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第80話 噂の内容
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「……イシュド。今更なんですが、生徒会室という役員? たちが仕事をしている場に遊びに行っても良いものなのですか?」
「大丈夫だろ。ほら、仕事の頑張り過ぎも良くないだろ」
そう言いながらも、イシュドの手元には菓子折りや茶葉などは一切ない。
「イシュド、私は反対しましたわよ」
「はいはい。もう何度も聞いたって。つ~か、本当はクリスティールさんに会えるのが嬉しいくせによ~~~」
「う、うるさいですわ!!!!」
因みにガルフは一応ミシェラよりの意見であり、フィリップはイシュドよりの意見だった。
「うっし、着いた。こんちゃーす、イシュドで~~す」
扉をノックしながら、自分の名を告げる。
明らかに生徒会室に用がある生徒の態度ではなく、頭を抱えてため息を吐くミシェラ。
「ほいほいほ~~~い。久しぶりだね~~」
「う~~っす」
「もしかして会長に用な感じ?」
「そんな感じっす」
「おっけ~~~。入って入っちゃって~~~」
書記の女子生徒はなんのアポもないイシュドたちは生徒会室に入れ、客が来たので紅茶の用意を始めた。
「あら、イシュド君たちじゃないですか」
「げっ!!! ……お前たち、一体何の用だ」
「会長に用があるのではないか?」
「大体そんな感じっすね~~。だからそんな驚かなくても大丈夫っすよ~、インテリメガネパイセン」
「っ……その呼び名、どうにかならんのか」
普通に名前で呼べと強制的に訂正させたいところだが、彼もイシュドの激闘祭、特別試合での戦いっぷりを見ていたため、強く前に出れない。
「……そちらが、噂の留学生さんですね」
「イブキ・アカツキと申します、生徒会長殿」
深々と、学生の長であるクリスティールに頭を下げるイブキ。
初対面ではあるが、クリスティールに敬意を持って対応するイブキを見て、他の役員たちは「そうだよな、これが普通よだな」と思いながら……普通ではないイシュドにチラッと視線を向けた。
「初めまして、イブキさん。クリスティール・アルバレシアです。学園生活で何か困ったことがあれば、いくらでも相談してください」
「お気遣い、感謝します」
留学生との挨拶が済んだところで、クリスティールもイシュドに視線を向ける。
「ところでイシュド君。あなた……今日の朝、臨時教師として赴任して頂いたイブキさんのお兄さんであるシドウ先生と戦ったとお聞きしましたが」
「おぅ、耳が早いっすね。いやぁ~~~~、完敗だったっすね。もう、綺麗にバッサリ斬られちゃったっすよ~~~」
「「「「っ!!!!」」」」
四人は一応、流れてきた噂は全て記憶している。
いきなりイシュドからシドウに死合いを申し込み、刀を使って戦い……一度死んだと。
バッサリ斬られたという表現から、本当に一度死んだという情報が嘘ではないのが窺える。
「ね、ねぇ。それって、本当にこう……体を真っ二つに斬られちゃったの?」
「真っ二つって言うか、ここからスパッと切断されちゃたっすね」
右肩から下を斬るジェスチャーを行うイシュド。
あっはっはっは!!! と何故イシュドが笑っているのか、四人にはあまり理解出来ない。
「では、あれか。え、エリクサーを持っていたというのも、本当なのか」
「勿論すよ。エリクサーがなかったら俺生きてないし、そもそもエリクサーがなかったら、俺シドウ先生にあんな無茶なこと申し込んでないっすよ」
無茶な申し出である自覚がイシュドにあったことに、ミシェラたちは少々驚いた。
「あなた……ちゃんと、自覚はありましたのね」
「あるに決まってんだろ。俺をなんだと思ってんだよ」
「デリカシー皆無の最低紳士な狂戦士といったところですわね」
「……だっはっは!!!!! 言うようになったじゃねぇかクソデカパイ」
何度言っても呼び名を直さないため、相変わらず苛立ちを感じるものの、今回は叫んで訂正させようとはせず、ただ拳を握る力を強め、いつか絶対に叩き斬ると再度誓う。
「あなたが死んだ、という事はイシュド君が負けた、のですね」
「負けたっすよ、マジで本当に、絶対にこっちの刃が届かないって感じじゃなかったんすけどね~~~。多分、シドウ先生ってレベル六十越えてるんじゃないっすかね」
実際に刀を合わせたイシュドにとっては、侍系統の職業に就いているにもかかわらず、レベル六十を越えていなければあの堅牢な刀技や読み、回避動作などに納得出来ない。
「けどよ、イシュドはその戦いでバーサーカーソウルを使ってなかったんじゃねぇのか?」
「そうだな。けど、刀は繊細な武器だから基本的に高揚感が増すバーサーカーソウルとは相性が良くないんだよ」
急激な身体能力の上昇、多少技術力が荒くなっても耐えられるように造られたイシュドの名刀だが、イシュドとしてはシドウとの死合いの際……本物の侍、自分の刀技がどこまで通用するのか、本気で試したかった。
そういった思いもあったため、あの戦いでバーサーカーソウルを使うという選択肢はなかった。
「けどよ、使ってたらまた結果も変わってたんじゃねぇか?」
「さぁ、どうだろうな~~~。シドウ先生は俺の強さを信じてたからこそ、体勢が崩れても轟破裂断に対応出来たって言ってくれたけど、まだ余裕を隠してそうだしな~~~~~…………俺本来の武器を使ったとしても、絶対とは言えないかもな」
「イシュドにそこまで言わせるか……超強い人なんだな」
「僕としては、イシュドが斬られた光景は心臓に悪かったけどね」
「だから~、それは悪かったって~~。機嫌直してくれよ~~、ガルフ~~~」
イブキの紹介、噂のシドウとの死合いについて聞き終えた。
しかし、クリスティールは他にも……イシュドが何か自分に伝えたい事があるのではと思っていた。
(噂の詳細を聞けたのは嬉しですが、何か他にも伝えたい事がある様な………………っ!!!!)
イシュドが何を自分に伝えたいのか気付いたクリスティールは、なるべく顔に出ないように抑えた。
だが、僅かな変化をイシュドは見逃さず、気付いてくれたことに対し、いたずらっ子の様な笑みを浮かべた。
(そういう、事ですか……まぁ、仕方ありませんね)
イシュドと言えば、問題の中心にいる男。
そんな男が、イブキという留学生を紹介してきた。
つまり、イブキはイシュドたちのいつメンに入ったということになる。
(確かにイブキさんは、珍しいタイプの美人さんですから……問題が起きないでほしいというのは、到底叶わない願いでしょう)
「大丈夫だろ。ほら、仕事の頑張り過ぎも良くないだろ」
そう言いながらも、イシュドの手元には菓子折りや茶葉などは一切ない。
「イシュド、私は反対しましたわよ」
「はいはい。もう何度も聞いたって。つ~か、本当はクリスティールさんに会えるのが嬉しいくせによ~~~」
「う、うるさいですわ!!!!」
因みにガルフは一応ミシェラよりの意見であり、フィリップはイシュドよりの意見だった。
「うっし、着いた。こんちゃーす、イシュドで~~す」
扉をノックしながら、自分の名を告げる。
明らかに生徒会室に用がある生徒の態度ではなく、頭を抱えてため息を吐くミシェラ。
「ほいほいほ~~~い。久しぶりだね~~」
「う~~っす」
「もしかして会長に用な感じ?」
「そんな感じっす」
「おっけ~~~。入って入っちゃって~~~」
書記の女子生徒はなんのアポもないイシュドたちは生徒会室に入れ、客が来たので紅茶の用意を始めた。
「あら、イシュド君たちじゃないですか」
「げっ!!! ……お前たち、一体何の用だ」
「会長に用があるのではないか?」
「大体そんな感じっすね~~。だからそんな驚かなくても大丈夫っすよ~、インテリメガネパイセン」
「っ……その呼び名、どうにかならんのか」
普通に名前で呼べと強制的に訂正させたいところだが、彼もイシュドの激闘祭、特別試合での戦いっぷりを見ていたため、強く前に出れない。
「……そちらが、噂の留学生さんですね」
「イブキ・アカツキと申します、生徒会長殿」
深々と、学生の長であるクリスティールに頭を下げるイブキ。
初対面ではあるが、クリスティールに敬意を持って対応するイブキを見て、他の役員たちは「そうだよな、これが普通よだな」と思いながら……普通ではないイシュドにチラッと視線を向けた。
「初めまして、イブキさん。クリスティール・アルバレシアです。学園生活で何か困ったことがあれば、いくらでも相談してください」
