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~第二章~ 足跡の無い道
第六話
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大会の一週間前、シーデはいつもの場所で絵馬が来るのを待っていた。
大会にエントリーを果たした彼はその事を伝えようと心に決めてそこに居た。
そんな覚悟にも似たような気持ちだったからだろうか、彼は自然と強ばってしまう顔を解す様に深呼吸をしたり、頬を叩いたりしている。
微かな足音が路地の方からこちらに向かってくる。
「エマ様!……」
声をかけようとしたシーデが止まってしまう。
彼の前に現れたのはエマの様でエマじゃないような沈んだ表情をした少女だった。
「どうしたんですか?」
心配になったのかシーデが少し慌てた様子で彼女に駆け寄る。
「……うっ……シーデ」
そんな言葉を呟くと彼女の頬に静かな水滴が流れる。
「エマ様!?落ち着いてください」
かなりの驚愕だったのかシーデはこれ以上ないぐらいに慌てふためいていた。
「シーデがね?」
そう言ってまだ濡れている頬で笑顔を作るエマ。
シーデは彼女の言葉に我に返ったように落ち着きを見せると彼女の肩を支えていつもの木の下に移動し、二人は腰を下ろす。
「それでどうしたんですか?」
改めてと言うようにシーデはエマに質問すると彼女も落ち着いた様子で涙の理由を語り始める。
「実はね……」
エマの言葉が重なり、紡がれていく度にエマの表情は暗く重いものになっていく。
しかし、シーデは彼女の表情が重くなっていくのとは反比例する様にその表情を驚き、次に安堵そして明るいものにしていく。
それもそのはず、この時にエマが泣いていた理由として語ったのは大会についてのものだった。
自分が賞品として対象になっていることを昨日初めて伝えられた事。
そして、その大会にシーデはでないと言っていた事。
それらの事が理由として涙を流していたということだった。
語り終わったのか、また涙を目尻に浮かべ下唇をかむエマ。
「ぷっ……あっはっは」
いきなり笑い始めたシーデにその顔を驚愕の表情にするエマ。
「な、なんで笑うのよ!わ……私はシーデが良かったのに!」
驚愕から怒りに変わり始めたエマにシーデは目を見て微笑む。
「僕も、エマ様がいいです」
「じゃあ、なんで……」
「出るからですよ」
「えっ?」
また表情が驚愕に戻る。
「出るんですよ、その大会に僕も」
驚愕から羞恥に変わる。
「えっ?そうなの?でも、出ないって……」
そして表情は困惑へ。
「最後にエマ様にあった日の翌日に出したんですよ」
「でも、なんで?」
「なんで、ですか……」
少しの間、言うのを躊躇うようにしていたシーデだったがゆっくりと一歩一歩を踏みしめて歩くように言葉を繋げる。
「それはエマ様だからです。貴方を渡したくないからです!」
「えっ……その、シーデ?」
あたふたとし始めるエマにシーデは少し真面目な様子で話し始める。
「僕はエマ様が、その……好きなんです」
「えっ!?……」
羞恥があった表情がさらに赤く染まっていく。
それはシーデも同様で目に見えて分かるくらいに緊張し、彼女と同じ赤い頬になっていた。
「……それで、エマ様……僕は優勝したらあなたが欲しいです。この願い……聞き届けて頂けますか?」
そう言ってエマの目を見るシーデ。
エマはまだ赤い頬に笑みを浮かべながらも少し涙ぐんだ瞳でそんな彼の目を見つめ返す。
「はい!その願い叶えて差し上げます」
いつもとは違う堅い言葉で返事をするがその返事とは逆にいつもの笑顔でシーデの手をとる。
「……ありがとうございます」
そう言って感謝を伝えたシーデはまだ笑みのまま涙を流すエマをそっと抱き寄せた。
抱き合う二人の周りを風が走り、木々が音を立て、近くにいた鳥が鳴き声と共に飛び立つ。
それは二人を祝福する様にも思えた瞬間だった。
エマの顔からはいつからか涙が消えて笑みだけが残っていた。
それから一週間後の大会当日。
僕は今回の会場となる街の中央広場に来ていた。
会場は中央広場か、まぁ大会には丁度いい場所だろ。
結構いるな、これ全部参加者なのかな?
