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なにか、みつけた
ぼくの足元のビックリ箱
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これからどうしようかと思いながらトボトボ歩いていたら、コンビニから出て来た見ず知らずのおばさんがジロジロとぼくを見て通り過ぎて行った。それで、ようやくTシャツを、裏返しな上に前後逆に着ていたことに気が付いた。
最悪だ、まったく。
ぼくはむしゃくしゃして、足元の小石を蹴っ飛ばした。
小石は、道の脇の拉げた段ボール箱に勢いよくぶつかった。
「ムニャ!」と声がして、灰色の子猫がビックリ箱よろしく飛び出してきた。
見れば、その段ボール箱には、『かわいい仔猫、拾ってください』とデカデカと書いてある。
「えっ? 捨て猫?」
ウソだろ。段ボール箱に『かわいい仔猫、拾ってください』って本当に書いて、捨てるやつがいるのか? そんなの、漫画だけにしろよ。
なにが『かわいい仔猫』だ。かわいいなら、捨てるなよ!
猫の遺棄は、歴とした犯罪だぞ!!
仔猫は目が合うと、ぼくの足元までちょこちょこ歩いてきた。
ぼくが「やぁ」と挨拶すると、仔猫は「ミニャ」と答えた。
「おどかして、ごめんな」
「ミニャ」
「おまえ、捨てられたのか」
「ミニャ」
仔猫にそっと触れてみる。逃げもしないし、怖がりもしない。暖かくて、とても柔らかい。撫でると、ゴロゴロと喉を鳴らした。
こんなに人懐っこくて警戒心がないなら、すぐに人に捕まっちゃうじゃないか。それが虐待魔だったら、どうすんだ。
それか、よたよた歩いて車道に出て行ったら、あっという間に自動車に轢かれてしまう。
ぼくは仔猫を抱き上げると、段ボール箱の中に戻した。
箱の中にはドライのキャットフードが、ぶちまけてあった。すでに、虫がたかっている。よけいに、捨てたヤツにムカついた。
「ちょっと、待ってて。すぐに戻るから、箱から出ちゃダメだよ」
仔猫に言い聞かせると、ダッシュでコンビニに引き返した。
最悪だ、まったく。
ぼくはむしゃくしゃして、足元の小石を蹴っ飛ばした。
小石は、道の脇の拉げた段ボール箱に勢いよくぶつかった。
「ムニャ!」と声がして、灰色の子猫がビックリ箱よろしく飛び出してきた。
見れば、その段ボール箱には、『かわいい仔猫、拾ってください』とデカデカと書いてある。
「えっ? 捨て猫?」
ウソだろ。段ボール箱に『かわいい仔猫、拾ってください』って本当に書いて、捨てるやつがいるのか? そんなの、漫画だけにしろよ。
なにが『かわいい仔猫』だ。かわいいなら、捨てるなよ!
猫の遺棄は、歴とした犯罪だぞ!!
仔猫は目が合うと、ぼくの足元までちょこちょこ歩いてきた。
ぼくが「やぁ」と挨拶すると、仔猫は「ミニャ」と答えた。
「おどかして、ごめんな」
「ミニャ」
「おまえ、捨てられたのか」
「ミニャ」
仔猫にそっと触れてみる。逃げもしないし、怖がりもしない。暖かくて、とても柔らかい。撫でると、ゴロゴロと喉を鳴らした。
こんなに人懐っこくて警戒心がないなら、すぐに人に捕まっちゃうじゃないか。それが虐待魔だったら、どうすんだ。
それか、よたよた歩いて車道に出て行ったら、あっという間に自動車に轢かれてしまう。
ぼくは仔猫を抱き上げると、段ボール箱の中に戻した。
箱の中にはドライのキャットフードが、ぶちまけてあった。すでに、虫がたかっている。よけいに、捨てたヤツにムカついた。
「ちょっと、待ってて。すぐに戻るから、箱から出ちゃダメだよ」
仔猫に言い聞かせると、ダッシュでコンビニに引き返した。
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