こす。
 未来は、目を開けるが、またすぐに眠ってしまった。
 街の中から、とてつもない魔力を感じる。
 ジキたちの部屋を激しくノックする音が聞こえる。
 ジキは、少し用心しながら、部屋の扉を開けた。そこにはダークエルフのデヴァインがいた。
「魔動騎士の襲撃です。急いでリースクリートを目覚めさせる必要があります。この部屋で儀式を行います」とデヴァインは部屋に入ると、床に魔法陣を書き上げた。
 ジキは、その魔法陣の中に未来を寝かせた。
「これで、いいか」ジキは、デヴァインにたずねると、彼女は頷き呪文を詠唱し始める。
 デヴァインは、胸元から短剣をだし、魔法陣の隅に置く。
 その短剣こそが、宝剣エドヴァルドムンクであった。
 宝剣エドヴァルドムンクと、未来の身体は呼び合うように淡い黄金色の光を放ちはじめる。
 次の瞬間に魔法陣は、眩い光に包まれ未来は、立ち上がっていた。
「これで、私の役目は終わりました。この街には陰核天魔教の教会がございます。ご自由にお使いください。場所は英雄リースクリートが知っておられます。御武運を」デヴァインは、そう言うと光となって消えてしまった。
「ジキ様、わたしはバンディガーブ騎士団の魔動騎士を倒して参ります。」英雄リースクリートとして目覚めた未来が言った。
 彼女の黒かった瞳は金色に変わり、セーラー服は身体にフィットした露出度の高い白いレースのシースルー衣装と変わり、腰には長い日本刀を差していた。
 ホテルの窓が割れ、銃弾が降り注ぐ。
「目覚めよ、エドヴァルドムンク」リースクリートは、日本刀を鞘から抜くと、凄まじい数の銃弾を全て切り刻み、足下に真っ二つに切られた弾丸の山を作った。
 弾丸に吹き飛ばされた壁から見える空中には、バンディガーブ騎士団の魔動騎士が飛びながら、こちらに向かって来るのだった。
 魔動騎士は五機いた。その中の一機の肩には大型のバルカン砲が装着されていた。
「これでは、ホテルが無茶苦茶にされてしまいます」とリースクリートは悔しそうに言うと、空中に飛び上がり宝剣エドヴァルドムンクで、バルカン砲の砲身を切ると、六メートル近い魔動騎士を操縦者ごと縦真っ二つに切り裂いた。
 地上に墜落しようとする魔動騎士を踏み台に、空中の魔動騎士を次から次へと叩き斬っていった。
 魔動騎士の操縦者は、機械といっしょに切り刻まれるしかなかった。
 リースクリートが着地すると、勝ち目はないと気づいた最後の魔動騎士は、リースクリートに背を向けて逃げ出すのだった。
 破壊されたホテルの部屋から、ジキも地上に降りて、リースクリートの横に立った。
「未来、素晴らしい力を手に入れたな。アタシたち三人の力を合わせても、お前には敵わないだろう」とジキは言った。
「わたしに、こんな力が眠っていたなんて、信じられません。この世界のために役立てたいと思います」未来は刀を鞘に戻すと謙虚に言った。
「しかし、宝剣エドヴァルドムンクとは珍しい剣だな。アタシははじめて見たよ」
「宝剣エドヴァルドムンクは、持つ者によって姿を変えるようです。この剣は、わたしの生まれた地上の国で古来サムライが使っていたモノにそっくりでございます」リースクリートは、日本刀の柄を天にかざし変身を解き未来は、セーラー服姿に戻り、瞳の色も金色から漆黒へと変わる。
 離れて見ていた、ソフィアとキャンディが、未来とジキの側に駆け寄って来た。
「未来さん、すごかったです。これで、わたくしたちは無敵ですね」とソフィアは未来に微笑みかけるのだった。
 その、横で面白くなさそうに横目で、未来を睨みつけるキャンディだった。
「未来、陰核天魔教の教会の場所は、わかるか?」ジキが言うと、未来は頷いて一行を先導するのだった。
 教会は、街の外れの海岸の近くにあった。随分と古い建物ではあったが、綺麗に掃除されており、塵ひとつ落ちていなかった。
「きっと、デヴァインが今までずっと、護ってくれていたのだろう」ジキが言うと、
「これからは、わたしが引き継がなければ」と未来は、真摯に受け止めていた。
「未来のクセに生意気なんだにょお」とキャンディは、後ろから未来に飛び蹴りを喰らわせ、膝と手をついて前のめりに倒れた。
「やめてよ狂子ちゃん……」と悲しそうな声を出す未来の淫部だけに穴の空いている卑猥なショーツから、丸見えになったアナルにズボリと自分の拳を挿入した。
「お願い、やめてやめて教会で酷いことはしないで」未来は、心からやめて欲しいと願いながら淫乱の性が顔を出し淫部を熱く塗らせるのだった。
「キャンディやめろ」とジキが強く言うと、
「そうですよ、これからは未来ちゃんを教祖様として敬い、大切にしなければなりませんよ。」ソフィアにも言われる。
