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なにか、みつけた
ぼくの浮気現場
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「だまれよ、アール!」
「ジェイ、なんだよ、いきなり……」
ぼくの剣幕に面食らって、アールは体を離した。ぼくは真っ裸で、毛布を跳ね返しベッドから出ると、脱ぎ捨ててあったボクサーを穿いた。
「おまえなんかに、エムのことを、とやかく言われる筋合いはない!」
「だって、ジェイが、最初に言ったんじゃないか。エムは年寄りだとか、根暗だとか、不器用で案外ドジで、おまけにケチだとか」
「うるさい! うるさい! うるさい! エムは、スマートでグッドルッキングで正義感のある立派な男だ! おまえなんか、エムの足元にも及ばない!」
ぼくはジーンズをはいてTシャツを着ると、リュックを引っつかんだ。
「おい、帰るのか、ジェイ。今日は泊まっていくはずじゃなかったのか、おい」
ぼくは返事もせずに玄関ドアを乱暴に閉めて、アールのワンルームマンションから飛び出した。
外は、まだ、ほんのりと明るい。
西の空には夕焼けが残って、街路灯は点り始めたばかりだ。
さて、これから、どうしよう。
癇癪なんか起こすんじゃなかった。せっかく、今夜の宿泊先を確保できたのに。かといって、これからノコノコ家に帰るなんて、絶対に嫌だ。
ぼくは憂鬱な気分で、当てもなく、たそがれどきの街を歩き始めた。
「ジェイ、なんだよ、いきなり……」
ぼくの剣幕に面食らって、アールは体を離した。ぼくは真っ裸で、毛布を跳ね返しベッドから出ると、脱ぎ捨ててあったボクサーを穿いた。
「おまえなんかに、エムのことを、とやかく言われる筋合いはない!」
「だって、ジェイが、最初に言ったんじゃないか。エムは年寄りだとか、根暗だとか、不器用で案外ドジで、おまけにケチだとか」
「うるさい! うるさい! うるさい! エムは、スマートでグッドルッキングで正義感のある立派な男だ! おまえなんか、エムの足元にも及ばない!」
ぼくはジーンズをはいてTシャツを着ると、リュックを引っつかんだ。
「おい、帰るのか、ジェイ。今日は泊まっていくはずじゃなかったのか、おい」
ぼくは返事もせずに玄関ドアを乱暴に閉めて、アールのワンルームマンションから飛び出した。
外は、まだ、ほんのりと明るい。
西の空には夕焼けが残って、街路灯は点り始めたばかりだ。
さて、これから、どうしよう。
癇癪なんか起こすんじゃなかった。せっかく、今夜の宿泊先を確保できたのに。かといって、これからノコノコ家に帰るなんて、絶対に嫌だ。
ぼくは憂鬱な気分で、当てもなく、たそがれどきの街を歩き始めた。
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