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初登校
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今日は花倉高校への初めての登校日だ。
アパートから高校までは徒歩で十分ほど。朝の弱い僕にとって、この近さはとても助かる。歩いて体を動かしているうちに、だんだん目も覚めてくるし。
アパートの周りは静かな住宅街で、通学路には僕以外にも花倉の制服を来た生徒が何人か歩いている。
通勤通学ラッシュに飲まれずに済むのが徒歩圏内の最大の特権だ。中学の頃はアパートから学校までだいぶ距離があったため、学校の近くまでバスを利用していた。席に座れるときはいいけれど、立ちっぱなしのときは、学校に着くまでにも結構疲れてしまったものだ。
席についたらついたで、今度は寝過ごさないように注意しなければならない。バスの揺れってやつはどうしてああも眠気を誘うのだろうか。乗り過ごして遅刻したことも一度や二度ではなかった。
それにしても、この道を姉貴も三年間毎日通っていたのだろうか――そう思うと、目に映る風景全てが感慨深い。
通学路沿いには昨日ステーキを食べたファミレスがあった。朝食(昨夜の廃棄の残り)はちゃんと食べてきたはずなのに、昨日のステーキの味を思い出して、また空腹感が湧いてきてしまいそうだ。でも、あんな贅沢な肉はそうそう食べられるものじゃない。それに、ああいうのってたまに食べるから美味しいんじゃないか。僕は唾液を飲み込みながら、足早にファミレスの前を通り過ぎた。
僕のクラスは一年A組。教室には既に大勢の女子生徒がいた。
A組の男子は、なんと二人だけ。そして、花倉高校は一学年六クラスだ。新入生二百人強のうち男子は十五人しかいなくて、それを六クラスに均等に分けるのだから、一クラスあたり二、三人になってしまう。小学生でも解ける、簡単な数学の問題だ。
僕の席は窓際の一番後ろで、その前がもう一人の男子の席。彼は既に席について、僕を待っていた。
「よう、今川」
僕は、昨日入学式の後に行われたホームルームの記憶を辿る。
彼の名前は武田信勝。身長は僕より小さいのに体重は倍以上ありそうな体格をしている。坊主頭にギロリとした一重の目。ドスのきいたダミ声で、ジャイアンが身長だけそのままで高校生になったらこんな風になるのかな、という感じ。ただ、ガキ大将的な威厳のようなものは全くない。
昨日初めて会ったばかりなのにもう呼び捨てか、とは思ったけれど、距離感は人それぞれだし、これぐらいは慣れっこだ。
「ああ、武田くん、おはよう」
「このクラスの男子は俺たちだけだ。仲良くやろうぜ、今川」
「う、うん、よろしく、武田……くん」
「武田でいいぜ。ところでな」
着席するなり、武田は僕の肩に腕を回して、ぐいっと顔を寄せてきた。
「今川、お前めちゃくちゃ美人の姉ちゃんがいるらしいじゃねえか」
「ま、まあ、確かに姉貴はいるよ」
「見せてみろよ。スマホに入ってんだろ? 画像」
知り合って最初に交わす会話がそれか?