「面白くにゃい!」と言いながら、キャンディは勢いよく未来の尻穴から拳を抜く。
 未来は、ぶるぶると震えながら快感の波が去るのを待ちながら、尿意を堪え真っ赤な顔で立ち上がる。
「わたしから、皆さんに渡すものがあるんです」そう言いながら、未来は何処からともなくネックレスを取り出した。
「炎の天空龍クリートドラゴンの証を魔王ジークフロイドにお渡しします」と言いながら赤い宝石のついたネックレスをジキの首にかける。
「氷雪の魔犬クリートフェンリルの証をマジックエルフ ソフィア・バタイユにお渡しします」とクリスタルのついたネックレスをソフィアに、
「深海の悪魔クリートクラーケンの証を勇者キャンディ村雨にお渡しします」と青い宝石のついたネックレスをキャンディに、
「そして、わたしの首にかかっているドドメ色の宝石が、全能の母クリートリースの証です。ジキ様がドラゴンを召喚しながら、ジキ様ソフィア様狂子ちゃんで合体すると魔動騎士クリートドラゴンが、現れ三人が魔導力となり、わたしが操縦席に座り動かすことになります。フェンリルの場合はソフィア様が召喚し合体、クラーケンの場合は狂子ちゃんが召喚合体、申し訳ございませんが操縦者はすべて、わたしになりまして四人が揃わなければ、わたしたちの魔動騎士は動かないのです。ただ、三体の魔動騎士は魔獣王を倒すために創られたものなので滅多に使う事はないと思いますが、その時はよろしくお願いいたします。皆さんでネックレスの宝石を握って目を閉じれば魔動騎士の姿が現れます」未来が、そう言うと四人は、宝石を握り締めて瞳を閉じた。
 クリートドラゴンは、炎を吐く真っ赤なドラゴン。
 クリートフェンリルは大地を高速で駆ける銀色の狼。
 クリートクラーケンは、深海へ敵を引き摺り込む青い巨大イカ。
「なんで、アアシだけイカにゃの?」キャンディが不機嫌に未来に近づく。
「でも、これもはじめから決まってたんだもの……お姉ちゃんには、どうすることもできないの怒らないで」と未来は泣きそうになりながら言った。
「にゃら、罰ゲームとして未来ちゃんのお尻にカボチャを突っ込んでやるにゃ」キャンディは残酷に笑う。キャンディは未来にだけは究極のサディストになるのであった。
「無理よ!お願いだから許してちょうだい」と未来は涙を浮かべ懇願する。
「そんなことが出来るのは、尻を魔力で魔尻に改造されたキャンディだけだ」と言いながらキャンディのアナルに手を突っ込んで別空間から、一頭の牛を引っ張り出すジキだった。
「やめへえええええ、痛い痛い!!本当に痛いんだからアアアアア」牛が出る頃にはキャンディは失神していた。
「未来、お前は英雄リースクリートの意志を受け付いたのだ。キャンディに頭を下げずともよい」とジキが笑う。
「幼い頃から、主従関係が出来ておりまして、わたしは狂子ちゃんに虐められるのに、変な悦びを感じてしまうのです」と未来は、恥ずかしそうに股間を押さえて、モジモジするのだった。
「重症ですね」と言ってソフィアが笑った。
「そうでした。皆さんにも教会の奥の部屋にある住居部分のタンスに、皆さんのセーラー服があるので着替えてください。陰核天魔教としての活動もしなければなりません」そう言いながら頬を真っ赤にする未来であった。
「たしか、陰核天魔教の教祖は、信者に自分のクリを見せて、舐めさせるんだったな。信者と外出時に出会ったりしたら、屋外でもやらなきゃいけないんだよな」とジキがいう。
「しかも、女性しか入信できないのです」未来が、野外で辱めを受ける妄想で、軽く数回イってしまっていた。
「まさに、未来ちゃんの為にある宗教ですね」とソフィアはイヤラしい笑みを浮かべる。
「そうです。わたくしお伺いしたい事があるんです。陰核天魔教は、わたくしのようなフタナリは受け入れていただけるのですか。」ソフィアは、不安そうに未来に聞いた。
「フタナリは、女性よりも歓迎され教祖は、フタナリの信者の欲望を満たす為なら、どんなことでもしなければならないと言う教えがございます」未来が言い終わる前に、ソフィアは大きなペニスカバーを外し、
「では、いますぐ舐めてください」とソフィアはギンギンにイキリ立った巨大なフタナリペニスを、未来の鼻先に突きつける。
 未来は、はぁはぁと息を荒げてソフィアの巨根に舌を這わせるのだった。
 未来の夜は、当分開けそうもないとジキは思い、倒れているキャンディを牛に乗せて散歩に出かける事にした。
 漁港も近くて魚が美味しそうだとジキは、牛を散歩させながら思った。
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