「あの、すみません。ここにいる人って全員参加者ですか?」
僕は近くに居た兵士に話しかける。
「あっはっは、違うよ。ここにロープで作ってある仕切りがあるだろ?これより君側が参加者がいるスペースで反対側が観客のスペースだよ」
「そうなんですか、ありがとうございます。では、なんでこちら側にテーブルがあるんですか?」
「それは始まるの秘密だな」
てことは武術以外の何かがはじめに行われるって事か、少しでも怪我人を減らす対策なのかな。
「ありがとうございます」
「おう!頑張れよ!」
そう言ってくれた気持ちのいい兵士に別れを告げて周りをウロウロとして見る。
中々強そうな人達が多いな、優勝出来るだろうか。
負けるつもりは無いがそんな不安が湧き出てくる。
「ダメだ、エマ様の為にも頑張らないと」
「おっお前も姫狙いか、奇遇だな俺もだ!」
そう言って話しかけて来たのは身なりのいい二十歳位の男性だった。
「やっぱ、いいよなあの姫様」
「そ、そうですね」
何となく困るな、離れよう。
「お互い頑張りましょう、では僕はこれ……「なになに?姫の話?私も混ぜて!」」
僕の言葉を遮って入って来たのは僕より少し年上位の女性だった。
「それで、二人とも姫狙いなの?」
「ああ、そうだ」
「じゃあ、ライバルだね!私もだよ」
「でも、君は女性ではないか」
「そんなの関係ないよ、愛があれば……」
関係ないのか。
「……それもそうだな、愚問だった。許してくれ」
納得するのか。
僕を置いて二人は会話を進めていく、まぁ元々入りたいとも思わないけど。
「君とは話しが合いそうだ、あっちでゆっくりと話さないか」
そう言って男性が女性をリードする様に歩いていった。
別に話に入りたいとは思わなかったが置いていかれると少し悲しさがあるな。
そんなことを考えていた時だった。
「静粛にー!」
そんな叫び声にも近いような声を上げるさっきの男よりも身なりの整った男性が前方のステージに立っていた。
「これより、今回の大会についての内容とルールを発表させてもらう!しっかりと聞くように」
確認のように周りを見渡すと深呼吸のあと、先程と同じ声で説明を始めた。
「これからあなたがたには二つの競技にて競ってもらう。一つは皆知っていると思うが、武術による対人戦だ。そしてもう一つは今からそこにあるテーブルで行ってもらう、ポーカーだ。カードは開始前に配らせて貰う、詳しくルールもその時だ。では今からポーカーの相手を決めるくじを行う、前にいる五人の兵士から一人一枚貰ってくれ貰ったものから一旦休息とする。三十分後に戻ってくるようになお、戻ってなかった場合失格とするのでそのつもりで。以上!」
話しが終わると同時に参加者は各々兵士から紙をもらっていく。
僕もその流れに乗って紙を受け取るとそのままいつもの場所へと駆けていく。
そこに着くと既にエマ様はいた。
「お待たせしました」
「ううん大丈夫だよ、それよりすぐに戻んなくちゃいけないのにごめんね?」
「いいえ、僕も会いたかったですから」
そう言うと少し赤くなるエマ様。
「私もだよ!シーデ!」
明るい笑顔でそう言われると照れるな、僕も今、顔赤いんだろうな。
「じゃあ、僕は行くんで」
「うん!頑張ってね!」
「はい!絶対勝ちます!」
そう言って笑顔で彼女の元をあとにし、また会場へと戻っていく。
それにしても、あれは好きになる人が増えるのも当たり前だよな。
そんな感想を抱きながら、会場に着くと意外と多くの人が既にそれぞれのテーブルの付近にいるようだった。
いよいよ、始まるんだ。
エマ様を手に入れる為には絶対勝たないと、武術以外も僕が得意なポーカーだし、負けるわけにはいかない。
「ふぅー……」
深呼吸をして僕も自分の戦場へと向かった。
大会にエントリーを果たした彼はその事を伝えようと心に決めてそこに居た。