率直に言って、僕は不愉快だった。彼に限らず、男子から姉貴の話題を振られてあまりいい気持ちはしない。でも、なるべくそれを表情に出さないよう注意しながら答える。
「いや、ごめん。僕、スマホじゃないんだ。古いガラケーなんだよ。それに、写真もあんまり持ってなくて」
すると武田は、わざと周りに聞こえるようにしたとしか思えないような大声で言った。
「ええええ? マジで? お前ガラケーなの? うっわ、マジかよ……はっはっは、すまんすまん、そりゃ悪いこと聞いちまったな」
うわあ、嫌な奴だなこいつ……とドン引きしていると、口を真一文字に結んだ、厳しい表情の女子が一人、つかつかとこちらに歩いてきた。あれは確か……。
「ちょっと武田くん、今川くんはご両親を亡くしてお姉さんと二人暮らしなんだよ? だからお金がなくて、ずっとガラケーを使ってるの。いや、事情を知ってたにせよ知らないにせよ、今川くんがガラケー使ってて何か武田くんに迷惑かかるの? そんなひどいこと言って心が痛まないわけ?」
周りの女子たちの視線が一斉に武田の全身に突き刺さる。
ねめつけるような視線の集中放火を浴びた武田は、その場のプレッシャーに負けて、巨体を少しのけぞらせた。
「……そそ、そうだったのか……いや、わりいな、今川、そんなこととは知らず……」
慌てて弁解する武田を尻目に、武田をやりこめた女子が僕の机の傍までやってきて、右手を差し出した。
「昨日はあまりお話できなかったから、改めて。はじめまして、私は福島麻美。姉が今川先輩……あなたのお姉さんにとてもお世話になったそうね。昨日姉が今川くんのお姉さんに挨拶したとき、君もその場にいたと聞いたけど」
「福島……ああ、もしかして、あの時の……」
僕は慌てて昨日の記憶を引っ張り出した。姉貴と一緒にいた時、最初に駆け寄ってきた二人の女子高生。たしか、姉貴はその二人を福島、天野と呼んでいたはず。
「じゃあ福島さんは、昨日の福島さんの妹さん?」
福島麻美は頷いた。
「そう。あなたのことは、姉から聞かされています。だから、弟の葉太郎くんと同じクラスになったと伝えたら、色々助けてあげなさいって言われたの。よろしくね」
なるほど。新学期初日早々、姉貴に助けられたというわけか……。僕は差し出された右手をそっと握り返す。
「こちらこそ、よろしく」
福島さんは、前髪ぱっつんのセミロングで、笑ったときにできるえくぼがチャーミング。言葉遣いもしっかりしているし、大人っぽくて頼りがいがありそうだ。学級委員とかやりそうなタイプ。
福島さんに続いて、隣の席の女子も話しかけてきた。
「あの、わたし、朝比奈桃香って言います。これから宜しく……」
朝比奈さんは、体が小さくて顔立ちも幼く、中学生、いや小学生でも通用しそうな雰囲気だ。髪は高めのツインテールで、名前と同じ、桃色の髪飾りをつけている。細いフレームの丸眼鏡が顔立ちの幼さを若干和らげて、どうにか高校生らしい容貌を保っているという感じだろうか。話し方はボソボソしているが、声はまるで声優みたいに高くて(アニメ声っていうのかな)とてもかわいらしい。
「あ~あ、あたしも、あたしも」
朝比奈さんの言葉を遮るように割り込んできたのは、ショートカットでやや色黒、少しキツネ目の女の子。そのキビキビとした動きとハキハキとした口調から、なんとなく体育会系っぽい快活な印象を受ける。
「あたしは、岡部紗季。よろしく!」
福島さんと同じように、彼女も右手を差し出した。
「あ、い、今川葉太郎です……よ、よろしく……」
握手に応じると、岡部さんはにんまりと相好を崩した。笑うと糸目になるタイプらしい。
「今川くんって、めっちゃかわいい顔してるね」
「……え? そうなのかな……」
ご存じのとおり、それは僕にとってコンプレックスを刺激される言葉の一つだった。きっと彼女は褒めているつもりのはずだし、決して悪気はないんだろうけど……。でも、ここは一応喜んで見せるべきなのだろう。僕は慣れない作り笑いを、それと悟られぬよう顔面に貼り付ける。
「……あ、ありがとう」
「わたしも!」
「じゃあわたしも!」
すると、まるで二人につられたみたいに、次々とクラスの女子たちが集まってきて、握手と自己紹介を済ませていく。僕の机の周りには十人ぐらいの人だかりができて、順番に握手を交わしていった。まるでアイドルの握手会みたいだ。十五年の人生でこんなにチヤホヤされたのは初めて。これも、姉貴の影響力のおかげだろうか。それとも、これがモテ期ってやつ? ……ごめん、ちょっと調子に乗った。
こちらを忌々しげに睨む武田の顔が視界の隅に入る。クラスメイトで唯一の男子だから、できれば仲良くしたいんだけど、果たしてうまくやっていけるだろうか。
それから少しして、担任の女教師が教室に入ってきた。
「ほらほら、席について!」
僕たちA組の担任は太原雪子先生。見た目は三十代ぐらいで、メガネをかけた細身の先生だ。長い黒髪を後ろでまとめ、グレーのスーツをビシッと着こなして、新しい生徒を前に少し緊張しているのか、固い表情を崩さない。
こうして、新生活最初の一日が始まった。
アパートから高校までは徒歩で十分ほど。朝の弱い僕にとって、この近さはとても助かる。歩いて体を動かしているうちに、だんだん目も覚めてくるし。
アパートの周りは静かな住宅街で、通学路には僕以外にも花倉の制服を来た生徒が何人か歩いている。
通勤通学ラッシュに飲まれずに済むのが徒歩圏内の最大の特権だ。中学の頃はアパートから学校までだいぶ距離があったため、学校の近くまでバスを利用していた。席に座れるときはいいけれど、立ちっぱなしのときは、学校に着くまでにも結構疲れてしまったものだ。
席についたらついたで、今度は寝過ごさないように注意しなければならない。バスの揺れってやつはどうしてああも眠気を誘うのだろうか。乗り過ごして遅刻したことも一度や二度ではなかった。
それにしても、この道を姉貴も三年間毎日通っていたのだろうか――そう思うと、目に映る風景全てが感慨深い。
通学路沿いには昨日ステーキを食べたファミレスがあった。朝食(昨夜の廃棄の残り)はちゃんと食べてきたはずなのに、昨日のステーキの味を思い出して、また空腹感が湧いてきてしまいそうだ。でも、あんな贅沢な肉はそうそう食べられるものじゃない。それに、ああいうのってたまに食べるから美味しいんじゃないか。僕は唾液を飲み込みながら、足早にファミレスの前を通り過ぎた。
僕のクラスは一年A組。教室には既に大勢の女子生徒がいた。
A組の男子は、なんと二人だけ。そして、花倉高校は一学年六クラスだ。新入生二百人強のうち男子は十五人しかいなくて、それを六クラスに均等に分けるのだから、一クラスあたり二、三人になってしまう。小学生でも解ける、簡単な数学の問題だ。
僕の席は窓際の一番後ろで、その前がもう一人の男子の席。彼は既に席について、僕を待っていた。
「よう、今川」
僕は、昨日入学式の後に行われたホームルームの記憶を辿る。
彼の名前は武田信勝。身長は僕より小さいのに体重は倍以上ありそうな体格をしている。坊主頭にギロリとした一重の目。ドスのきいたダミ声で、ジャイアンが身長だけそのままで高校生になったらこんな風になるのかな、という感じ。ただ、ガキ大将的な威厳のようなものは全くない。
昨日初めて会ったばかりなのにもう呼び捨てか、とは思ったけれど、距離感は人それぞれだし、これぐらいは慣れっこだ。
「ああ、武田くん、おはよう」
「このクラスの男子は俺たちだけだ。仲良くやろうぜ、今川」
「う、うん、よろしく、武田……くん」
「武田でいいぜ。ところでな」
着席するなり、武田は僕の肩に腕を回して、ぐいっと顔を寄せてきた。
「今川、お前めちゃくちゃ美人の姉ちゃんがいるらしいじゃねえか」
「ま、まあ、確かに姉貴はいるよ」
「見せてみろよ。スマホに入ってんだろ? 画像」
知り合って最初に交わす会話がそれか?
率直に言って、僕は不愉快だった。彼に限らず、男子から姉貴の話題を振られてあまりいい気持ちはしない。でも、なるべくそれを表情に出さないよう注意しながら答える。
「いや、ごめん。僕、スマホじゃないんだ。古いガラケーなんだよ。それに、写真もあんまり持ってなくて」
すると武田は、わざと周りに聞こえるようにしたとしか思えないような大声で言った。
「ええええ? マジで? お前ガラケーなの? うっわ、マジかよ……はっはっは、すまんすまん、そりゃ悪いこと聞いちまったな」
うわあ、嫌な奴だなこいつ……とドン引きしていると、口を真一文字に結んだ、厳しい表情の女子が一人、つかつかとこちらに歩いてきた。あれは確か……。
「ちょっと武田くん、今川くんはご両親を亡くしてお姉さんと二人暮らしなんだよ? だからお金がなくて、ずっとガラケーを使ってるの。いや、事情を知ってたにせよ知らないにせよ、今川くんがガラケー使ってて何か武田くんに迷惑かかるの? そんなひどいこと言って心が痛まないわけ?」
周りの女子たちの視線が一斉に武田の全身に突き刺さる。
ねめつけるような視線の集中放火を浴びた武田は、その場のプレッシャーに負けて、巨体を少しのけぞらせた。
「……そそ、そうだったのか……いや、わりいな、今川、そんなこととは知らず……」
慌てて弁解する武田を尻目に、武田をやりこめた女子が僕の机の傍までやってきて、右手を差し出した。
「昨日はあまりお話できなかったから、改めて。はじめまして、私は福島麻美。姉が今川先輩……あなたのお姉さんにとてもお世話になったそうね。昨日姉が今川くんのお姉さんに挨拶したとき、君もその場にいたと聞いたけど」
「福島……ああ、もしかして、あの時の……」
僕は慌てて昨日の記憶を引っ張り出した。姉貴と一緒にいた時、最初に駆け寄ってきた二人の女子高生。たしか、姉貴はその二人を福島、天野と呼んでいたはず。
「じゃあ福島さんは、昨日の福島さんの妹さん?」
福島麻美は頷いた。
「そう。あなたのことは、姉から聞かされています。だから、弟の葉太郎くんと同じクラスになったと伝えたら、色々助けてあげなさいって言われたの。よろしくね」
なるほど。新学期初日早々、姉貴に助けられたというわけか……。僕は差し出された右手をそっと握り返す。
「こちらこそ、よろしく」
福島さんは、前髪ぱっつんのセミロングで、笑ったときにできるえくぼがチャーミング。言葉遣いもしっかりしているし、大人っぽくて頼りがいがありそうだ。学級委員とかやりそうなタイプ。
福島さんに続いて、隣の席の女子も話しかけてきた。
「あの、わたし、朝比奈桃香って言います。これから宜しく……」
朝比奈さんは、体が小さくて顔立ちも幼く、中学生、いや小学生でも通用しそうな雰囲気だ。髪は高めのツインテールで、名前と同じ、桃色の髪飾りをつけている。細いフレームの丸眼鏡が顔立ちの幼さを若干和らげて、どうにか高校生らしい容貌を保っているという感じだろうか。話し方はボソボソしているが、声はまるで声優みたいに高くて(アニメ声っていうのかな)とてもかわいらしい。
「あ~あ、あたしも、あたしも」
朝比奈さんの言葉を遮るように割り込んできたのは、ショートカットでやや色黒、少しキツネ目の女の子。そのキビキビとした動きとハキハキとした口調から、なんとなく体育会系っぽい快活な印象を受ける。
「あたしは、岡部紗季。よろしく!」
福島さんと同じように、彼女も右手を差し出した。
「あ、い、今川葉太郎です……よ、よろしく……」
握手に応じると、岡部さんはにんまりと相好を崩した。笑うと糸目になるタイプらしい。
「今川くんって、めっちゃかわいい顔してるね」
「……え? そうなのかな……」
ご存じのとおり、それは僕にとってコンプレックスを刺激される言葉の一つだった。きっと彼女は褒めているつもりのはずだし、決して悪気はないんだろうけど……。でも、ここは一応喜んで見せるべきなのだろう。僕は慣れない作り笑いを、それと悟られぬよう顔面に貼り付ける。
「……あ、ありがとう」
「わたしも!」
「じゃあわたしも!」
すると、まるで二人につられたみたいに、次々とクラスの女子たちが集まってきて、握手と自己紹介を済ませていく。僕の机の周りには十人ぐらいの人だかりができて、順番に握手を交わしていった。まるでアイドルの握手会みたいだ。十五年の人生でこんなにチヤホヤされたのは初めて。これも、姉貴の影響力のおかげだろうか。それとも、これがモテ期ってやつ? ……ごめん、ちょっと調子に乗った。
こちらを忌々しげに睨む武田の顔が視界の隅に入る。クラスメイトで唯一の男子だから、できれば仲良くしたいんだけど、果たしてうまくやっていけるだろうか。
それから少しして、担任の女教師が教室に入ってきた。
「ほらほら、席について!」
僕たちA組の担任は太原雪子先生。見た目は三十代ぐらいで、メガネをかけた細身の先生だ。長い黒髪を後ろでまとめ、グレーのスーツをビシッと着こなして、新しい生徒を前に少し緊張しているのか、固い表情を崩さない。
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