4 / 5
大聖堂
しおりを挟む
「お姉ちゃん、早く早く!」
着替えを済ませ朝食をとった後、ボクは女の子に腕を捕まれ、走らされていました。
外は寒く、吐く息は白く手も冷えるのですが、女の子にはそんなことは些細なことのようです。まったく、元気なものです。
ボクはというと、まだ眠気が完全には取れていません。ですので、さっきからあくびが止まらないです。
まったく、こんなに広い世界、そんなに急いでどこへ行くというのでしょう?
「さぁ、お姉ちゃんついたよ」
「……ええと?」
そういうと、女の子は止まります。ボクはその勢いで女の子に体をぶつけてしまいました。
ボクは目の前を見てみます。そこには、大きな白い建物が建っていました。頂上付近に大きな……鈴でしょうか?あり、なかなかに神々しい建物です。
「あの……ここは?」
「お姉ちゃん忘れちゃったの?聖歌隊に入るんでしょ」
「聖歌隊?」
それを聞いてもボクの頭の中には疑問しか浮かびません。はて、聖歌隊とは?
「ほら、いくよ、お姉ちゃん!」
「あ、ちょっと」
【聖歌隊】その単語の意味が分からないまま、ボクは女の子に手をひかれ、建物の中に入ることになりました。
大聖堂の中は広く、出かける前に見えた自分のいた建物が丸ごと入りそうです。
左右には横に長い木組みらしい椅子が2つづつ存在しており、床中央には赤い布のようなものが敷かれています。そして一番前の端には黒い箱のような物が置かれています。
壁の上の方には金色の十字架が飾られており、それだけでここが神聖な場所なのだとわかりました。
また、そこらかしこには多くの人たちが、楽しそうに話したりしており、なんともたのしそう。
「え~、コホン」
「え?」
ボクがこの光景に見惚れていると、前にあるドアの方から若いやさしそうな女の人が出てきます。
その瞬間、あたりは一気に静まり返り、全員が女性に視線を向けました。
これから何か始まるんでしょうか?
「え~、今回はこんな大勢集まってくださり、ありがとうございます
それでは、これより聖歌隊の試験を始めさせていただきます」
女性は優しそうな声でそう言い放ちます。ですが、ボクにはその言葉の意味が解かりませんでした。
着替えを済ませ朝食をとった後、ボクは女の子に腕を捕まれ、走らされていました。
外は寒く、吐く息は白く手も冷えるのですが、女の子にはそんなことは些細なことのようです。まったく、元気なものです。
ボクはというと、まだ眠気が完全には取れていません。ですので、さっきからあくびが止まらないです。
まったく、こんなに広い世界、そんなに急いでどこへ行くというのでしょう?
「さぁ、お姉ちゃんついたよ」
「……ええと?」
そういうと、女の子は止まります。ボクはその勢いで女の子に体をぶつけてしまいました。
ボクは目の前を見てみます。そこには、大きな白い建物が建っていました。頂上付近に大きな……鈴でしょうか?あり、なかなかに神々しい建物です。
「あの……ここは?」
「お姉ちゃん忘れちゃったの?聖歌隊に入るんでしょ」
「聖歌隊?」
それを聞いてもボクの頭の中には疑問しか浮かびません。はて、聖歌隊とは?
「ほら、いくよ、お姉ちゃん!」
「あ、ちょっと」
【聖歌隊】その単語の意味が分からないまま、ボクは女の子に手をひかれ、建物の中に入ることになりました。
大聖堂の中は広く、出かける前に見えた自分のいた建物が丸ごと入りそうです。
左右には横に長い木組みらしい椅子が2つづつ存在しており、床中央には赤い布のようなものが敷かれています。そして一番前の端には黒い箱のような物が置かれています。
壁の上の方には金色の十字架が飾られており、それだけでここが神聖な場所なのだとわかりました。
また、そこらかしこには多くの人たちが、楽しそうに話したりしており、なんともたのしそう。
「え~、コホン」
「え?」
ボクがこの光景に見惚れていると、前にあるドアの方から若いやさしそうな女の人が出てきます。
その瞬間、あたりは一気に静まり返り、全員が女性に視線を向けました。
これから何か始まるんでしょうか?
「え~、今回はこんな大勢集まってくださり、ありがとうございます
それでは、これより聖歌隊の試験を始めさせていただきます」
女性は優しそうな声でそう言い放ちます。ですが、ボクにはその言葉の意味が解かりませんでした。
0
あなたにおすすめの小説
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
(完結)嘘つき聖女と呼ばれて
青空一夏
ファンタジー
私、アータムは夢のなかで女神様から祝福を受けたが妹のアスペンも受けたと言う。
両親はアスペンを聖女様だと決めつけて、私を無視した。
妹は私を引き立て役に使うと言い出し両親も賛成して……
ゆるふわ設定ご都合主義です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
辺境地で冷笑され蔑まれ続けた少女は、実は土地の守護者たる聖女でした。~彼女に冷遇を向けた街人たちは、彼女が追放された後破滅を辿る~
銀灰
ファンタジー
陸の孤島、辺境の地にて、人々から魔女と噂される、薄汚れた少女があった。
少女レイラに対する冷遇の様は酷く、街中などを歩けば陰口ばかりではなく、石を投げられることさえあった。理由無き冷遇である。
ボロ小屋に住み、いつも変らぬ質素な生活を営み続けるレイラだったが、ある日彼女は、住処であるそのボロ小屋までも、開発という名目の理不尽で奪われることになる。
陸の孤島――レイラがどこにも行けぬことを知っていた街人たちは彼女にただ冷笑を向けたが、レイラはその後、誰にも知られずその地を去ることになる。
その結果――?
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
繰り返しのその先は
みなせ
ファンタジー
婚約者がある女性をそばに置くようになってから、
私は悪女と呼ばれるようになった。
私が声を上げると、彼女は涙を流す。
そのたびに私の居場所はなくなっていく。
そして、とうとう命を落とした。
そう、死んでしまったはずだった。
なのに死んだと思ったのに、目を覚ます。
婚約が決まったあの日の朝に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる