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第473話 感謝の意を
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「っっっっっっ!!!!!!!???????」
ヴォルバーノドラゴンは……紛れもない、Aランクのドラゴン。
眠りから覚めたばかりとはいえ、イシュドとジャレスの戦闘により、文字通り体が暖まった。
彼が暴れれ続ければ、多数の原住民たちが殺された……最寄り街であるアルバンカにまで被害が出てもおかしくなかった。
だが…………敢えて敗因を上げるのであれば、相手が悪かった。
どちらもアタッカー、タッグ構成はお世辞にも良いとは言えない。
しかし、一人はヴォルバーノドラゴンが纏う炎に耐える為に、自分も全身に炎を纏えば良いのだと判断して尻尾を掴んでぶん投げる……本当にそれを実行してしまう変態狂戦士。
ぶん投げられるヴォルバーノドラゴンも尾に、全身に力を込めれば逆にイシュドを投げ飛ばせた可能性はあったものの……反射的に力の流れを読み投げ続ける為、本当に質が悪い。
そして……もう一人の戦士は、とにかく堅かった。
加えて、Aランクドラゴンの物理攻撃に対して、真正面から打ち合える程の攻撃力を有していた。
ただ……それだけではなく、恐怖心がぶっ壊れていたからこそ、真正面から対処することが出来た。
行動と反応が変態な狂戦士と、恐怖心がぶっ壊れている凶戦士のタッグ……数多くの人間、強者を葬ってきたヴォルバーノドラゴンの戦歴の中でも過去になかった変態コンビ。
最後の最後……技術、気力、攻撃力、タイミング……全てが申し分ない会心の一撃を叩き込まれ、その首を斬り落とされるのだった。
「…………ぃよ、っしゃああああああああああああああ!!!!!!!!!」
「はっはっは!!!!!!!! 俺たちの、勝ちだっ!!!!!!!!!!!!!」
イシュドと共に、Aランクドラゴンを討伐出来た。
その事実に、感動に……ジャレスは心の底から喜びの声を上げた。
そしてイシュドもジャレスと協力してとはえ、初めてのAランクドラゴンの討伐に成功し、まだ高揚感が収まらない。
その高揚感を発散する為に……だけではなく、紅鱗の地全体に知らせる為に、高らかに勝利宣言を行った。
「なんとっ!!!!」
「ははっ!! 流石イシュドとジャレスさんだ」
「ふぃ~~~、やっとか~~~」
原住民、ガルフたち……反応はそれぞれだが、全員目の前で起きた結果に対し……喜びの感情が一番であったのは間違いない。
対して、先程までガルフたちや原住民たちを相手に暴れていたモンスターたちは、一目で解るほど驚きの表情を浮かべていた。
「っと……いよい、しょと」
その後、イシュドは素早く切断されたヴォルバーノドラゴンの死体を回収し、まだモンスターたちが残っている開けた場所へ移動。
「さてさて……おい、モンスターども……まだ、戦るか?」
「「「「「「「「「「っっっ…………」」」」」」」」」」
「こっちは、まだまだ体が熱ぃんだ。その気があんなら、相手になるぜ」
「「「「「「「「「「っ、……」」」」」」」」」
「その気がねぇんなら、失せやがれッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
「「「「「「「「「「っっっっっ!!!!!!!!!」」」」」」」」」」
野性の本能が、本来種として上に位置するモンスターとしてのプライドがまさり、最後の殲滅戦が始まる…………ことはなく、一斉に何処かへ散っていく。
開けた場所にいたモンスターたちだけではなく、他の場所で暴れ回っていた今回ヴォルバーノドラゴンが復活した要因が人間にあると判断し、原住民たちに襲い掛かった個体たちも、脇目も振らず散っていった。
「んだよ……ヴォルバーノドラゴンみたいに骨がねぇ連中だな」