そんな覚悟にも似たような気持ちだったからだろうか、彼は自然と強ばってしまう顔を解す様に深呼吸をしたり、頬を叩いたりしている。
微かな足音が路地の方からこちらに向かってくる。
「エマ様!……」
声をかけようとしたシーデが止まってしまう。
彼の前に現れたのはエマの様でエマじゃないような沈んだ表情をした少女だった。
「どうしたんですか?」
心配になったのかシーデが少し慌てた様子で彼女に駆け寄る。
「……うっ……シーデ」
そんな言葉を呟くと彼女の頬に静かな水滴が流れる。
「エマ様!?落ち着いてください」
かなりの驚愕だったのかシーデはこれ以上ないぐらいに慌てふためいていた。
「シーデがね?」
そう言ってまだ濡れている頬で笑顔を作るエマ。
シーデは彼女の言葉に我に返ったように落ち着きを見せると彼女の肩を支えていつもの木の下に移動し、二人は腰を下ろす。
「それでどうしたんですか?」
改めてと言うようにシーデはエマに質問すると彼女も落ち着いた様子で涙の理由を語り始める。
「実はね……」
エマの言葉が重なり、紡がれていく度にエマの表情は暗く重いものになっていく。
しかし、シーデは彼女の表情が重くなっていくのとは反比例する様にその表情を驚き、次に安堵そして明るいものにしていく。
それもそのはず、この時にエマが泣いていた理由として語ったのは大会についてのものだった。
自分が賞品として対象になっていることを昨日初めて伝えられた事。
そして、その大会にシーデはでないと言っていた事。
それらの事が理由として涙を流していたということだった。
語り終わったのか、また涙を目尻に浮かべ下唇をかむエマ。
「ぷっ……あっはっは」
いきなり笑い始めたシーデにその顔を驚愕の表情にするエマ。
「な、なんで笑うのよ!わ……私はシーデが良かったのに!」
驚愕から怒りに変わり始めたエマにシーデは目を見て微笑む。
「僕も、エマ様がいいです」
「じゃあ、なんで……」
「出るからですよ」
「えっ?」
また表情が驚愕に戻る。
「出るんですよ、その大会に僕も」
驚愕から羞恥に変わる。
「えっ?そうなの?でも、出ないって……」
そして表情は困惑へ。
「最後にエマ様にあった日の翌日に出したんですよ」
「でも、なんで?」
「なんで、ですか……」
少しの間、言うのを躊躇うようにしていたシーデだったがゆっくりと一歩一歩を踏みしめて歩くように言葉を繋げる。
「それはエマ様だからです。貴方を渡したくないからです!」
「えっ……その、シーデ?」
あたふたとし始めるエマにシーデは少し真面目な様子で話し始める。
「僕はエマ様が、その……好きなんです」
「えっ!?……」
羞恥があった表情がさらに赤く染まっていく。
それはシーデも同様で目に見えて分かるくらいに緊張し、彼女と同じ赤い頬になっていた。
「……それで、エマ様……僕は優勝したらあなたが欲しいです。この願い……聞き届けて頂けますか?」
そう言ってエマの目を見るシーデ。
エマはまだ赤い頬に笑みを浮かべながらも少し涙ぐんだ瞳でそんな彼の目を見つめ返す。
「はい!その願い叶えて差し上げます」
いつもとは違う堅い言葉で返事をするがその返事とは逆にいつもの笑顔でシーデの手をとる。
「……ありがとうございます」
そう言って感謝を伝えたシーデはまだ笑みのまま涙を流すエマをそっと抱き寄せた。
抱き合う二人の周りを風が走り、木々が音を立て、近くにいた鳥が鳴き声と共に飛び立つ。
それは二人を祝福する様にも思えた瞬間だった。
エマの顔からはいつからか涙が消えて笑みだけが残っていた。
それから一週間後の大会当日。
僕は今回の会場となる街の中央広場に来ていた。
会場は中央広場か、まぁ大会には丁度いい場所だろ。
結構いるな、これ全部参加者なのかな?
「あの、すみません。ここにいる人って全員参加者ですか?」
僕は近くに居た兵士に話しかける。
「あっはっは、違うよ。ここにロープで作ってある仕切りがあるだろ?これより君側が参加者がいるスペースで反対側が観客のスペースだよ」
「そうなんですか、ありがとうございます。では、なんでこちら側にテーブルがあるんですか?」
「それは始まるの秘密だな」
てことは武術以外の何かがはじめに行われるって事か、少しでも怪我人を減らす対策なのかな。
「ありがとうございます」
「おう!頑張れよ!」
そう言ってくれた気持ちのいい兵士に別れを告げて周りをウロウロとして見る。
中々強そうな人達が多いな、優勝出来るだろうか。
負けるつもりは無いがそんな不安が湧き出てくる。
「ダメだ、エマ様の為にも頑張らないと」
「おっお前も姫狙いか、奇遇だな俺もだ!」
そう言って話しかけて来たのは身なりのいい二十歳位の男性だった。
「やっぱ、いいよなあの姫様」
「そ、そうですね」
何となく困るな、離れよう。
「お互い頑張りましょう、では僕はこれ……「なになに?姫の話?私も混ぜて!」」
僕の言葉を遮って入って来たのは僕より少し年上位の女性だった。
「それで、二人とも姫狙いなの?」
「ああ、そうだ」
「じゃあ、ライバルだね!私もだよ」
「でも、君は女性ではないか」
「そんなの関係ないよ、愛があれば……」
関係ないのか。
「……それもそうだな、愚問だった。許してくれ」
納得するのか。
僕を置いて二人は会話を進めていく、まぁ元々入りたいとも思わないけど。
「君とは話しが合いそうだ、あっちでゆっくりと話さないか」
そう言って男性が女性をリードする様に歩いていった。
別に話に入りたいとは思わなかったが置いていかれると少し悲しさがあるな。
そんなことを考えていた時だった。
「静粛にー!」
そんな叫び声にも近いような声を上げるさっきの男よりも身なりの整った男性が前方のステージに立っていた。
「これより、今回の大会についての内容とルールを発表させてもらう!しっかりと聞くように」
確認のように周りを見渡すと深呼吸のあと、先程と同じ声で説明を始めた。
「これからあなたがたには二つの競技にて競ってもらう。一つは皆知っていると思うが、武術による対人戦だ。そしてもう一つは今からそこにあるテーブルで行ってもらう、ポーカーだ。カードは開始前に配らせて貰う、詳しくルールもその時だ。では今からポーカーの相手を決めるくじを行う、前にいる五人の兵士から一人一枚貰ってくれ貰ったものから一旦休息とする。三十分後に戻ってくるようになお、戻ってなかった場合失格とするのでそのつもりで。以上!」
話しが終わると同時に参加者は各々兵士から紙をもらっていく。
僕もその流れに乗って紙を受け取るとそのままいつもの場所へと駆けていく。
そこに着くと既にエマ様はいた。
「お待たせしました」
「ううん大丈夫だよ、それよりすぐに戻んなくちゃいけないのにごめんね?」
「いいえ、僕も会いたかったですから」
そう言うと少し赤くなるエマ様。
「私もだよ!シーデ!」
明るい笑顔でそう言われると照れるな、僕も今、顔赤いんだろうな。
「じゃあ、僕は行くんで」
「うん!頑張ってね!」
「はい!絶対勝ちます!」
そう言って笑顔で彼女の元をあとにし、また会場へと戻っていく。
それにしても、あれは好きになる人が増えるのも当たり前だよな。
そんな感想を抱きながら、会場に着くと意外と多くの人が既にそれぞれのテーブルの付近にいるようだった。
いよいよ、始まるんだ。
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