「お気遣い、感謝します」
留学生との挨拶が済んだところで、クリスティールもイシュドに視線を向ける。
「ところでイシュド君。あなた……今日の朝、臨時教師として赴任して頂いたイブキさんのお兄さんであるシドウ先生と戦ったとお聞きしましたが」
「おぅ、耳が早いっすね。いやぁ~~~~、完敗だったっすね。もう、綺麗にバッサリ斬られちゃったっすよ~~~」
「「「「っ!!!!」」」」
四人は一応、流れてきた噂は全て記憶している。
いきなりイシュドからシドウに死合いを申し込み、刀を使って戦い……一度死んだと。
バッサリ斬られたという表現から、本当に一度死んだという情報が嘘ではないのが窺える。
「ね、ねぇ。それって、本当にこう……体を真っ二つに斬られちゃったの?」
「真っ二つって言うか、ここからスパッと切断されちゃたっすね」
右肩から下を斬るジェスチャーを行うイシュド。
あっはっはっは!!! と何故イシュドが笑っているのか、四人にはあまり理解出来ない。
「では、あれか。え、エリクサーを持っていたというのも、本当なのか」
「勿論すよ。エリクサーがなかったら俺生きてないし、そもそもエリクサーがなかったら、俺シドウ先生にあんな無茶なこと申し込んでないっすよ」
無茶な申し出である自覚がイシュドにあったことに、ミシェラたちは少々驚いた。
「あなた……ちゃんと、自覚はありましたのね」
「あるに決まってんだろ。俺をなんだと思ってんだよ」
「デリカシー皆無の最低紳士な狂戦士といったところですわね」
「……だっはっは!!!!! 言うようになったじゃねぇかクソデカパイ」
何度言っても呼び名を直さないため、相変わらず苛立ちを感じるものの、今回は叫んで訂正させようとはせず、ただ拳を握る力を強め、いつか絶対に叩き斬ると再度誓う。
「あなたが死んだ、という事はイシュド君が負けた、のですね」
「負けたっすよ、マジで本当に、絶対にこっちの刃が届かないって感じじゃなかったんすけどね~~~。多分、シドウ先生ってレベル六十越えてるんじゃないっすかね」
実際に刀を合わせたイシュドにとっては、侍系統の職業に就いているにもかかわらず、レベル六十を越えていなければあの堅牢な刀技や読み、回避動作などに納得出来ない。
「けどよ、イシュドはその戦いでバーサーカーソウルを使ってなかったんじゃねぇのか?」
「そうだな。けど、刀は繊細な武器だから基本的に高揚感が増すバーサーカーソウルとは相性が良くないんだよ」
急激な身体能力の上昇、多少技術力が荒くなっても耐えられるように造られたイシュドの名刀だが、イシュドとしてはシドウとの死合いの際……本物の侍、自分の刀技がどこまで通用するのか、本気で試したかった。
そういった思いもあったため、あの戦いでバーサーカーソウルを使うという選択肢はなかった。
「けどよ、使ってたらまた結果も変わってたんじゃねぇか?」
「さぁ、どうだろうな~~~。シドウ先生は俺の強さを信じてたからこそ、体勢が崩れても轟破裂断に対応出来たって言ってくれたけど、まだ余裕を隠してそうだしな~~~~~…………俺本来の武器を使ったとしても、絶対とは言えないかもな」
「イシュドにそこまで言わせるか……超強い人なんだな」
「僕としては、イシュドが斬られた光景は心臓に悪かったけどね」
「だから~、それは悪かったって~~。機嫌直してくれよ~~、ガルフ~~~」
イブキの紹介、噂のシドウとの死合いについて聞き終えた。
しかし、クリスティールは他にも……イシュドが何か自分に伝えたい事があるのではと思っていた。
(噂の詳細を聞けたのは嬉しですが、何か他にも伝えたい事がある様な………………っ!!!!)
イシュドが何を自分に伝えたいのか気付いたクリスティールは、なるべく顔に出ないように抑えた。
だが、僅かな変化をイシュドは見逃さず、気付いてくれたことに対し、いたずらっ子の様な笑みを浮かべた。
(そういう、事ですか……まぁ、仕方ありませんね)
イシュドと言えば、問題の中心にいる男。
そんな男が、イブキという留学生を紹介してきた。
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