実際のところ、イシュドは殺気を撒き散らしていただけではなく、まだバーサーカーソウルを発動した状態のままであり、本人が思っている以上に濃厚な殺気を撒き散らしていた。
それこそ……Bランクのモンスターであっても、脳裏に自身が殺されるイメージが思い浮かぶほどのプレッシャーを与えてた。
「いやぁ~~~、超おっかない殺気を零してましたからね」
「そうだったか?」
「えぇ、そうですよ」
「おそらくですが、ヴォルバーノドラゴンとの戦闘で高まった熱が全て殺気へ転換したのでしょう」
「おっ!!! リベヌ。どうよ、楽しめたか?」
「その話は後でいたしましょう。話の続きですが、Aランクドラゴンとの激闘で高まった熱が殺気へと転換されたことで、イシュド様が思っていた以上の圧をモンスターたちに叩き込みました。それこそ、ただ殺されるのではなく、一方的に殺されるほどのイメージを叩き込まれたのでしょう」
「ほ~~~ん……まっ、確かに胸がクソ熱くなってたのは間違いねぇからな……おっ、ガルフ。ドルクたちも無事だったか」
災害のメインを討伐したイシュド、ジャレスの元へ続々と人が集まってきた。
「うん、なんとかね」
「オ前タチノオ陰デ、生キ延ビルコトガ出来タ。感謝スル、イシュド……ソレニジャレス」
「礼には及ばねぇってやつよ、ドルク。ぶっちゃけ、俺らはAランクドラゴンと戦れる絶好の機会を逃すか!!!! って感じでヴォルバーノドラゴンの元へ向かったわけだしな、ジャレス」
「いやぁ~~~~、正直なところその気持ちで一杯でしたね。狂戦士としての闘争欲が湧き上がってしまったと言いますか、爆発してしまったと言いますか」
「はっはっは!!! やっぱそうなるよな。てな訳だからよ、ドルク。あとあんたらも、別にそんな気にしなくて良からな」
今回の闘争で間違いなく主役と言える二人が、気にするなと笑って答えた。
言葉が解る原住民たちは、それが本音なのか……自分たちに気を遣った故の言葉なのかまでは解らない。
それでも……今は、真の戦士たちに、ただただ感謝の意を伝えたかった。
ヴォルバーノドラゴンは……紛れもない、Aランクのドラゴン。
眠りから覚めたばかりとはいえ、イシュドとジャレスの戦闘により、文字通り体が暖まった。
彼が暴れれ続ければ、多数の原住民たちが殺された……最寄り街であるアルバンカにまで被害が出てもおかしくなかった。
だが…………敢えて敗因を上げるのであれば、相手が悪かった。
どちらもアタッカー、タッグ構成はお世辞にも良いとは言えない。
しかし、一人はヴォルバーノドラゴンが纏う炎に耐える為に、自分も全身に炎を纏えば良いのだと判断して尻尾を掴んでぶん投げる……本当にそれを実行してしまう変態狂戦士。
ぶん投げられるヴォルバーノドラゴンも尾に、全身に力を込めれば逆にイシュドを投げ飛ばせた可能性はあったものの……反射的に力の流れを読み投げ続ける為、本当に質が悪い。
そして……もう一人の戦士は、とにかく堅かった。
加えて、Aランクドラゴンの物理攻撃に対して、真正面から打ち合える程の攻撃力を有していた。
ただ……それだけではなく、恐怖心がぶっ壊れていたからこそ、真正面から対処することが出来た。
行動と反応が変態な狂戦士と、恐怖心がぶっ壊れている凶戦士のタッグ……数多くの人間、強者を葬ってきたヴォルバーノドラゴンの戦歴の中でも過去になかった変態コンビ。
最後の最後……技術、気力、攻撃力、タイミング……全てが申し分ない会心の一撃を叩き込まれ、その首を斬り落とされるのだった。
「…………ぃよ、っしゃああああああああああああああ!!!!!!!!!」
「はっはっは!!!!!!!! 俺たちの、勝ちだっ!!!!!!!!!!!!!」
イシュドと共に、Aランクドラゴンを討伐出来た。
その事実に、感動に……ジャレスは心の底から喜びの声を上げた。
そしてイシュドもジャレスと協力してとはえ、初めてのAランクドラゴンの討伐に成功し、まだ高揚感が収まらない。
その高揚感を発散する為に……だけではなく、紅鱗の地全体に知らせる為に、高らかに勝利宣言を行った。
「なんとっ!!!!」
「ははっ!! 流石イシュドとジャレスさんだ」
「ふぃ~~~、やっとか~~~」
原住民、ガルフたち……反応はそれぞれだが、全員目の前で起きた結果に対し……喜びの感情が一番であったのは間違いない。
対して、先程までガルフたちや原住民たちを相手に暴れていたモンスターたちは、一目で解るほど驚きの表情を浮かべていた。
「っと……いよい、しょと」
その後、イシュドは素早く切断されたヴォルバーノドラゴンの死体を回収し、まだモンスターたちが残っている開けた場所へ移動。
「さてさて……おい、モンスターども……まだ、戦るか?」
「「「「「「「「「「っっっ…………」」」」」」」」」」
「こっちは、まだまだ体が熱ぃんだ。その気があんなら、相手になるぜ」
「「「「「「「「「「っ、……」」」」」」」」」
「その気がねぇんなら、失せやがれッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
「「「「「「「「「「っっっっっ!!!!!!!!!」」」」」」」」」」
野性の本能が、本来種として上に位置するモンスターとしてのプライドがまさり、最後の殲滅戦が始まる…………ことはなく、一斉に何処かへ散っていく。
開けた場所にいたモンスターたちだけではなく、他の場所で暴れ回っていた今回ヴォルバーノドラゴンが復活した要因が人間にあると判断し、原住民たちに襲い掛かった個体たちも、脇目も振らず散っていった。
「んだよ……ヴォルバーノドラゴンみたいに骨がねぇ連中だな」
実際のところ、イシュドは殺気を撒き散らしていただけではなく、まだバーサーカーソウルを発動した状態のままであり、本人が思っている以上に濃厚な殺気を撒き散らしていた。
それこそ……Bランクのモンスターであっても、脳裏に自身が殺されるイメージが思い浮かぶほどのプレッシャーを与えてた。
「いやぁ~~~、超おっかない殺気を零してましたからね」
「そうだったか?」
「えぇ、そうですよ」
「おそらくですが、ヴォルバーノドラゴンとの戦闘で高まった熱が全て殺気へ転換したのでしょう」
「おっ!!! リベヌ。どうよ、楽しめたか?」
「その話は後でいたしましょう。話の続きですが、Aランクドラゴンとの激闘で高まった熱が殺気へと転換されたことで、イシュド様が思っていた以上の圧をモンスターたちに叩き込みました。それこそ、ただ殺されるのではなく、一方的に殺されるほどのイメージを叩き込まれたのでしょう」
「ほ~~~ん……まっ、確かに胸がクソ熱くなってたのは間違いねぇからな……おっ、ガルフ。ドルクたちも無事だったか」
災害のメインを討伐したイシュド、ジャレスの元へ続々と人が集まってきた。
「うん、なんとかね」
「オ前タチノオ陰デ、生キ延ビルコトガ出来タ。感謝スル、イシュド……ソレニジャレス」
「礼には及ばねぇってやつよ、ドルク。ぶっちゃけ、俺らはAランクドラゴンと戦れる絶好の機会を逃すか!!!! って感じでヴォルバーノドラゴンの元へ向かったわけだしな、ジャレス」
「いやぁ~~~~、正直なところその気持ちで一杯でしたね。狂戦士としての闘争欲が湧き上がってしまったと言いますか、爆発してしまったと言いますか」
「はっはっは!!! やっぱそうなるよな。てな訳だからよ、ドルク。あとあんたらも、別にそんな気にしなくて良からな」
今回の闘争で間違いなく主役と言える二人が、気にするなと笑って答えた。
言葉が解る原住民たちは、それが本音なのか……自分たちに気を遣った故の言葉なのかまでは解らない。
それでも……今は、真の戦士たちに、ただただ感謝の意を伝えたかった。
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